カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

いつまで続く電線音頭

2016-04-14 09:33:09 | 日記
 天気予報によると今日は午前中は曇りがちだが午後は晴れて25度くらいの陽気になるという。

 2階の窓から里山の方向を見れば山はまったく霞んで見えない。

 里山の見え具合で空気の澄み具合が判定できる。

 
 (里山方向)

 灰色一色なのでカメラも焦点が合わせられず、ついついオートだと手前の電線に焦点が当たってしまう。

 もっともクローズアップしなくても電線の多さには日頃からウンザリさせられる。

 電力線、各社毎の電話ケーブルと光ケーブル、ケーブルテレビなどなど・・・。

 
 (電線の設置物)

 「電線にスズメが3羽とまってた」どころか「スズメが無数にとまってた」のはな~んだ。

 先日、この電線上の鳥のような不思議な物体は何だと書いてUPしたら、「それは鳥の糞害防止装置ではないか」というメールが来た。

 ネットで調べると、とあるメーカーの製品が酷似していて、どうやら鳥がとまったりするのを防止するものらしい。

 たまたま近所に比較的低い位置に設置した場所があったので、よくよく見るとこの鳥状の装置の先端には一本細い魚釣りの糸のようなものが連なっていて、鳥が電線上にとまると足や羽根が引っ掛かる仕掛けが施してあった。

 私も2階のベランダ上や洗濯物干しの付近には、釣り糸を張り巡らせていて効果があることを知っていたのでなるほどと納得した。

 ただしこの電線上の糞害防止処置は、しかるべき会社に申し出ないと処置はしてくれないそうで、申し出ない人はいつまでも我慢したまま生活をせよということらしい。

 公共工事だ何だとやたら道路を新設するのを抑制して、美観を損なう電線の地中化をもっと推し進めて欲しい。

 来日した外国人が、先進国では珍しいと言いつつ上空に向かって蜘蛛の巣のように張り巡らされた電線をカメラに収めるのを見ると観光立国のお先が思いやられる。

 「放置プレイやがて哀しき政かな」

 
にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

頑張れブラザーズ

2016-04-13 20:54:23 | 日記
 娘に次男が誕生し、今日は退院予定日だというので筑紫野まで出かけた。

 悪戦苦闘が予想される配偶者の陣中見舞いも兼ねているが、私的には長男の様子が気になっていた。

 赤ん坊を抱いた母を玄関まで出迎え、ベッドに寝かされた赤ん坊を見る彼の様子ばかりを見詰めていた。

 3歳に満たない彼が、病院では次男を抱いた母親と視線を合わせるのを避けていたというのが心配になったからだ。

 しかし、家では笑顔で出迎えた。

 自分なりに心に折り合いをつけるため懸命に努力している最中なのだろう。


 
 (ツクシイバラ)

 筑紫野に生まれた二人の兄弟には、世界のバラの原種の一つだといわれる「ツクシイバラ」のように、逞しく兄弟仲良く育って欲しいと願わずにはいられい。

 もうすぐ子供の日がやってくる。

 親も子も共に仲良く春風にたなびく鯉のぼりのように健やかであって欲しいと祈らずにはいられない。

 「短冊に今のままでと書いてみる」



にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生み育てるということ

2016-04-11 08:12:46 | 日常あれこれ
 ウオーキングで歩き回ると、彼方こちらの家庭菜園に目が向く。

 するとジャガイモが芽を出していたり、豆のつるが伸びていたりしているのが見えたりする。

 ジャガイモの種を求めてホームセンターに向かったが、もうとっくに品切れ。

 仕方なく道の駅で売っていた食用のためのジャガイモを6袋ばかり買ってきた。

 あとは採れすぎても困るので野菜の苗を農協の直売所から2本ずつ買ってきた。

 
 (小玉スイカ)

 去年好評を博した小玉スイカの種も蒔いておいたが、安全策で苗も植えておいた。

 
 (ピーマン)
 
 (ナス)
 
 (きゅうり)

 根元は泥はね防止に去年の遮光のスダレを活用してみた。

 ジャガイモの種芋は二つに割って植え付けた。

 ビタミン菜なる妙な名前の野菜も種蒔きしたが、果たしてどんな野菜が芽を出すのか見当もつかない。

 ただ今回の野菜の種蒔き・植え付けは、場所も方法も私の独断で事を進めたのでとてもスムーズに完了した。

 配偶者がお産の手伝いで人間の生育に関わっている間、私が植物の生育に関わっているというわけだ。

 明後日は産院を退院の予定なので、明日は私も孫のご尊顔を拝するため出かける予定だ。

 配偶者の長期出張に際して、民族大移動並みに大量の荷物を運ばされたが、今度も又不足分だの野菜だの台所用品だのを大量に買い込んで持ってくるように命令指示が出ている。

 まあ、新しい生命が誕生し育つということはこんなにも楽しく嬉しいものかとつくづく思う。

 

 「うれしさが十七音字におさまらず」

 
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

結婚式と出産と

2016-04-10 08:12:07 | おでかけ
 結婚式に参列することになった。

 式場名は聞いたことがあるなと思ったら、今日の花嫁の兄も同じ式場で結婚し私も参加したから2度目だった。

 
 (結婚式場)

 何やらオルガンが響き、賛美歌が流れ、英和混用の牧師の言葉が不思議な空間を演出していた。

 「唱いましょう、賛美歌〇〇番」とか言われて、貰っていた天使の羽に似せた歌詞カードは、神を称える言葉で躊躇したが、流れて来た曲は小学校で習った曲だったので、結構上手く唱えた・・・・と思った。

 
 (やたらとガラスの空間が広いロビー)

 透明なガラス、青い水がどうもこの会場のコンセプトらしい。

 なにやら色々あって、最後に庭に出て貰った重り付の風船を池の水に放り込むとヒモが溶解して千切れ、風船だけが空高く舞い上がる。

 
 (風船)

 披露宴では「奥様は?」などとやたら聞かれた。

 なにしろ配偶者の弟の娘の結婚式なのだ。

 その都度、「実は娘の出産予定日が近く二人目は予定より早くなると想定して手伝いに行っておりまして・・・」などと聞かれる度にボイスレコーダーのように受け答えをした。

 配偶者が娘を産んだときも、予定より20日早くて私達は大いに慌てた思い出があって、抜かりなく先手を打つことにしたのだ。

 お色直しの後で、やたら花嫁のドレスが膨らんでいるし友人等もお腹を触ったりしているので、どうしたのかを花嫁に訊いたら来月に産まれる予定だとの驚愕の答えが返ってきた。

 「おいおい、うちの娘を追い越したりしないでくれよ、順番を守ってくれ」と注意を喚起しておいた。

 ノンアルコールのビールをたらふく飲んで、コース料理をたらふく食べて、ぐったりとして家路についた。

 着替えた途端に電話が鳴って「男の子が産まれた」と配偶者から電話があり、話している途中に娘からのメールが来た。

 「なんと言うことでしょう。驚くではありませんか。」というあのテレビのナレーションが流れそうだった。

 

 あの風船を高々と空に舞いあがらせ、披露宴の席で二人目は出産が早くなる等と偉そうに話していた頃産まれていたのだ。

 結婚式に娘の出産、こんな目出度い話が一日に同時に起きるなんて・・・「なんということでしょう」・・・だ。

 「3階で跳ねよ4月の滝のぼり」

 
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毎度毎度の時期遅れ

2016-04-09 08:30:53 | 日記
 メールで送られてくる去年の記事をみると毎年同じ時期には同じ事をやっているなとつくづく思う。

 すこし違うのは、去年より遅れたとか時期を失してしまったとか言いながら、物事が少しずつ後ろに下がっていることだ。

 去年の昨日の記事は、人参の事やジャガイモの事だがそっくりそのまま今年も通用する。
苦笑いしてしまった野菜
 ジャガイモの植え付けのタイミングを失して、時期遅れの植え付けになってしまった。 先ず種芋そのものが、ホームセンターなどの園芸コーナーから姿を消した。 それでも田舎の道の駅...

 昨日の記事にジャガイモの植え付け時期わすれを書いたが、今日は姪の結婚式に招待されていることを思い出して、ジャガイモどころではなくなった。

 

 この写真は城址公園からの眺めだが、桜が満開になって・ツツジが咲き誇って・オマケに里山の方向は新緑だ、などと言いたいために写したものだが、使わないうちに台風並みの風雨で一気に桜が散ってしまった時期遅れの一枚である。

 国や地方の施策でもそうだが、タイミングが悪いとどんなに良い案でも愚策以下になってしまう。

 「タイミング」肝に銘じたい言葉である。

 
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の嵐の後

2016-04-08 16:53:14 | 日記
 熱帯低気圧なら台風と命名していいくらいの強い暴風雨が過ぎ去って、まさしく台風一過を思わせる良い天気。

 庭を見回ったら植木鉢が4個ほど転がっていた。

 転がったなかに花の咲いた椿があって、裏を見に行かなければ気がつかないところだった。

 
 
 (頂き物の椿)

 名前もちゃんと付いていたのだが何処かへ行ってしまい、記憶の方も忘却の彼方である。

 菜園の方はどうなっているだろうと出かけてみた。

 
 
 花が咲いていた豆が、強風でなぎ倒されていたので起こして支柱で支えたりと結構大変だった。

 折角なので以前から種だけはあった「ビタミン菜」なるものの種蒔きをし、「小玉すいか」の苗を2本買ってきて植えた。

 去年食べて美味しかった「小玉西瓜のたね」も採って置いたものをついでに種蒔きした。

 ホームセンターでジャガイモの種芋を探したが見つからないので、きっと時期を失してしまったのだろう。

 土の中に去年のジャガイモが残っていたらしく、所々に芽を出して伸び始めている。

 なんだか時期遅れでも植えてみたくなった、農協の直売所で食用に売っているものでも買って植えてみようか。

 「適当に時季のはずれた種を蒔く」

 おそまつ。

 にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の嵐の日に凹む小説など・・

2016-04-07 09:18:49 | 本と雑誌
 天気予報通り雨が降っている。

 降っているというより、西からの強風に煽られて水を横から浴びせられている感じだ。

 時々雨脚が強くなると西側の窓に叩きつける音がする。

 台風の接近を思わせるような強い風で、家の周りで色々な音がしている。

 多分植木鉢の1~2個はひっくり返っているはずだ。

 
 (里山の今の空)

 里山の上の雲の流れは速く電線も揺れている。

 多分これでギリギリ週末まで花見が可能であった筈の桜の花も一気に散ってしまうことだろう。

 「月に群雲花には嵐」とは良く出来た言葉だ。

 陰鬱な空模様に似合いの中編集を読んだ。

 
 「邪眼」ジョイス・キャロル・オーツ(著) 栩木玲子(訳) 2016・2河出書房新社(刊)

 上手くいかない愛をめぐる4つの中編とあるが、こうもうまくいかないと読み手も少し凹む。

 上手くいったのといかないのを交互に混ぜてくれると、人生浮き沈みはあるわけで何とか読み手も立ち直る。

 作者は現代アメリカ文学随一の短編の名手として知られ、近年はノーベル文学賞候補として名前があがっている・・・らしい。
 私は知らなかった。

 知っているのは村上春樹が毎年候補にあがりながらなかなか受賞してくれないことぐらいだ。

 「春風に夜桜お七の泪節」

 
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花びらで雪景色

2016-04-06 09:20:30 | 日記
 桜が散り始めた。

 風はそれほど強くはないのだが、さながら舞い散る雪のようである。

 
 (花びらの小道)

 遊歩道はさながらうっすらと雪が積もっているように見える。

 河原から土手へあがる階段も雪景色を思わせる。

 
 (花びらで白くなった階段)

 ソメイヨシノばかりが植えられた河川敷は、一斉に咲いてそのうち一斉に葉桜になる。

 近頃は同じ品種ばかりではなく、咲く時期や色合いなど変化に富んだものを混ぜている場所も多くなった。

 昔から県北の桜の名所である菊池の城山公園は、拡張して植樹がなされ新たに20種以上の品種が植えられている。

 その中に福島県から移植された桜もあり、拡張された公園の中央で咲き誇る。

 「三春の滝桜」の子孫で、移植は東日本大震災よりかなり以前のことになる。

 私も配偶者と共に震災の前年の春に東北を旅行して、初めて「滝桜」をみて感激したことを思い出す。

 そう言えば我が町の公園にも高台の中央に植えられている。

 ある女性が私費を投じて著名な所に植えて紹介しているらしいが、たまたま植えられた一本の桜が将来は名所としてクローズアップされたりするわけで、下手な箱物での地域おこしよりよっぽど気が利いていると思う。

 
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

咲き始めた庭の花たち

2016-04-05 09:53:17 | 日記
 去年の投稿記事がメール配信されるのを見ると花の咲く時期が随分違う事に気がつく。

 
 (チューリップ)
 
 (クンシラン)
 
 (芝桜)
 
 (フリージア)
 これらは去年の記事ではもうとっくに咲いていて今年は遅い方なのだ。

 おまけにその去年の記事の内容では「去年より咲くのが遅い」などと書いているから一昨年より更に遅かったことが分かる。

 
 (つつじ)
 ところがツツジに関しては早いような気がする。

 大きな花びらのものから、小さなミヤマキリシマのようなものまで蕾が開き始めた。

 今日は天気が良いので、長期出張中の配偶者の寝具も干しておかねばなるまい。

 西風なので阿蘇の火山灰が飛んでくる心配はないが、大陸からの黄砂のプレゼントがないことを祈ろう。

 「春霞マスクをかけて深呼吸」

 
にほんブログ村

 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花筏風に任せてくーるくる

2016-04-04 20:05:04 | 日記
 今週が桜の花は最盛期であとは散るだけだろうと思う。

 「散るサクラ残る桜も散るサクラ」などと辞世に詠まれた句もあるが素直に桜は愛でたいものである。

 一昨日は川沿いを上流に向かって歩いていたら、花びらがプカプカと流れて来た。

 花筏などと風流なものだとカメラにおさめ、総合グラウンド辺りをグルリと回って元の河原を下流に向かって歩いた。

 すると僅かな時間しかたっていないのに、風のせいか散る花びら多くなり、しかも上流の花びらが川面に集まって集団で流れ始めた。

 
 (水面の花びら)

 本当の花イカダになってしまっていて、行きに撮したものを削除して新たに撮すことになってしまった。

 
 (流れに沿って下っていく花筏)

 
 (はしゃくアヒルたち)

 両岸には沢山の花見客が弁当を開いたり、お酒を飲んだりして騒いでいるが、川の真ん中では流れてくる花びらが嬉しいのか妙に浮かれた風情のアヒルが、盛んに上流に向かってガアガア鳴きながら泳いでいた。

 浮かれた人間の花見に、アヒルまでが便乗して一緒に楽しんでいるようでとても面白い。

 「花筏風に任せてくーるくる」

  にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする