クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

ミニ・ミニトリップ競馬場線

2011-01-22 06:26:26 | Weblog
今日の投稿はねこの話ではありません。あしからず。
我が街を走る京王線で長く走り続けて来た、6000型電車がこの3月で全車引退すると言う。それを記念してヘッドマークを付けた運行をしていると言う事が、京王電鉄のホームページで発表され、新聞の地方面でも取り上げられた。と言う事で僕も、鉄道雑誌の発売日に、書店に買い物がてら昨日乗りに出掛けた。題して『ミニミニトリップ競馬場線』。
全国の鉄道の中でも競馬場への輸送を目的に建設されたのは、この京王競馬場線だけだろう。この線の歴史は古く僕が小学校入学前の昭和27、8年。当時は鉄板の行き先板に馬の蹄鉄が描かれ、その中に府中競馬正門前と書かれてあった。この線は府中の1つ手前の東府中駅から競馬場の正門前迄900メートル程下るだけの枝線だ。しかしダービーや天皇賞等の大レースが開催される時は、短時間に数万人もの人を輸送せねばならず複線になっている。途中に閉塞信号機も設置され、2~3分間隔での運転も可能となっている。
競馬に関心の無い僕は、直ぐ近くに住みながらこの線に乗る事は滅多に無い。昨日が初乗りに近い。平日の運転は、この6000型2両のワンマン運転で、運行時間2分。運転士の運行表を見ると20回近く往復するように組まれてあった。そして駅も無人のようであった。自動出札機と改札機があれば良いのだろう。何かあれば東府中の社員が直ぐに駆けつけられるのだから。
トリップを終え、京王線府中駅迄歩いても15・6分。寒くもあり、腰の具合も今一つなので電車に乗ってしまったが、あと2ヵ月後の桜のシーズンに散策しようと思う。