クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

お昼前に

2012-04-01 06:45:06 | ネコ
定年退職して家で過ごす時間が多くなった。家の中には何時もクーとココが。日中の彼らはほとんど寝ているが、それでもお腹が空くと、僕の足元に来て「ミャー」と「お昼の時間だよ。美味しいの頂戴」と言う。これを無視してニャンブログ等見続けているとまた「ミャー」「僕の言う事聞いているの」と足首に攻撃を始める。クーも椅子で寝ているが、その耳は盛んに動いており、ココが言うのを聞いている。時計は11時半を回っている。パソコンの前から立ち上がり台所へ。ココに「ご飯どれ」と言えば、自分のカリカリが入った入れ物を指差す。茶碗に入れると、座って美味しそうに食べ始め、タバコに火を点けようとしていると、クーも足元に座り、僕を見上げる。クーは文句を言わないが、黙って僕の顔を見続ける。彼女は心の中で「私にはくれないの」と思っている。火を点ける前にクーにもカリカリを茶碗に入れ、やっとタバコが吸える。タバコを吸い終わると、台所の時計は12時5分前を指していた。僕もお腹が空きだし、家内が帰って来るのが待ち遠しくなって来た。