涙の１年も

今年位涙を流した１年も無かった。大震災当日、中継画像の目の前で家が流され、人間の無力に涙を流し、毎日の朝刊１面には、死者と行方不明者の数が掲載されるようになった。昨日現在の行方不明者は、３４５１人とある。１０ヶ月も経つのにこの数字である。何と恐ろしい事であろうか。被災地はまた雪の季節を迎えた。薄い鉄板壁の仮設住宅では、健康を害する人も多くなるだろう。その方々を思うと涙。
福島県浜通は原発事故で、これからも無人地帯が出そうである。この土地で暮らしていた方々は何処へ行くのだろうか。愛する家族と離れ離れになったワン・ニャンにも涙。新しいお家が見つかり、愛する家族と暮らせると言う事を読むとまた涙。年を取ると涙腺が弱くなる。
大きな揺れに見舞われたが、住まいも壊れず、愛猫と孫に囲まれて新年を迎えられる事に感謝の涙を流す。クーもココも大きな地震が来ると身を隠す事を学んだ。
明日から始まる年が、笑顔の１年となるように祈りを捧げる。
今年１年ご愛読ありがとうございました。クー・ココ共々お礼を申し上げ、今年の締めと致します。