カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

復旧・復興への住民意見交換会

2016-07-30 09:38:36 | 熊本地震
 近くの損壊して休業中のスーパーの駐車場にテント張り「復興屋台村」がオープンして1ヶ月以上が経過した。

 飲食店や理髪店など幾つかの店が共同で開店している。

 楽しそうな歌声が時々テントの外にも聞こえてくる。

 
 (復興市場・屋台村)

 そのテント張りの屋台村に隣接してプレハブ仮設の食料品店がオープンした。

 元々の駐車場の持ち主である休業中のスーパーが仮設で営業を開始したのだ。

 仮設だから従来のような品揃えは望むべくもないが、遠くのスーパーまで買い出しに行っていた身には取り敢えず助かっている。

 被災者の仮設住宅への入居も出来上がった所から逐次開始されている。

 
 (一部入居が始まった仮設住宅)

 全戸が完成してもなお足りないことが判明して、増設される予定だが完成は暫く後になる。

 田んぼの方は50%程度田植えがしてあって、稲の苗もかなりの大きさに成長している。

 給水施設の被害で水のこない田んぼは大豆などへの転作が図られる予定で、土を耕した跡はまだ新しい。

 それでも、田植えも転作もなされないらしい所もかなりある。

 
 (田植えの代掻きまでであきらめた田んぼ)

 薄く張られた田んぼでは、異常なほどの数のタニシがごろごろしていた。

 しかし、速度感はないが少しずつ復旧・復興への足音が聞こえ始めたような気がする。

 復旧・復興・そして発展への住民意見交換会が数日前から各町内順に開催されている。

 私の町内は8月1日に中学校の体育館で予定されている。

 短期・中期・長期に亘り実施すべき内容や工程表の策定前に住民の意見を聴取しようとの試みである。

 方向性の明示・情報の開示など復旧・復興から再開発までの計画の透明性を高めて貰いたいものである。

 
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菜園のスイカの初収穫!

2016-07-28 11:02:35 | 家庭菜園
 去年の小玉スイカは好評だったので、今年も植えておいたのだがとうとう初収穫にこぎつけた。

 完熟の度合いは、成り口近くの触手のようなヒゲのような部分の枯れ具合で判定した。

 
 (小玉スイカ)

 菜園から持って帰る途中で近所の人や通りがかりの人達から声がかかる。

 「わ~小さなスイカですなあ・・・」がまず一番多いコメント。

 次が「熟れてますか?」で、小さいうちに早まって採ってしまって失敗したのではというものだ。

 小さいゆえに冷蔵庫には何の苦も無くスッポリと原型のまま収まる。

 
 (熟れたスイカ)

 一応用心のため塩を準備したが、とても甘くて心配は稀有に終わった。

 半分に切れば、ちょうど食べ頃の量でなかなかよろしい。

 後5個くらい成っているし、数日おきに収穫可能になるので楽しみに待ちながらというところがまたよろしい。

 自作のスイカは愛着もひとしお、食べながら自画自賛の一時を過ごす。

 「耳鳴りに負けじ七月蝉時雨」

 暑い夏は始まったばかり・・・4年後のオリンピックもこんな暑い夏でしょうなあ。

 
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真夏の庭の花

2016-07-26 09:19:44 | 熊本地震
 親類の女性が孫を連れて久々に我が家を訪れた。

 地震で町の様子が変わってしまい、驚きついでに道まで間違えて我が家の周りをぐるぐる回ったという話だった。

 手土産に変な名前の花を2鉢持ってきてくれた。

 
 (ショウガ科クルクマ属のクルクマ)

 クルクマという名で、ショウガ科と言うだけあって、確かにどこかショウガに似た植物だ。

 我が家でもショウガに似ていて、綺麗な花を咲かるウコンが庭の隅にあったのだが気づくといつの間にか無くなっていた。

 去年撤収するときに花の終わった後の種をそのまま蒔いておいた百日草が今は最盛期だ。

 
 (百日草)

 瓦礫の下から掘り起こしたギボウシも遅ればせながら花を咲かせ始めた。

 
 (ギボウシ)

 やはり球根のものはちょっとしたアクシデントでもちゃんと復活してくれる。

 梅雨の長雨で野にも山にも水はたっぷり有りそうだが、梅雨明けから降雨量は少なくなっているし、週間天気予報もギラギラの太陽マークがずっと続いている。

 地震で一時少なくなっていた井戸の水位が、梅雨の終わりには3メートルほど高くなっていた。

 昨日あたりから、その水位が少しずつではあるが減少に転じているようだ。

 植物にとって地震の揺れは問題にならないが、水は大いに影響を受ける。

 井戸にも今夏は頑張ってもらわねばならない。

 
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犬が西向きゃ・・・オジサンは怒っているぞ!

2016-07-24 09:10:13 | 人声人語
 「犬が西向きゃ尾は東」とはイロハかるたの、いの一番で自明の理だ。

 
 (背を向けた犬)

 普通犬は通行人が近寄ると吠えたり、尻尾を振ったりと何らかの反応を示すが、たまたま通りかかった家につながれた犬はカメラを向けたら向こう側を向いて動かなくなった。

 おまけに尾っぽは90度左にずらして、頭と180度違うと言うイロハのイを裏切ってみせた。

 なかなか根性があるのか、自分流というか、反骨精神が旺盛というか、単なる恥ずかしがり屋か・・・不明だが・・・。

 
 (熊本地震被災地の現在(1)
 
 (熊本地震被災地の現在(2)
 
 実は2枚とも震災後1週間くらい経って、コーンで注意を呼びかけたり、軽自動車が通れるくらいに瓦礫を処置したりした頃の写真である。

 益城町の現況を紹介するのに3ヶ月前の写真を使ってどうする、と言うなかれ、現況は寸分違わずそのままだ。

 道路の凹凸や、車道方向への家屋の傾きなど危険箇所が多過ぎて未だにバスは通っていない。

 
 (建設中の仮設住宅)

 まだまだ強烈な太陽の下、体育館や車の中で避難生活を続けている大勢の人が仮設への入居を待っている。

 まったく不思議でならない。

 日本には住宅解体が出来る会社や・機械はこんなにも少ないのかと・・・。

 子供達の通学路にも傾きかけた家屋が沢山ある。

 毎日父兄やボランティアが誘導や引率をしながら通学していたが、夏休みになって今度は子供達だけで歩いている。

 状況は良くなるどころか、被災者にとっては厳しすぎる季節を迎えているのだ。

 時々報道される仮設への入居の喜びの人々はほんの一握りの人達で、マスメディアの報道姿勢とはこの程度のものかと改めて思い知らされる。

 震災から2週間くらい、上空で衝突でもしなければいいがと心配させた程のヘリコプターショーも、カメラを抱え腕章を巻いたTVや新聞社やその他ありとあらゆるメディアが殺到した町は、いま忘れ去られようとしている。

 少なくとも地元の報道機関以外のメディアには2週間が報道の半減期で、1~2ヶ月が賞味期限と判断されたようだ。

 私に身近な地震被災報道を例にとったが、マスメディアには政府や行政機関の発表データや情報の更に向こうを分析し問題提起をしていく意思や能力があるのかと疑ってしまう。

 政治や行政に問題を提起され、焦点を矮小化・単純化されているのに誘導され乗っかって、その賛否を国民に提示するなどという手抜き報道をずっと何年も続けている。

 報道の半減期などという言葉が流行るのも主体性のない態度とともに、放射能並みに有害だと言う報道の一面を揶揄してのことなのかもしれない。

 何がタイムリーな話題の提供だ。

 冒頭の人に媚びない犬もいるということを見習ったらどうだ。

 「見なくてはならない時に窓を閉め」

 オジサンは今日少し怒っているぞ!

 
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セミの鳴き声が順不同

2016-07-23 22:25:16 | 日常あれこれ
 連日猛暑が続いている。

 暦の上では大暑の頃でとにかく正真正銘の正しい夏が真っ盛りなのだから仕方がない。

 
 (瓦が落ちたりしてやや迫力に欠ける里山方向)

 すかっと晴れるのはいいが、とにかく太陽がギラギラと照り輝いていて以前暮らしたことのある沖縄を思い出した。

 まあ沖縄と比較すればギラギラ度はかなり落ちるが、ムシムシ度は負けていない。

 家庭菜園のスイカやキュウリの様子を見に行ったらセミが集団で鳴いていた。

 
 (ダンゴ状態のクマゼミ)

 勝手に生えてきたセンダンの木があまりに大きくなったので根元から切ったらわき芽がでて成長した。

 そのわき芽が直径10センチ程度になったので切ったらまたわき芽が出て、確か都合3~4回は切っている。

 それでも出てきたわき芽が又もや10センチに近づき切ろうかどうか迷っていたら、セミが鈴なりになって暫くこのままの状態にしておいてくれと言う。

 せめて今シーズンは彼らのためにこのままにしておくことにした。

 夕方歩きに出るとどこからともなく「カナカナ・・・」とヒグラシの鳴き声が聞こえてきた。

 なんと!ツクツクボウシを追い越して夏の終わりのヒグラシが鳴き始めるとは順不同もいいところだ。

 アブラゼミやミンミンゼミを追い越してクマゼミが鳴き、ツクツクボウシを追い越してヒグラシが鳴くとは!!

 温暖化のせいなのか、地震のせいなのか知らないが、とにかくセミの世界は大混乱をきたしているようだ。

 大丈夫か?日本!大丈夫か?地球!!

 
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カモン!!ロッソ!!

2016-07-21 20:27:24 | 日常あれこれ
 昨夕はロアッソのホームゲームを観に行ってお疲れだった。
 
 地震のため試合日程が詰まって厳しい状況が続いているロアッソ熊本。

 ウイークデーで夏休み前、梅雨明け直後のムシムシしたコンディション。

 プレーする方も応援する方もとにかく条件的にはあまりよろしくない状況なのだが取り敢えず応援に行く。

 今日の対戦相手は徳島ヴォルティス・・・去年までは大幅に負け越しているが今年は勝っている相手。

 
 (勝利へのパワーを・・・)

 頑張ってくれ!勝ってくれ!祈る気持ちで配偶者と何度もタッチする!

 
 (女性パワーがスタンドに充満)

 
 (一進一退の好ゲーム)

 お互いに惜しい得点チャンスをものに出来ずに前半0:0で折り返し。

 
 (後半88分頃待望の得点)

 な~んだがアディショナルタイムの4分が長く感じたこと・・・。

 
 (待望のカモン!ロッソで盛り上がる)

 いやあ~~~盛り上がりましたよ。カモン!ロッソ、となり近所のオジサン・オバサンと大盛り上がり。

 ご機嫌な配偶者と盛大に乾杯しましたよ。

 配偶者はピロリ菌の除菌が不成功で、明日は保険の効かない自費による3次除菌なのですが食事抜きは明朝からと、今夜は呑む気満々のハイテンション。

 で、今日は病院でピロリ菌の検査。

 来週からいよいよ除菌作戦の始まり始まり。

 ちなみに私は昨年除菌成功で、今回は応援団として参戦中!

 「冗談の命名ですかピロリ菌」

 ふざけた名前ですなあ。

 
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正しい夏がやって来た

2016-07-20 09:40:51 | 日記
 気象庁が7月18日に梅雨明けしたものとみられると発表した。

 「・・とみられる」とは例年通り自信のない中途半端な発表ではあるが、取り立てて文句をいう筋合いはない。

 
 (青空とバラと)

 太陽の日射しがいきなり強くなり、照葉樹の葉っぱはぎらぎらと照り映える。

 何事もなければ平和な青空なのだが、バラを中心に見上げた空間には建物があり特に右側の建物は、我が家の方向に倒壊の危険性がある「・・・・とみられる」と言われている。

 梅雨明け発表並みに・・・みられると中途半端なのだが、こちらはノンビリしてもいられない。

 もう梅雨明け前からクマゼミの鳴き声がしていて、ちゃんと自然は発表済みであった。

 
 (クマゼミ)

 子供の頃はセミの鳴き始めの順番があって、ミンミンゼミが先頭でクマゼミは2~3番手に付けていた。

 最近はクマゼミが時期も数の上でも圧倒してしまっている。

 夕方ウオーキングに出ると西空には夕焼けの名残があるのに、もう東の空ではまん丸の月が出ていた。

 
 (まるい月)

 雨続きで月を見ることが少なく、月齢などに無頓着だったためいきなり丸い月が出てビックリする。

 今日は34度くらいまで気温が上昇する予報だが、ロアッソの試合開始の夕方頃には少し涼しくなって欲しい。

 「猛烈な暑さ正しい夏が来た」

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子猫の最後の晩餐

2016-07-18 08:36:26 | 日常あれこれ
 大地震の後、瓦が落ち傾きかけた隣家の屋根の上で産まれた猫の姿が見えなくなった。

 去年は脚立を立て掛けたりして下ろす手伝いをしたものだが、今年は隣家には近づけない。

  
 (屋根にいた頃の子猫)

 時々は親猫の姿も見かけたものだが、そのうちにまったく来なくなった。

 数日後屋根から降りたらしい白っぽい子猫が1匹だけ庭に来た。

 庭に出るとさっと逃げて何処かに隠れてしまった。

 エサもないので、削り節を庭に置いて家の中から様子を見ていると暫くして顔を出すと食べ始めた。

 追加をやりに庭に出るとまた姿を隠す。

 2度目に出てきて全部食べて何処かに立ち去ったので、ストアから子猫用のエサを買ってきて皿に入れて窓の外に置いた。

 しかし、それっきり子猫も親猫さえも姿を見せなくなった。

 不吉な予感が頭をよぎったが、きっと何処かで逞しく生きているさと無理に思うことにした。

 準備したエサや水は、最後の晩餐になってしまった。

 そう言えば、スズメの姿もまったく見えなくなって久しいことにふと気づく。

 「真相を知っていそうな群雀」

 
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菜園は雑草と蚊で大賑わい

2016-07-16 09:24:36 | 家庭菜園
 長い梅雨はまだ続いている。

 今年は雨量も多いようだ。

 久々の梅雨の晴れ間に菜園に出かけた配偶者がビックリするようなキュウリをぶら下げて帰ってきた。

 相当に草が蔓延って隣りに迷惑をかけそうだという。

 我が家だけでは面積的に手に負えないので、近所のお宅三軒で三分の一ずつ分割して耕していたのだが、その内の一軒が高齢化により撤退したため、撤退分も含めて残りのお宅が耕しているのだ。

 しかもそのお宅のご主人は熱心で緻密な作業を得意としていて、草一本なくキッチリと整備されている。

 我が家の放置農園とは格段の相違なのである。

 「隣りに迷惑がかかりそう」というセリフは、私の重い腰を上げさせるには十分な説得力を持つ。

 しぶしぶ除草と、雨で流れた土を畝に戻す作業に、蚊取り線香満載の完全装備で出かけた。

 
 (沢山実をつけた小玉スイカ)

 梅雨の中頃に一度見に行って小さなスイカが実をつけていたので、直接土に接触しないように簾をカットした物を敷いておいたが、上手い具合に簾の上で成長していた。

 
 (芽を出したサツマイモ)

 サツマイモは配偶者が市場で買ってきた物だが、食べるのにモタモタしているうちに部屋の中で芽が出始めた。

 その芽が出た部分を親芋ごとカットして、2個を直接菜園に植えてみた。

 その新芽が少し伸びているのが確認された。

 普通は苗床で芽を出させ、蔓が少し伸びたところで切ってその蔓を土に移植するのが通常の栽培法である。

 しかし、私は中学生の頃夏休みの部活動で種芋のまま土に植えたらどうなるかという実験栽培をしたことがあって、親芋はもの凄く大きなサツマイモになっていて、ついでに脇に子芋がいくつかぶら下がっていたのを思い出した。

 当時はサツマイモからデンプンをとる工場が近所にあって、デンプンの採取だけの目的ならこの栽培方法も有効かもしれないと、夏休み授業の成果を報告してクラスの生物部は農林大臣賞を受賞したことがあった。

 今回のやり方は芽の生え際のところの芋を少しだけカットしたやり方なのでどうなるかは不明だがちょっとした実験気分で楽しみでもある。

 植える時期を失してまだ土の中のジャガイモは、水分飛ばしのため長梅雨の中当分収穫は後になる予定である。

 無計画・放置農園はこうしてその場しのぎの先細り状態で続いているのである。

 そうだね、今夜は畑のキュウリとナスを使って一杯やるか。

 「冷酒という手があって暑気払い」

 
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先祖が墓からやって来た

2016-07-14 22:00:17 | 日常あれこれ
 去年のブログを読むとお盆の話や、川柳で入選した話などが出てくる。

 地震でついつい力んでしまって、さらりとした句が出来なかったが、丁度去年と同じ時期に新聞の文芸蘭に自分の句が掲載された。

 「避難とは並ぶことだと教えられ」という句だが、かなり屈折した心境の中で精一杯の作句だったが選者にかろうじて拾い上げてもらった。

 時期も同じで、去年は墓参りを雨のため延期したとあるが、今年は去年の数倍の豪雨の中壊れた墓のお参りをしてきた。

 骨はみな回収して仏壇の横に安置して、墓の再建が出来たあかつきには納骨するつもりなので実際お参りした墓には先祖の骨はない。

 しかし、篠突く雨の中の崩落した墓は一種独特の雰囲気を醸し出していて、まだ先祖の霊はこの墓地で健在であるかのようだった。

幸せの半分
 久々に新聞投稿の川柳が入賞したので機嫌良く朝飯を食った。 「幸せの半分里に置いてくる」という句だが、せっぱつまって出来たもので力作でもない。 でも、たいていの場合が力まずさっと...

 墓は線香も立てるのが難しい状況で、持って行った花だけを手向けたが、誰かが我が家の庭に咲いているモントブレチアと同じ花を数本挿してあった。

 
 (我が家の庭のモントブレチア)

 そうだ来年からは庭のモントブレチアを墓に持って行こうと思いついた。

 時期がお盆に丁度いい。

 ふと見ると、冬場に大幅に枝をカットした金柑の新芽の枝が伸びて白い花が咲いていた。

 
 (金柑の花)

 通常4月の終わりから咲く花だったので、まさかと思ったが確かに咲いていて、蜜蜂までやってきていた。

 とんでもない時期遅れだが、地震で時間が止まっている我が家では丁度いいのかもしれないし、もし実でも成ってくれたらこれは我が家の一大ニュースになる。

 期待半分面白半分で待つことにする。

 セミの声が聞こえ始め、百日紅も咲き始めた。

 
 (百日紅)

 梅雨前線もまだ南にあるが、やがて北上して梅雨明けがやってくるぞとセミと百日紅は教えてくれている。

 復旧作業が進捗するのか遅滞するのか、猛烈な夏が正しい姿でやってくるのは間違いない。

 「お早うの声まで汗で湿ってる」

  
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