INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2018年12月1日ダイヤ改正(1)

2018年11月23日 |   ┣ ダイヤ改正2018

12月1日より、主に外国人観光客を対象とした「KOKURA LOOP BUS」が3ヶ月間の試行運行を開始。

計画自体は、少し前に明らかになっていましたが、結局、画像のようなルートに決定。

事業主体は西鉄ではなく国交省とのことだが、ICカードは利用可能。

運賃は100円均一で、概ね30分間隔で運行される。

かつて「小倉駅~魚町~西小倉駅前~小倉城~厚生年金会館~大手町~小倉北区役所前~紫川鉄の橋~平和通~小倉駅」を結んでいた「小倉都心周遊バス」について書いた記事で、

“「小倉都心周遊バス」は、「福岡都心100円循環バス」と同様、運賃は100円均一である。
ただ、福岡の100円運賃エリアは、「天神~蔵本・呉服町~博多駅~渡辺通一丁目~天神」で囲まれたエリアならどこで乗ってどこで降りても100円であるのに対し、小倉都心部の100円エリアのほうはあくまで「駅から100円駅まで100円」の一環なので、例えば「紺屋町~小倉駅バスセンター~砂津」のように、エリア内であっても小倉駅地区をまたいでしまうと100円では行けない(180円かかる)という違いがある。
このことが「小倉都心周遊バス」のルート設定にも「制約」を与えているのではないかという気がしている。
この「制約」がなければ(=福岡都心のように駅に関係なくエリア全体を100円にすれば)、砂津、(旧)堺町公園、中津口、(旧)萩崎町、香春口あたりまで取り込んだ、もっとダイナミックな100円循環バスのルート設定が可能となり、モノレールの東側のバス需要を喚起できたのでは?などと思うのだが、「今さら」なのだろうか…”


と書いていたのだが、今回、この問題がクリアされている点は大いに評価できると思う。

ただ、それだったら、小倉駅の北側(あるあるcity、ミクニワールドスタジアムなど)にも足を延ばしてほしかった気も。

三萩野交差点~中津口交差点間には、約9年ぶりにバスが通ることになる。

これにより、小倉都心部に存在している比較的大きなバス空白地帯が、2分割されることになる(片方向のみの運行なので、完全に切り離されてはいない感もありますが)。

そういえば、「小倉都心周遊バス」よりもさらに前、昭和の時代には、「砂津~小倉駅~三萩野~美萩野学園~黒原一丁目~広寿山~営団入口~砂津」を結ぶ「東部循環」というのもありましたっけ。
(つづく)

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2018年11月3日ダイヤ改正(2)

2018年10月27日 |   ┣ ダイヤ改正2018

(つづき)
「小戸公園前」。
「外環2番」の運行終了とともになくなるバス停。

西鉄のダイヤ改正情報では、ダイヤ改正の日付は「11月3日」となっていて、この記事のタイトルもそれを踏襲しているが、11月3日が最後でもなく、その前日の2日で運行終了というわけでもなく、最後の運行は10月28日。
改正日の「11月3日」というのは、“運行が終了していなかったとした場合の最初の運行日”なのだが、「外環2番」は土日祝日のみの運行の路線であったため、いまいちピンとこない日付となってしまっている。


ということで、「お知らせ」の紙ではこういう表現。


土日祝日のみとはいえ、ここから桧原まで行くことができた事実は貴重。


反対側は、マリノアシティ福岡、名柄団地に停まってのこ渡船場で終点

「福岡空港~のこ渡船場」「西鉄香椎~マリノアシティ」「早良営業所~マリノアシティ」そして「外環2番」と、愛宕浜・小戸地区に至る路線はいろいろな試みが行われたものの、どれも定着には至らず。
天神と博多駅は西鉄バス、姪浜駅からは昭和バスがあり(のこ渡船場~姪浜駅は西鉄バス。博多駅~マリノアシティには当初は昭和バスもあり)、それ以外の場所とを結ぶ路線については、需要はあっても採算がとれるまでは行かないという感じでしょうか。


昭和バスの「小戸公園」は、「マリノアシティ~姪浜駅」のルート上に。
こちらは当然、廃止にはなりません。
かつては、マリノアシティではなく姪浜北団地が終点でした。
この付近には、かつてドライブインシアターがありましたっけ。

ちなみに「小戸」は、福岡市中心部から昭和バス前原方面行きに乗って、最初に降車できるバス停でした。
(つづく)

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2018年11月3日ダイヤ改正(1)

2018年10月21日 |   ┣ ダイヤ改正2018

2017年の春に登場し、同年秋に試行運行延長が行われ、今年春に期間延長が行われていた「外環2番」だが、10月末の期限を乗り越えられず、周知の通り運行終了となります。

現在のルートでの存続は難しくても、縮小して「橋本駅~マリノアシティのシャトルバス」的な位置づけに衣替えしての存続はあるかも?などとも考えていたのだが、そういうことも行われず結局丸ごと廃止になるもよう。

天神・博多駅を通らない、“ヨコのつながり”を重視したルート設定は、今後の路線網を考えるうえでも重要な意味があったと思うのだが、このご時世、そんなことも言ってられないでしょうか。

となると、「外環3番」登場も厳しそうな感じです…。

530番」もなくなり、梅林地区や「12番」桧原も大減便で、“ヨコのつながり”の希薄化が進む一方だが、「外環1番」や「64番」福大病院、大橋「5番」、大橋駅~空港乙金「11番」などは今後どれくらいがんばってくれるでしょうか。

「外環2番」を見送る意味で、過去の、“ヨコのつながり”路線たちをまとめてみます(架空の路線もあり)。


今宿~三陽高校


九大学研都市駅~橋本駅


四箇田団地~片江営業所


桧原営業所~南福岡駅


南福岡駅~桜ヶ丘第四
(つづく)

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2018年10月1日ダイヤ改正(2)

2018年09月19日 |   ┣ ダイヤ改正2018
(つづき)

9番」が愛宕公民館前に停車しなくなる。

近くに「愛宕四丁目」があるから、ということなのでしょうけど。



「田隈新町」の「209番」専用乗り場に他の路線も停車するようになり、「田隈新町」に2回停車する状態が生じてそれが現在まで続く…というように、従来は、どちらかといえば停車する停留所は増える流れにあったと思うのだが、近年は、特に都心部では確実に停車停留所を絞る傾向にある(駅前一丁目六本松大通り柳橋天神地区など)。



この先、都心部だと、奥の堂(呉服町方面)や天神南(渡辺通一丁目方面)を通過する路線が出てきたり、過去に提案した「警固町赤坂門」バス停が出現したりする可能性もゼロではなさそうであり、城南線の桜坂に2回停車するようなことは起きそうにない。

郊外部でも、道善二丁目とか塩浜とか、停車パターンの変化が起きないとも限らない。



なお、今回の改正で、「九大ビッグオレンジ前」や「九大工学部前」などから“前”の字が取れるという改称が行われるもよう。

一方で、移転元の箱崎の「九大前」は、このタイミングでも改称はなし。



春の改正で「人手不足」を前面に押し出したこともあり、このところのダイヤ改正では、チャレンジとか攻めの姿勢とか新規性というのが感じられずいまいちときめかないというのが個人的な感想。





これは、今から7年前に考えた路線

西鉄大橋駅と福岡空港を結ぶ路線は、それから5年半後に登場しているが、利用状況は盛況という感じではない

青果市場の跡地にららぽーとが進出することを見据えたら、今こそ弓田地区を経由するルートもありではないかと。

将来的には、「国内線~国際線~高宮駅東口大橋駅~ららぽーと~国際線~国内線」みたいな路線にも期待。



なお、「青果市場前」も、今回改称はありません。





ちなみに、「15番」が駅前一丁目に停車しなくなるお知らせが出ていた祗園町バス停には、





「33番」金隈行き「85番」千鳥橋行きが顔を出していました。

(つづく)

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2018年10月1日ダイヤ改正(1)

2018年09月18日 |   ┣ ダイヤ改正2018
昨年10月、「田川快速」廃止の際の記事で、



“既に周知の通り、「田川快速」は中谷~砂津間が廃止に。

バスが走らなくなる区間はないため、ネットワークの分断は免れるが、現状の「田川快速」は、北九州市内(小倉~中谷あたりまで)の利用で支えられていたような気もするので(←個人の感想です)、ローカル部分のみの運行になるのは行く末がとても心配。

運行主体と自治体の思惑が絡んだ結果だというのが丸わかりで、ニーズとか理想とは程遠いというのが残念。

せめて、商業施設やモノレール駅がある守恒地区まで運行できなかったのだろうか、という気も。

中谷から小倉へは「なかたに号」に乗っていいようにしては?とも思うのだが、逆の小倉から中谷を乗車可能にすることが難しいでしょうか。

西鉄のCMソングを創るに際して、田川から小倉へのバスをイメージした井上陽水氏は何を思うのでしょうか”




と書いていましたが、今回、来年3月までの試行で「守恒まで」の運行になるもよう。



あと、大隈車庫の廃止、飯塚「28番」の廃止、海老津「6番」の野間経由廃止なども10月1日に行われます。



また、「15番」博多駅~ゆめタウン博多線駅前一丁目を通過するようになるとのことで、かつての「41番」吉塚営業所系統と同じような扱いに。

(つづく)
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2018年8月1日ダイヤ改正(1)

2018年08月09日 |   ┣ ダイヤ改正2018
8月から「コガバス」が運行を開始してます。





ルートは、古賀駅東口リーパスプラザ古賀市役所サンコスモひだまり館コスモス館で、これ以外のバス停には停車せず。



古賀市のバス路線については、以前から問題点や提案などを結構記事にしていて、番号の付け直しや、こもの線をサンコスモに立ち寄らせる、とか、舞の里からグリーンパークまで路線を直通させる、といった項目については実際に採用していただいたりもしました。



今回の「コガバス」は、西鉄バスとはまた別次元の話であり、西鉄との連携がなかなかうまくいかないのかな?という印象。





最終的には、やはりこのようなカタチが現実のニーズに合っているとは思います。

(つづく)

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2018年4月1日ダイヤ改正(4)

2018年04月01日 |   ┣ ダイヤ改正2018

(つづき)

国道3号博多バイパスの新規開通区間を走る路線が10月末までの期間限定で登場。

ルートは、「下原オークタウン入口~博多バイパス新開通区間~若宮五丁目~火の見下~松島五丁目~都市高速~蔵本~天神」で行先番号は「23C」。

新道上には、北から「香椎石坂」「香椎二丁目」「新水谷」の3つのバス停が新設。

「香椎石坂」付近。

ちなみに「石坂」の読みは「いしざか」ではありません(正式には)。

運行本数は、このご時世でもあり、平日5往復、土日祝日3往復とかなり控えめ。

ただ、今後は、現行の「23B」と「新宮急行」の日中の運行が減って、日中は、下原と高美台方面をつないで、2つの路線を統合したカタチで「23C」が運行…みたいな流れになっていくのかもしれません(そうなったらいいなと思っている訳ではなく、近頃の流れでいくとそういうこともあり得るのでは?という話です)。

あと、7台が同時刻に発車して手狭になっていた春日市の「バスセンター」が再整備され、ずいぶんと広くなりました。

記事の日付にご注意ください

(つづく)

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2018年4月1日ダイヤ改正(3)

2018年03月25日 |   ┣ ダイヤ改正2018

(つづき)

佐賀~柳川線」。

数ある西鉄バスの路線の中で、西鉄電車との接続について最も考えられている路線…の一つかもしれません。

準急」から「無番」となり、

今回「1番」が付く。

 

羽犬塚大野島線」は「無番」から「8番」に。

無番」になる前は、番号が付いていた気も。

気が早く、既に「8」のシールが。

この路線も、“バス路線のネットワーク”という意味では、非常に良い働きをしています。

現在、2種類の「無番」がやってくる「中原高木病院前」は、4月1日以降は「1番」と「8番」がやってくるバス停に。

15番」を大川橋からこのあたりまで延長させることができれば、衰退してしまった大川市のバス路線網の中にあって、若干の利便性向上が図れるのでは?といつも思っています。

3番」を掲げて西鉄柳川にやってくるものの、

「無番」として案内されている「柳川病院循環」。

今回の改正のコンセプトからすると、まずこれをどうにかすべきだったような気もします。

(つづく)

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2018年4月1日ダイヤ改正(2)

2018年03月21日 |   ┣ ダイヤ改正2018
(つづき)

昨年の春に登場し、昨年秋に試行運行延長が行われ、今年3月末までの運行予定となっていた「外環2番」は、10月末まで7ヶ月間の期間延長とのこと。

コメントでも情報をいただきました、ありがとうございます。



運行ルートの一部変更が行われ、桧原営業所~長住六丁目間のルートが、「52番」「55番」などのルート(松本池経由)から、「67番」「96番」などのルート(自動車免許試験場前経由、オレンジのルート)に。



ちなみに、「松本池経由」のルートができる前は、長住六丁目から桧原へオレンジのルートしかなく、「51番」と「52番」の違いは、“天神から試験場に行くときに、皿山経由か長住経由か?”という差でした。

こちらの記事こちらの記事も参照のこと。



なお、路線図(運行開始時のチラシの引用)で、赤線で消しているバス停は、昨年秋のダイヤ改正で通過するようになったバス停です。



例えば、福大前野芥駅前間を、今回の改正で大減便となった東梅林、西梅林経由にしてみては?等とも思うのだが、そうなると、もはや「“外環”2番」とは言えないでしょうか(笑)。



この春のダイヤ改正の背景からすると、「外環3番」が登場する確率は大きく低下した感じ。

今後、ダイヤ改正にあたって、「大増便!」とか「より便利に!」みたいなことが言いにくくなっていきそうな状況にあることが、新路線のことをいつも考えている(笑)私からすると寂しい限りです。

(つづく)
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2018年3月17日ダイヤ改正(7)

2018年03月20日 |   ┣ ダイヤ改正2018

(つづき)

100円循環バス」の後継、「キャナルシティラインバス」用に新設された「天神・福岡市役所前」バス停。

色的にはJR九州バスにかなり近い。

「キャナルシティラインバス」…。

カタカナ多すぎ。

行先番号「C」とかでもよかった気がするが、博多駅前C乗り場ではなくA乗り場から「C」が出ます!だとやはりわかりにくいでしょうか。

他の乗り場でも告知。

これがイメージカラーのよう。

なお、特に告知はなされなかったのですが、今回の改正で「大神神社前」もひっそりと改称しており、表記は「大神神社前」のままで、読み方のみ、意外なものに変わっています。

(つづく)

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2018年4月1日ダイヤ改正(1)

2018年03月18日 |   ┣ ダイヤ改正2018

(つづき)

前回の記事で、

“昨年春の改正あたりから、「無番」が増える傾向にある感じ”

と書きましたが、筑後地区の春の改正では、これまで「無番」として運行されていた路線に番号がいろいろと付きます。

ゆめタウン久留米線は「5番」、佐賀~柳川線は「1番」、羽犬塚駅~大野島農協前線は「8番」、イオンモール大牟田線も「8番」、三池港線は「直行5番」、グリーンランド線に「3番」…など。

八丁牟田だから「8」、という感じの数字のチョイスが素敵(笑)。

大川橋~西鉄柳川の区間便も現行通り「1番」として運行され、三柱神社前に停車する「1番」と停車しない「1番」が併存する状態は継続。

「無番」として案内されている柳川病院循環が「3番」を掲げて西鉄柳川にやってくる件は、今回特に触れられることはなさそう。

また、(バス停検索上は)どこの駅の西口だかわからなかった「駅西口」バス停は今回改称となる。

(つづく)

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2018年3月17日ダイヤ改正(6)

2018年03月17日 |   ┣ ダイヤ改正2018

(つづき)

3月16日で運行を終了する「100円循環バス」。

運行開始当初は、博多駅を起点とする2周の循環運行だったので、博多駅を跨ぐカタチでの都心部内の移動(HMI)の選択肢の幅が広かったのだが、1周の循環運行となったことで、内回り・外回りともに、博多駅に近付けば近付くほど「循環」バスではなくなっていく状態となり、HMIは大きく低下した。

そして今回、実質的に半周の運行となることで、HMIだけでなく、TMIも大きく低下する。

地下鉄とのすみ分け」とか「連節バスとのすみ分け」を考えたら、一般路線バスのフットワークの軽さというか、“かゆいところに手が届く”ことを打ち出していくというのも一つの見識と思われ、そういう観点からいくと、少ない本数の中でも、いかに工夫してTMIやHMIを向上させていけるかが重要になってくると思うのだが、実際はなかなか難しいようで…。

時刻表の四角で囲んだ数字も過去のものに。

今後、例えば12月の金曜限定で、臨時の「深夜バス」が復活…などということもないのでしょうか。

「3-2番」の廃止は「往復」とありますが、星の原団地行きの「3-2番」は、これまで走ったことはありません。

昨年春の改正あたりから、「無番」が増える傾向にある感じ。

都心部との関連がなければもう番号は敢えて付けませんよ!”という感じで、なんだか寂しい。

博多バイパスの全線開通、西地区の乗り合いタクシー移行、JRのダイヤ改正も17日から。

今回は、これらの話題とともに、西鉄バスのダイヤ改正も新聞で多く取り上げられたので、問題意識の共有という意味ではよかったのではないかと。

「運転手さん不足だから減便」というのは、たしかにその通りな面もあると思うのだが、じゃあなんで不足なのか?ということを本来はもっと考えないといけないと思います。

(つづく)

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2018年3月17日ダイヤ改正(5)

2018年03月11日 |   ┣ ダイヤ改正2018

(つづき)

結局「53番」も「222番」も「270番」も「411番」も「外環3番」も登場することのなかった今回の改正。

コメントでも情報をいろいろといただき、ありがとうございます。

深夜バスの登場は、バブル経済が崩壊した1991年の年末(チラシは2008年のもの)。

誕生から30年を迎えることなく、今回の改正で廃止に。

22N」と「23B」と「新宮急行」をつなぎ合わせた深夜バスならではのこのルートもあとわずか。

「下原→平山」だけでなく、「新宮東小学校→中央駅を複乗せず→下深町(跨線橋横)」もあとわずかです。

「12番」の桧原営業所行きは大減便。

「60番」桧原循環線廃止の代替として誕生した行先だったが、桧原循環線も遠い過去のものになりつつある。

そして、ヨコのラインの衰退にも拍車がかかる。

外環2番」は、生き延びることができるでしょうか。

46番」のアサヒビール前行きは一日3本、

140番」の別府駅前行きは一日1本、いずれも平日のみの運行。

竹下線、茶山線といいながら、竹下茶山には行きません。

このような例が今後増えることになりそう。

じゃあ、坂瀬線大川線は?という話になるので、それを問題にするつもりはないのですが(笑)。

 

「37-1番」は、運行開始から3ヶ月足らずで一日1本に。

「38番」が2本残るため、“榎田町経由が一日1本に逆戻り”…ということではないですが。

始めからそういう約束で、利用状況が良ければ延長、みたいな話だったのでしょうか。

複雑そうに見えるこのへんのルートも、本数のウェイトを付けると、たいして複雑ではありません。

  

博多駅前BCD乗り場は、乗り場の配置は変わらないまま「B乗り場」と「C乗り場」に再編となり、筑肥線代替バス「69番」の乗り場だった「D乗り場」は名目上も消えることに。

キャナルシティライン」、こちらでは「キャナルシティラインバス」という案内。

どうも長いので「キャナバス」とかでよかった気も。

 

天神・福岡市役所前」には、そろそろ西鉄のバス停ができているかもしれません。

市役所には、4階、6階、14階に用があって頻繁に行きますが、個人的には「キャナルシティライン」の恩恵はあまり受けず。

ここに「302番」など、「キャナルシティライン」以外の路線が走る日はやってくるでしょうか。

77番」の大濠公園行きはなくなります。

ただし、福岡市都心部では、という注釈付き。

(つづく)

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2018年3月17日ダイヤ改正(4)

2018年03月04日 |   ┣ ダイヤ改正2018
(つづき)

個人的に例年以上に忙しく、また、公式にも発表が既に出ていますので改正の要点だけ。





・「深夜バス」廃止



午前0時以降に都心を出るいわゆる「深夜バス」11路線が廃止に。

「深夜バス」のみが通るというオリジナル区間もあったわけですが、春からは代替路線は走らないもよう。





・バス停の改称



改称圧力が高まっていたもののずっと改称されなかった「東部青果市場前」はついに改称で、「博多バイパス北」というわかったようなわからないような名称に。

一方、博多区の本家「青果市場前」のほうは、市場はなくなっても今回はまだ変更なし。



「市民会館前」が「市民会館南口」に改称されても、結局、那の津通りに「市民会館北口」はできず。



「南新地」は「中洲・南新地」となるものの、「東中洲」と「中洲」は改称なしで、ややちぐはぐ。



ビルの名前を反映していなかった「博多駅三井ビル前」や、早急に解消すべきでは?と書いていた博多駅前BCD乗り場」については今回手が打たれる。





・西鉄高宮駅東口乗り入れ開始



乗り入れる路線が、



“「61番」という番号で乗り入れるかには注目”



書いていた件は、「61番」ではなく「無番」としても乗り入れるようで、やはりちょっと捻ってきました。

那珂川営業所行きと老司団地行きが「無番」で、若久団地第三行きが「61番」となっています。

あと、現在の「51番」「52番」の高宮駅構内行きや「長丘~高宮循環バス」も、東口での折り返しとなる。





・都心の外縁部で折り返す路線の新設



「46番」にアサヒビール前行きができ、「140番」に別府駅前行きができる。

アサヒビール園に行きたい人のためかと思ったらそうでもない感じで、効率的な運用のためのよう。

茶山方面に行かず、別府駅前で折り返したら、もはや「140番」ではない感じも。



今後、「34番」に堅田橋行きができたり、「77番」に松島一丁目行きができたり…ということが起きたりするかも。





・脇山線の大整理



「3-1番」「3-2番」「3-3N」が廃止。

最古の枝番路線(おそらく)で、通勤に使っていたこともある「3-1番」廃止は寂しい。

最盛期は「4分間隔」で運行されていたこともあったのですが。

「2-1番」は存続するので、赤坂交差点~大正通交差点間にバスが走らなくなることはない。



シーサイドももち地区に一番最初に乗り入れた路線のひとつ「3-3N」の廃止も結構ショックです。



脇山支線の「曲渕~陽光台~脇山小~椎原」が廃止で、西四兄弟(西神の原、西原田、西中山、西広瀬)も一斉に消える。

代わりに「椎原~早良ニュータウン入口~内野~早良営業所」と「曲渕~内野~早良営業所」に再編。

いずれも「3番」としての運行のようだが、1年後とかには、これらに「3-1番」とか「3-2番」などが付くことになるのかもしれません。





・行先番号の統一



71番」「77番」「78番」「79番」都心行きは、県庁前から先で、大濠公園行きは「71番」、福岡タワー行きは「77番」に統一。

これは6年前に提案していました





・天神地区の乗り場削減



渡辺通りを北上してきて「天神北」で終点となる便は、一つ前の停留所が「天神ソラリアステージ前」から「天神高速バスターミナル前」に変更。



築港方面に向かう「20番」「80番」「90番」は「天神北」非停車に。



「天神北」始発の郊外行きのうち、「44番」「54番」「54-1番」「59番」が「天神コア前」始発に、「55番」「46番」「46-1番」「151番」「152番」が「天神大丸前」始発に変更。

「天神北」より手前からやってくるもの(福岡タワー発や博多ふ頭発など)は、引き続き「天神北」に停車するもよう。





・その他



「キャナルシティライン」の新設は先日お伝えした通り。

地下鉄七隈線が博多まで延伸したら、路線丸ごと廃止になりそうな感じも。



梅林地区(福大病院~野芥間)は大幅減便。

14番」が朝、「114番」が夕方だけ残り、あとは「福大病院西油山ハイツ」の区間便に。

また、「114番」は早良営業所まで行かなくなり、西油山ハイツ複乗はなくなる。

かつては早良高校まで運行されていた広義のエコルライナー「野芥三丁目行き」も廃止。

郊外部で、しかも、山が迫ってきていて人を集める面的な広がりが少ない地域だと、鉄道との競合にはなかなか勝てないでしょうか。





今回の改正、「運転手さん不足」「働き方改革」という大義名分のもと、背景にはいろんな“駆け引き”も看てとれる(批判しているのではなく、強かであることはよいことだと思います)。

緊急事態をアピールすることにより、通常なら得られなかったものもいくつか得られたと思うので、悲観するだけではなく、今後の展開にも少しだけ期待したいと思っております。

(つづく)
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2018年3月17日ダイヤ改正(3)

2018年03月01日 |   ┣ ダイヤ改正2018

(つづき)
「46番」「46-1番」が祇園町、博多バスターミナル経由になるかも?という予測はとりあえずハズれそうな今回の改正

断片的な情報からいろいろと予測してみます。


市民会館前」が「市民会館南口」に改称…ということは、連節バス用に「市民会館北口」が新設

「南新地」が「中洲・南新地」に改称…ということは、明治通りの「東中洲」や昭和通りの「中洲」も何かしらの改称?

博多ふ頭行き「90番」が天神北を通過…ということは中央ふ頭行き「80番」も天神北を通過?

天神北始発の「44番」「46番」「46-1番」が天神コアや大丸前始発に変更…ということは、六本松方面行きや日赤通り方面行きでも同様の措置が行われる?

…どうでしょうか。

ウォーターフロント地区と天神がさらに遠くなってしまいそうだが、福岡市的には大丈夫なのでしょうか。

天神地区やその周辺の停車停留所の削減は、他にも行われるのかも。

あと、「46番」に「博多駅~アサヒビール前」という系統が新設とのこと。
「アサヒビール前」をもっと強調してみては?ということを以前書きましたが、観光需要目当ての側面もありそう。
竹下までは行かないということは、工場の敷地に入るのでしょうか??
(つづく)

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