カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

平戸へミニ旅行その2

2023-11-16 17:15:45 | 旅行

 朝から曇りがちで、夜は雨になる予報である。

 謡曲の練習の後で、雨が降り出したりする前に歩きに出た。

 曇り空で、不思議と川沿いにはアオサギを見かけたくらいで鳥はいなかった。

 さて昨日の、平戸ミニ旅行の続きを・・。

 

 (朝の太陽と平戸城のシルエット)

 雲の上から朝日が差して、海を金色に染めた。

 昨夜のお城のライトアップといい、海と城を一望出来る部屋はやはりいい。

 

 (金色の波間を走る船)

 昨日到着した頃は、潮流は左から右だったが今朝は逆に右の平戸大橋の方向から流れている。

 すぐ南の西海橋や関門海峡には及ばないものの、ちょっとした川の流れのように見える。

 潮流に乗った船は速いが、逆行する船はいつまでも同じ位置からなかなか進めない。

 さて、今日の予定は概ね町歩きになるので、街中の駐車場に車を駐めて街中ウオーキング。

 

 (オランダ埠頭と商館(倉庫))

 意外と水深が浅かったので、少し沖合に停泊して小舟で荷揚げをしていたのかも・・。

 

 (古い町並み)

 今治・宇和島・丹波篠山と、このところ古い町並みを歩くことが多くなった。

 通商貿易に関しては、平戸は先進地なので多分昔も賑わっていたことだろう。

 

 (足湯と手湯)

 足湯はあちこちで見かけるが、手湯というのは初めてお目に掛かった。

 わりと熱めで、ヌルヌルした泉質。

 街中の歩道脇には、フランシスコ・ザビエルや三浦按針などの小さなブロンズ像が目立つ。

 

 (平戸ザビエル記念教会)

 禁教令が廃止されたあと、彼方こちらに教会が建立されるが、特に平戸・長崎・天草は多い。

 神社やお寺が禁教令下では巧みに利用される。

 

 (寺院と教会の見える風景)

 珍しい寺院と教会が混在した風景が人気を博し、SNS撮影ポイント。

 

 (三浦按針の墓所)

 家康に仕え、三浦と名乗ったくらいだから彼の地で没したものと思っていたら、平戸での病没だった。

 ウイリアム・アダムス、数奇な人生だったといえる。

 

 (幸橋(オランダ橋))

 港の入り江の一番奥にある。

 

 (平戸港)

 現在は平戸大橋の開通で、連絡船の所要が減少したと思われるがそれでも島間のフェリーが発着する。

 小さな港だが、この島は遙か世界に向かって目が開いていた場所である。

 さて、平戸城へ向かうため一旦車に乗って、城の駐車場へ移動。

 

 (平戸城)

 お堀はグルリと天然の海。

 

 (天守閣と石垣)

 

 (天守閣から北東を望む)

 こうした風景を見れば、松浦の地が置かれた立場が理解できるような気がする。

 倭寇の時代から、大陸や半島への進出やその後の交易を通じて和・洋・漢の文化が花開く。

 今回のミニ旅行を通じて、半島や中国からの旅行者が非常に多いのに気がついた。

 静かな日本人旅行者と、元気な外国人旅行者のパワーの違いを感じた旅だった。

 「外交のカードはいつもきな臭い」・・・しろ猫

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平戸へミニ旅行

2023-11-15 21:03:07 | 旅行

 14日から1泊で、長崎県の平戸にミニ旅行。

 同じ九州内というだけで、バタバタしないでのんびり出発。

 九州道~長崎道~西九州道を走って3時間くらいで平戸大橋までたどり着いた。

 

 (平戸大橋)

 平戸はかなり以前に一度日帰りで訪れたことがある。

 その頃はもうこの橋は出来ていたから久し振りである。

 

 (平戸大橋から平戸城を望む)

 以前訪れた時は、橋の上をさっさと渡ってしまったので、城を見ることもなかった。

 今回は時間があるので、橋の袂まで降りてみた。

 橋の下に見えたので面白くてパチリ。

 この後、宿の位置だけ確認してそのまま「生月島」へ向かって走った。

 

 (生月大橋)

 平戸島と生月島を結ぶ生月大橋は、初めて渡った。

 生月島はなだらかな草原があるかと思えば断崖が連なったりする変化に富んだ島である。

 

 

 

 (断崖がつらなる)

 サンセットウエイと名づけられた、西海岸通りは切り立った崖の上を走る。

 途中で、動物注意の道路標識に牛が書いてあったのでまさかと思ったら本当に牛に出会った。

 

 (放牧された牛)

 柵など明瞭なものがないので、道路に出てくることもあるのだろう。

 さらに島の最北端に向かう。

 

 (大バエ灯台)

 灯台には展望所が設けられていて、螺旋階段を昇ると360度の眺望が開ける。

 

 

 

 (風力発電の風車)

 こうした風力発電の風車の林立をみると、半島や島の立ち位置が見えてくる。

 再び生月大橋を渡って、平戸島に戻る道の途中から世界遺産の集落の方へまわる。

 

 (春日の棚田)

 一面の棚田が広がる端に、春日集落がある。

 キリシタン禁教令から、禁教令の廃止へと歴史に翻弄された人達が多い島である。

 この小高い丘は、キリシタン墓地の跡といわれている。

 禁教令が廃止されたあと、元のカトリック教徒へ戻り教会を建て祈りを捧げる人達は沢山居る。

 しかし、あえてその道を進まず、弾圧され潜伏しながら続けてきた祈りの形態を敢えて続けようとする人達である。

 この丘も、単なる丘ではなく人々が犯すべからざる場所として保全してきたものらしい。

 世界文化遺産登録の理由は、潜伏しながら続けられた祈りや生活の形態にある。

 禁教令廃止以降に建てられた教会等は、登録の理由にはなっていない。

 平戸ミニ旅行の目的の一つは、ここを訪れることだった。

 このあと、宿に向かってひた走る。

 

 (ホテルから見た平戸城)

 港を挟んだ反対側の丘の中腹にホテルがあって、部屋はその最上階だったので城と同じ高さになった。

 予約は山側の部屋だったのだが、ホテルの予約担当者から海側の見晴らしの良い部屋に変わって欲しい旨の電話を受けていた。

 安いツインの部屋から、高い広い和室の部屋に変わることになった。

 料金は予約のときのままでよい、というのでヤッター感が満載。

 

 (夜間ライトアップされた平戸城)

 

 (遠くに平戸大橋も)

 夕食の料理も、少なめにお願いしておいたので丁度適量だった。

 旅行の度に折角のダイエット計画が台無しになるからとは相方の弁。

 今回は今のところ滑り出しは順調。

 疲れたので9時過ぎには寝てしまった。

 今日も帰ったばかりで、疲れた状態。

 したがって、本日これまで・・。

 「立冬やクシャミが三つたてつづけ」・・・しろ猫

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丹波篠山ミニ旅行その2(鰻の寝床)

2023-10-26 13:45:32 | 旅行

 昨日に引き続き、丹波篠山ミニ旅行その2ということで、町屋めぐり編を・・。

 駐車場探しに街をグルグル回ったのは無駄ではなかった。

 大凡の町の有り様が把握出来た。

 

 (大正ロマン館)

 閉館日だったので、外からの写真のみだが、確かに大正の香りが立ちのぼっていた。

 その後、今夜の宿の大凡の場所はネットの地図で把握していたので周辺をグルグル。

 たまたま通りかかった、登り窯のある窯元の近くで特徴のある「Oito」という文字を発見。

 ここが予約しておいた、今夜の宿の名前で「Oito専用駐車場」とある。

 チェックインには3時間ばかり早かったが、車のための緊急避難として黙認してもらおう。

 後は、ホテルらしい宿泊場所を探しながら町屋をブラブラすることにした。

 

 (丹波篠山:河原町妻入商家群)

 町全体が保存地区に指定されてて、昔の趣を留めたままの佇まい。

 電線も地中化されていてスッキリ。

 

 (梲(うだつ)の上がった商家)

 豪商の店だったのか、立派な梲が上がっていた。

 SNSで知られた場所なのか、中国かららしい男女の若者がワイワイと。

 流ちょうな日本語で、カメラで撮して欲しいとスマホを渡されたので、はいニッコリでパチリ。

 さて、商家群を一往復したが、宿は見つからなかった。

 で、たまたま古いカフェがあったので何気なく覗くと、なんと!店先に小さな「カフェOitο」の看板が!

 

 (カフェ:Oito)

 昔の商家の後をカフェとして営業しているようだ。

 今夜宿泊予定の、名前と同じなので半信半疑のまま店に入る。

 

 (カフェ:Oitoの店内)

 あの~という妙な前置詞をつけて、ここは宿泊もやっているのかと訪ねると、そうですと言う。

 勧められるままに、テーブルにつくとウエルカムドリンクのサービスが・・。

 駐車場に困って、たまたま目に付いた独特のアルファベット文字につられて勝手に駐車したと伝えた。

 その間も、お客はひっきりなしに来店する。

 喫茶店としてはかなりな賑わいで、我々二人は完全にアウエー状態。

 店長らしい若い男性が、古い町屋を生かしながらリフォームしてカフェとし、更に泊まれるようにしたのだという。

 我等が泊る予定の2階より、更に1階部分の奥にも部屋があるので如何ですかと案内してくれた。

 古い町屋ということで、トイレなどが1階なので相方は階段を転げ落ちないかと不安げな様子で、話に乗った。 

 

 (カフェからの奥の眺め)

 若い店長が言うには、町屋は間口は狭いが奥が長く90mくらい有るのだという。

 とんどん奥へ進む。

 

 (休憩所やトイレ前の通路)

 2つあるトイレはカフェと兼用で、夜間は宿泊専用となるらしい。

 

 (休憩スペース)

 カフェ部分と宿泊プライベート部分の境界に休憩スペースが坪庭を挟んで設けられている。

 更に奥へ。

 

 (洗面スペース)

 この手前には、冷蔵庫・電子レンジ・湯沸かし器・簡単な調理器具と流し台を置いたスペースも・・。

 

 (休憩スペースと居間の間の坪庭)

 坪庭は居間・寝室を挟むような形で2箇所あった。

 

 (寝室:ツイン)

 二階への階段をあがると、更に二階にもツインの寝室と居間スペースが。

 で、更に鰻の寝床という長い通路を進むと。

 

 (風呂場への通路)

 土間の風に設えたばかりで、まだ踏み石も馴染んでいない様子。

 

 (脱衣所)

 洗面所・脱衣所そのた調度品は昔の商家で使用されていたものを活用。

 

 (檜の風呂)

 あっと驚く檜の風呂。

 坪庭に半分せり出した形で屋外にもシャワースペースが。

 実は、これより先はスタッフオンリーと表記され、鰻の寝床は更に続くらしい。

 「どう致しましょう?値段はお一人3000円くらい当初予算よりお高くなりますが・・・」。

 の言葉に、「はい、こちらにして下さい」とあっさり落城。

 チェックインを予定より3時間も早く完了して、荷物を置き再び町へ・・。

 

 (夜の商家の町並み)

 観光客であふれていた日中が嘘のように静かな夜の町並みが続いていた。

 町歩きや、とどめは稲荷神社までの登り道と、トータル15000歩以上の徒歩行軍で疲れた身体を檜の風呂で解した。

 しかも、テレビなどは設置されていないので、非日常もここまでくれば本格的。

 普通のホテルを予想して訪れた我々の驚きように気付いた店長が、宿泊費は当初予算のまま結構ですと+6000円はサービスしてくれた。

 つまり、宿泊費は儲かった上に鰻の寝床といわれる町屋の生活の貴重な体験が出来てしまったわけである。

 帰りは、ノンビリ安全運転で・・。

 

 (宮島SA)

 山陽道を通る時は必ず宮島SAに停まり、厳島神社の鳥居を探すことにしている。

 神社の鳥居は見えたものの、写真は霞んでものにならないので、SAの鳥居と色づき始めたモミジをパチリ。

 

 (関門海峡)

 関門海峡までくるとホッとする。

 海峡を越えても、家まで100km以上あるのに何となく帰ってきたような気がする。

 ・・・・・・・

 さてさて・・。

 四国といい、丹波篠山といい、今回のミニ旅行シリーズは上出来の部類で記憶に留めよう。

 「三日分新聞読めば夜が更ける」・・・しろ猫

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丹波篠山ミニ旅行その1

2023-10-25 21:23:32 | 旅行

 10月23日から丹波篠山地方に2泊3日のミニ旅行。

 出発時は日本晴れ状態だったので、どこまで雲が無いか確認しながら移動。

 

 (関門橋)

 第一休止点の関門海峡めかりSAで既に雲が出ており、日本晴れは熊本晴れに修正。

 いよいよ九州を出て、中国自動車道を一路兵庫県丹波篠山市へ向かって前進。

 燃費計算では、燃料は無給油で到着出来る予定だったが、高速で意外と消費。

 到着までの距離と、残燃料で走れる距離数が一致して冷や冷や。

 まさかのトラブルに備えて、到着80km手前のSAスタンドで給油。

 一泊目は、新たんば荘。

 

 (新たんば荘)

 到着時は薄暗く、撮影出来なかったのでこれは翌朝の写真。

 実際に泊ったのは本館の方ではなく、なんとログハウス。

  

 (ログハウスへ至渡り廊下)

 ログハウスが何棟か並んでいて、渡り廊下で本館と繋がっている。

 

 (室内)

 実は昨年霧島にミニ旅行したときも、ログハウスだった。

 今回もバタバタして予約したので、ツインと食事の条件しか検索していなかった。

 風呂もついていたが、本館の大浴場へ行くとたまたま入浴者ゼロで、貸し切り状態の大満足。

 

 (早朝の霧の林)

 翌朝窓から外を眺めると、霧が一面に立ちこめていてなかなかいい雰囲気。

 昨夜の夕食も、シニアコースを予約していたので、メニューも量も味も誠に結構。

 丹波篠山の朝は快調に滑り出した。

 今回の度のメインは、丹波篠山城~武家屋敷群~河原町妻入商家群。

 篠山城と武家屋敷を前半として本日、商家群の方を後半として明日UPする。

 

 (篠山城跡)

 篠山城は、かの藤堂髙虎が縄張りをしたとかで、ここのところ訪れる城は全て藤堂髙虎がらみとなってしまった。

 そう言えば、髙虎が築城した四国の今治城と何処か似た雰囲気の佇まいである。

 

 (大手門付近)

 広い外堀を渡って、大手門付近に来ると屈曲した内堀がある。

 平城なので、構造で堅牢性を追究している。

 

 (大書院)

 大書院のみ復元されていて、他は礎石のあった場所表示のみ。

 一際高く天守台はあるが、幕府から堅固すぎるとして許可が下りなかったそうで、天守台のみ。

 複数の櫓は現存しないが、3方向の馬出は石垣のみ残されている。

 

 (青山歴史村:丹波篠山デカンショ館)

 歴史もさることながら、デカンショ節が大々的に紹介されていて興味深い。

 

 (御徒士町武家屋敷群)

 

 (武家屋敷:安間家資料館)

 

 (武家屋敷:安間家)

 L字型の茅葺き構造である。

 玄関から入って正面が、床の間・庭の見える座敷で、左の部分が家族の居住空間といったところ。

 時代物が好きな相方は、12石3人扶持の住まいにしては立派過ぎるとブツブツ。

 

 (水琴窟)

 南向きの縁から眺めると、水琴窟が見える。

 水を垂らしてみると、何とも優雅な水音が立ちのぼってくる。

 ・・・・・

 さて、車はお城の近くの市営駐車場に駐めて、城~武家屋敷群~資料館と歩き回った。

 この段階で、既に6000歩を越えていた。

 昼食の後は、車を町屋に近い場所に移動して駐車し、商家群を散策予定だったが、駐車場探しに難儀した。

 どこも、満車ばかりで篠山の町を全部覚えそうなくらい、空いた駐車場を探し回った。

 そして、たまたま見つけた空間が、今夜の宿の駐車場だったという話。

 ここからの続きは、また明日のこころだあ~。

 「行けるとき行っておこうと旅の宿」・・・しろ猫

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旅先での出会い

2022-11-26 13:35:13 | 旅行

 普通のブログなら、2泊3日程度の旅なら1回~2回もUPしたら終わる。

 それを3日にわたり書き続け、しかも4回目まで引っ張る根性には、我ながら呆れる。

 が、しかし、変化のすくない日常であってみれば、多少はネタに活用しないと・・。

 と言うことで、今回の旅行で出会ったちょっと面白いシーンを。

 

 (シラスで作成された、西郷と大久保の像)

 この西郷と大久保の像は、出水麓武家屋敷群の資料館にあったもの。

 武家屋敷には、小松帯刀の像もあったがシラスで作成されているので壊れやすいため触らないで下さいとの注意書きが。

 西郷隆盛が大久保利通と肩を組んでいる像はちょっと異色。

 

 (石敢當:セキカントウ)

 この石敢當は、入来麓の武家屋敷群で見かけたもので、白百合の一輪もなかなかいい。

 入り口や、T字路の交わる場所に魔除け災難除けに設置されるもの。

 沖縄でしばしば見かけたので、由来を調べたら中国~琉球~薩摩とあり、どうやら沖縄が先のようだ。

 

 (待避壕)

 この待避壕は、高千穂河原の鳥居脇の駐車場隅に設置されていた。

 ここは、霧島神宮の跡といえども、目の前の山々は名だたる活火山の霧島の峰々。

 ゆめゆめ油断めさるなということか・・。

 

 (足湯)

 足湯は特に珍しい施設ではない。

 が、しかし、霧島神宮一の鳥居の脇にある足湯とくれば、これは珍なる風景ということに。

 いかなる所存で、このような場所に設置したのか・・。

 ちなみに、湯はぬるめだった。

 

 (ケロリン)

 その足湯の、給湯口付近に置かれた黄色い手桶を見ると「ケロリン」の文字が・・。

 まさか、足湯に物足りず全身浴などする者はいないと思うが。

 さて、後は恒例の旅先で出会った猫など・・。

 

 (出水武家屋敷の道路で出会った、ペンダントを下げた猫)

 

 (入来武家屋敷群の道路で出会った瞑想中の猫)

 

 (藺牟田池の民家前の道路で出会った、動じない猫)

 ごろりと横になって寝てしまったり、いわゆる箱座りで瞑想したり・・。

 茶色の大きな雄猫は、擦れ違った後で止ったので呼びかけると、耳だけこちらに向けて振り向こうともしない。

 この他、沢山の猫たちと出会ったが、今回は割愛させてもらう。

 「日常に戻れとまたも言うスマホ」・・・しろ猫

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ミニ旅3日目(霧島神宮)

2022-11-25 11:10:31 | 旅行

 ミニ旅とは言え3日目になると、歳のせいにはしたくはないが疲れる。

 最後の日は、霧島神宮を主体に・・。

 

 (神宮1の鳥居を過ぎた辺り)

 霧島神宮だけあって、朝霧が立ち込めていた。

 

 (参道)

 

 (さざれ石)

 君が代は千代に八千代に「さざれ石」の巌となりて苔のむすまで・・。

 永く世が平和でありますように・・。

 

 (国宝「霧島神宮」本殿など)

 参拝客というより、外国語で談笑する観光客がとても多かった。

 聞き慣れた英語・中国語・韓国語ではない外国語・・・。

 

 (神符納札所跡)

 ここに、出水の武家屋敷で案内された「税所家」ゆかりの碑が建てられていた。

 霧島神宮財務全般を取り仕切る「税所」の家名の由来もその役職からきたらしい。

 

 (神事への出発)

 神殿に向かって歩き始める前に、整列中をパチリ。

 参拝客の中に礼服の人がかなり居たりして、何事かと思ったら11月23日は宮中の「新嘗祭」。

 なるほど、系列の神宮としては神事が行われることに気がついた。

 ただし、立ち入り制限で撮影もできない。

 

 (紅葉の帰り道)

 勤労感謝の日であることと、新嘗祭の神事のこと、それに11月22日は語呂合わせて「いい夫婦の日」だったとか。

 ミニ旅行もなかなか、いい日取りだのだと帰り着いてから気がついた。

 ワールドカップの初戦でドイツに勝利するおまけまでついて、結構な旅だった。

 「非日常一句詠ませる旅枕」・・・しろ猫

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鹿児島ミニ旅行2日目(霧島周辺)

2022-11-24 11:29:24 | 旅行

 鹿児島ミニ旅行2日目は、霧島周辺をグルグルと・・。

 1泊目のホテルの窓から見える風景は、地名の通り霧ばかりの霧島。

 

 (ホテルの窓から雲海が・・)

 霧島の夜明けは、霧からスタートした。

 一応事前に調べておいた今日のルートにしたがって車を走らせる。

 ただ、ナビには殆ど私が選んだスポットは表示されなかった。

 その地域にある案内標識を頼りに行動することに・・。

 

 (朝陽轟の滝)

 道路脇に車を駐め、湿っぽい土と落葉で滑りやすい斜面を降りると、名前のわりには轟いていない滝が・・。

 滑らないように気をつけながら、車に戻り次のポイント藺牟田池へ。

 

 (藺牟田池)

 池というが、藺牟田火山の火口湖で、周囲は幾つかの山々に囲まれている。

 周囲は3.5Kmとあったので、ウオーキングを兼ねてユックリ歩くことに。

 

 (白鳥と鴨の隊列)

 水面に近づいた段階で、白鳥がやって来てそれに従うように鴨の群れが泳いで来た。

 暫く歩くと「白鳥の餌」と書いた袋と代金を入れる箱が置いてあった。

 なるほど、習慣的に人を見て白鳥が近づき、そのおこぼれに預かろうと鴨が群れるという構図。

 

 (水中から生えた樹)

 この池は、植生が独特で泥炭形成植物群落として天然記念物に指定されている。

 北東岸の水際のメタセコイアに似た木の横には気根のようなものが見えた。

 

 水面から根を空中に出した気根は、マングローブ等でよく見かけるが・・。

 さてさて、名の通った観光地である高千穂河原をナビに入れて車を走らせる。

 経路上に2箇所ほど立ち寄るポイントがあったのだが、いずれも道路から入った以降案内標識が無く断念。

 

 (高千穂河原の霧島神宮跡)

 坂本龍馬も新婚旅行で訪れたとか言う、霧島連山の高千穂の峰。

 噴火等によって、被害を受けることが多く本宮は現在の場所に移された。

 鳥居付近は本宮跡として祀られている。

 天気情報では午後3時過ぎには降雨との予報で早めに移動を開始。

 宿への道すがら、たまたまポイントの一つ「丸尾滝」の案内標識を発見!。

 通行止めのため徒歩前進となる。

 途中で雨がパラリとなり、傘をとりに引き返して再度前進。

 

 (丸尾滝付近の紅葉)

 

 (丸尾滝)

 丸尾滝は、少し白濁していた。

 遙か上部を道路が走っていて、車で移動途中に蒸気の上がる噴気孔がいくつもあった。

 周辺の樹木が、まだ緑色を残していたので、ごく最近噴出したと思われる。

 通常は、噴気孔の周りの植生は枯れてしまう。

 その噴出物が川に流れ込んで、滝を白濁させているのだろう。

 宿のチェックインには早過ぎるので、途中の「神水峡」を探してウロウロ。

 やっと探し出したが、相方が歩きの連続にギブアップ。

 遠景を眺めるに止めて、宿へ向かう。

 

 (さくらさくら温泉)

 2日目の宿は、「さくらさくら温泉」という一風変わった名前の宿。

 命名のわけを後で確かめようと思っていたが、聞くのを忘れてしまった。

 

 (温泉付きコテージ)

 宿泊人員、団体・家族など宿泊者の状況に応じ各種の部屋が用意されている。

 本館・別館の他、コテージ・カナディアンログハウス・和風一戸建など。

 私達は、温泉風呂付きのコテージ。

 1階はやたらと広い畳の部屋で、螺旋階段を昇ると2階がベッドルーム。

 14000歩以上歩いて、お疲れにつき本日早めにご就寝。

 そう言えば、若い頃京都の旅では30000歩も歩いて平気だったのに・・。

 「明白な事実昔は若かった」・・・しろ猫

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鹿児島ミニ旅行1日目(武家屋敷群)

2022-11-23 15:49:31 | 旅行

 コロナ第8波が来る前に、隙を突いてミニ旅行を敢行した。

 主たる目的は霧島周辺をウロウロすること。

 移動手段は自分で運転する車による、相方との二人旅。

 比較的ユックリした計画なので、出発も家事全般を終了後おもむろに。

 一日目は、自宅から~ホテルグリーンヒル鹿児島までのコース。

 相方が、剣客商売だの居眠り磐音だのと時代小説大好き人間なので、本日のメインは武家屋敷跡めぐり。

 

 (薩摩藩:出水麓武家屋敷群)

 先ずは、鹿児島県北部の熊本県との県境の出水市にある武家屋敷跡群。

 「〇〇麓」武家屋敷と、必ず地域の名称の次に麓がつく。

 藩内の出城・山城等の周辺には「麓」と呼ばれる武家屋敷群が存在している。

 現存しているものでも、鹿児島県内に12箇所あり、日本遺産に登録されている。

 生け垣や石垣の石は、各武家屋敷群によって異なる。

 この地域は丸い石が多いようだ。

 

 (門の外から・・)

 

 (屋敷から庭を・・)

 

 (囲炉裏の横に仕掛けが・・逃げ穴)

 厚い板を外すと下には逃げ穴が作られいたとか・・。

 肥後と薩摩の境界の最前線に位置するので、警戒心は相当なものだったのだろう。

 ちなみに、見学したこの屋敷の最後の持ち主は「税所」という名前の方で、霧島神宮の財務を取り扱った方とか・・。

 名字もそこから来ているという話。

 霧島神宮に詣でる際には、拝殿にあがる右側に注目とは案内人の弁。

 入来の武家屋敷に向かう途中で、ちょっと寄り道。

 

 (曽木の滝)

 川内川の途中にある滝である。

 水量がイマイチだったので、ちょっと寂しい東洋のナイアガラだが、以前訪れた時は凄かった。

 

 (明治期の水力発電所の導水路跡)

 曽木の滝の自然の落差を利用して、滝の下流に水力発電所が作られた。

 導水路跡がトンネルのように続く。

 植えられたモミジが紅葉していたが、今日の主題でないので省略。

 このまま前進して、入来の武家屋敷群へ。

 

 (入来麓武家屋敷群)

 どこの武家屋敷群も基本的な街割は共通していて、生け垣や石垣も似ている。

 ただ、入来の武家屋敷群の中で藁の門構えや母屋は珍しかった。

 

 (2連の藁屋根の母屋と石造りの蔵)

 代表的な建物の一つとして、大切に保存され現地教育等も行われていることが窺える庭のセッティング。

 正面の門の前には、沖縄で見かけた「石敢當(セキカントウ)」と呼ばれる石塔も設置されていた。

 これらは後の機会ということで・・。

 とかく、旅行記は本人が面白がるほど人は喜ばない。

 旅の目的や、趣味・興味が違うので共感できないのは仕方がない。

 武家屋敷をはじめ、今旅行期間の写真は大幅に省略して話を進めたい。

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ちょっと目に付いた風物

2020-11-02 12:50:26 | 旅行
 10月26日から4日間の山陰・山陽の旅で、ちょっと面白いと感じた植物などを写してみた。

 
 (紅葉)

 紅葉がある程度進んでいて、空の青さが際立って見えた。

 
 (草モミジ)

 上方の紅葉から目を下に向けると、草モミジが・・・。

 周りの雑草が除去されている場所に、わざわざ此処だけ草を残した清掃担当者の気持の伝わった一角。

 
 (ツツジと野菊)

 時期的には、初夏と晩秋が同居したような妙な取り合わせ。

 
 (ツツジ)

 ツツジも、時期を誤って1~2輪が咲いたというのではなく、その気になって咲いたという感じ。

 今の季節に咲く品種なのだろうか。

 
 (桜の切り株)

 切り倒された桜の切り株から、新しい小さな命が芽吹いていた。

 中途半端な切り方から、切り倒した目的が分らない。

 
 (ためらい傷?)

 切断した場所の下部に、もう一つの切りかけた途中の傷がぐるりと樹の株を一周していた。

 これも作業の途中で、どういった事情があってこういう切断面になるのだろうと頭を捻らせる一品。

 
 (野いちご)

 イチゴの時期は、初夏が多いがいまの時期にも熟れるのがあった・・・ような気もする。

 実が、とても小さく一粒食べてみたら、酸っぱかった。

 
 (バッタ)

 季節的には、もう最終便は出てしまった後に取り残されたバッタという雰囲気。

 ただ、カメラを近づけても動じる風もない様子は孤高の人といった風情。

 行く秋に、来し方にふと思いを巡らす「バッタ版:考える人」といったところ。

 「開発に遅れて残る大自然」・・・・しろ猫

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山陰・山陽の旅(四日目:福山城跡など)

2020-10-31 09:58:29 | 旅行
 最初の宿で貰った地域限定のクーポンは、夕食時のビールになってしまったので、ご当地土産はゲットできなかった。

 反省に基づき、二日目の宿(白兎会館)のクーポンは鳥取県内もしくはその隣県で使うことにした。

 
 (白兎海岸)

 この海岸には、道の駅があって一応土産物等の品揃えはあると推察して寄ることにした。

 海岸は「白兎海岸」で、直ぐ傍の小高い丘の上に建つのは「白兎神社」。

 
 (白兎神社)

 まあまあ、さすが鳥取県で、徹底的に白うさぎで迫ってくる。

 祭神は「大兎大明神」とか・・・。

 昨今ご当地の紹介で施設等に独特の命名をした所が多い。

 さしずめこの「白兎海岸」や「白兎神社」も古い昔からそのネーミングのはしりはあったわけだ。

 そう言えば、鳥取県では空港は2つ有って、「鳥取砂丘コナン空港」と「米子鬼太郎空港」と徹底的にアニメ攻め。

 境港市などには「水木しげるロード」なる所もあって、鬼太郎のオンパレード。

 まあ我が県も、「阿蘇くまもと空港」や「ワンピース」のキャラクター像を県下各地に建て始めたので文句は言えない。

 ここで、お土産をクーポン券でゲット。

 
 (宍道湖)

 宍道湖の見えるSAでちょっと一服、出雲蕎麦などを頂くことに。

 古すぎる私のナビには、途中までしか開通していない「松江~尾道道」を走って広島県へ。

 
 (福山城跡)
 
 (毛利元就の墓所入り口)

 福山城跡もちょっとした小高い丘にあって、相方の足腰の調子がイマイチなので入り口付近から眺める程度に。

 何しろ元就が、生涯を過した城というからちょっと驚いた。

 支城というか出城というか、そうした要衝を抑える城跡はこの付近には沢山有る。

 暇と金と体力があれば、またの機会に訪れてみようということで手を打った。

 
 
 (土師ダム湖)

 国道54号線から北に向かう県道を進むと「土師ダム」というかなり大きなダムに出会う。

 湖畔の木々は少し紅葉が始まっていた。

 ここを過ぎて、北広島のホテルに向かう。

 温泉と、食事がとても良かった。

 連日の夕食攻めで、多少辟易していたが昼を軽く蕎麦で済ませたのが効を奏した。

 美味しい食事は、腹が減っているかどうかで感じ方が相当に違う。

 掛け値なしでここの食事は今旅行期間中では一番美味かった。

 
 (宮島SA)

 最後に、宮島SAの望遠鏡で厳島神社を覗き見しょうと目論んだが、残念ながら海上が霧で島も霞んでいた。

 仕方がないので、SA敷地内の赤い鳥居で我慢することに。

 中国地方はどういうわけか縁があって、度々訪れている。

 特に城めぐりなどをするようになってからは、内陸部を訪れることが多くなった。

 山陽道・山陰道沿いの城から、山陰~山陽の山越え道の要衝を抑える山城など、平城・山城が数多い。

 せいぜい足腰を鍛え、機会を求めてチャレンジしたい。

 全行程1300数十キロ、少々疲れた。

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