クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

何時返してくれるの

2010-05-21 05:59:51 | ネコ
雨の昨日、朝ご飯後のクーは台所奥のレジ袋入れの箱の“クーたんの秘密基地”に入って寝てしまい、遊び相手のいなくなったココも、ソファーでニュースを見ている僕の横に来て、置いてある冬の部屋着に頬っぺたを摺り寄せ「これ敷いてよ」と。僕がソファーの端に敷くと、僕の太股を踏み付けて、部屋着の上で横になった。2ニャンはそのまま昼過ぎに家内が帰って来る迄眠ったのである。パソコンでニャン子ブログを見ながら時々ココのモフモフのお腹を撫ぜても、目を覚ます事無く熟睡していた。
さて、この部屋着だが、昨年の12月僕の誕生日に息子の嫁からプレゼントされた物。しかしココが気に入ってしまい、布団代わりとなっている。服の表も裏もココの毛が一杯付いている。温かくなり、そろそろ洗って仕舞いたいのだが、雨の日等ココはこれを敷いて寝たいようである。
「ココ、この部屋着何時になったら返してくれるの?」。

静かに過ごそう

2010-05-20 05:56:00 | ネコ
昨夜来の雨が今朝も降り続き、今日は1日中雨予報。腰のヘルニアの状態が悪く、両膝にも痛みが出ている。こんな日はクーとココを付き合せ、ブログを見た後はソファーに寝転んで、本でも読みながら静かに過ごそうと思う。
雨の日は2ニャンも活発には動かず、夫々お気に入りの場所で、静かにしていてくれそうだ。昼には昨夜の残りのカレーをラーメンに入れ、ニンニクも入れて食べ、体を温めようか。
こんな日は頭も回転が遅い。書きたい事は幾らでもあるが、神経が痛みの方向に向いてしまい、思い浮かばぬ。これで失礼しよう。自転車に乗る方は交通事故に充分ご注意を。

男の子が面白い

2010-05-19 05:17:01 | ネコ
僕は生まれてから62年間で、4ワン・ニャンと暮らしたが、ココ以外全て女の子。女の子は大人しく一緒に暮らしやすい。
クーもチビニャンの頃は毎日僕にじゃれ付いたり、風呂から出ると扉の陰から飛び出し「お父さん驚いた」と可愛い仕草も見せてくれたが、3歳過ぎのココを迎え入れる前には物静かな娘となり、じゃれて遊ぶ事は余りしなくなった。ねこは大人になると人と遊ばなくなるのだと思っていた。
それだからココには家族となってからは、一杯一杯遊んだのである。ところが、3歳を過ぎた今も、目覚めていれば家の中を駆け回り、クーにチョッカイを出して怒らせて、高速パンチを受けてもめげず、その時の2ニャンの耳を見ると、クーは完全に後ろに寝かせている。方やココは、普段と変わらずに立てたままで、余裕がある。ココに何故クーちゃんを怒らすのかと聞けば「クーちゃんちっとも遊んでくれないからだよ」との返事が返って来るだろう。バトルをしていて形勢不利となると、クーの目の前でヘソ天に転がり降参をする。
家内が夕食の支度を始めると、匂いに釣られて2ニャンも台所に入るが、クーは猫椅子に座ったり、冷蔵庫の天辺で伏せて家内の手元を見ている。ココは家内の足元にじゃれたり、隙あらば調理台に上がろうと構える。体外その前に家内に御用となり、抱かれて居間に連れてこられる。
2ニャンは廊下で昼寝をする事が良くあるが、クーは箪笥の上の篭ベッドで寝ている。ココは机の上で寝るのだが、その時は息子の作ったラジコンカーのボンネットを枕にしている。
先日ココを保護されたビートさんから電話が入り、家内が話したようだが、ココを可愛がってくれたユッキーも4歳になった今も、遊び猫をしているとの事だ。また、ニャン子ブログを見ていても、男の子の方が何時までも面白・楽しく過ごすようである。

ブラッシング好きよ

2010-05-18 06:07:15 | ネコ
空は晴れ、室温も22度と快適な朝を迎えた。今日は息子の31回目の誕生日。丁度出勤前の今頃病院から「おめでとうございます。元気な男の子ですよ」との連絡が入り、舞い上がったのを昨日の事のように思い出す。今も息子の住まいからは、朝の支度をする元気な声が聞こえて来る。
今日の話も昨日の続きである。
昨晩、夕食の支度が一段落した家内が、ブラシの入った袋をクーの前で振ると、クーは嬉しそうな声を出して、居間のテーブルに飛び乗って背を低く構えた。これがブラッシングの体勢だ。我が家で使っているのはステンレスの長毛用の物だが、ブラッシングが始まると、クーは目を閉じうっとりとした表情になる。声は出さないが「クーちゃんブラッシング好きよ」と。昨日も冬の毛が沢山採れ、すっきりとしたした。
ココはこのブラシを見付けると、おもちゃのように遊び出し、中々ブラッシングをさせない。毛の短いココではブラシの先が皮膚を撫ぜてしまい、くすぐったいのだろう。
「クーたん、今日もお昼寝が終わったらブラシをしようね。美猫になれるようにネ」。

埃高き娘

2010-05-17 06:01:27 | ネコ
ワン・ニャンは今が衣替えのシーズン。ニャン子さんブログにも度々抜け毛の事がテーマになっている。これは我が家も同じである。
今朝もクーが電話機の前に飛び乗り首を掻き始めると、白い毛がファーっと舞い上がり、ユラユラと揺れながら床に落ちて行き、残っているカリカリを食べようと床に下りると、座っていた場所には毛の塊りが残っていた。
クーの体を良く見ると、浮いた毛が沢山付き、走り回らずとも静かに歩くだけで、その毛が空中に舞い上がる。勿論1日置き位にブラッシングをしているのだが。幸い僕達夫婦は動物アレルギーが無いので何とも無いが、アレルギーを持った方が訪れば、10分も居られないだろう。
抜け毛はクーの方が断然多く、毛の質の違うココは余り浮いてこない。クーがお気に入りの出窓のレースのカーテンにも、クーのフアフアの冬毛がびっしりと付き、窓の桟にも毛が固まっていた。この季節のクーは、埃高き娘なのである。

子ネズミちょろちょろ

2010-05-16 06:22:30 | ネコ
たった今の事である。僕が新聞を取って居間の扉を開けると、何かが僕の股をくぐって行った。子ネズミのようにチョロチョロと素早い。ココである。全速力で股をすり抜けると、家内の寝室に置かれたクーのトイレに一目散。僕が「あれっ」と思った時には、ココはトイレでしゃがんでいた。ココ用のトイレは茶の間、僕の寝室、廊下の3箇所に置いてあり、自由に使っている。クーは神経質でココのトイレは全く使わず、出窓のある部屋の専用トイレでしか用便をしない。ただクーのトイレには砂が沢山入れてあり、ココは砂を掻きたいだけである。小便も1、2滴で終わる。今朝はトイレの後、出窓に登りクーを追い出したが、根っからの家ねこ、外には余り興味がなく、居間に戻って来た。
ココはすばしっこいねこである。今日の写真は昨日別の目的で撮っていたら、テーブルの先端に座って大欠伸をした。ノンフラッシュで遅いシャッターを切ったらこのようにぶれてしまった。遊びたい時はちょろちょろと家中を駆け回り、ズボンに爪を立てて「遊んでよ」とねだるのである。クーが寝ていても平気で起してしまうのである。
只今居間で正座し、クーの様子を見ているが、次は何をするのであろうか。

誰が植えたのか

2010-05-16 05:41:18 | Weblog
何にも手入れをしないのに、今年も庭には花菖蒲が咲き出した。今は5りん咲いているが、まだまだ多く咲きそうである。
この菖蒲誰が植えたのかは全く分からない。家内に聞いても知らないと言うし。もしかしたら、母が孫の健やかな成長を願って植えたのだろうか。奥に植えられた柿の葉が日陰を作り、菖蒲には居心地が良いのかも知れぬ。

間違えた

2010-05-15 05:58:40 | ネコ
今朝は快晴で、気温も低いが、湿度も低く、軽井沢のキャンプに行った時のような、爽快な感じである。
昨日の午前中、ココがソファーで何時ものように、猫丸になって寝ていた。僕はその隣で新聞を読んでいて、ふとソファーに視線を落とすと、黒い髪の毛が落ちており、摘み上げるが中々摘めない。目を凝らして良く見ると、それはココの目の上に生えている髭であった。摘み上げようとするとココの目が引きつった。そんな事をされても、目を覚まさず、怒りもしない。完全に僕の髪の毛と間違えたのである。
ココの髭は白い毛と黒い毛が交じり合っている。白い髭は目立つが、黒い髭は肌の色に同化して見えない事が多く、こんな間違えをしてしまうのである。そしてクーの髭を故意ではなくても引っ張れば、彼女は猛烈に怒り、手首にガブリをしてくるだろう。何とも大らかなココである。

日向猫

2010-05-14 05:42:17 | ネコ
クーはお日様大好きな「ひなた猫」である。真冬でもカンカン照りの真夏でも、陽射しがあれば日向ぼっこをしている。
クーを我が家に入れる前日、クーはお向かいのお宅の玄関先で、気持ち良さそうに日向ぼっこをしているのを家内は見ていたと言う。
これから室内の温度もどんどん上がるが、彼女はそんな事はお構い無しに、廊下や出窓で日向ぼっこをしながらウトウトと眠る。ねこらしく暑さには平気である。しかし、あまり暑い場所に居れば熱射病になりかねない。そこで、クーラーの効いた居間に、抱いて強制連行するのだが「クーちゃんお日様の側が良いの」と暴れる。時には腕に噛み付く事も。
昨日も日の光が居間に差し込み始めると、カーテンをくぐって日向ぼっこを楽しんでいたのである。

空返事

2010-05-13 06:12:29 | ネコ
勤めていた7年前、事務所の僕の隣の席には、僕より1歳年上のF夫人が座っていた。この方は無類のねこ好き。当時3にゃん位が自宅で暮らしていたとの事だ。休憩時間の茶飲み話は、ねこの話しばかり。当時の僕はねこの可愛さを全く知らず、興味も無かった。それ故、話は聞こえてくるが、右から入り左に抜けていった。いささかうんざりし、事務所を抜け出し、フォークマンや運転士の休憩室で1服する事も度々あった。
ところが、55歳の秋突然僕の目の前に仔猫が現れた。家に入れた翌朝、パソコンテーブルの上にいたクーを撫ぜると「グルグル」と言う音が聞こえて来た。初めての事で、病気ではないかと心配になり、茶飲み話の時に、我が家にねこが来た事と「グルグル」の事を話した。Fさんとたまたま用事で事務所にいたフォークマンのA君が突然大笑いを始め、笑いながらグルグルの事を教えてくれたのである。A君夫婦も大のねこ好きで、自宅には5、6ニャンと暮らしている。笑われながらも僕は一安心をし、其れから定年退職する迄の5年半は、茶飲み話ではねこの話が多くなり、写真を見せあったり、情報交換をしたのである。空返事をしていたのが嘘のように。