カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

10月最終日は天高く

2019-10-31 15:45:42 | おでかけ
 昨夕、石材店から電話があり、頼んでいた記銘板の記入と設置が完了した旨を連絡してきた。

 義母の逝去に伴って、記入するために記銘板を確認したら、すでに満杯で新しく作成する必要があり、石材店に依頼していたもの。

 お墓に行って設置工事の出来具合を確認した後、そのまま石材店に支払いに向かった。

 

 朝晩はやや気温が下がるが、日中は抜けるような秋晴れで気温も少し汗ばむほどの陽気。

 如何にも家族経営の石材店という感じの店では、完全に娘さんがリーダーシップを発揮している。

 父親と若い衆は、技術と設置工事担当で、娘さんが接客・営業・会計を担当している風情。

 母親は飲み物を準備して、お客の世間話に付き合うとい役割分担が出来ている。

 娘さんについては、既婚か未婚か知らないがとにかくあらゆる交渉は一手に引き受けていて一番間違いがなく頼れる感じである。

 二代目は娘さんでバッチリ間違いなし、と我が夫婦も店に行くたびに感心して帰る。

 せっかく出かけたのだからと、菊池市の物産館に立ち寄って「梅干し」を買いたいと相方が言い出した。

 梅干しで物産館に行くなら、これまた折角だから足湯に入ることにした。

 

 やや熱めと温めの2種があるが、温い方にした。

 弁当も買って、菊池公園で食べようとあれこれ弁当選びに集中した後、レジで金を払う直前に「梅干し」を買うのを忘れていることに気が付いた。

 梅干しを買うことを目的に、ここまで来て足湯と弁当だけで危うく帰ってしまうところだった。

 

 菊池市の東部の高台に菊池神社があって、その周辺一帯は公園化され、春は桜やツツジ秋は紅葉に彩られる。

 ただ、一番紅葉していそうなモミジの木でこの程度だから、紅葉はもう少し後になりそうだ。

 菊池市の市街を見下ろす絶好の場所に、ベンチがあってしかも近くの木でベンチの所だけ木陰ができている。

 

 遠く雲仙普賢岳が雲間から頭だけ出しているのが見えた。

 公園のすぐ下では、菊祭りの会場が準備中で11月になれば、菊祭りで沢山の人が訪れることだろう。

 10月も今日が最終日、とても多忙なひと月が終わりつつある。

 謡曲がらみの町の文化祭、川柳がらみの各種大会など、どういうわけか6月と10月に集中する。

 来月になれば、のんびり秋を過ごしたいと思っている・・・のだが・・。
 
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郵便物の物語

2019-10-30 11:26:04 | 日常あれこれ
 郵便物が2つ届いた。

 一つはロアッソ熊本の運営会社からのもので、メルマガのアンケートに答えた人から抽選で10名に選手のブロマイドを送ったというもの。

 

 選手については集合写真の他は、誰のものになるかはお楽しみとなっていたが、9名分が入っていた。

 今年のロアッソは、大卒ルーキーなど結構新しい選手が多く、ある意味新生ロアッソといった感じ。

 わが町出身の選手とか、古参だが今もけん引役として頑張っているお馴染みの選手の顔もあって楽しく眺めた。

 ここ2~3回ほど、他の行事と重なって応援に行けなかったが、この後のホーム戦残り試合は全部応援に行きたいと思っている。

 特に北九州戦は、当日に予定されている他の行事を途中で切り上げてでも応援に行こうと思っている。

 さて、もう一つの郵便物は、川柳の全国紙「川柳マガジン」である。

 7月号から継続して年間購読料を払っている。

 更に、9月までに再来年の分まで申し込めば購読料は消費税据え置き価格でサービスするという話にあっさり乗って2年分前払いしてしまった。

 

 川柳マガジンの11月号が来るのは購読料を払っているのだから当然の話で、特に問題はない。

 次年の購読料まで払ってくれたというので、2020年版川柳手帳もサービスで貰った。

 まことに結構な話であるが、ただこの11月号という今号のマガジンの記事内容には、重大な意味が含まれている。

 私が投句した句が、掲載されているかどうかが重大だったのだ。

 投句の全てが凡作で没句になっていれば、もちろん掲載されないが、よほどの事がない限り全没という話はない。

 相方も事の重大さを認識していたので、日頃は見もしない川柳雑誌の私の名前を一緒に覗き始めた。

 2か月前の9月に投句したものが、11月号に掲載される。

 9月には句を作り、ポストに投函する段階まで準備していた封筒が行方不明になったのである。

 9月のその日は、朝から法事の関係でゴタゴタしていたのだが、物を受け取るために早朝から家を出発した。

 その道すがら、近くのポストに投函する予定だった。

 予定だったというのは、投函したのかどこかに置き忘れたのか、荷物や車の中に紛れ込んだかとにかく封筒は消えた。

 相方と二人で、当日ポストに立ち寄った記憶を思い返してみても、投函した記憶がないしその時間的余裕もなかったとしか思えなかった。

 無意識に、例えば前日に投函しているかも知れない等と思ってもみたが、前日の夜に明朝忘れたりしないよう目につく階段の手すりの上に置いた記憶がよみがえる。

 そして、問題の11月号には私の句が幾つか掲載されていた。

 良かった!よかった!やっぱり投函していたのだ、・・・と、喜んでばかりはいられない話なのだ。

 どのポストに、いつの時点で投函したかの記憶がまったく浮かんでこないままなのだ。

 今号に句が無かったら、「あの封筒はどこへ消えた?」となるし、掲載されていたら「投稿したことを忘れるなんて、ひょっとして認知症?」となるのだ。

 ただ、酔っぱらって帰った翌朝など、まったく覚えていないのにちゃんと洋服を脱いでハンガーにかけ整頓して寝ていたりする。

 習性化した動作は、無意識で行動してしまうことがあるし、錯綜した状況の中でも意識せずにやってしまうことがあるのかも知れない。

 そう考えないと、ちょいとヤバイ話で「認知症説」が急浮上することにもなりかねない。

 ここは、「習性化した無意識下の行動をした」ということで、手打としたい。

 「裏読みをすれば人生楽しめず」・・・・しろ猫

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散髪日和

2019-10-29 15:12:21 | 日常あれこれ
 病院の薬が効いたのか、ゆっくり寝て過ごしたのが良かったのか、喉の痛みが和らいで来た。

 朝食後、暫くして電話があったと相方が言う。

 行きつけの散髪屋さんで、申し込みの電話受けたらしいが誰だかお客の名前が分からなかったが、私ではないかと問い合わせて来たという。

 本当は私は、昨日を予定していて予約の電話をするつもりだったのだが体調不良で中止していた。

 毎月ほぼ同じ時期に予約しているので、忘れていると先方から電話しようかと思った等と冗談を言われる。

 とうとう今日は冗談抜きで電話が来たのかと思ったが、本当に分からない電話で困っている様子だった。

 電話はしなかったと返事するついでに、今日の午後で予約した。

 暑くもなく寒くもなく、まことに清々しい秋晴れの一日で、結構な散髪日和である。

 

 仏壇に供えた花の、余った枝を鉢に挿していたものに花が咲き始めた。

 種類の違う花を同時に挿したので、寄せ植えのような感じで色の違う別種の花が咲き始めた。

 

 車庫の屋根の下で伸びたピラカンサスは、屋根に触ったり横を通るのに邪魔になって、少し伸びると枝を剪定してしまう。

 それでも負けじと、沢山の実をつけているがこの頃の朝晩の気温の低下で一気に赤く色づいてきた。

 

 ハゼもかなり以前から紅葉が始まっていたが、見た感じでは今が最高潮のような気がする。

 少し赤を際立たせてやろうと、竜のひげの緑の上にのせて写してみた。

 ピラカンサスにしろハゼにしろ、紅葉の時期以外はまったく地味な存在なので、せめて晴れ舞台の今の時期にお披露目をしておこう。

 道路の向こうの駐車場では、隣の猫が枯れてしまった雑草ばかりの花壇を眺めているのが見える。



 青々とした雑草の頃は、バッタが跳ねたりして狩りの楽しみもあったのだろうが・・・。

 鳥などは秋の恵みに喜んでいるが、猫はどちらかというと人間並みにセンチメンタルになる季節なのだろうか。

 なんとなく憂いを含んだような顔をして、枯草の原っぱを見つめていた。

 さてさて、体調も復活しつつあるので秋のひと時、自分の頭の剪定でもしてもらって、心身ともにスカッとしてみたい。

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自慢の喉が・・・

2019-10-28 19:25:18 | 日常あれこれ
 昨日の川柳大会が終わって、帰る頃から喉がいがらっぽくなってきた。

 夕食時にはやや寒気もして、いつものビールをグイグイ景気よくやる相方の横で、寒いからと焼酎のお湯割りをチビチビという情けなさ。

 

 頭痛もするし、こりゃあ風邪かなと思ったので、取り敢えず早々に尻尾を巻いて寝ることにした。

 喉にシュッとやるスプレーがあるよと言うので、相方に使い方を教わってシュッとやったら、ピリピリ・ジカジカといがらっぽさに拍車が入った。

 マスクをした方が、温かい湿気を帯びた空気を吸い込むので良いよと言うのでマスクまでして寝た。

 

 夜中に喉が痛くて、2度目を覚まして起き上がって水を飲み、枕元で喉に例のスプレーをシュッと。

 3時過ぎに一度シュッとやって寝てからは、だんだん体温が上がってきて明け方には汗が出始めて、少しずつ喉の痛みが和らいできた。

 朝食は柔らかいものを少し食べて、予約なしで近くの耳鼻咽喉科に行った。

 患者は待合室にかなりいたが、係の女性は「今日は少ないですので、少しお待ちいただくだけでいいと思いますよ」と希望のお言葉。

 マスクをかけた人、喉が痛い人がかなりいた。

 

 耳の中でセミが鳴くと言って、通院して以来の病院で診察券も忘れていて、新しく作ってもらった。

 「口を大きく、あ~んして下さい」という指示で、猫の欠伸並みに大口を開けようとしたが、どうも生来が上品なのでというより全体が痛くて思うようには開かない。

 両の鼻の穴に何やら突っ込んで、シュッとやったり舌を押さえつけてシュッとやったりした挙句に、何やら白いモクモクの水蒸気風のものを、何分間か口に入れられた。

 食後に飲む薬を3種類と、非常用の痛み止めの4種類の薬を処方されたが、出来れば痛み止めは使わないようにしたい。

 

 そう言うわけで、今日は病院へ行った以外は一日中家の中でのらりくらりと、というより寝て暮らした。

 よくしたもので、寝れば眠くもないのに目を瞑るし、瞑ればいつの間にか眠てるし、眠れば目覚めの時は喉の痛みが薄らいできているのが自覚できる。

 久しぶりに、朝のみそ汁作りの仕事を相方にやってもらったが、明日からは社会復帰出来るかも知れない。

 が、あと1日大事をとってという奥の手を・・・使わないという手はない。

 「無農薬食べつつ薬日に三度」・・・・しろ猫

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楽しくてやがてさみしき・・・

2019-10-27 19:40:30 | おでかけ
 昨日は文化祭出演、今日は川柳大会で地元の新聞社へとけっこうな忙しさ。

 準備は新聞社の本社の大ホールなので、普通の川柳大会と比べると準備事項は少ない。

 それでも、午前8時半くらいにはスタッフは来てほしいということで、8時ちょっと前に家を出たら早く着き過ぎた。

 日曜日で、道路はスイスイという嬉しい見込み違い。

 

 新聞社の本社前の駐車場は、スタッフの責任者が私と同時に到着したくらいでガランとしていた。

 横を見ると、駐車場にも色づき始めた木々がみられる。

 

 正面玄関の扉が開いていないので、横の通用口から入れももらった。

 

 普通自分たちで準備する案内板なども、ちゃんと新聞社が準備してくれている。

 準備事項はトントンと進んで、事前に出されていた課題と、当日の席題を把握して作句・提出した。

 出句完了は11時ということで、かなりな時間があった。

 13時の開始までの間、食事を挟んで選者は各々の課題の選考作業に入る。

 私などはジュニアの部で事前に選考は済んでいるので、やや暇を持て余す。

 

 13時から、大会の開会式が行われたあと、我々のジュニアの部の披講が始まる。

 28校約1600名3900句を四苦八苦して、選んだ句を発表し優秀句については句ごとにコメントを加える。

 ほぼ滞りなく終了して、やれやれと思って席に帰ったところで、とある中学生の句にクレームがついた。

 過日テレビで放映された、俳句に類似しすぎたというか特定の文字だけを変えた句を見つけたというのである。

 短歌や俳句の本は読むことはあるが、テレビ放映の俳句は見たことも無かったので気づかなかった。

 取り敢えず入選句などの文集への掲載は、削除することになった。

 当日の席題を含め7句が佳作以上になって、自分としては良い出来だったのだが、選者としては足元を掬われた。

 投句された4000句近くの作品の中には、やや大人の手が加わっているのではと思わせる句も時々あった。

 ただ、良くできた表現だからといって子供らしくない、というか、子供の句とはこういうものだと決めつけや思い込みもまた問題なのだ。

 感性の問題で、大人よりかえって自由で豊かな表現力を持った子供の芽を摘むことにもなりかねない。

 ただ今回の例は、楽しく俳句を作って楽しみましょう的な番組の中でタレントが作った句で、たまたま放送を見た人には判った句だったようだ。

 他の人の作品とか、過去に受賞した本人の作品とかを、投句する誤りはけっこう例があるようだが・・。

 データベース化されたモノに、チェックをかけさせる以外に防ぐ手立てはなさそうだが・・・。

 文集などはともかく映像作品となるとかなり困難だろう。

 今朝は、起きた時から喉が少しいがらっぽくて、体調は万全ではなかったが大会が終わって家に帰り着くころは喉が痛く少し頭痛もしていた。

 こういうのを何というのだろうか、踏んだり蹴ったりということにでもしておこう。

 温かい飲み物と、喉の奥へのスプレーと、暖かくして早々に尻尾を巻いて寝るしかあるまい。

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文化祭の秋とスポーツの秋

2019-10-26 14:15:00 | おでかけ
 今年も益城町の文化祭が、今日と明日の2日間にわたって健康福祉センターで催されている。

 町の文化会館が被災して、現在基礎部分の修復強化工事が行われていて、使いえないので健康福祉センタでの開催となった。

 今年で2年目だが、来年までは工事が続きそうで本来の会場での開催は更に1年延びそうである。

 

 仮説の舞台の設置を含めて、会場設営もだんだんと慣れてきて比較的スムーズにいくようになったが、作業要員の方がだんだん高齢化してきた。

 設営したり出演したりで、大変と言えば大変だが年に一度の練習の成果を発表するわけで、それなりに皆さん張り切っている。

 

 子供神楽などは、伝統を次の世代に継承させるための事業として力が入れられている。

 中学生までくらいの、少年少女が卒業すれば次の新入生が入ってくるという具合に、繰り返し繰り返し世代交代がなされていく。

 ステージ部門は多目的室を使用し、展示部門は廊下やホールなどを利用する。

 
 (絵画・書道・手工芸などの展示)
 
 (焼き物の展示)
 
 (生け花など)

 生涯学習課が進める公民館活動として、数多くの講座・教室が設置されたが、地震の後は活動の場が制限され、どの講座も場所を探し会員を集め自主的に開講している。

 私たちの「益城観世会」も毎週木曜日に、この会場と同じ建物の中の研修室や託児室など、空いた場所を移動しながら練習している。

 私も年寄りだが、この世界では若い方で曲の選定・練習の予定・会場の予約・先生の送迎調整・文化協会関連の会合などそれなりに忙しいふりをしている。

 震災以前は、出演が終ったあとは会館の近くにあった寿司屋の2階で一杯会が通例だった。

 その寿司屋も地震で全壊し、飲めるような場所はことごとく被災したため、文化祭出演の後の一杯会も中断したままである。

 ぼちぼち復興しオープンする店も出始めたので、もし皆さんに体力・気力が残っていれば、次回から復活させようかとも思う。

 明日は、地元の熊本日日新聞社主催の川柳大会に参加することになっており、文化祭のお手伝いや終了後の撤収作業などは免除して貰うようお願いしている。

 世はまさにスポーツの秋、文化活動の秋なのであって、どこも最良の日程を狙って計画するので、末端の我々は右往左往することになる。

 明日の右往左往で、まったく残念なのは「ロアッソ熊本Vs沼津」の一戦が、キックオフ15:00のため観戦できないことである。

 もっとも、私が応援に行かなかったから勝てなかったということも・・・ないだろうが・・・。

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江津湖とこども達

2019-10-25 10:00:12 | 日常あれこれ
 若い頃は、江津湖散策と言えば上江津湖ばかりだった。

 その頃の下江津湖は水辺がすべて湿地帯で立ち寄れない状態だった。

 上江津湖の貸しボートで、下江津湖まで漕いで行くのだが、上と下とをつなぐ細い水路の部分は、けっこう流れが速く引き返すのに手間取った。

 ボート代はいくらだったか忘れたが、漕いでも漕いでも前に進まず、とうとう時間に間に合わずに超過料金を取られた思い出がある。

 そう言えば、その後日光の中禅寺湖で友人と小さなモーターボートを借りたときも、時間が迫って急ごうとスロットルを引いたが、全くスピードが上がらず超過料金と相成った。

 手漕ぎボートの教訓はモーターボートになっても生かされなかったのだ。

 今は下江津湖も整備されて広い芝生や、湧水を利用した自然に触れる場所として公園化されている。

 

 水辺をぐるりと回ることの出来る遊歩道が整備されて、散歩を楽しむ人はやジョギングに汗を流す人が絶えない。

 細い水路から下江津湖になる辺りから、地域の人たちが造った花壇などが目立つようになる。

 「江津湖の自然をまもる会」といった看板の横に、管理〇〇町△町内などと小さな標柱が建てられていて、地区の人たちが思い思いに草取りなどをしている姿を時々見かける。

 一斉に集まって作業をするということではなくて、暇な人が好きな時間にという感じの作業で、いつも一人か二人である。

 公園はほとんど木が植えられただけの芝生ばかりで遊具はない。

 隅の方に土のグラウンドが一つあって、付近の保育園の子供たちの運動場になったりしている。

 

 この日も大勢の子供たちの元気な声がこだましていて、保護者と思われる人たちもいるので運動会かと思ったが、普通の運動会とは少し様子が違っていた。

 フィールドの中央にはブルーシートが敷き詰められていて、見慣れない遊具や障害物のようなものが沢山設置されていて、歩けないような小さい子供がはい回っていた。

 ブルーシートのない部分では、別のグループが別の指導者の指示で何やら運動している。

 運動会によくある、スピーカーの案内や音楽もまったく聞こえない。

 こうしたグループが続々と集まってしまったという風情。

 

 遊歩道沿いに歩いていたら次々と引率された園児たちとすれ違った。

 広大な芝生と、湧水の流れる小川と、そして隅っこの小さなグラウンドという組み合わせなので、使い方はそれぞれが考えなければならない。

 集まってくる沢山の子供たちを見ていると、本当に日本は人口減少に悩む国なのだろうかと思ってしまった。

 都会の保育園の近くなどでは、うるさいと苦情があるなどと聞くが、田舎では子供の声が聞こえると年寄りも元気が出てくる。

 集落で10年ぶりに子供が生まれたと、先日亡くなった相方の母親が喜んでいたのを思い出す。

 田舎のポツンと一軒家と、都会の喧騒の中で「心がポツンと一軒家」は、同じポツンでもかなり様相が異なる。

 「朝顔の数をかぞえる通学路」・・・・しろ猫

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江津湖のボートいろいろ

2019-10-24 20:25:57 | 日常あれこれ
 江津湖にはいろいろな船が浮かんでいる。

 江津湖は上江津と下江津があって、上江津は遊覧のボートが多く、下江津はボート部の競技用が多い。

 

 その他、下江津湖の方には使用目的に応じた作業船もあるようだ。

 下江津の遊歩道で立ち止まって暫くボートを眺めていた。

 

 ボート部の学生が、ボートを担いできては桟橋から水に下ろし次々と漕ぎ出していく。

 

 元気よくスイスイと漕ぐ様は、見ていて気持ちがいい。

 流線型の長い船体は、湖面を切り裂くように進んでいく。

 水飛沫が見えるのは、オールが水の中から引き上げらえる時と、船尾の部分だけである。

 お馴染みの風景を眺めていたら、ちょっと変わった船が出てきてなにやら作業をしようとしている。

 

 二人の年配者が乗っていて、船首の部分には長い竿のようなものが2本斜めに立っていて、先端には四方に分かれた金属製とおぼしき妙な物がぶら下げられている。

 やがて金属部分を水中に下ろし、なにやら船の上を行ったり来たりしていたが、網を持ち出すと水中に入れたかと思うと引き上げた途端に大きな魚が入っていた。

 どうやら電気ショックかなにかで、魚を弱らせて網で拾い上げているようだった。

 この湖にも、ブラックバスなどの外来の大型魚が沢山増えすぎて駆除対象になっている。

 釣り人も多いが、こうした駆除対象の外来魚は湖畔のところどころに設置された網で囲った池すに入れるようになっている。

 外来の水草も多く、水草除去の専用の船もあるから、多分外来魚捕獲の作業船があってもおかしくはない。

 桟橋上の人とやり取りしながら、試行を繰り返していたが、声が届かないらしく何度も船首に移動したり、桟橋に船を近づけたりしている。

 安定しない船の上での立ったままの作業なので、その都度船が左右にゆれる。

 陸上との連絡を取りながらのテストなら、トランシーバーか何かをお互い準備しておけばもっとスムーズだろうに、などと要らぬお世話的考えが頭に浮かぶ。

 きっと、沢山取ろうとかいった効率性の様なものは求められていないのだろう。

 のんびりした感じが、そこはかとなく漂っている。

 その様子を、のんびり眺めている当方もまた、、負けず劣らずではあるが・・・。

 「グローバル蔓延っている外来種」・・・・しろ猫

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秋と桜と

2019-10-23 20:01:02 | おでかけ
 この時期になると、ちょっと里山の麓くらいには出かけて秋の進み具合でも見たくなる。

 特にはアケビの成るような場所は、覗いてみたくなる。

 ところが一番近い里山の一つ、町の南側にある船野山は地震の後の交通規制がそのままで、どこまで行けるかが分からず登るのを断念した。

 それでも中山間地では、秋の風情が漂っていた。

 

 名前は忘れたが、色づいた実を沢山つけた蔓が木の上からぶら下がっていた。

 子供頃は、祖母などがこの蔓の艶々した葉っぱに団子などを包んで蒸してくれたものを喜んで食べていたことを思い出す。

 この辺りは果樹の栽培も盛んであったが、だんだんと手入れをする農家が少なくなり、草刈りもままならない畑で柿の木がたわわに実をつけていた。

 

 まだ植えられて間もない若木にも、沢山の柿が実をつけていて枝先は地上に接しようとしている。

 周りにも沢山の柿の木があるのだが、どの木も枝も折れんばかりに実が成っている。

 カラスなどの野鳥のために、実をつけているような有様である。

 もう少し秋が深まった頃に訪れて、今度はアケビの実などを取ったことのある場所まで登ってみようと思う。

 帰りにJAの駐車場の横を通りかかったら、白い花のようなものが見えたので車を止めて歩いて引き返してみた。

 

 桜の花がいっぱい咲いていた。

 普通、時季外れの桜は特定の枝とかに咲くのは見かけるが、こんなにまとまって沢山咲くのは珍しい。

 今頃の時期に咲く種類のものかも知れないが・・・。

 

 一本の桜の木に丸ごと咲いている。

 花弁は、やや小ぶりで春先の華やかさはないがそれでもこれだけ咲くのは珍しい。

 幹の中央部は朽ちていて、もうかなりの老木である。

 老いの木が最後に一花咲かせてみようと力んでいるのかも知れない。

 何となく他人事にも思えない。

 「剥く皮の長さに秋の日が揺れる」・・・・しろ猫
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新米様の「おな~り~♪」

2019-10-22 12:36:27 | 日常あれこれ
 わが町でもほとんどの農家が稲刈りを終わっている。

 収穫期というのは、農家をやっていなくてもただ見ているだけでも、うきうきした気分になるのは農耕民族の末裔ゆえか。

 

 収穫の喜びであり、季節の移ろいを感じることが出来る。

 収穫した稲は、共同の乾燥・籾摺り所に運ばれる。

 個人で設備を保有している人もいるが、多くの農家は共同の籾摺り所に運び込む。

 

 もみ殻は外に吐き出され、もみ殻の山が出来上がっていく。

 もみ殻は堆肥などになったり、田んぼに撒いて焼かれたりする。

 肥料になったり・害虫駆除になったり、土壌の改良になったりと役立つのである。

 この籾摺りが始まると、我が家へ新米がやってくるのも近いなと感じる。

 「新米が出来ましたので、お届けします」の電話が昨日あったのだが、所用で対応出来ず今日にして貰った。

 「今から伺います」の電話があって、暫くすると玄関のチャイムが鳴った。

 

 新米の到着である。

 保管場所まで運んでくれると言うが、例年どおり玄関に置いてもらう。

 玄米30Kgの袋詰めが5袋で150Kg、昔風に言えば2表半というところ。

 これが、我が家の一年分の主食の消費量である。

 時々パンも食べるが、朝食は米の飯とみそ汁と納豆が基本形の1セットとなっている。

 飽きもせず毎日食べる。

 プラスαが欲しい等と思ったら、思った者が冷蔵庫の中身と相談して作る。

 私が朝食の担当者なので、みそ汁の具以外は考えなくていいシステムを採用している。

 平均的日本人よりやや米を食べると思っているが、それでも150Kgは多すぎる。

 ただこの時期には、新米を楽しみにしていると言うか、当てにして小分けにして持ち帰る向きもあるので多めに購入する。

 また、新米が届く時期も少々ズレたりするので、余裕を持たせている。

 今年は、あと10Kg程が残った状態で今日を迎えた。

 玄関から保管場所までは、処分したファンヒーターの台にしていたキャスター付きの台に1袋ずつ乗せて運ぶ。

 さて、残る問題は、この新米を食べる時期である。

 米びつには少し残っているし、去年の玄米も10Kg残っている。

 かと言って、新米を直ちに食べて、胃袋と喜びを分かち合うという儀式も早急に済ませたい。

 相方と協議の結果、米びつの残りを食べた後、新米を10Kgほど精米して食べ、しかる後に去年の米10Kgを精米して食べることに決まった。

 消費税増税後の日本経済を心配する、日本政府や経済界の先生方の、増税ショックの緩和としての各種のややこしい経過処置と同様、我が家の新米・古米をめぐる処置もそれなりに難しい。

 かくて、新米を味わう儀式は、米びつが空になり次第ということになった。

「古ふすま夏の景色も秋の色」・・・・しろ猫

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