カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

雨の4月末日

2024-04-30 12:58:42 | 日常あれこれ

 朝のうち雨は残るものの、午後からは天気は良くなる見込みだった。

 しかし、今のところ回復の兆しはない。

 

  ▲(午後の空模様)

 ただ午前中蒸し蒸しして長袖では不快だったのが、午後からは少しスッキリしてきた。

 前線が東に移動し、大陸方面からの北西風が優勢になったのだろう。

 昨日とは真逆の展開となった。

 

  ▲(昨夕の天気)

 昨日は予報では、午後からの降水量が多い筈だったが、実際には午後には歩きに出かけられる程回復した。

 田んぼのコースには、ハウス内で早苗が伸びているのがチラッと見えた。

 

  ▲(ハウス内の早苗)

 普通この辺りの田んぼでは、早苗をビニールハウスで栽培することは少ない。

 ほとんどが田んぼの脇で、早苗を育てる床を作って育てるが、まだ床自体を作っている農家は少ない。

 今の時期に、このくらい早苗が伸びた状態だと、よっぽど早植えの地域に出荷するのだろう。

 県下でも天草地域は一番早く、多分終わっている頃で、次いで阿蘇地域が5月頃から始まる。

 当地は6月も下旬を過ぎないと田植えは始まらない。

 ・・・・・

 さて、私の予定では午後から雨が止んだら、エンドウ豆を撤収しイチゴのランナーの処置をしようと思っていた。

 

  ▲(ミニ菜園)

 昨夕からの強い風と雨で、ミニ菜園のジャガイモが倒れていた。

 エンドウ豆は、ほぼ収穫が終わったので蔓を撤収する予定だが、天気回復待ち。

 雑草や小さな花々だけが、雨を喜んでいる。

 

  ▲(姫檜扇とチリアヤメ)

 どちらも雑草クラスの根性の持ち主で、油断すると生息域をドンドン広げる。

 イチゴの鉢も、それぞれランナーを伸ばして次の棲息場所を探している。

 

  ▲(熟れ始めたイチゴ)

 早いものが3個ばかりあって、赤く色づき始めた。

 ほかのイチゴも早く色づかないとゴールでウイークに間に合わない。

 来客がある予定なので自慢して食べさせてやりたいのだが・・・

 イチゴを買いに出かける事態にならねば良いが・・

 「もうとまだ丁度良いときないままに」・・・しろ猫

 にほんブログ村 オヤジ日記ブログ がんばるオヤジへ
にほんブログ村

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いずれが「菖蒲」か「杜若」

2024-04-29 12:39:49 | 日常あれこれ

 朝からショボショボ降っていた雨が、正午前には本降りになってきた。

 今日の降雨確率は午後から夜まで100%とか。

 

  ▲(午前中の空)

 その雨も、今の所は降り続くというわけではなくて、降ったり止んだりを繰り返している。

 雨が止んで少し静かになると、雀の鳴声が聞えたりする。

 

  ▲(我が家のスズメ)

 毎年我が家の北側の軒先には、スズメがやってくる。

 2階の北側の雨樋やケーブルの引き込み線の上辺りで鳴き始めると、ほぼ営巣の態勢となる。

 突風と強い雨、遠くでは雷の音もするかと思うと、急に明るくなったりもする。

 明るくなった隙に、大リーグの試合も終わり暇を持てあましている相方を誘って図書館へ。

 

  ▲(図書館から借りた本)

 帰りにJAの直売所で野菜を買い込む。

 運搬人が居ると安心して、買物篭に重たい野菜をどんどん入れてくる輩が一名。

 まあ、運動だと思って前向きに捉えるしかない。

 直ぐ傍の蓮の池では、蓮の茎が伸び始めていた。

 

  ▲(蓮池)

 里芋の茎のように、にょっきり伸びているのが蓮で、水面で葉っぱを広げているのが睡蓮。

 蓮が大きな葉っぱを広げるようになると、睡蓮は覆われて見えなくなってしまう。

 睡蓮の方が少し花が先に咲くのだが、蓮の葉っぱで殆ど見えないので、睡蓮は忘れ去られてしまう。

 岸辺ではカキツバタの花が満開だった。

 

  ▲(カキツバタと黃菖蒲)

 いずれがアヤメかカキツバタというが、生育環境が違うというのが一番判り易い。

 アヤメは普通の土壌だが、カキツバタは湿潤な水辺などに生育するらしい。

 アヤメもカキツバタもどちらも「アヤメ科」だが、名前の漢字は「菖蒲」「杜若」とハッキリ異なる。

 ところが、菖蒲という漢字の方の名は相当に曲者でややこしい。

 ショウブもアヤメも漢字は「菖蒲」で一緒なのにアヤメ科とサトイモ科で生育環境も異なる。

 そこに「花菖蒲」と「黃菖蒲」くると、ややこしさに拍車がかかる。

 花菖蒲は花の咲く菖蒲でアヤメではなく、杜若と同じだが黄色の花は黃菖蒲と呼ばれる。

 ややこしい命名や漢字表記は何とかならなかったのかと先人を恨むばかり。

 凡人の悩みは尽きない。

 「どうしても鬱という字は辞書を引く」・・・しろ猫

 にほんブログ村 オヤジ日記ブログ がんばるオヤジへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バラとエンドウと野イチゴと

2024-04-28 18:00:05 | おでかけ

 今日は朝から良い天気。

 今日の予定はロアッソ熊本VS大分トリニータの九州ダービー。

 

  ▲(今朝の空模様)

 気温はグングン上がって、18時現在でも室温は29度をキープ。

 気温も上がったが、試合内容もヒートアップ。

 しかし、私的には不本意な判定で終了間際にPKを与えてしまい1:2で敗戦。

 極めて気分がよろしくないのでスルーする。

 昨日の出来事でもアップしてお茶を濁す。

 ・・・・・・

 内容的には3種のバラが咲き揃ったことと、野イチゴ狩りのこと。

 

  ▲(バラが真っ盛り)

 

 ▲(赤いバラ)

 

  ▲(ピンクのバラ)

 

  ▲(ベージュ色のバラ)

 それぞれ品種の名前はあるのだろうが省略する。

 特にベージュ色のバラは、とてもややこしくて憶えられるものではない。

 野イチゴ狩りに行くことになったが、その前にエンドウ豆を収穫。

 

  ▲(エンドウ豆)

 これで今夕は2度目の豆ご飯が確定。

 まだまだ沢山ぶら下がっているので、あとは又のお楽しみということで畑&林間コースへ。

 

  ▲(野イチゴ)

 とりあえず熟れているものだけを採る。

 マムシなどが居ると困るので、相方共々長靴着用。

 

  ▲(野イチゴ)

 まだまだ熟れていないものも沢山あったが、本日これまで・・。

 私がウオーキングの不足分を歩いて帰ってきたら、もうジャムになっていた。

 例によって種の部分がプチプチという感じ。

 早速今朝はパンに塗って食べてみたが、プチプチ感を除けば普通のイチゴジャム。

 相方の言うとおり、野イチゴはこんな物だと思って食べればどうってことはない。

 折角の野イチゴ狩りの成果なので、お互いに褒め合ったりして傷を舐め合う。

 ・・・・・

 世の中はゴールデンウイークとか、空が曇り始めたのが少々気になるが・・・

 おのおの方ご安心めされ、先は長い。

 「故郷は退屈だけどそれが良い」・・・しろ猫

 にほんブログ村 オヤジ日記ブログ がんばるオヤジへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭の日常あれこれ

2024-04-27 10:08:58 | 日記

 午前中は小糠雨が降っていたが、だんだん明るくなってきて天気は回復基調に。

 午後からは屋外での行動も空模様の心配はなさそう。

 

  ▲(ハゼの木)

 ヤマカワホウサイの花が終わったので、屋外待機していたハゼの鉢が屋内に復帰してきた。

 触ればカブレたりするが、見る分には爽やかな葉っぱで新緑から紅葉まで楽しめる。

 勝手に生えてきたシダ類もご愛敬。

 梅雨と同じような空模様が続き、外歩きもなかなか予定通りには進まない。

 そこで、雨の時は屋内の運動も少し取り入れることにした。

 

  ▲(下半身の運動)

 レール状を稼働する踏み台が移動するタイプで、相方がかなり以前に購入し2~3度使用したがその後お蔵入り。

 10年ぶりくらいに再登場させた。

 この道具もそうだが、机は娘のお下がり、PCラックは息子のお下がりとお下がり担当を自認。

 上体も少々ケアしようと、エキスパンダーを購入。

 

  ▲(エキスパンダー)

 スプリングを5本引っ張ってみたが無理だったので、1本ずつ抜いていった。

 それなりに無理をせずに一定の回数が引っ張れるのは、なんと1本という結果に。

 ・・・・

 さて、庭の方も一般的でない花が咲き始めた。

 

  ▲(チリアヤメ)

 地面から直接花が咲いたようなチリアヤメ。

 予測出来ない場所に、ニョキニョキと・・

 

  ▲(レタスの花)

 レタスはドンドン大きくなり、普通のレタスの数倍の大きさになり、ちょっとした高菜クラスに。

 味も食感も変わらないので当分食べられるが、2本だけ花が咲きそうだったので残しておいた。

 花はブタクサに似た感じで、あまりパッとしない。

 さて、繁殖活動として枝を伸ばすものもある。

 

  ▲(イチゴ)

 小さなポットから花の鉢に植え替えたら、グングン成長したイチゴがとうとうランナーを3方向に伸ばしはじめた。

 歩いて踏みそうになるというので、ポットに土を入れ先端を笹の枝でピン留めした。

 これで根を張りある程度大きく成ったら、親株との蔓の部分を切ってやる。

 この調子でねずみ算式に増えると仮定すると、イチゴ農園になってしまう。

 我が国の100年安心年金制度と同じで、仮定というところがミソで、しばしば目論見は外れるが・・

 ・・・・・

 午後からは晴れてきたので、野イチゴでも採ってこようという話になった。

 野イチゴも、一度に熟れずに時期をずらしながら熟れていくので、何度か採りに行くことにした。

 貯めておいてジャムにしょうという魂胆である。

 種の部分がプチプチと少々堅いが、「そんなもんだと思って食べればどうってことない」と相方は言う。

 なるほど、そんなもんかね。

 と、言うことで野イチゴ狩りにしゅっぱ~つ。

 「里山にあの日の夢が眠ってる」・・・しろ猫

 にほんブログ村 オヤジ日記ブログ がんばるオヤジへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実の成る季節

2024-04-26 11:58:19 | 日常あれこれ

 午後から降雨確率が60%になっていたので、午前中に歩きに出た。

 川沿いの道を歩いたら、葉桜の中に赤く色づき始めたサクランボが見えた。

 

  ▲(サクランボ)

 街路のサクランボを見ると、3年前まで有った庭のサクランボを思い出す。

 やっと実をつけるようになって2年目に、カミキリ虫の幼虫に幹の中心部を食い荒らされて枯れてしまった。

 同じ庭木でも、実の成る木は楽しみがあって良い。

 実が目に付く季節がやってきた。

 

  ▲(ブルーベリー)

 

  ▲(庭梅)

 

  ▲(山椒の実)

 

  ▲(金柑の実)

 金柑は摘んでは食べているが、まだ残っている。

 暫くすると、花が咲き始め蜜蜂の羽音が聞えるようになる。

 

  ▲(いちご)

 今年はイチゴの当たり年かも知れない。

 実も多いが、ランナーも沢山伸びていてまだまだ鉢が増えそう。

 今日、午前中に歩いていて、地震以来空き家になっているお宅の庭に野イチゴの赤い実が目についた。

 そう言えば、去年はもう10日ばかり前のブログで野イチゴのジャムを作ったことをアップしている。

 野イチゴだから、種の粒々が堅いのが難点などと書いている。

 相方に言うと、それは野イチゴの特徴だからそういうものだと思って食べたら良いのだという返事。

 今度天気の良い日に、野イチゴの様子を見てくることになってしまった。

 畑コースから林間コース辺りを歩いて探してみよう。

 「楽しいねこの木何の木実の成る木」・・・しろ猫

 にほんブログ村 オヤジ日記ブログ がんばるオヤジへ
にほんブログ村

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭の花々など

2024-04-25 12:23:38 | 日記

 昨日の午後から雲も薄くなり、夕方からは青空も見え始めた。

 ルヴァンカップの2回戦が行われ、ロアッソ熊本はサガン鳥栖と対戦。

 天候に心配なく応援できたが、風が強く気温も急激に下がりつつあった。

 

  ▲(試合開始前の空)

 

 ▲(ハーフタイムの空)

 空に丸い月が出てきたが、試合結果の方は〇ではなくて×だった。

 0:1で惜敗したが、試合は面白く気分的には悪くはなかった。

 さて・・・一夜明けると

 

  ▲(今朝の空)

 清々しい朝だった。

 本日は庭の花をアップしてみよう。

 

 

  ▲(赤とピンクのバラ)

 個人的にはピンクが好き。

 ベージュ色のバラも蕾が見え始めたので、しばらくバラで楽しめる。

 

  ▲(フリージア?)

 

  ▲(キリタンサス)

 これは完全に時期はずれ。

 

  ▲(ジャガイモ:メークイン)

 

  ▲(ピラカンサ)

 緑の若葉、残った赤い実、白い花と三色が楽しめる。

 車庫沿いのフェンスに沿わせたら1本から両側の枝でこんなに広がってしまった。

 季節の花で、庭が少し賑やかになってきた。

 「今日もまた洗濯旗がひるがえる」・・・しろ猫

 にほんブログ村 オヤジ日記ブログ がんばるオヤジへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑草も新緑の季節

2024-04-24 10:47:41 | 日常あれこれ

 本当に梅雨のような毎日が続く。

 ただ降水量が多いわけではなくショボショボと・・

 言うならば、月形半平太が「春雨じゃ濡れて行こう」と言いそうな程の雨。

 

  ▲(里山遠望)

 出かけるのに二の足を踏むのは、予報が微妙にズレながら移行していること。

 山も新緑の香りが一杯の筈だが・・

 さて、庭の小さな木々も新葉の季節を迎えた。

 

  ▲(鉢植えの樫の木)

 

  ▲(鉢植えの杉の木)

 大きくなる可能性のあるものは、鉢植えで管理している。

 

  ▲(山椒の新葉)

 生前義父の得意技に、山椒の若芽の佃煮があった。

 いただいては「やっぱり美味しいね」などと煽てて作らせていたものだが・・

 真似て山椒の木を植えたが、一度か二度作ったものの味は遠く義父には及ばなかった。

 新芽が伸びてくると思い出すのだが、作ろうと思い立った頃は伸びすぎて葉っぱが堅くなる。

 庭の小さな木々も、雑草も新緑真っ盛りの季節到来である。

 

  ▲(新緑の雑草)

 裏庭への通路の両側も雑草に覆われつつある。

 雑草の背丈が伸びて、鉢植えにしている木々の鉢の部分を覆い隠している。

 かえって自然に見えてしまう。

 特にカメラだと憎たらしい草も自然に映る。

 除草に張り切っていた相方も、最近はこれも良いね等と言い始めた。

 こうして、季節と共に体力と共に手抜きが横行していく。

 闘うことをやめると、以外と楽ではあるのだ。

 「雑草は悪い草だと誰が決め」・・・しろ猫

 にほんブログ村 オヤジ日記ブログ がんばるオヤジへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山田の藤と相良トビカズラ

2024-04-23 16:30:25 | おでかけ

 朝から曇ってはいたものの、降りだしそうな様子はない空模様。

 かねて体調や天候等で引き延ばしていた玉名市の山田日吉神社の藤を見にいくことにした。

 お握りに漬け物や残り物のおかず等、努めて手軽で負担にならない弁当を携行してGO!

 

  ▲(山田の藤)

 神社の裏手の駐車場に車を駐めて、参拝したあと藤棚に向かう。

 な~んと藤の花はほとんど終わっていて、辛うじて藤色を残している花の下で弁当を食べた。

 長雨などの影響で訪れる時期が遅れた人もけっこう多くて、駐車場にはそれなりに車が多かった。

 その分、ガッカリした人達も多かったということで私達もその仲間。

 せめて、山鹿の日輪寺のツツジの様子はと、寄り道したらこちらもツツジはほぼ終わっていた。

 あきらめて帰ろうと帰路についてしばらくして、相方が「トビカズラ」を見て帰ろうと言い出した。

 山鹿市菊鹿町にある「相良観音」の近傍や境内に「アイラトビカズラ」という葛がある。

 何年ぶりになるか忘れてしまったが訪れたことがある。

 

  ▲(アイラトビカズラ)

 棚が作ってあってトンネル状の棚の下は薄暗い。

 花が咲いているのも判然としないほど暗い。

 フラッシュを使わないとまともには映らない。

 

  ▲(アイラトビカズラの花)

 

  棚の入り口付近を振り返って上を見ると・・

 

  ▲(トビカズラの花)

 帰りに棚の外を眺めていたら、大きな蔓の幹の部分から直接花がぶら下がっているのが見えた。

 花がぶどう状にぶら下がっているのである。

 さて、説明によれば「アイラトビカズラ」は国の特別天然記念物に指定されている。

 被子植物類マメ科の蔓性常緑木本植物で、我が国にはただ1箇所だけしかも1本だけ自生している。

 樹齢1000年以上で幹周りは50cm。

 種は中国からの渡来であるらしい。

 昔はこの辺りは相良寺の敷地内で、竹などに絡みついて数年に一度しか開花しない状態だったらしい。

 棚を設置し管理をするようになって以降は、毎年4月下旬から5月上旬にかけて花を咲かせているという。

 現在の相良寺にも株分けされたものが、1本だけ管理されていて花を咲かせていた。

 せっかくなので、相良の観音様もお参りすることにした。

 寺の境内の一角に見覚えのある百日紅の木が今もあった。

 

  ▲(境内の百日紅)

 百日紅の枝を曲げたものが、接ぎ木のような状態で繋がって不思議は形が出来上がっている。

 この不思議な形が印象に残っていて、後日真似をすることになってしまった。

 

  ▲(我が家の百日紅)

 数年前に我が家の百日紅は、幹の中心部をカミキリ虫の幼虫に食われて枯れてしまった。

 幹を切断したあと、根元付近から伸びていたヒョロヒョロの小さな脇芽3本を寄り合せた。

 その際、3本の枝のそれぞれの接触部分だけ皮を剥いて密着させテープと紐で固定しておいた。

 ヒョロヒョロの3本の枝も、毛利元就の3本の矢のごとく支え合って強くなった。

 放置していたら、そのうちに枝同士が繋がったまま成長しガッチリ固まってしまった。

 我が家の百日紅は、20年くらい前に訪れた相良観音の境内の百日紅に助けられた。

 花梨、サクランボとカミキリ虫の幼虫にはやられたが、百日紅だけは辛うじて生き延びた。

 観音様のご加護ということで手をうとう。

 「失った言葉の多さ日の長さ」・・・しろ猫

 にほんブログ村 オヤジ日記ブログ がんばるオヤジへ
にほんブログ村

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晩春の野辺

2024-04-22 10:58:42 | ウオーキング

 雨の降りは幾分弱まって、今は止んだ状態にある。

 ゴールデンウイークなどをカラッと五月晴れにするための前倒し降雨なのだろうか。

 天はちゃんと辻褄あわせをするのが得意なのだ。

 さっぱり歩きにも行けないので、ちょっとした雨の隙間に小出しに歩くことにした。

 

  ▲(跳べないタンポポ)

 歩きやすい野辺の道に限定して、近間を歩く。

 麦の穂はすっかり伸びて、タンポポもぽぽ状態で待機しているが、雨に濡れてテイクオフがままならない。

 

  ▲(野イバラ)

 野イバラの季節がやってくると、球磨川河川敷の「ツクシイバラ」が目に浮かぶ。

 季節の花として、毎年のように訪れているが、今年もその時期が近づいたようだ。

 

  ▲(野イチゴの花)

 一面に野イチゴの花が咲き乱れる場所がある。

 しばらくすると赤い実が沢山つくのだが、今年は少し遅いようだ。

 昨年の今頃のブログには、相方とイチゴを摘みにいってジャムを作ったことをアップしている。

 そう言えば、庭のイチゴも去年より遅くまだ色づいていない。

 

  ▲(ネギ坊主)

 庭の1~2個のネギ坊主で喜んでいたら、さすがに畑ではネギ坊主が沢山整列。

 

  ▲(燕麦:エンバク)

 以前は、馬の飼料としてどこの農家も畑で栽培していた。

 今は輸入物の飼料やイタリアンライグラス等にとって替わられ、見ることはまれである。

 オートミールとして、少しは流通しているらしい。

 今は農家でも栽培しているところは少ないが、畑の畔などで雑草のように繁殖しているところもある。

 野辺の草花等は、暖冬で全般に開花時期が早まる傾向だと認識されがちだが必ずしもそうとばかりは言えない。

 そして、彼方こちらの花の便りに、この連日の雨がその名の通り水をさす。

 山鹿日輪寺のツツジや玉名山田の藤が待っているというのに・・・

 「AIも季節も人もフライング」・・・しろ猫

 にほんブログ村 オヤジ日記ブログ がんばるオヤジへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花物語り

2024-04-21 11:55:28 | 日常あれこれ

 雲は多かったが、降雨確率も午後から50%程度という予報で、明るい朝だった。

 大リーグの試合中継が、8時過ぎには9回の裏でしかも相方贔屓のドジャーズが連敗。

 早朝からテレビ観戦中の相方は、連敗に意気消沈。

 景気づけに「山田の藤」を見に行こう、という話で盛上がった途端に空が暗くなり始めた。

 昨日に引き続き本日も家籠盛り。

 仕方がないので、我が家の花でも眺めることに・・

 

 ▲(胡蝶蘭)

 去年に引き続き今年も胡蝶蘭の3鉢に花芽がつき、そのうちの1鉢が先行して咲き始めた。

 相方の友人からのいただき物で、多分花は駄目だろうけどという注釈付きだった。

 いただいて数年後の去年、すべての鉢が一斉に開花した。

 自慢しようと写真を準備中に、その友人が亡くなったことを知った。

 去年に引き続き今年も咲き始めたが、花は彼女の思い出つきになってしまった。

 さて、気を取り直して庭を歩くと・・

 

 ▲(ツツジ)

 ツツジはほとんど終わってしまったが、この花だけが咲き続けている。

 

 ▲(ピラカンサ)

 赤い実は鳥が少なかったので残ったままなのに、花が咲き始めた。

 葉っぱの新旧交代や、新しい実が成る前に赤い実が落ちたりして、暫くは掃除が大変である。

 

 ▲ (シンビジウム)

 他のシンビジウムは花が終わってしまって定位置に戻ったのに、1鉢だけ遅れて咲き始めた。

 一週遅れのトップランナーといったところ

 

 ▲(ブルーベリー)

 花期はとっくに終わって、葉っぱが伸び始めたのにポチポチと二度目の花が・・

 

 ▲(ミニトマト)

 去年の夏のミニトマトが、落ちて発芽し鉢の中で一月に花を咲かせ3月に赤い実を食べた。

 その後、ヒョロヒョロで駄目だと思ったが鉢から出して庭の隅に地植えをした。

 今日見ると、驚いたことに花が数輪咲いていた。

 

 ▲(ヒメヒオウギ)

 

 ▲(チリアヤメ)

 ヒメヒオウギやチリアヤメは雑草のような逞しさで、今年も思い思いの場所で花を咲かせ始めた。

 ・・・・・・

 こうしてみると花もいろいろである。

 思い出を運ぶ花、時期遅れを楽しむ花、用心深く二度咲きの花、三世代目に突入したトマトの花等々。

 人生いろいろ、花もいろいろあるから面白い。

 「美しい花は裸の表現者」・・・しろ猫

 にほんブログ村 オヤジ日記ブログ がんばるオヤジへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする