INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2018年3月17日ダイヤ改正(2)

2018年02月27日 |   ┣ ダイヤ改正2018

(つづき)
先日の記事で、

“「100円循環バス」は、運行区間を短縮するとのことだが、短縮ということは、循環しなくなるということなのか、それとも、ショートカットするようになるということなのか”

と書いていた件は、こうなるとのこと。

現在の青のルート「100円循環バス」が、3月17日からは赤のルート「キャナルシティライン」に。

3年前の記事で、

“「100円循環バス」は渡辺通り経由から福岡市役所・天神中央公園前経由に変更になるかも(何の根拠もない想像です)”

と書いていたのは、「連節バス」とのすみ分けや、天神地区の渋滞解消目的をイメージしていたのだが、今回「運転手さん不足」という、全く別の角度からの要因で実現することに。

実質的には「100円循環バス」ルートのうち、「博多駅~キャナル~天神」のみを残す、という今回の改正。

「100円循環バス」が走らなくなる、「天神~博多座~呉服町~博多駅」の区間は、「天神→博多駅」や「博多座→博多駅」でみると、「3番」という統一番号があるので、まだ案内はしやすそうだが、一方、反対方向「博多駅→博多座→天神」については、観光客など、福岡市中心部の地理に詳しくない人向けに、何らかの措置が必要になってくると思われる。
博多バスターミナル1階2番乗り場でも、“「12番」とか「57番」といわれてもどこに行くかわからないので、「100円循環バス」が来るのを待って乗る”、という人は、一定数居ると思われるため。

「博多駅→博多座→天神」を走る路線は、天神から先の市内各所に向かうため、博多駅の時点で統一番号にすることは難しい…だったら、統一マークを付けるとか??

100円循環バスの試行運行期間中、本格実施に移行すべきか?という調査に携わったこともあり、思い入れもある路線でもあったのだが、誕生から20年を目前にして、こんなカタチで終焉を迎えてしまうのはやや寂しい。
「運転手さん不足」が解消したら、「復活」もあるのでしょうか。
(つづく)

コメント (2)
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2018年3月17日ダイヤ改正(1)

2018年02月25日 |   ┣ ダイヤ改正2018

更新が滞ったり、コメントへの返信をずっとしてなかったりですみません。
落ち着いたらいずれちゃんとやりたいとは思っております。

新聞報道によると、今年の春のダイヤ改正は3月17日とのこと。

運転手さん不足により、都心部を中心に減便し、最終便も繰り上げるとのこと。

「100円循環バス」は、運行区間を短縮するとのことだが、短縮ということは、循環しなくなるということなのか、それとも、ショートカットするようになるということなのか。

昨年6月の改正で、大きく本数を減らした「100円循環バス」だが、さらなる減便で、その存在感が小さくなりそう。

“他の路線はどこに行くかわからないから「100円循環バス」しか乗らない”
という層も一定割合居て、都心部の移動のわかりやすさや安心感を提供してきた「100円循環バス」
他の路線ではなかなか代えがたい存在ではあるのだが、だからといって、だったら代わりに郊外の路線を減らすと言われてもそれはそれで困るしで、難しいところ。

人手不足、ということを言われてしまうと、春からの新路線をあれこれと期待するのはなかなか厳しいのでしょうか。


また、国道3号博多バイパスの全線開通も3月17日だが、一般車両が通れるのは夕方からなので、
“春のダイヤ改正で博多バイパスの新開通区間をバスが走る”
ということはひとまずなさそう。
3月17日からは既開通区間も車線が増えるため、「24C」の火の見下→若宮入口がやや走りにくくなるかも。
国道3号の渋滞が軽減して、「赤間急行」などの定時性向上につながればよいのですが。

あと、例の公示によると、以前お伝えした西鉄高宮駅東口へのバス乗り入れも始まるようで、乗り入れるのは、予想通り「61番」になりそう。
「61番」という番号で乗り入れるかには注目。

また、これも以前お伝えした内野七丁目地区への乗り入れも始まるもよう(これは4月1日なのかもしれませんが)。

あと、春からではないが、新年度には筑紫野市でもコミュニティバスが運行を始める計画も。
カミーリアを起点に、新市役所、商業施設、医療機関等を結ぶ、とのことで、西鉄の「湯町循環線」「筑紫野ニュータウン線」「上西山線」などの動向や、旧筑紫郡の他の自治体のコミュニティバスとの連携可能性などにも注目したいところ。
(つづく)

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LED REAL(102)

2018年02月08日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)
「46-1番」。
46番」に枝番が付いて「46-1番」。

バス前面の行先表示の「すごさ」については、この記事この記事で取り上げた。


「46番」と「46-1」番の違いは、郊外行きで見ると、博多ふ頭から天神、駅前三丁目、博多駅、竹下を通って五十川までは同じルートで、そこから先、井尻六ツ角までのルートが、旧道経由(46番)か、新道経由(46-1番)の違い。
ただし「46番」も、ほんの少しだけ新道を通る。

また、郊外側の終点は「井尻六ツ角」と「雑餉隈営業所」を「46番」「46-1番」で共通にしつつ、「46番」は「福岡女学院」、「46-1番」は「福岡徳洲会病院」という独自の行先を有する。


こういうこと。

なお、「46番」には一方通行区間があり、郊外行きと都心行きでルートが異なる箇所があるが、「46-1番」にも、一方通行区間はないものの、郊外行きと都心行きでルートが異なる箇所があり

「46番」は、かつては、井尻六ツ角から先、昇町、上白水、現人橋経由で那珂川営業所まで運行されていた(さらに昔は西畑大山まで運行されていたらしい)が、近年は「井尻行きのみ」というシンプルな状態が続いていた(「井尻」は、2006年11月に「井尻六ツ角」に改称)。

それが、2010年春に「南福岡駅、雑餉隈営業所行き」ができ、2016年春に新道経由の「46-1番」ができ(この際、人参公園前経由からひとつ東の道路経由に変更)、さらに2017年春に「福岡女学院行き」「福岡徳洲会病院行き」ができ、近年にわかに忙しくなった印象。

「46-1番」については、2010年2012年にその登場を予測していたが、将来的には、親である「46番」を凌ぐ存在になりそうな気も。

また、博多駅付近の動きのロスの多さや乗り場の矛盾発生の現状を見ていると、「46番」「46-1番」は、今後、祇園町、博多バスターミナル経由になったりするのでは?とも考えるのだがいかがでしょうか。
(つづく)

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LED REAL(101)

2018年02月06日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)
「24C」。
天神と八田遊園地を最速で結ぶ路線。

「24番」にアルファベットがついて「24C」。
行先番号にアルファベットが付きだした最初の頃からある路線であり、当初は、天神から火の見下まで「24C」と同じルートで、そこから多々良中学校前、水谷、香椎参道、香椎を通って西鉄香椎まで行く「70C」も一緒に運行されていた。

ちなみに、「70C」のベースである「70番」は、現在の「3番」

「24C」のベースである「24番」は、2010年春で廃止となっているが、現在は「4番」がその地位を実質的に引き継いでいる。
ただし、「24番」と「4番」が併存していた時期もあり、「24番」から「4番」にすんなり移行した訳ではない。

当初は1日数本の運行だった「24C」だが、現在は東区の基幹路線へと成長しており、都市高速に乗るまでの郊外部で絶妙のルート設定で乗客を集める、という点で、

“西の503番、東の24C”と言われている…かどうかは知りません

ただ、「都市高速に乗るまでの郊外部で絶妙のルート設定で乗客を集める」ことができるか、というのは、新しい路線を考えるうえでの大きなテーマであり、「304番」「420番」「502番」「630番」などのルートを見ても、苦心の跡が垣間見れる(成功したもの、そうとは言えないもの、それぞれありますが)。
今年春の改正では、新たな都市高速路線は登場するでしょうか。
(つづく)

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LED REAL(100)

2018年02月04日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)
48番」。
美野島南公園経由。

「美野島南公園前」は「きよみ立体橋下」にあり

10年前、このシリーズの第1回で取り上げた「48番」を、100回目の今回、再度ピックアップ。

当時の記事では、このように書いていました。

“「LEDにまつわるエトセトラ」「LEDであそぼう」に続くLEDシリーズの第3弾。
このシリーズでは、実際の表示を取り上げてみようと思う。
画像は「48番」郊外向けの博多駅における側面表示。
「48番」の博多駅からの主な停留所は、
駅前四丁目→パナソニック前→美野島南公園前→西鉄大橋駅→三宅本町→九州がんセンター→福翔高校→レークヒルズ野多目(終点)
である。
LEDのマスは限られているため、この中から、厳選して表示しないといけないのだが、実際の表示にはかなり苦心の跡がうかがえる。
「駅南三丁目経由」ではないことを示すために「駅前四丁目」は入れないといけないし、
「47番」(清水二丁目経由)との違いを示すため「美野島南公園」は入れないといけないし、
ターミナルである「大橋駅」は入れないといけないし、
沿線の主要な施設である「九州がんセンター」や「福翔高校」も入れないといけないし、
終点である「レークヒルズ野多目」も入れないといけないし…
…ということで、取捨選択がなかなか難しい(他の地区では、本来入れるべきと思われる経由地を大胆に削っている例も多く見られるため、絶対に「入れないといけない」という訳ではないのだが)。
また、沿線の停留所には長い名前のものが多いことも相俟って、かなりテンコ盛りな表示となってしまっている。
「LH野多目」が「レークヒルズ野多目」の略だというのは、一般の人にはわからないであろう。
かといって、九州がんセンターと福翔高校の間に「野多目」というバス停があるため、「LH」を取ってしまってもまたややこしいし、逆に「LH」だけでも意味がわからない。
いっそのこと、美野島南公園前は「MMK」、九州がんセンターは「KGC」とでも表示すれば、たくさん表示に盛り込めそうである(笑)。
ちなみに、この「48番」とは対照的に、
「370番」の“「上宇美」←「志免」←「坂瀬」←「蔵本」”、
「23番」の“「下原」←「香椎」←「名島」←「昭和通」”
などは、文字数が少なく、かなりスッキリして見える”


…10年経っても、書いていることに成長が見られません(笑)。
ちなみに「370番」は、ルート変更により、現在は「蔵本」の代わりに「呉服町」と表示されています。

なお、当時と現在の側面表示では、「48」と「美野島南公園経由」の位置が入れ替わっただけで、あとは変わっていない。

「48番」のルート自体は、この10年で特に変わっていないものの、路線を取り巻く環境は大きく変わり、

兄弟路線である「47番」が塩原経由から南警察署前経由に変更

竹下駅西口を経由して老司団地に向かう「48-1番」が登場

・「48番」のうち、駅南三丁目経由の便に枝番が付いて「48-2番」に

・博多駅と大橋駅を結ぶ新路線として「60番」が登場

・その「60番」が、博多駅ではなく福岡空港と大橋駅を結ぶ路線の番号としても採用

…などの変化が見られる。

このところ、一時的にアクセス数が増えていまして、600IP、3600PVを超える日が複数出ています。
理由に心当たりはないのですが、“西鉄の新しい観光列車について調べたけど、出てきたのは架空のものばかりで何の役にも立たなかった”…みたいなことだったらスミマセン。
(つづく)

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LED REAL(99)

2018年02月03日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)
「2-3番」。
横書きの「木の葉モール北口」は、室住団地野方の間の経由地。

もともとは「2番」を名乗っていたが、2010年春から枝番が付くようになった。
一方、反対方向(天神行き)では「2-3番」として運行される区間はなく、始発の野方から「2番」での運行であり、新宮緑ケ浜行きの「26番」と新宮緑ケ浜発の「23番」のような関係。

原交差点直進するのが「2番」で、右折するのが「2-3番」。

枝番の「3」は、“1、2…と来たから、その次で3”ということで出てきた数字ではなく、“室住団地だから3”という意味合いのほうが強い。
同じ「2番」を幹の数字に持つ「2-9番」も、“8の次で9”ではなく“賀茂だから9”、「1-5番」も、“拾六町団地だから5”である。
また、朝の通勤時間帯に運行される「2-1番」の「1」は、「3-1番」との関係から付けられた枝番である。

ただ、これらについては、明文化された公式な説明がどこかにあるわけではなく、あくまで解釈の世界なので、この先、例えば、田隈新町経由の「2番」が「2-2番」になったりしたときに、“2はむろみ団地じゃないのか!”などと文句を言ったらいけません(笑)。

こちらの記事なども参照のこと。
(つづく)

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LED REAL(98)

2018年02月01日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)
「68番」。
博多駅まで100円。

「博多駅まで100円」「天神まで100円」の表示が側面に入るようになったのは、2009年の春から
なお、これに関連するクイズはこちら

「68番」は「福浜中央市民プール前給油センター港銀座通りすの子港一丁目長浜二丁目那の津口天神キャナルシティ博多前~祇園町~駅前一丁目~博多駅」というルート。
2009年春までは福浜側が国立医療センター(現在の九州医療センター)まで運行されており、それ以前は、西新パレス前行き能古渡船場行きもあり。
博多駅側も、かつては駅東三丁目行きや板付七丁目行きがあった。

もともとは「5番」という番号だったそうで、福浜団地ができる前は「給油センター」が終点で、「波止場通り」というバス停を使ってループ運行を行っていたもよう。

博多駅行きで見た場合、天神の北西から来て、北から南に下って、天神の南東に向かうという、TMIの全体的な低下傾向の中にあって、高いTMIを維持している路線でもある。
なお、ここでの方位は実際の方位ではなく福岡仕様(西鉄仕様)の方位です。

2015年春からは、天神北ランプを下りて天神地区に入り、国体道路経由で博多駅に向かう「503番」「506番」「507番」「526番」も、那の津口→博多駅で「68番」を使用している。
それまでは統一番号「8番」を用いていたが、天神一丁目に停車しなくなるにあたり、六本松方面から来る「8番」との混同防止のため(天神一丁目でバスを待っている人が「8番」が来たので乗ろうと思ったのに素通りされた!という事態を回避するため)の措置。

「60番台」のバスは、福岡市南部に向かう路線というイメージがあるのだか(大まかに言って、「50番台」で行けるところと「40番台」で行けるところの間、といった感じ)、「68番」のルートは、他の「60番台」の路線と比べると異質(過去には、「博多ふ頭~那の津口~天神~渕上前~博多駅」が「69番」だったりもしたので、「異質」というわけでもなかったのかもしれませんが)。
ただ、「何十番台」というイメージ以上に、「68といえば福浜」というピンポイントのイメージが形成されていることも事実であり、「61番」の福浜行きを「68-1番」に改番したのも、その“ピンポイントのイメージ”を裏付けていると言えそう(全て個人の感覚なので、他の方の感じ方は異なるかもしれません)。

側面の行先表示は、「国体道路→キャナルシティ→祇園町→博多駅」。

“博多駅から国体道路”だと、バスの進む方向は一つに定まるのだが、“天神から国体道路”だと、キャナルシティ方面と警固町方面で全く違う方向の路線があるため、「通り名」を経由地として案内することの難しさのようなものも感じます。
(つづく) 

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