クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

子ネズミのごとく

2010-05-12 06:03:26 | ネコ
ココは1日3回遊びモードに入るようだ。朝、夕方、深夜である。遊びモードに入ると子ネズミのごとく走り回り、じっとしていない。朝は5時頃のご飯の後、つまり僕がブログを書き始める頃である。元気一杯のココは、クーを追い掛け、洗い桶で水遊びをし、ソファーの背に乗り爪研ぎと。クーが静かに食休みをしていても、遠慮なくチョッカイを出し、高速パンチを受けても全く怯まない。
夕方は、家内が夕餉の支度を始めると、その足元に纏わり付き独り言を言いながら、チョロチョロと台所をうろつき回り、調理台に上がって食材の匂いを嗅ぎ、葉物のほうれん草や小松菜を1口かじったり、咥えて遊び出す事も。揚げ物をしている時も家内の足元をウロチョロする。クーは調理台脇のねこ椅子に座って静かに見ているのだが、ココにはそれが出来ない。1歳頃迄は夕食の支度が始まると、廊下に閉め出していたのだが。仕方がないので僕が誘き寄せ、おもちゃで遊ばせる事も。
そんな遊んでいる時のココの顔は、東京に連れて来たちびニャンの頃と変わらぬ。兎に角何時まで経っても元気に遊ぶココである。クーの迷惑など全く気にせずに。
写真は台所からガムテープを剥がして咥えて来て遊ぶココである。

最終チェックは?

2010-05-11 06:12:27 | ネコ
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先週の土曜日の朝の事である。ココがクーの真似をして、パソコンテーブルから欄間に飛び上がろうとした。ところが、足が短く、体重が重いココは、クーのように軽々と上がれず、欄間の下にあるカーテンレールに宙吊りとなってしまった。もがいても上がれず、ドタンと大きな音を発てて床に落下した。その時ループ状に巻いてあった、インターネットの光ケーブルに右足が当ったが、まさか折れるとは思わないので、一部始終を見ていたがあまり気にせずにいた。その日の夕方インターネットを開くとエラー表示が出た。いじくり回している内に治ったような感じがした。翌朝ブログを投稿した後にまたエラーで、電話も使えなくなった。
色々な書類を引っ繰り返して、ブロバイダーのサポートセンターに電話をすると、設置元のKDDIに連絡してくれ、修理する事になった。まさかと思いながら、光ケーブルを触って行くと、小さく「く」の字に曲がった所が見付かり、テープでマークし、そこを強く押すとネットは繋がった。
昨日の午後技術者が来て点検すると、やはりマークした箇所で曲がっていた。早速その箇所を切断して修理をしてくれた。その間僅か30分。KDDIとの試験で繋がる事が確認出来、修理完了。そして修理費も無料。出張修理であり、万札が何枚か出て行くと覚悟していたが「ほ」とした。
修理中はクーとココは廊下に隔離。技術者が帰った後障子を開けると、2ニャンは居間に入り、ココは「最終チェックはぼくがします」と、パソコンテーブルに上がって匂いを嗅ぎまわったのである。

首を伸ばして

2010-05-10 06:05:09 | ネコ
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クーは晴れた日の午後は出窓で寝ている事が多い。出窓に面した道では、小学校や幼稚園から帰って来た子供らが遊んだり、直ぐ近くの児童公園に行く姿が見られる。子供の声はガラス戸で隔てられていても、クーにも聞こえるはずであるが、気にせずに眠っている。クーが目を覚ますのは、孫達の大きな声が聞こえた時と、僕や家内が所用から帰宅し、その足音が聞こえた時である。出窓に座りあるいは立ち上がって「お帰りなさい」と言うのだ。
孫が近所の子供と遊んでいるのを見掛けると「楽しそうね」と言う様に首を伸ばして見ている。壁1つ隔てた息子の住まいの窓からは、マイクも洗面台に上がって「僕も遊びたいなー」と可愛い声を出して見ている事も。外からは2ニャンが並んでいるように見えても、お互いは見えないので、全く気付いてはいない。また、クーが出窓から外を眺めている時、小さな子供の手を引いたお母さんが通り掛り、クーに気が付くと、子供を抱き上げて「ほら、ねこちゃんがいるよ」と見せる事も。先日は夕刊を取りに出た僕は、若いお母さんからクーの名前を尋ねられた。

幸せだよね

2010-05-09 06:19:35 | ネコ
ココは眠る時枕を使う事が多い。写真は数日前に、パソコンの奥の書棚で寝ている姿を写したものである。百科事典の上で横たわり、数センチ高くなった写真集を枕にしていた。実に穏やかで、幸せそうな寝顔である。ソファーで昼寝をする時も、肘付きを枕ににする。そして、仰向けになり、お腹を撫ぜても目を覚ます事はない。
家にいれば外敵に襲われる事が無いので、ねこの顔も穏やかになる。ニャン子ブログを見ていても、はっちやんやジュルちゃんのように、外ねこのトゲトゲしく剣のある顔が、家族として家で暮らすようになると、穏やかな顔になる。仔猫も同じで人を信頼し可愛がられると、安らいだ心が顔に出て柔和になる。
野良猫を作るのは犯罪である。もし、ねこに子供が生まれても「捨て猫むっちゃん」のルコママさんのように里親を募れば、仔猫は一生幸せに暮らせるのである。クーもココも剣のある顔のねこにならなくて良かった。

一寸早すぎる

2010-05-08 06:27:33 | Weblog
今日のブログはねこの話では無い。
昨晩教会の連絡網で、訃報の知らせが入った。天に召されたのは、立教女学院短期大学学長の酒向登志郎氏(65歳)である。40余年来友人である。一寸早すぎる死である。僕は大学入学とともに聖愛教会に籍を移し、通うようになった。その時若者のリーダーが酒向さんであり、アドバイザーが今春から牧師として帰って来られた河野司祭。このお2人で読書会や営繕奉仕を企画され、夏には礼拝堂に泊り込んで、昼間は労働奉仕、夜は神様の事等を語り合い、クリスマスの夜は教会に程近い河野宅でパーティーを真夜中迄行ったものである。その後も教会の事等を飾る事無く話が出来る友人であった。
5月5日の午後河野司祭が拙宅を訪れた折、酒向さんが入院されている事を初めて知った。僕以上に悲しみは深いのだろう。
色々と書きたくもあるが、筆が前に進まぬ。
「主よ酒向氏の魂御許にあって安らかに憩わん事を。残されたご家族、特に息子に先だたれたご母堂の上に慰めを与えたまえ。主イエスキリストによりて請い願い奉る。 アーメン」

姉妹ねこ さくらちゃん

2010-05-07 06:25:11 | ネコ
今日の写真も昨日の続きである。
昨日のすみれちゃんとは実の姉妹のさくらちゃん。茶とらの毛模様も、顔も良く似ている。ねこの兄弟でこれ程似ているのは余り見ない。おっとりとした性格もそっくり。2ニャン共背中を撫ぜさせてくれた。
この家に暮らすニャンズは、人に捨てられたり、虐待を受けたりと暗い過去を持つ子供である。人間不信になっても可笑しくない。ご夫妻の注ぐ愛情で立ち直り、幸せな一生を約束された。既に3ニャンが天寿を全うし、天国に帰って行った。「病気の治療費も馬鹿にならない」と夫婦は話すが、出来る限りの治療を受けさせている。こんな夫婦をねこ達も信頼し、懐く。3歳の女の子は、ご亭主の膝で静かに目を瞑り満足げであった。
子供が独立した夫婦にとっては、ねこの幸せな姿が心を癒してくれるのである。それは僕達夫婦にとっても同じである。

5歳姉妹

2010-05-06 06:06:18 | ネコ
一昨日横須賀の繁華街を散策した後、久里浜・ペリー公園近くの高層マンションに住む、従姉弟を訪ねた。夫婦は昨年リタイアし、僕と同じように年金生活。このお宅にはまもなく20歳になるおじいさんねこを筆頭に、6ニャンが仲良く暮らす。全てのニャンズが捨てられたり、勤め先に現れた仔猫を引取ったのだと言う。
ねこと暮らすようになった切っ掛けは、独立したお嬢さんのねこを預ったのが最初だとの事だ。見事にねこの魔術に引っ掛かり、魅せられてしまったと言う。猫は人を騙すと言うが、その可愛い仕草と鳴き声で、人の心を虜にしてしまう事を言うのだろう。
僕がお邪魔するとニャンズは一斉に隠れてしまった。初めての人への警戒は当然である。従姉弟夫婦と話しをしている内に、人なれしているねこさんが近寄って来た。すみれちゃんだ。5歳の姉妹で、ご亭主が勤め先で鳴いている仔猫を保護して家族の一員に。写真では分からぬが、6㎏越えの大ねこさんであるが、均整が取れていてデブねこではない。この姉妹は毛模様も顔も大変に似ていて、見分けるのは鼻の色だけだと言う。高層階に暮らすが、ベランダ迄が我が家と知り、玄関から通路に出る事は無いと言う。

無理をしないで

2010-05-05 10:07:41 | Weblog
今朝の続き、旅徒然。
逗子駅に降り立つのは始めてである。鎌倉より観光客は少ないが、葉山や三浦半島西海岸に向うバスはそこそこの乗り。1電車見送り横須賀へ移動。横須賀は戦前からの軍港の街。駅を出ると目の前には巨大な日本の軍艦が。そして徒歩1分でヴェルニー公園の入口。天気も良くベンチで1服し、ゆっくりと散策を始める。公園の真下の海は澄み、海草の間からは小魚の姿も見える。その反対側の花壇には沢山のバラが植えられ、後1ヶ月もすれば訪れた人の目を楽しませるだろう。ゆっくりと歩き、京浜急行の横須賀中央駅迄歩いた。途中の駐留米海軍横須賀基地は広い。中央駅近くでは、名物海軍カレーの食欲をそそる香も漂っていた。若い頃なら一気に歩ける距離も、腰を痛めている身では、何回もベンチで休みながらとなった。横須賀中央からは京浜急行に乗って久里浜へ。ペリー公園近くに住む、従姉妹のA夫婦を尋ねた。6ニャンと暮らすA夫婦とニャンズの話しは、明日、明後日に。
帰りはJR久里浜駅から横須賀線乗車。久里浜駅前のには数千本のチューリップ植えられ、蕾も沢山有り、これから2週間位目を楽しませてくれそうだ。逗子で湘南新宿ライン宇都宮行きに乗換え、鎌倉でラッシュ並みの混雑になり、そのまま新宿に。
京王線準特急高尾山口行きに乗ると、発車間際に電動車椅子に乗った若い女性が、若い男性に介助されて乗って来た。介助の男性は直ぐに降り、その女性のみ。1つ目の明大前で僕は都営線からの急行に乗換えで下車。車椅子の女性も下車したが、10数センチの段差で引っ繰り返る寸前。ハラハラし見ていた。急行電車にも乗れず、最後部なので車掌に僕が話し乗せようとしたが、重量のある電動車椅子では無理で、電車のスピーカーで駅係員に渡り板を持って来させて乗る事が出来た。その間3分以上停車した。発車後僕はその女性に「電車に乗る時には恥ずかしがらず応援を頼みなさい。先程の事で電車は遅れてしまい、この電車も後の電車のお客さんも多くの方が迷惑を受けます。迷惑を掛けたくなかったら、介助を頼んで下さい」と話し掛けたのである。僕は車椅子の方も外に出る事には賛成である。しかし自分一人で全て行おうとすれば無理が出る。そして逆に多くの方に迷惑を掛ける事に。無理をせず遠慮なく応援を頼んで欲しい。それと、電動車椅子はもっと軽量化出来ない物であろうか。電気メーカー、車体メーカー等が協力し軽量のリチューム電池やカーボンロットの車体で作れば、我々も手助けが出来ると思うが。我々だって何時電動車椅子の世話になるやも知れぬのだから。

いざ鎌倉へ

2010-05-05 06:30:19 | Weblog
今日のブログは猫の話ではなく、旅日記である。
昨日の早朝ブログを投稿し、朝食を食べ、バスで三鷹駅に。みどりの窓口でホリデーパス(1日乗車券・途中下車自由)を2300円で購入し、武蔵野線との交差点の西国分寺に。鎌倉に行くのに方向違いだがこれで良い。大宮始発武蔵野線経由のホリデー快速鎌倉号に乗るのが目的の1つ。8時40分定刻に列車は入って来た。車内は家族連れで一杯。所々に乗り鉄・撮り鉄のおじさんとお兄さんがいる。多摩川鉄橋を渡ると多摩丘陵のトンネルに。府中本町から鶴見迄の区間は、普段は貨物線で旅客電車は入らぬ。僕も始めて乗る区間だ。京王相模原線稲城駅を下に見ると、この区間最長のトンネルに入った。トンネルの上は川崎市西武の生田丘陵で住宅地。空が見えると梶ヶ谷貨物駅で東急田園都市線と交差する。構内には川崎市のゴミ専用コンテナも。駅を過ぎるとまたまた長いトンネルに入った。出たのは新鶴見信号所と言うよりも、横須賀線新川崎駅。横須賀線と併走する。家族連れの父親が?を沢山付けた顔をしていた。貨物線は僕が定年迄勤めた工場の脇を通り、鶴見駅のホームの無い場所で停車。ここで乗務員が交代し、東海道本線に合流する。どうやって旅客線に入るのかと興味津々で見ていると、ありました、貨物線を何本も越えて本線に入るポイントが。異常発生時対策のポイントを活用したのである。これを見たかった。
40分以上無停車で横浜に到着。しかしあまり降りない。北鎌倉駅では前の電車で下車した方がまだホームに残っている。係員が必死で人の整理をしている。建長寺のトンネルを抜け、臨時快速は定刻に鎌倉に到着した。
駅前はホームから見ただけでも、人・人・人であり、僕は5分後の列車で逗子に向かったのである。
続きは本日昼頃迄に投稿する。明日は遊んでもらった、久里浜の従姉妹のニャンズの話しを。

立ち入り禁止なんて

2010-05-04 05:33:36 | ネコ
クーがオチビの頃、調理台は立ち入り禁止にしてあった。油を使ったり、食べ物に毛が入ったりするからである。生後半年位で跳躍力が増すと、クーは床から一気に流しに飛び上がれるようになり、洗い桶から水を飲む事を覚え、飲んだ後は調理台の渕を伝って、調理台の隅にある猫椅子に座るようになった。調理前に食材を置けば、それの匂いを嗅ぐ。ココもクーの真似をして、洗い桶から水を飲み、調理台で遊ぶように。トースターでパンや餅を焼こうとすると、お邪魔虫ココが飛び乗って来るのは毎朝の事。時には写真のように、炊飯器とポットの僅か10センチ程の隙間で引っ繰り返って、コードにじゃれ付いて遊ぶ事も。
脱衣場とその奥の浴室はニャンズの立ち入り禁止である。ところが、脱衣場へのガラス戸の開け方をココが憶え、出入りするようになった。それを繰り返す内に、後ろで見ていたクーもその方法を憶えてしまった。ニャンズが起きているのに静かな時は、揃って脱衣場や、浴室で遊んでいる。風呂桶には蓋が有り落ちる事は無いが。困るのは手洗いに行く時だ。ココはガラス戸を開けた瞬間、僕の足の間から脱衣場に入り、用を足している間も騒ぐので、落着いて出来ない事もある。
クーとココにとっては、僕らの決めた「猫立ち入り禁止」など全く無意味で、自由奔放に振舞っているのである。
今日は7時過ぎに家を出て、逗子と横須賀に出掛けよう。時間が折り合えば、久里浜に住む従姉妹宅にお邪魔して、ニャンズとも会って来よう。