カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

三角西港にて

2021-04-30 15:42:20 | おでかけ

 変化の激しい気象状況で、降雨確率は午前中50%午後は0%。

 風が強くて、波は天草の内海でも1m~1.5m。

 西風に乗って、黄砂も飛んでくる。

 といったふうな予報が出ていた。

 確かに、朝から可燃ゴミを出しに表に出ると、強風で金の成る木の植木鉢が1個倒れていた。

 しかし、空には太陽が燦燦と輝いており、朝からの50%の確率は外れた。

 天気が良かったら、「藍のあまくさ村」に海苔の佃煮を買いに行く予定だったので、予定通り決行。

 帰りに三角西港で昼飯をば。

 

 世界遺産に登録されている三角西港だが、実際には小さな漁船以外には使われていない。

 明治以降の日本の近代化のため、開港された港も鉄道が通じ、そのトンネルが現在の三角港の方に延びて新しく港も出来たため、その役目を終えた。

 ただ、開発からも取り残されたため、明治・開港時の波止場や建物なども残って貴重な産業遺産となった。

 

 対岸の天草の島々へは、50年くらい前に5つの橋が架かって、天草は車で行き来出来るようになった。

 最近では、三角と天草を結ぶ一番最初の橋(1号橋)の横に、新しく橋が架けられ自動車専用道路として供用を開始した。

 

 

 この辺りは、岸壁からの魚釣りや、古い建物や港をバックに結婚写真などを撮影している現場に度々出くわす。

 一度などは、冬場の寒風吹きすさぶ中で、ウエディングドレスの花嫁がカメラマンの注文ににこやかに応えていた。

 とにかく、昼食ということでレストランに向かう。

 

 店内に入ると、昼食時なのに殆ど空席で、テーブルに人がいるのは2席くらい。

 窓がほぼ全開なので、けっこうな風の吹き具合で、外とあまり変わりがない。

 外の席をお願いして、デッキの席に鎮座。

 風を除けば、室内よりずっといい。

 屋外の席には、屋内とは対象的にお客は多かったが、3密などという話には、まったく縁の無い空間。 

 思考過程も行動も、人は似たようなことをするものだと痛感。

 

 風を正面に受けては、食事がし辛いということに気がついて、背中に風を受けるよう席を移動。

 ただ、終始巨大な「アコウ」の木を眺めながらの食事となった。

 似たような木に「ガジュマル」という木があるが、どこがどう違うのかは未だに知らない。

 どちらも、海岸沿いや港などに多く、防潮林などにも活用されている。

 横に伸びた大きな枝は、木材で支えられている。

 その支えの木材に沿って、枝から気根が伸びて絡みついている。

 人間が施した支え物を、「どうもすみませんね」と言いつつ、新たな腕ともいうべき根っこで抱きしめているスタイル。

 他の樹木に巻き付くと、枯らしてしまうこともあるそうで、別名絞殺しの木とは、ちと物騒。

 ガジュマルは種子島でも見たので、北限は屋久島・種子島あたり。

 アコウの北限は紀伊半島あたりらしい。

 そのうち温暖化で、もっと北まで移動するかも・・。

 てなことで、食べ過ぎ感を悔やみつつ帰路についた。

 「麦の秋南半球にて御免」・・・・しろ猫

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端切れでバッグを

2021-04-29 15:22:38 | 日常あれこれ

 先日、衣服の端切れを貼り付けて、短冊の台紙を作った。

 その際、相方が沢山の種類・様々の大きさの端切れを提供してくれた。

 作品的には、やはり短冊の台紙としては和風の方が似合う等という話になった。

 話をしながら、私も端切れで何かつくってみようかなと突然言い出して、ミシンを引っ張り出した。

 半日ほどガチャガチャやって、出来上がったのは手に提げるバッグ。

 

 (バッグその1)

 ジーパンの切れ端に、これまた別の端切れを細く立てにあしらったもの。

 ぶら下げる取っ手の部分は、以前処分したバッグの部品。

 ちょっと得意そうだったので、パチリ。

 

 春になって、着付けの教室が復活して、ボディのナナちゃんもお召し替えした。

 そのナナちゃんにぶら下げさせてることに・・。

 ところが、その名の通りボディだけで顔も無ければ手足が無い。

 持たせようもないので、ネームプレートを首から提げる紐を、首から背中を通って右袖あたりまで垂らしてみた。

 

 何だか変な感じになったが、トリック写真的には昔の怪獣映画クラスだと自画自賛。

 さて、バッグ作成にあたってサンプルとして引っ張り出された端切れの量は半端じゃなかった。

 一日おいて、もう一個作ってみようかな等と悩んでいたが、集中して作業すると足腰だの肩だのに支障が出るという。

 それではまた後日、などと言っていたのに又もや雨で閉じこもる生活に飽きたのか、ミシンが登場しゴソゴソが始まった。

 で、今度は前回より少し短時間でバッグが完成。

 

 バッグの善し悪しは、私には分らないが出来映えは悪くない感じ。

 生地も厚手の物だし、内ポケットもつけているので使用には耐えそうな一品。

 人間なにかを創作している間は、惚けないような気がするし、端切れの処分にもなるので、結構な話ではある。

 ただ、作りまくる根気と、配りまくる根性があるかだが・・。

 

 当方としては、写真を撮ってUPしたり欠伸をしながら見守るほかに特段やることもない。

 「貸した手を返してくれと猫が来る」・・・・しろ猫

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雑草に名有り花あり意地もある

2021-04-28 14:30:56 | 日常あれこれ

 庭の水やり用として、井戸水が重宝している。

 その屋外の水道へ行くまでの通路にピラカンサスの枝が邪魔になりはじめた。

 その枝をカットしている最中に、庭に出てきた相方が門柱から玄関までの通路の脇のリュウノヒゲが伸び過ぎだと言い始めた。

 そこで、枝の剪定の後にリュウノヒゲをカットした。

 すると、落葉など車庫の汚れを日頃気にしながら、見ない振りをしていた部分を掃除したくなった。

 相方も、頂き物の「トマト」と「紫蘇」の苗を、花壇兼菜園に植えはじめた。

 挙げ句にエスカレートして、草取りまで初めてしまったので、こうなると庭の作業が本格化してしまう。

 作業の途中で、雑草の綺麗な花や、雑草並のレベルで花を咲かせている草花を改めて見ることになった。

  

 (チリアヤメ)

 庭に、溢れた花のように短い茎に花を咲かせているのはチリアヤメ。

 元々はこんなところに花を咲かせること自体が不自然。

 

 (小判笹の鉢の中のチリアヤメ)

 この鉢では、チリアヤメが先輩で、小判笹は隣に鉢を置いていた頃に、実が飛んでこの鉢に定住し、チリアヤメを圧倒。

 チリアヤメは頑張って抵抗しつつ、自分も表に飛び出して庭に花を咲かせたりしている。

 どちらも逞しさでは甲乙つけがたい。

 

 

 (姫ヒオウギ)

 これが又、名前に似つかわしくない逞しい花。

 

 (紫カタバミ)

 

 (黄カタバミ)

 雑草でも、あまりに可憐な花を咲かせると、むげに抜くのも憚られる。

 特に紫カタバミは、一斉に咲き誇る姿はなかなか綺麗である。

 除草もけっこう大変だが、その後の処分方法も厄介な部類に属する。

 しかも、我が家の家紋(丸に剣カタバミ)に使われているという、因縁浅からぬ植物。

 

 (フリージア?もどき?)

 フリージアが、良い香りの花を咲かせ、概ね終わった頃に同じ株の場所から花を咲かせる。

 フリージアのような、良い香りもしないが、花期は比較的長い。

 フリージアは、頂き物をこの場所に植えた覚えはあるが、この花はさっぱり覚えがない。

 ただ、本日公開分の花の中では、唯一花壇の中で咲いているので、雑草ではない。

 しかし、その逞しさは雑草クラスである。

 放って置いても、季節には花を咲かせるものや、雑草なのに綺麗な花を咲かせるものなど、植物もいろいろだ。

 雑草などと分類しているのは人間で、植物には関係のなことなのだ。

 「雑草に名有り花有り意地もある」・・・・しろ猫

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現実に「玄日」を見たのはタイミング

2021-04-27 15:37:10 | ウオーキング

 寒い冬は、暖かい日中に歩き、暑い夏は太陽が落ちた夕食後に歩く。

 迷うのは、今頃の季節。

 直射日光は結構強いし、夕方以降は冷え込んできたりする。

 その日の行動予定もあるし、時間経過に伴う空模様もあるし、歩きのタイミングはそれなりに難しい。

 昨日は夕方近くに歩き始めたのだが、珍しい現象に出会えた。

 

 ふと空を見上げたら、虹のようなものが見えた。

 多分雲の成分と、太陽の位置関係が上手い具合に虹を作り出したのだろう。

 家並みや大きな樹などで、見えないが太陽の反対側にも出ている可能性があると、高台の畑の方に急いだ。

 

 写真では分かり辛いが、中央付近にほんのり色合いの違う虹状の雲が見えた。

 太陽を中心にして、両側に見える。

 

 太陽はまだ結構な明るさで、カメラを向けると下界は真っ暗な夕方に映ってしまった。

 確かこういう現象を、「玄日」とかいった筈だ。

 帰ってネットで調べたら、玄日という現象で、薄い刷毛で掃いたような特有の雲と、ある一定の角度からの太陽光線が作り出す光学現象だとあった。

 虹は赤を太陽側にして一番外が紫になる。

 月の場合でも、明るく輝く月と薄い雲といった条件が揃えば、同じような現象が起こる。

 月の場合は「玄月」というらしい。

 歩く時間とコース、太陽の位置と条件に合う雲の存在、等々を考えるとポイントはタイミング。

 タイミングと言えば、昼に郵便を出しにいった帰りに我が家の横の電柱から、カラスが車庫の屋根に降りてくるのが見えた。

 暫くしたら、屋根から門柱に飛び移り、更に郵便受けの上に乗っかってやたらサクランボの木や、庭を見下ろしたりしている。

 

 カラスにすれば、私は通行人でちょっと静かにしていれば通り過ぎる筈だと思ったらしい。

 ところが私が門の方に近づいたので、庭に降りてやり過ごそうとしたら更に庭に入ってきたので慌てて近くの電線まで退避した。

 思うにカラスの挙動からして、狙いはサクランボだと思った。

 前回の収穫時に、熟れるまで残しておいたサクランボが、一昨日覗いて見たら殆ど無くなっていた。

 犯人は鳥しか考えられなかったが、最近はヒヨの姿も見ないし不明なままだった。

 あの挙動から推測すると、ほぼ犯人はカラスと思われる。

 これも、帰宅時間、カラスとの遭遇とその挙動観察などがタイミング的に合っていたからである。

 太陽の光のショーも、カラスとの遭遇も決め手はタイミング。

 不意に坂本九のタイミングという歌が聞こえてきたような気がしたが・・・。

 空耳か。

 そう言えば、「空耳アワー」なるコーナーのある番組もあったなあ。

 さてさて、歩きに行くとするか。

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短冊作りに挑戦!

2021-04-26 15:53:38 | 日常あれこれ

 今日も直射日光が強い一日だった。

 だったと言うより、まだ現在進行形で室温は25度。

 暑い最中に、短冊作りに挑戦してみた。

 以前に、秋田県の大会に投句したら、短冊が送られて来たことがある。

  

 句の方は自分で勝手に書けば良いのだろうと、書いてみたらあまりの字の拙さに、習字の練習から始めるべきと痛感。

 ただ、句の方は本人もそれなりに気に入っている。

 「本当の顔はひとりの時のかお」・・・・しろ猫

 先日、熊本地震の「震災の記憶」という句集の中から1点を選んで、色紙に書いて出品・展示するという催しがあった。

 依頼されたが字が拙いので断ったら、拙いのが良いのだと妙におだてられて出品したら・・・恥を掻いた。

 「車中泊やさしく照らす十三夜」・・・・しろ猫

 下手に見える字と、拙い字は根本的に違うのだ。

 ちょっと遅いが、字の練習でも始めようか・・・などと。

 さて、布を貼り付けた短冊が、なにやら面白そうなので自分で作ってみようという気になった。

 「端切れなら有るよ」と相方が言う。

 

 まあまあ、様々の大きさや模様の切れっ端を持ってきて並べた。

 なるべく和の風合いが出るものが良いとリクエストをしておいたので、それらしいものが多い。

 作り方は、頂いた短冊を参考にさせてもらった。

 布を切るハサミと、紙を切るハサミは必ず違うハサミを使用するよう相方から念を押された。

 2時間以上掛かって、作り上げた。

 

 先日の色紙展の失敗作を、カッターで細長くカットして、少し大きめに布をカットし貼り付ける。

 6枚ほど作ったところで飽きた、というより不自然な姿勢なので足腰が痛くなった。

 しかし、材料もカットしているし次に作業をするのがいつになるか、自分の性格上見込みも立たない。

 こういうのは、今日はこれまで、後はそのうちになどと投げ出すと、そのうちに忘れるのだ。

 と言うより、わざと知らんふりしている間に、本当に忘れてしまうのだ。

 久々に、やめたい衝動を抑えて、準備した数はすべてやり終えた。

 何と言う達成感だろう。

 昨日のロアッソに見せてやりたいくらいだ。

 「幸せの味見はひとりこっそりと」・・・・しろ猫

 字の練習は、そのうちに忘れるかも・・・・。

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天気晴朗なれども・・・。

2021-04-25 16:55:56 | スポーツ

 久々のロアッソ熊本のホームゲームで、昼飯も早々にスタジアムへ。

 天気はなかなか良かった。

 

 緊急事態宣言が発せられた地域もあるが、当地はレベル5の危険水域にあるものの、まだ宣言には至らない。

 前回は、県独自の緊急事態宣言で乗り切ったが、果たして今回は。

 

 爽やかな風に、大会旗もチーム旗もはためいていて、絶好の観戦日和。

 試合の流れも、立ち上がりから調子よく前半だけで2点をとった。

 

 気分良く、このままの調子で終わりまで行って欲しいと願うのは毎度のこと。

 ハーフタイムにいろいろあって、楽しませてもらった。

 

 

 

 和太鼓の演奏が、なかなか良かったし、火の国盛り上げ隊というか武将隊の演技もよかった。

 ところが、良かったのはハーフタイムまでで、その後はどうも・・・・。

 1点返されて、1点差となって相手も調子と希望が湧いてきた様子。

 反比例してロアッソの方はダウン。

 終了間際に、追加のゴールを決めてもうこれで勝負は終わったと思った瞬間・・・オフサイド。

 ノーゴールでガックリ来ているところに反対にゴールを決められて同点。

 前半はロアッソが2点、後半は八戸が2点でドロー。

 試合が終わって、八戸の選手がメインスタンド前に整列して挨拶に来たときは、盛大に拍手をしてたたえてやった。

 あまりの悔しさに、思わず敵に拍手してしまったのは私も周りの皆さんもおなじ。

 そう言えば、鹿児島戦のときもそうだった、などと誰かが言い出した。

 2点先取はロアッソの鬼門なのだろうか。

 3点とか1点とか、どうやら奇数点が良さそうだ。

 取りあえず、残念のビールでも飲むか。

 こんなに天気に恵まれていたのに・・・。

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いきなり夏が来た

2021-04-24 16:16:51 | 日常あれこれ

  今日も暑い。

 室内でも28度ある。

 東寄りの風だったら、九州山地越えのフェーン現象かも。

 

 今頃から暑いなどと言っていたら、この先どうなるのだろう。

 オリンピックもやると政府は言っているのに・・。

 隣町の友人から、来週以降の趣味の会をコロナの蔓延に鑑みて中止したこと、台風対策をしたこと等のメールが来た。

 趣味の会の集まりに関しては、私も我が町の世話役になっているので、中止を考慮に入れて情報を収集中である。

 ただ、台風対策は流石に思いつかなかった。

 対策と言っても、植木鉢を移動するくらいだが・・・。

 菜園や花壇は、それぞれの植物毎に自力で立ち向かってもらう。

 

 

 (グリンピース)

 豆はさっぱり蔓が伸びないまま、花が咲き実が成っている。

 甘い「スイートなんとか・・」いう名前札がついていて、こんな豆は初めてお目にかかる。

 

 (花とキュウリ)

 キュウリもやっと地上20センチくらいに成長した程度だから強風は何とかなるだろう。

 花も、対策のしようもないものばかりが10株ばかり・・。

 サクランボもあらかた収穫してしまったので、心残りは無い。

 

 

 (ブルーベリー)

 ブルーベリーは小さな実がついているが、風くらいでは落ちないだろう。

 今頃になって、ブルーベリーに白い花が咲き始めた枝がある。

 コロナだって変異株が発生するくらいだから、花が咲き始めても驚かない。

 ただ、こう暑くなると強制的に衣替えをさせられる。

 何もかも夏バージョンに切り替えたが、その際不要なものを処分することにした。

 処分といっても、リサイクルショップの回収ボックスに持って行くのだが。

 なんと、相方より私の方が断然処分量が多かった。

 お陰でクローゼットやタンスの中がスカッとし気分的にはス~っとした。

 布団なども6組処分したので、押し入れの中に風が吹き始めた。

 いきなりの暑さは、日頃と違った行動を取らせる。

 「使わない物が大事に棚の奥」・・・・しろ猫

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庭の新緑いろいろ

2021-04-23 16:08:35 | 日常あれこれ

 新緑の季節が、かなり前倒しで訪れた。

 例年より2週間くらい早いような気がする。

 ただ、もうぼちぼち咲いても文句を言わないツツジはさっぱり咲かない。

 果物などには裏年などあるようで、実が少ない年もあるが花もそうなのだろうか。

 井戸の横の鉢の中で、ドングリも青葉を広げつつある。

 

 樹齢は、どん栗の実を拾って植えたものだから、もう20年以上になる。

 芽を出した環境が悪かったと自覚しているのか、文句も言わず背伸びもせずに幾年月。

 子供の頃は「♪どんぐりころころドングリコ」と唄っていて、「どんぶりこ」だと知ったのはずっと後。

 お池に落ちたのだから、どんぶりこと落ちたのだと納得したが、威張れる話ではないので黙ったまま。

 

 「山椒」も新芽をどんどん伸ばしている。

 これもドングリと同じ時期だったが、こちらは大きくならないことが分っていたので地植えにした。

 それでも、毎年伸びようとするので遠慮なく剪定をする。

 この山椒も誤解があって、民謡「ひえつき節」の、♪庭のサンシュウの木に鳴る鈴掛けて・♪を「・・庭の山椒の木」だと思っていた。

 山椒の木を、サンシュウと宮崎あたりでは言うのだろうと信じていたのだが、公園で「サンシュウの木」を見て誤りに気づいたが知らんふり。

 

 バラの芽も、2~3本くらいがどんどん伸び始めた。

 枝の方が幹を追い越してしまった。

 「くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨の降る」・・子規

 直ぐに頭に浮かぶ句である。

 子供の頃、針を実際に触ってみても、指先でくにゅっと摘まんでみても確かに柔らかくて痛くなかった。

 まだ尺貫法の世界で生きていた祖父母も健在で、二尺どころか「匁・貫」はては「斤・石」という単位も実感出来ていた。

 

 モミジも現在地に家を建てた頃、シンボルツリーだ等と庭の中央に植えたが、種類に無頓着だったため大木になる恐れが出て切り倒した。

 懲りてしまって「花梨」にしたが、これまた花も咲かず実も成らず、そのうち害虫に幹の中心部をやられて処分した。

 このモミジ(「青鴫立」)は鉢植えのものを買ってきた。

 あまり大きくはならないような雰囲気が漂っていたからだが、無理しない程度に剪定して大きくなり過ぎないようにしたい。

 現在は、シンボルツリーの地位を占めているのはサクランボである。

 これも、夏場に強めの剪定を計画している。

 新緑の季節は、樹高・樹形を頭に描く季節でもある。

 「大木は見たことも無い独活を食う」・・・・しろ猫

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♪寂しかった僕の庭にバラが咲いた・・♪

2021-04-22 20:02:02 | 日常あれこれ

 柳誌「ふんえん」の校正に時間を要した。

 前回の編集時に、取りあえず間に合わせようと内容の精査を省略した部分があったので仕方が無い。

 帰宅が遅くなったので、直ぐ夕食になり19時からの「プレバト」も録画して貰うことにして歩きに行った。

 

 歩き始めた頃は、まだ明るかったのだが田んぼ路に掛かる頃には、暗くなり始めた。

 

 草野球チームの練習のため、ナイターの燈が点いていよいよ夜の雰囲気に。

 やおらポケットに入れて持ってきた反射材をタスキ掛けにする。

 上半身と帽子は白にしたので、普通より車には発見されやすい筈だ。

 ただひたすら夜道を歩くわけで、あまり面白くはない。

 無心に歩くというのも悪くはないが、不思議と景色が見える状態の方が無心になれる。

 夜間の見えない状態の方が、雑念が入る。

 ただ、句も生まれたりするが、帰って確かめると良い句は殆ど無い。

 そういうわけで、昨日の日中に写した庭のバラの写真でお茶を濁すことに・・。

 

 ちょっとピークを過ぎたが、我が家の庭では私の一番好きなバラである。

 3輪ほど、開花候補生が待機しているので楽しみ。

 

 赤いバラというのか、深紅のバラと言いたいくらいビロードのような光沢がある。

 我が家で一番繁殖しているバラである。

 

 ややこしい名前で、確か「ジュードジオブスキュア」という早口言葉にしたいくらいの名前のバラ。

 3輪ほど蕾をつけているが、1輪の咲くまでの間隔の長いこと。

 花弁の多さも、赤いバラといい勝負。

 もっとシンプルに咲けないものか。

 シンプルと言えば、「球磨川」の河川敷のツクシイバラの群落はいい。

 一重のピンクで、バラの原種になるとか。

 広い河川敷一帯に咲いていて、バラの香りが付近に漂う。

 人吉・球磨地方は洪水に見舞われているし、コロナ禍でもあってちょいと様子見に、というわけにもいかない。

 数年前に写した写真でもUPしておこう。

 

 「様子見をしているうちに時は過ぎ」・・・・しろ猫

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愉快な鳥たち

2021-04-21 16:40:14 | ウオーキング

 今日は暑い一日だった。

 室内の気温は17時現在で26度Cで、外気温は29度。

 季節は前倒しにどんどん進んでいるようだ。

 

 田んぼコースを歩くと、田植えの準備のための田起しトラクターの後を、サギがゾロゾロついて回っていた。

 普通だったら絶対に近寄らない距離なのに、この作業中のトラクターには平気のへいざ。

 

 

 ぽつねんと佇むシラサギやアオサギを見慣れているので、群れてトラクタの後に付いていく姿はおかしくもある。

 特に「アオサギ」は、昔テレビ人気だった「木枯らし紋次郎」のような雰囲気がある。

 今にも「あっしには、関わりのねえ事でござんす」という台詞まわしが聞こえてきそう。

 そんな孤独を愛するサギでも、お祭りは大好きなのだろう。

 田起しの時期は、サギの収穫祭なのかも知れない。

 

 暫く歩くと、去年の稲の籾殻を撤収する作業現場を通りかかった。

 すると、今度は鳩が群れをなして機械の近くにたむろしていた。

 実の入った籾でも、出てくる見込みでもあるのだろうか。

 こうした季節の移ろいに対しては、鳥たちはとても敏感なようだ。

 日頃は警戒心の強い鳥たちも、機械は襲ってこないことを知っているのだろう。

 空には、夕暮れまで揚げ雲雀が囀っている。

 それにしても、今日は暑かった。

 「暮れなずむ田で残業か揚げ雲雀」・・・・しろ猫

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