ミニ・ミニトリップ競馬場線

今日の投稿はねこの話ではありません。あしからず。
我が街を走る京王線で長く走り続けて来た、６０００型電車がこの３月で全車引退すると言う。それを記念してヘッドマークを付けた運行をしていると言う事が、京王電鉄のホームページで発表され、新聞の地方面でも取り上げられた。と言う事で僕も、鉄道雑誌の発売日に、書店に買い物がてら昨日乗りに出掛けた。題して『ミニミニトリップ競馬場線』。
全国の鉄道の中でも競馬場への輸送を目的に建設されたのは、この京王競馬場線だけだろう。この線の歴史は古く僕が小学校入学前の昭和２７、８年。当時は鉄板の行き先板に馬の蹄鉄が描かれ、その中に府中競馬正門前と書かれてあった。この線は府中の１つ手前の東府中駅から競馬場の正門前迄９００メートル程下るだけの枝線だ。しかしダービーや天皇賞等の大レースが開催される時は、短時間に数万人もの人を輸送せねばならず複線になっている。途中に閉塞信号機も設置され、２～３分間隔での運転も可能となっている。
競馬に関心の無い僕は、直ぐ近くに住みながらこの線に乗る事は滅多に無い。昨日が初乗りに近い。平日の運転は、この６０００型２両のワンマン運転で、運行時間２分。運転士の運行表を見ると２０回近く往復するように組まれてあった。そして駅も無人のようであった。自動出札機と改札機があれば良いのだろう。何かあれば東府中の社員が直ぐに駆けつけられるのだから。
トリップを終え、京王線府中駅迄歩いても１５・６分。寒くもあり、腰の具合も今一つなので電車に乗ってしまったが、あと２ヵ月後の桜のシーズンに散策しようと思う。

静電気が

寒中だから寒いのは仕方が無いが、迷惑なのが静電気が起こりやすくなっている事である。東京では昨年１２月２３日以来降水量０ミリと言う。
空気がカラカラに乾き、体も水分の補充を促す。僕は何をしていてもテーブル等手の届く場所に、お茶やコーヒーを入れたガラスのジョッキを置いておき、たえず水分補給をしている。それはねこも同じなようで、クーもココも目が覚めていれば、流しに置いてある洗い桶から水を飲んでいる。時には写真のような光景も。ココが先に居て水を飲もうとしていると、クーが流しに下りて「早くしなさいよ」催促すると、珍しくココがクーに向って手を挙げ「煩いニャー」と。
静電気もニャンズを「可愛い、可愛い」と撫ぜただけで「パチン」と起こる。クーはこのパチンが大嫌いだし、毛の質からかココに比べて静電気が起こりやすい。撫ぜていてパチンが起こると「痛いわね」と睨み付けるのがクー。全く平気な顔をしているのがココである。実際ココの毛を触るとこの季節でもしっとりしており、静電気が起き難いようである。

今日は大寒

今日は大寒。１年の中で最も寒い季節に入って来た。しかし温く温くの部屋で暮らす、我が家のクーとココのような家猫には無関係。毎日食事を与えられ、温度調節された部屋の中のふかふかの布団で眠り、寒気の入らぬ窓から外を眺め、通りかかった野良さんに「ここは私のお家、入っちゃダメ」と威嚇、腹ごなしの運動も、家中を駆け回る追いかけっこで充分に出来る。
たまにするのは、孫のコーやマーが来た時の見守り役。悪戯されぬように冷蔵庫の上等から。それをすれば「クーちゃん優しいのね」と嫁に誉められる。
お日様が出れば、出窓や廊下でゴロンゴロンしての日向ぼっこ。何とも優雅に暮らす我が家のニャンズである。

流しで

昨夜の事である。ココは寝ている僕の前をウロウロし「ぼくお腹減ったよ」と起こした。そして台所のカリカリ容器を床に落として「早く頂戴よ」と。そのカリカリを半分程食べると、流しに上がって水遊び。洗い桶から手で水をすくっては口に入れる。ココが遊び始めた頃クーも起きて扉をノック「クーちゃんお夜食食べる」と。クーは食後に必ず水を飲む。それも洗い桶の水を。ところが昨夜はココが流しの端に陣取っていた。どうなる事かと僕は興味津々で見ていると、クーは調理台に飛び乗り、渕を伝って流しに入り、ココと目を合わす事無く洗い桶から水を飲み始めた。すると流しの上からココが「お水はこの桶から飲むのが一番美味しいよね」と言うような仕草を見せたのである。クーは数分かけて美味しそうに水を飲み、その間ココはそれを見ていたが、流しの中でクーが猫体操をするとココは「クーちゃん今度は遊ぼうよ」とクーの頭に軽くパンチをし、バトルが始まったのであった。
この頃２ニャンは非常に良い関係を続けている。この友好関係は何時まで続くのだろうか。

デブだニャー

昨日の夕刊によれば、昨日の朝我が家の近くの府中市で最低気温が氷点下6.8度を観測したと言う。その場所より高台にある我が家の周辺では、氷点下７～８度に下がった事だろう。今朝も昨日と同じ位に寒い朝である。一番寒くなるのは日の出の前後。あと１時間程は気温が下がり続ける。暖房を２つも入れていても、キーボードを打つ指先はかじかみ、鼻水が知らない間に垂れそうになる。
ニャンズは、ご飯後温風が良く通る場所に陣取って目を瞑り、クーの姿は瞑想中の禅僧のようである。
昨日は朝は厳しく冷え込んだが、日中は陽射しもありヌクポカ。そこでココの定期健診に家内は連れて行った。ココの体重は5.7㎏と。医師の見立てでは、ココの場合体重の最大値は５kgとの事。その数値をはるかに越えている。兎に角毎日の食事が美味しく、僕や家内が目を離すとクーの残りも平らげる。クーは直ぐ側に居てもココを怒らない。他の事では仁王様のように怒るのに、事食事となると大らかなお姉ちゃんに変身する。
僕達から見ても「デブだニャー」となってしまった。これから１年心を鬼にして食事の量を減らさねば。ココ覚悟せよ。

辛い寒さ

今朝も冷凍倉庫に入ったような寒さである。昨日大雪となった名古屋付近に住む方は、今朝の出勤が大変だろう。鉄道情報では東海道新幹線は、始発列車から遅れる見込みとの予報が出ている。
昨日ブログの投稿を終え、一服しに台所へと立ち上がった瞬間、腰に激痛が走った。用心はしていたが立ち上がれなくなり、暫らく唸っていた。この痛みはぎっくり腰を体験した人間しか分からぬ。勿論４足歩行のワン・ニャンには無い。昨日からの痛みは、椅子等から立ち上がる時に、痛みが腹から下の腰と両足に走る。痛みを堪えて背筋を伸ばしてしまえば、痛みは軽くなり歩く事もさほど苦にならない。その背筋を伸ばす迄の姿勢は、童話に出て来る「おじいさん」のようだ。
そんな痛みがあっても、クーとココは僕に色々と強請ってくる。「クーちゃん出窓で日向ぼっこをしたいから扉を開けてよ」や「ぼく、お昼寝するからお父さんカーデガン脱いでぼくに掛けてよ」等等。
写真は僕の部屋着に包まった欠伸直前のココの顔である。
湿布をしたが、今朝も立ち上がる時の痛みは続いており、１日安静にしていよう。

家族が居るから

定年を過ぎた今、家族の存在は大きい。別棟に暮らす息子一家よりも、毎日の暮らしを支えてくれる家内と、何時も身近にいるクーとココの存在の方が大きい。
定年前息子が結婚し、別棟に住む事が決まった折、それ程の寂しさは感じなかった。それはクーが一緒に暮らしていたからである。僕が帰宅し車を車庫に入れると、網戸越しに顔を見せ「ミャオ」と言ってくれる。この一言がどんなに慰めになり、明日への力になっただろうか。２人切りでの生活の潤滑剤はクーとココである。
僕は会社のＯＢ会でも、ワン・ニャンと一緒の生活が老後の生活の潤いになっている事を話す。
家族が居るから定年迄働けたのであり、家族が居るからリタイアした今も寂しくないのである。これからも家族皆健康で長生きをしたいと願っているのである。

見上げると 1700回投稿

今朝も身が縮む寒さ。しかし我が家のニャンズは元気である。洗い桶の水を飲み終えたクーは、足音を発てずにプリンターテーブルに上がり、エァコンの方に顔を向けて暖を取る。到って平和な朝の風景。
昨晩も夜食を食べたココは、クーの後を静かに追って来てパソコンテーブルに上がっていた。僕はニャンブログを楽しんでいて大して気にしなかったが、目を休めようと見上げると、クーとココが高い場所に揃って、エァコンからの温風で温まっていた。最近のクーは、ココが近寄ってもおへそが４５度位傾いていない限り怒らない。これも４年と言う時間の賜物だろう。
このブログを書き始めて今回で1700回。自分でも感心する程続いている。それも毎日読んで下さる方々が居られる事が大きい。最初は、愛猫クーとの生活を忘れないためにと始めたが、その年の冬神戸から生後２ヶ月のココを引取り、ココの心身の成長記録、いや、気が付けば我が家の記録を綴るようになっていた。小さな出来事は書いておかなければ直ぐに忘れ去ってしまう。ブログは読み返すとその時の情景を鮮やかに思い出させてくれる。
これからも日記としてクーとココの日々を中心に綴って行こう。

ココの寝床

今朝は朝刊を取りに外に出るのを躊躇する程の寒い朝を迎えた。室内も寒く、エァコン、温風器共にフル運転で温める。ココより１足早くご飯を食べたクーは、軽いステップでプリンターテーブルに上がって、下りて来る温風で暖を取る。
このところ朝ご飯を食べ終えたココは、一遊びした後はパソコンの椅子で、猫丸になって朝寝をしている。その近くでクーが遊んでいても「ぼく寝るの」と。ココが寝ている椅子は一昨年迄はクー専用であったが、昨冬からココが乗っ取ってしまい、今はココの寝床に。この椅子の上で昼近く迄眠る。昨日も１１時過ぎに僕が買い物から帰って来ても、全身に日を浴びながら眠っていた。
そして夜は寝室に連れて行くと、僕の布団に潜り込む。頭で掛け布団を持ち上げて入り、全身が入るとＵターン。頭を外に出し、手は僕の腕に乗せて眠る。昨晩はエァコンを止めに入って来た家内がそれを見て「ココ可愛い」と声を発したので、僕は目を覚ましてしまった。
今日もこの後ココは、お日様を浴びながら椅子の上で、可愛い寝顔を見せてくれるだろう。

冷蔵庫の上で

今朝も猛烈に寒い。寒中だから仕方がないのだろうが、若い時よりも身にこたえる。空っ風は水分が全くなく、自分の髪の毛を撫ぜただけでもパチパチと静電気が起きてしまう。こんな時ねこを撫ぜると「パチパチ大嫌い。撫ぜないでよ」とクーに叱られる。
昨夜、夕食を食べるとクーはさっさと居間の本棚に上がり寝てしまった。ココは夕食の支度をしている家内の足に纏わり付き、遊んでよと。「邪魔だからあっちへ行きなさい」と言われると、クーのいない冷蔵庫の上に登って「つまんないニャー」と毛繕いをしたり、爪の手入れをしていた。冷蔵庫の上は、本来クーの専用だが、最近はちょくちょくココも使っている。勿論クーに見付かれば唸られたり、実力行使で追い払われるが。その後僕が風呂から上がると、台所とのガラス戸に手を掛けガタガタと揺すり「ぼく、そっちへ行く」と。着替えている間、足元で転がり可愛さをアピールしていたのである。
今度はお風呂に入れちゃうぞココ。