秋も深まって朝晩はちょっと冷気を感じるようになりました。
夜のウオーキングも薄手のウインドブレーカーが必要になりました。
10月も終わりに近づき庭の花も少しずつ様相を変えつつあります。
小菊とリンドウはホームセンターから買ってきたもので庭で育てたものじゃありません。
ただ大安売りの表示につられてしまいまして・・・・。
ところが、これは少々趣を異にします。
スミレだと思うのですが、時期的にはどうなんでしょう。
花はスミレなのですが、幹が全体に伸びていていわゆる山野草のスミレとは咲き方が違っています。
岡山の親類から貰った椿の鉢から芽が出てもう1ヶ月近く咲いているのです。
肝心の椿は私の管理不行き届きで枯れてしまっていますが、この花は元気に育ち花を咲かせているのです。
椿も10鉢ほど貰ったのですが、もう5鉢しか生存していません。
管理されすぎた植物は弱いですね。勝手に生えたやつは強い。
人間でも同じみたいで、面倒を見すぎるのも如何なものかと・・・。
Uターンで帰ってきた知り合いの子の再就職に手を貸すよう頼まれて、やや大きめな溜息をつきながら、雑草の花を眺めている今朝なのです。
我が家でお産して1ヶ月・・・引き上げていた娘夫婦が孫をつれて初めての一泊どまりでやってまいりました。
まあ大きくなっておりましたねえ、体重も鳴き声も・・・・。
そんな孫と夫婦にちょっと失礼して、11時から益城ルネサンス熊本FCと熊本USCのホーム最終戦を応援に行ってまいりました。
(はい!いきなりのゴールシーンはいかが)
(サイドが変わっても攻撃はつづきます)
(わ~い追加点だあ)
(ホーム最終戦でサポーターも力が・・・)
結果は3:1でルネサンスの勝利。九州リーグで優勝を決めました。
・・・でもって、ここで次なる高みに向かってGO!!
な~んて思いつつ、後ろ髪を引かれながら次なる目的地「うまスタ」へ。
今日はサッカーの掛け持ちで、配偶者が作ってくれたおにぎり持参です。
今日は九州ダービー。長崎からも沢山のサポーターが駆けつけてきています。
な~んか今日は行けそう!な予感
前半ロスタイム3分の2分が過ぎた頃・・・・待望のゴール!!!!
ハーフタイムにはロアッソ君はいつもの表情で・・・。
後半は長崎にイエロー2枚で退場者もでましたが取り敢えず前半の1点が決勝点で勝ち点3をGet。
何度やっても楽しく飽きない「カモン!ロッソ」の勝利のダンスを踊りにメインもバックスタンドも移動しての大騒ぎ。
てなわけで、ルネサンスは優勝するわ、ロアッソは勝わで、もう祝杯しかないでしょ。
急いで帰ったら、孫殿が大泣きしておりまして、誰があやしても駄目・・・・。
ミルクも欲しがらず、こりゃ具合でも悪いかと・・・・。サッカーに行ったバチかと・・・。
配偶者がお腹をさすったりして、あやしてどうやら泣き止んで・・・・。
暫くして大量のウンコをして、あの泣き声は何だったのかという程の笑いよう。
もうご機嫌なのでありまして・・・大人四人がついでにホッとご機嫌になって、目出度く彼らは帰って行ったのでした。
とにかく・・・「終わりよければすべて良し!」ということで。
チャイムの音とともに玄関に大きく元気な声が響きます。
「新米が出来ましたのでお届けにまいりました!」
「いやあ~待ってましたよ!後ちょっとで米がなくなりそうだったし、新米が届く予定だから買い足すべきかどうか・・・迷ってたんです!・・・いやあ早く届いて良かったあ~♪」
というわが配偶者の声も聞こえてきました。
ウオーキングの途中で見る田んぼは、半分以上は稲が刈り取られた状態でしたから、もうそろそろと思っていたのですが・・・。
(人間も鳥も植物も実りの秋が大好きです)
昨年から米栽培農家に直接お願いしたら、毎年届けて頂けることになったのです。
ちょっと里山寄りの湧水地帯の米ですから、とても美味しい。
玄米で150Kg(30Kg入りの袋が5個)が玄関にど~んと・・・・。
これを10Kg程度ずつ取り出しては精米器で白米にして食べていますが、比較的長期に亘って新米の風味を味わうことが出来ます。
さてここで一句いきましょうか。
「有り難く研ぐ新米の水加減」
いやあ~日本人に生まれて良かった~♪
季節的には家庭菜園にはいい季節ですね。
害虫が少なくなるのと日照りが気にならなくなるし、適当な雨があれば言うことなし・・。
ただし最近は極端な天候が多い気がしますね。
盛った土まで流してしまうほどの雨とか、折角種を蒔いたのに全く雨が降らず発芽しないとか・・。
せっせと水やりに通ってどうにか芽を出し、葉大根は適当に間引きしながら食べています。
(葉大根)
(ほうれん草)
(じゃがいも)
ニラやネギは一年中OKなのですが、葉物は夏場は虫にやられるし、根菜が中心になります。
それでも、秋ジャガイモが芽を出し我が家としては一番の期待の作物なのです。
保存が利くし、何にでも利用できる万能食材ですから・・・。
雑草を埋めるため掘った穴の横では、自然の堆肥の恵みを受けて里芋が勝手に芽を出しどんどん大きくなっています。
霜の降りる頃には沢山の子芋がついていることでしょう。
どこからがキンモクセイの香りが漂ってくると秋は深まって来ていると感じますね。
風に乗ってくる香りの元は何処と、風上のご近所を考えていたら何と我が家のキンモクセイでした。
庭の隅に自然に目が出て鉢植えにしたのですが、成長に合わせて鉢を大きくしていたらとんでもない大きさになってしまって、何年前からか花が咲くようになって毎年いい香りを漂わせてくれています。
いずれ地植えにしないともうこれ以上は鉢が無理なようです。
一足先にピラカンサスは鉢から地植えに変えましたが、途端に実を付けるようになりました。
これも鳥が運んできた種から大きくなったものです。
赤い実も少し色づき始め、今年も鳥たちの主要な食糧源となるはずです。
夏場は葦簀の陰で咲いていたベゴニアも涼しくなって日光の下で元気に復活し花を咲かせ始めました。
季節の移ろいに対して、ややもすると鈍感になりがちな人間に周りの植物たちは注意喚起をしてくれているようです。
リハーサルから本番まで6日間に亘った文化祭も終わったし、今日から少し庭や菜園の手入れをしてみようかなと考えています。
菊にご用済みのスダレを使って屋根など造ってみましたが、天気情報を聞いて少しはやまったかなと思いました。
台風27号・28号と次々に到来する予報が出ていますので、一時撤収という可能性がかなり高くなったようです。
町の文化祭がいよいよ今日からスタートです。
ステージ部門が今週の土日、展示部門が来週の土日となっていて、大勢の人が出品したり舞台上に登場したりする町の文化協会最大の行事なのです。
その広報委員長と実行委員長を命ぜられて、右往左往した1日が取り敢えず終わりました。
4日に亘る夜間のリハーサルを経てやっと迎えた本番一日目はどっと疲れました。
手作り感満載の文化祭で、スタッフも老若男女さまざまでリハーサル時と本番時に来てくれる人が異なることなどお茶の子さいさい、毎日午前と午後に入れ替わるスタッフの掌握だけでもけっこうな神経を使います。
それでも、出演者がベテランなので皆さんと話し合い、スタッフと協力しながら舞台のセッティングなどを進めました。
一日を終えてビールを飲みながら・・・「ひょっとすると明日も何とか乗り切れるかも・・・」などと思っているのです。
協同しながら創り上げることの難しさと、ちょっとした充足感を味わっている文化祭の初日でした。
ナナちゃん(着付け用ボディ)と命名してセッセと趣味の着付けを練習している配偶者。
帯の結び方も多々あるようで、着物と帯の織り方や柄などを考慮するとその組み合わせは無数にあるようで、写真に記録として残せば後で利用しやすいという事になって写真を撮り始めました。
折角なので当ブログに「ナナちゃんに着付け」というカテゴリーを設置して時々UPしてみようかなと思っているのです。
配偶者もその方が、趣味の励みにもなるでしょうし・・・・。
というわけで、ナナちゃんが日の目を見ることになりました。
写真を写していて感じたことですが、目線の方向で着物というものは印象が随分と変わるなということです。
横から、前後から、そして見上げたりやや見下ろす方向など、少し変えただけで相当に違って見えるのですね。
和服とは縁遠い生活をしているので、以外とはっと気づかされるところが多いですね。
実は私も明後日は紋付き袴姿をすることになっています。
文化祭で謡曲をうなるのですが、自分で上手く着ることが出来ないし、着付けを頼んであるのです。
自分で着ることが出来るということが、基本なのでしょうけど・・・・・。
そう言えば今年の文化祭のサブテーマは「~楽しみ 学び 伝える~」でした。
伝統を楽しみながら学び、そして伝えていけたら・・・それが理想でしょう。
ああ、思い出しました。
なんということでしょう!!私は、今回の文化祭の広報委員長であり、実行委員長に担ぎ上げられてしまっている身でした。
しっかりして下さいよ!委員長!!
昨日は早めに家を出て、熊本城の「薪能」にいってきました。
日中は少し汗ばむような陽気でしたが、夕方の会場は清々しい風が吹いていました。
少し風が強かったためか、それとも文化財保護のためか以前来たときには焚かれた薪の火入れ式もなく、薪の無い「薪能」になりました。
「仕舞」「狂言」(和泉流)ときて、最後は「能」(金春流)で演目は「熊坂」で何年か前に謡曲で教わった覚えがあります。
始まる直前まで少し明るさの残る会場の奉行丸広場です。
狂言もいいですね。若い人が活躍しています。
そしていよいよ「熊坂」が始まりました。大盗賊「熊坂長範」の物語。
動きの激しさが見所でしょうか・・・。
今習っている謡曲が「烏帽子折」で、牛若が追われ旅の途中の鏡の宿で元服のための烏帽子を折って貰う話なのですが、この物語の後半は美濃国「赤坂の宿」で一行を襲う「熊坂長範」との戦いの場面がクライマックスなのです。
熊坂長範と牛若、描かれた側面は違っても話の出所が同じなので共通の言葉が多いことに気づきました。
能の詞や節は古い文が用いられ、シテなどは面を通しての発声なので言葉がハッキリしませんが、練習のたまものでしょうか、ほぼ全曲が聞きとれました。
我が町では、リハーサルを経て19日20日の両日文化会館で文化祭のステージ部門が開催されます。
ここで私も謡曲部の一員として「烏帽子折」のワキを詠うことになっているのです。
謡曲を習い始めて18年目になりましたが、やっていて良かったと思える趣味の一つになりました。
2013年、秋のくまもとお城まつりが開催中です。
春・夏・秋・冬と、各季節毎に特色を持たせて開催されます。
お祭りと聞くと直ぐ出かけていたお祭り男も最近は出足が悪くなりました。
これでも「熊本城の一口城主」で時々は登城もしないと家臣に示しがつかないのですが・・・・。
今日は夜に「薪能」も催される筈ですから、夕方から北の方を引き連れて登城するつもりです。
太鼓のグループが一同に介しての饗宴会もいいですね。
音を聞くというより叩き方を観るとも言えるし、空気を振動させるあの和太鼓特有のパフォーマンスを体感するという言い方のほうがピッタリします。
アフリカ音楽や、ラテン音楽など打楽器が主役ですが、でかさと音の広がりでは和太鼓には圧倒されてしまいます。
ライトアップされた城と、幾重にも複雑に配置された武者返しの石垣への音の反響。
ロケーションがこれまた、ピタッとはまっていて不思議な空間を醸し出しています。
さて今夜の「薪能」はと・・・・・。