INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2010年3月27日ダイヤ改正(7)

2010年03月31日 |   ┣ ダイヤ改正2010
(つづき)
3月27日の改正は実施され、町で新路線を目にする機会も多い。
またまた、思いつくままに書き連ねてみたい…。

博多駅から箱崎ふ頭へ向かう新路線について、改正前のバス停の掲示では「29快速」と案内されていたが、改正後は、時刻表も路線図も単に「快速」となっていたので(路線図では「リサイクルプラザ前」に網がかかっていないが、ここも一応「箱崎ふ頭地区」である…)、実際は「快速」として運行されているのかもしれない(実物を見ていないため、不確実ですが…)。

写真は博多駅交通センター1階の1番のりばのものだが、今回の改正で、隣りの2番のりばに停車するバス(昭和通り経由天神方面)がさらに減って、めっきり寂しくなってしまった感がある。
さらに隣りの3番のりばに停車するバス(明治通り経由天神方面)のうち、「100円循環バス」及び4月から走り始めるらしい「福岡都心ライナー」の2系統を2番のりばに移して、現在2番のりばに停車しているバスは1番のりばに統合するなど、のりばの再編を考えたほうがよいのではないだろうか…。

今回の改正では、バスの行先表示(LED)の表示方法もいろいろと変わっている。

新設された「24N」は、前面の経由地部分に「(上)名島ランプ(下)城浜団地」、行先部分に「(上に大文字で)海岸通・香椎参道(下に小文字で)土井営」という表示であり、工夫が感じられる。

61番」の那珂川営業所行きは、これまで行先部分が「(上に小文字で)今立or現人橋(下に大文字で)那珂川営」だったが、上の小文字部分に新たに「屋形原」も加わった。
「47番」「48番」経由地の順番が無茶苦茶な件にも改善がみられ、「博多駅」を四角で囲んで強調することなどにより、実際の運行経路の順番と整合するようになった。
一方で、「7番」の順番は相変わらず無茶苦茶であった。

「2番」などの金武営業所行きのバスでは、これまで、「イトーピア室見が丘 金武営」と、表示できる情報量が少ないLEDにおいて、12文字というかなりのスペースを割いて表示されていた。
これについては、営業所用地の提供と引き換えに、行先表示に「イトーピア室見が丘」という住宅団地の名前を入れるという契約があるという情報をコメントでいただいたことがある。
今回の改正で、行先部分は「(上に大文字で)四箇田団地(下に小文字で)室見が丘 金武営」となり、「イトーピア」の文字がなくなったのだが、これは、「イトーピア」の文字を入れよという契約が切れたということだろうか。
だとしたら、今回の改正における羽根戸~室見が丘地区の減便や、羽根戸地区廃止候補リストへの搭載も、これと少なからず関係があるのかもしれない(団地名の表示だけでなく、便数の維持などの条項もあったのかも)。

今回の改正から、「2番」の室住団地・野方系統は、下りのみ「2-3番」となり枝番が付いたのだが、「2-3」を遠くから見ると「23」に見えてしまう(特に昭和通りでは)。
「-3」を少し小さく表示するとか、もう少し工夫を期待したいものである。
あえて「2番」にこだわらなくても、以前提案した番号や、また、「8番」などでもよかったのではないだろうか(現行の「8番」を「8-1番」にするなどして。余計混乱しますかね?)。

久々に明治通りに「20番」が通るようになり、少し懐かしさも覚えた。
ただ、写真のバスの天神→福岡タワー間は、かつての城南線、西新経由ではなく、大濠公園、地行経由である。
「20番」に統合された月見町系統だが、九大前経由がなくなっても経由地部分には「巴町」と表示されていた。
巴町」という、どちらかといえばマイナーな地名が経由地名として選ばれたいきさつについては以前書いたことがあり、今回の改正で「箱崎駅東口」などに変わるかも?と思っていたのだが、それはなかった。

明治通りと福岡タワーを結ぶ路線として、「54-1番」も新設された。
ただし、この路線は天神~薬院駅~平尾~小笹~梅光園口~六本松二丁目~西新~地行…とかなりの大回りであり、明治通りから福岡タワーに行きたい人の利用を想定していないため、「小笹方面」のように、終点を表示しない方法が採られている。
ただ、「54-1番」の快速区間は、長い運行経路の中の「天神~平尾間のみ」という短い区間であるにもかかわらず、九大前や福岡タワー南口の時点で既に「快速」として走っていて、誤解を招きそうな感じであり、もう少しうまい方法を考えてほしいものである。
「54-1番」は、区間利用の需要が見込めるところをつないで一路線あたりの採算性を高めるというモデルケースにも見え、今後、このような路線が増えるのかもしれない。
そうなると、「69-1番」の減便や「54番」「59番」の廃止などの可能性もありそうな感じだ。
「54-1番」が通る梅光園一丁目~草香江間の「六本松二丁目」だが、これまでは、「96番」という、どちらかといえば独自性の強い路線だけが通っていたので「六本松二丁目」という名称でもよかったと思うのだが、「54-1番」という、他とある程度代替性がある路線も通るようになったので、「六本松二丁目」ではなく“「六本松」の中の一つののりば”という扱いに変えてしまったほうがよいのではないだろうか(例えば、福岡タワー南口や西新などで「六本松に行きますか?」と聞かれて「六本松には行きませんけど六本松二丁目なら行きますよ」と答えるのは面倒な気もするし)。

あと、バス停の時刻表が変わったのは「フォント」だけではなく、行先番号の表示形式も変わり、バスの行先表示に合わせ「都市高310」「都市高27B」などと表示されるようになった。
ただ、都市高速を既に降りて、あとは終点に向かうだけの便についても「都市高」の文字が残っているケースがみられ(都市高速を降りた便は「都市高」が外れているケースもあり、現時点では混在している)、このあたりは改善を期待したいところである。
(つづくかも)
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2010年4月1日ダイヤ改正(2)

2010年03月30日 |   ┣ ダイヤ改正2010
(つづき)
「福岡都心ライナー誕生!!」…だそうである。

ただ、この記事を書いている時点(29日朝)で、そのような情報が発表されているのを見つけることができず、運行開始の日付が日付だけに、いまの段階では「本当?」という感じである。
本当だとすると、「ぐりーん“実用版”」といったところだろうか。
(つづくかも)
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さくら色の西鉄香椎2010

2010年03月29日 |    ┣ ○○の西鉄香椎
2006年2007年2008年2009年と取り上げてきた桜のシーズンの「西鉄香椎」バス停だが、今回で五回目である。

3月27日の改正では、それまでここから出ていた「3番」(香椎~流通センター)がなくなり、「29N」もなくなり…。
ということで、ここを出発する路線はたったの3系統(「22番」「23-1番」「29番」)だけになってしまい、「IIK」の低下が著しい。
現在の3系統についても、“必ずここを起点としなければいけない”という理由もあまりないのだが、駅前広場ができる頃(こちらの図面も参照)には、ここに乗り入れる路線はどんな顔ぶれになっているだろうか…。

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2010年3月27日ダイヤ改正(6)

2010年03月28日 |   ┣ ダイヤ改正2010
(つづき)
先日の記事で、今回のダイヤ改正から、バス停の時刻表の「フォント」も変わりそうだと書いていたが、やはり変わっていた。
台紙(?)は変わっていないようだが、従来よりは見やすくなったと思う。
週明けからは「大濠公園行き」で通勤である。

あと、二日市の「3番」同様、マリンクスの「相らんど線」にも逆回りが設定され、これまで片側しかバス停がなかったところにも新たにバス停が新設された。
新設されたバス停は従来のものとは異なり、なんだかピカピカしていた。
(つづくかも)
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もっと愛をください(9)

2010年03月27日 |    ┣ 愛をください
(つづき)
愛をください」で取り上げた「一匹目の魚」に引き続き、福岡市中央区に今月登場した「二匹目の魚」。

福岡シティループバス「ぐりーん」の新停留所で、「長浜ラーメン街・鮮魚会館入口」という長い名称である。
61番」「68番」が停車する「港一丁目」(東行き)と同じ場所にあり、屋台街には確かに近い(「鮮魚会館」はもうひとつ先の「長浜二丁目」のほうが近いが、そこに「ぐりーん」の停留所はない)。

この場所に「長浜ラーメン」という名のバス停をつくってみては?ということをずいぶん前に書いたことがあり、それが半分現実となって驚いているのだが、リニューアル後の「ぐりーん」の利用状況はどんな感じなのだろうか…。

久留米市では本日から「コンビニエンスストア併設型バス停」の運用がスタートする。
「ぐりーん」でも、「ラーメン店併設型バス停」をやってみては…??
(つづく)
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2010年4月1日ダイヤ改正(1)

2010年03月26日 |   ┣ ダイヤ改正2010
3月27日に続き、4月1日にもダイヤ改正が行われる。
ここでは、福岡都市圏の話題のみお伝えして、他地区については、他の方にお任せしたいと思います…。

・古賀地区
「131番」(古賀駅~東医療センター)、及び「132番」「136番」が各1本ずつ増便される(「132番」は平日以外の増便なし)。
また、「古賀サニー前」(古賀駅南口~古賀団地間)、「小野里団地入口」(熊鶴~米多比間)、「宮の下」(麦田~下薦野間)の3つのバス停が新設される。
古賀市のローカル線は、昨年4月で廃止になる危機にあったが、その後も補助金により存続している。
存続にあたり、ルートやダイヤの変更がほとんど行われなかったため、当時の記事では“路線再編や乗り場再配置など、利用者を増やすための見直しがないまま存続させても、状況はあまり変わらないのではないだろうか。補助金(=税金)を使って存続させるのならば、もっと行政側が主体となった働きかけも必要と思われる”と書いていたのだが、今回の改正は、その「行政側が主体となった働きかけ」の第一歩なのかもしれず、今後、地域のニーズに見合った大胆な路線再編などにつながっていく可能性もあり、要注目である。

・宗像地区
東郷駅日の里口」を起点とする路線が減便となる。
団地内を循環する「11番」「12番」「15番」「16番」の合計は63本から45本に(平日、以下同)約3割の削減、団地を出て森林都市から赤間方面に向かう「17番」は13本から5本の運行となる。
「11番」「12番」「15番」「16番」についても、「15番」「16番」の「大回り」系統に集約され、それ以外の「小回り」は、実質的に廃止となってしまうようだ。

・二日市地区
「24番」のリストラが行われ、JR二日市・朝倉街道~山家道間が廃止となり(もちろん「40番」「41番」「400番」「急行」は、今後もこの区間を走ります)、西鉄筑紫駅系統オンリーとなる。
上西山発でみると、これまで朝倉街道と筑紫駅で5本ずつだったものが筑紫駅10本となり、合計の本数は変わらない。
浦の下発でみると、二日市2本、朝倉街道14本、筑紫駅5本の計21本だったものが、筑紫駅14本となり、2/3に減る。
ただ、山家道での朝倉街道方面へ向かうバスへの乗り換えがスムーズにいくのであれば、筑紫駅までの足が増えるという意味ではプラスの面もあるのかもしれない。 
なお、平日一本だけ運行されていた「JR二日市→筑紫駅」も廃止となるようだ。
また、二日市の市街地を循環する「3番」の東町系統が廃止され、これまで一方向のみの循環だったところにまさかの逆回りが新設される。
長年の筑紫野市役所から西鉄二日市にしか行けないという状態は解消されるのだが、バスの行先表示を相当工夫しないと、乗り間違いなどの混乱は必至なのではないだろうか。
(つづくかも)
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タイムリーヒット(13)

2010年03月25日 |   ┣ タイムリーヒット
(つづき)
年度末。
引越シーズンでもあるということで、「バス停移動中」。
…といっても、バス停が“自力でじわじわと移動している最中”という訳ではありません…。

天神地区のバス停の「バステラス化」は進行中。
最後まで残るのは「天神三丁目」西行き(15番のりば)あたりかな?
(つづく)
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LEDであそぼう(20)

2010年03月24日 |    ┣ LEDに位置図
(つづき)
今回のダイヤ改正で登場する新路線の「試作」だが、2番目は「偽物」である。
でも、香椎浜地区からみるとこういう路線は有益かも(実現可能性は低そうですが…)。
(つづく)
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2010年3月27日ダイヤ改正(5)

2010年03月23日 |   ┣ ダイヤ改正2010
(つづき)
4月1日改正の情報も既に発表されているが、3月27日改正の話題を続けて…。
今回は特に新しい情報はないが、思うことを書き連ねてみる。

写真(左)は福岡市東区の「米一丸」バス停。
「51番」(←おそらく)の上から「1 姪浜」の紙が貼られているが、今回の改正で「20 福岡タワー南口」などに貼り替わる(もしくは板自体が新調される?)ことになる。
「米一丸」は、「狭義の終点」である「月見町」の3つ手前に位置する。
以前の記事で“月見町に「1番」が通っているのは「たまたま」であるとも言え、将来的には「13番」「61番」など、天神から県庁方面に向かう路線であれば何番に変わってもおかしくない状況にあるといえる”と書いていたように、今回、月見町に乗り入れるバスの番号がまた変わることになる(ただし、月見町に向かうものは従来通り「1番」であり、月見町発のものであっても大濠公園(西公園)止めのものには「20番」ではなく「1番」が付く)。

“月見町に向かうものは従来通り「1番」”と書いたが、新設される「20番」(福岡タワー南口~地行~大濠公園~赤坂門~天神~呉服町~県庁~箱崎駅東口~月見町)の東行き(県庁、月見町方面行き)は、「地行」から番号が「1番」に変わる。
昨年春の改正で、「現在複数に分かれている、ももち浜地区、県庁、博多駅のそれぞれに向かうバスの行先番号を、主要バス停(天神・博多駅)到着直前に下記の番号に切り替えることにより、バスに不慣れなお客さまにも分かりやすい表示にいたします。」(公式リリースより)ということで、天神から県庁方面に向かうバスは全て「1番」に統一されるようになり、その「切替ポイント」は「赤坂門」とされていたのだが、「20番」が「1番」に切り替わるのは、「赤坂門」よりかなり手前の「地行」である。
こうした例外が発生したのは、今回の改正で(統一番号としての「1番」ではなく)「市内貫線」としての「1番」が、姪浜から天神までの運行で打ち切りとなり、天神から東に行かなくなってしまい、天神から県庁方面に向かうバスの統一番号として「1番」を採用した根拠の基盤が失われつつあることが背景にあるのではないだろうか。
すなわち、地行から切り替わる「1番」という番号は、「統一番号」としての「1番」という意味合いに加え、従来の「市内貫線」としての「1番」という意味合いも併せ持っているということができ、その先の「赤坂門」にて、「統一番号」としての「1番」に「純化」されると解釈できる(実際にそういう意味で地行から「1番」にしたかどうかは別として、あくまで「そう解釈できるのでは?」という話です)。
個人的にはこの例外を問題視するつもりは全くなく、むしろ理に適っていると思う。
加えて言うなら、「地行」と「赤坂門」の間の「大手門」にて合流してくる「13番」「140番」の県庁(吉塚営業所)行きについても、「大手門」から「1番」としても何の問題もない気がする(ただしこの場合は、「例外」ではなく、切替ポイント自体が「赤坂門」から「大手門」に変更になるという「解釈」になる)。

番号の「統一」に関して、前回の記事で、“都心向けで、本線と合流した時点で枝番を外すことによる番号の「統一」は進む”と書いたが、その「例外」として挙げた「4-1番」「29-1番」以外にも多くの「矛盾」がある。
例えば、「6-1番」の赤坂三丁目から都心向けは「6番」としてよい気がするし、「54-1番」が笹丘一丁目から「54番」になるのであれば「69-1番」が小笹から「69番」にならないのもしっくりこない。
姪浜駅南口から国立医療センターに向かうのが「1番」と「1-5番」というのは不親切な気がするし(姪浜駅南口からは「1-9番」などに統一しては?)、「45-1番」も須玖から南は「45番」でよいのではないだろうか。
ただ、「必要性」という観点からは、これらの全てを「矛盾だ」とは言いきれない面もある。
それに、一口に「枝番」といっても、
 主従が逆転しているもの(「4番」「69番」など。「48番」と「48-2番」も歴史を遡れば逆転なのかも)
 並列関係にあるもの(姪浜駅以南の「1番」シリーズなど)
 主従や並列の関係すら見出しにくいもの(「6番」と「6-1番」、「54番」と「54-1番」などはそれぞれ独立した別の路線のようにも見える)
 今となっては主従関係が見出しにくいもの(「2-1番」「3-1番」など)
…など、「枝番なしの番号」との関係のあり方のパターンがいろいろとあることから、「枝番さえ外せばいい」というものではないという側面もある。
さらにいえば、この「枝番」の付与は、現状では、「枝番なしの番号」が1桁もしくは2桁の場合にのみ行われ、3桁の場合には行われていない。
バスの行先表示のLEDに「204-1」や「312-9」などと4つの数字が表示されたとしても、見た人はおそらく直感的にとらえることができずに混乱するだろう(時刻表のシステムが「3桁+枝番」に対応しているか否かは知らない)。
1桁もしくは2桁の番号にのみ枝番が付き、3桁の番号には付かないということは、条件面でかなりの「制約」といえ(3桁にも枝番を付けるべきと言っているのではありません)、今後も「矛盾」が拡大していく可能性を孕んでいると言えるのではないだろうか。

なお、この「矛盾」に関して、(2)の記事にて、「2-3番」が都心向けは全区間で枝番なしの「2番」で運行することにつき、“「2-3番」についても、野方→室住団地→原は「2-3番」として運行して、原で枝番を取るのが適切なのではないだろうか”と書いたのだが、コメントで「203番」との誤乗を防ぐ意味があるのでは?という意見をいただき、納得した次第である。

追伸
(4)の記事で、“「3番特快」は、西新より郊外部では各駅停車(種別としては「快速」)に成り下がっている”と書いていましたが、厳密には、朝の上りだけ「特快」が残っています。
言葉足らずでした。
(つづくかも)
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お役所前の風景(91)

2010年03月20日 |   ┣ お役所前の風景
(つづき)
ダイヤ改正の話題からちょっと離れて…。

「お役所前の風景」の記念すべき(?)第一回で取り上げた甘木観光バスの「朝倉市役所」のバス停。
先日久々に訪れたところ、「甘木市役所」から「朝倉市役所」にやっと変わっていた(前回の記事が3年以上前なので、変わってからしばらく経っているとは思うけど…)。

左の黄色いバス停は、社会実験として運行されている「市街地巡回バス」のもの。
駅、甘観の起点、西鉄バスの乗り場、大型商業施設、インターチェンジ、病院、市役所、市民センターなどをコンパクトに結んでいて、個人的には合理的なルートにみえるのだが、利用者が少ないとのことで、残念ながら今月末で運行を終了するとのこと。
(つづく)
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2010年3月27日ダイヤ改正(4)

2010年03月18日 |   ┣ ダイヤ改正2010
(つづき)
西鉄のサイトでもダイヤ改正の概要が発表され、改正後の時刻検索もできるようになった。
毎年、発表前にどれだけ要点をまとめられるかに力を注いでいる面があるのだが、今年はあまり見て回ることができず、いまいちという感想である。
ただ、「いかに少ないポイントを見て概要をつかめるか」については、年々上達しているような気もする(笑)。

この記事からは、公式発表や新時刻検索の内容も踏まえ記述していく。

・金武~羽根戸地区大減便
「1番」の金武~野方方面の本数が半分以下になり、「2番」の羽根戸経由も半減である。
飯盛、羽根戸のあたり廃止候補に挙げられているため、仕方ないのかもしれない。
こうなるのなら、「羽根戸道」の名称は変えないでいてほしかった。
福岡市内でも、板屋志賀島上の原椎原曲渕などの末端部や山間部については、「補助金で維持」ということがあり得ると思うのだが、羽根戸のような多くのバスが走っている地域に挟まれた場所であっても、補助金(=税金)でバス路線を維持するということが果たして行われるのだろうか。
もしそれが行われれば、西鉄が「利用者が少ないから廃止したい」と言って、住民が「バスがないと困る」と言えば、都市部であっても、補助金路線がどんどん増えるという事態にもなりかねず、一定のルール作りが必要なのではないだろうか。

・「2番特快」に上り新設
平日朝2本のみの運行である。
「3番特快」は、西新より郊外部では各駅停車(種別としては「快速」)に成り下がっているが、「2番」のほうは、本数は少ないながらも郊外部でもいまだに「特快」である。

・室住団地地区の補足 
野方・室住団地~原~藤崎方面(下りは「2-3番」、上りは「2番」)は、平日2割以上の減便となっている。
また、「8番」も約3割の減便であり、かなり厳しい状況だ。

・「3番」の山間部
昨年7月7日の記事で、“もし早良区の末端部、椎原・曲渕地区のバスに福岡市の補助金が入り、「曲渕~陽光台(複乗)~西神の原~脇山小(複乗)~椎原」のような路線ができたとしたら、それは「3番」となるだろうか、それとも「無番」となるだろうか”と書いていたのだが、今回まさにそのままの路線が登場する(番号は「無番」ではなく「3番」)。
陽光台or脇山小学校での乗り換えを前提とした、山間部だけを走る路線である。
「17番」に脇山小学校経由が復活したのも、これと関係ありそうだ。

・「15番」に博多ふ頭行き新設
15番」の城南線系統の一部が、土日祝日限定で、博多駅から博多ふ頭まで延長される。
薬院駅前からは番号が、博多ふ頭行きの統一番号である「99番」に変わる。
薬院駅から博多ふ頭に行く路線はこの「15番」だけしかないのだが、中央ふ頭行きの「88番」に歩調を合わせ、薬院駅から番号を変えるようだ。
「15番」には、「博多駅~ゆめタウン博多」という全く別個の系統(もともとは同じ)もあるので、「10番」の九大病院系統の土日祝日運行を取りやめるのであれば、土日祝日のみ運行される博多ふ頭行きは「10番」でもよかったのではないだろうか(博多駅の時点では「99番」に変わっているし、博多駅での乗り場も交通センターの中と外で異なるため、別にいいのかもしれないけど)。

・千早駅~火の見下方面の大減便
香椎ローカルの「3番」は「廃止」という表現が用いられている。
ただ、「千早駅~火の見下~流通センター~土井営業所」については、
 千早駅~火の見下~流通センター~土井営業所~「4番」~天神
 天神~「4-3番」(都心向けは「4番」)~千早駅~火の見下~流通センター~土井営業所
という2つの系統により、一日数本のみ残ることになり、いずれも「千早駅~火の見下~流通センター~土井営業所」間は「3番」として運行されるようだ。
以前の記事で“ごく最近についてみると、西鉄の路線バスの全体的な運行本数は減少傾向にあり、少ない本数でいろんなところを結ぶ必要性がより高まってきたことから、便数に反比例して系統数は再び増加に転じているように見え、「DKH」の傾向はやや逆戻りしている感もある”と書いたことがあったが、これはまさにそういう状況である。
なお、千早駅~西鉄香椎間は廃止となり、西鉄香椎の「IIK」はさらに低下することになる。

・「23番」の新宮緑ケ浜行きが「26番」に変更
「23番」の新宮緑ケ浜行きは、「23番」ではなく「26番」としたほうがよいのでは?”ということはこれまで何度も書いてきたのだが、ようやく実現である。
なんでここまで時間がかかったのかという感もあるが、「26番」の赤間行きの記憶が薄れてきた今だからこそ、とも言えるのかも。
なお、都心向けは「23番」のままとのこと。
「26番」の都心向けは現在運行されておらず、仮に緑ケ浜を「26番」として出発しても、福工大前では「23番」に変えないといけなくなる(←「必ず変えなきゃいけない」という訳ではないですけどね)ことから、“別に始発から「23番」でもいいやん”という判断なのだろう。

・「29N」経路変更
駅東ランプ経由の循環運行(→駅東ランプ→博多駅→呉服町ランプ)となる。
合同庁舎」の博多駅方面行きの乗り場は、現在の一日1本から10本となり、便数が10倍に増える(反対方向は従来通り)。
JRとの「競合」という観点で捉えれば博多駅までの所要時間が短くなる一方、JRとの「住み分け」という観点で捉えれば博多駅周辺地区(呉服町~駅前一丁目)への所要時間が長くなる訳で、「住み分け」よりも「競合」を選んだという見方もできる。
果たしてこの選択の結果はどう出るだろうか?

・「54-1番」の補足
第一報の記事にて「小笹~~福岡タワー南口間」について「経由地未確認」としていたが、この間の経由地は、
【~笹丘一丁目~梅光園口~六本松二丁目~鳥飼~西新~地行~国立医療センター~】
であった。
九大前福岡タワー南口の間を実に1時間20分をかけて結ぶ。
六本松二丁目」に「96番」(旧「11番」も含め)以外のバスが停車することはこれまであったのだろうか…。
なお、「54-1番」は全便「快速」であるが、「59番」と同様、快速区間は平尾~天神のみという、長い運行区間のうちのごく一部であるため、快速区間から離れたエリアにおいては、バスの行き先表示やバス停の時刻表の表示を工夫しないと混乱(乗り控え)が起きるのではないだろうか。
なお、笹丘一丁目から東行きは枝番がとれて「54番」として運行されるもようである。
それならば、草香江から西新~タワー方面は「25番」などに変えたほうが無難なのではないだろうか。
どうせだったら、「53番」が空いているのだから、「54-1=53」で全線を「53番」として走らせてもよかった気がする(枝番のハイフンはマイナスの意味ではないですけどね)。

・「62-1番」などの補足
第一報の記事にて“「2-3番」のように郊外向けのみなのか、双方向ともなのかは不明”と書いていたが、郊外向けは全線「62-1」、都心向けは老司で枝番が取れるようだ。
また、「48-1番」都心向けは向新町で、「48-2番」郊外向けは美野島三丁目で、それぞれ枝番が取れるとのこと。
この例をみると、前述の「2-3番」についても、野方→室住団地→原は「2-3番」として運行して、で枝番を取るのが適切なのではないだろうか。

・「63番」の減便
影が薄く経由地もなかなか定まらない「63番」だが、ひっそりと減便である。
ただ、通勤時間帯に、地下鉄渡辺通駅の利用者と思われる人が、渡辺通一丁目から乗って住吉四丁目~美野島一丁目あたりまで利用しているのを目にすることから、一定の需要はあるのではないかと思う。
例えば、「302番」を博多駅まで行かないようにして、「~都市高速~天神~渡辺通一丁目~住吉四丁目~美野島一丁目~百年橋~那の川~渡辺通一丁目~天神~都市高速~」のような循環経路で運行してみるとか…いかがでしょう(都心部での行先番号は考える必要あり)。

・那珂川ローカル関係
「4番」が大橋駅~老司団地のみの運行となり、この「臨時便」→「62番」→「4番」と受け継がれてきた老司団地から博多南駅への足が途絶えてしまうことになる。
老司団地~やよい坂~鶴田は那珂川町ではなく福岡市であり、「かわせみ」でもカバーできそうにないことから、「復活」は難しいかもしれない。
また、「62番」の市の瀬系統も大幅減便、市の瀬と博多南駅との間を結ぶ「8番」も廃止である。
かわせみ」との間で既に話がついているのかは知らないが、このエリアについては「メリハリつけすぎ」という印象である。

・行先番号の「統一」関係
前回大幅に進んだ都心部での行先番号の統一だが、今回行われるのではないかと予想していた「天神→国体道路→博多駅」「六本松→城南線→博多駅」「蔵本→天神→西公園(大濠公園)」などでは特に行われないもようである。
一方で、前述の「48-1」「48-2」「54-1」「62-1」など、都心向けで、本線と合流した時点で枝番を外すことによる番号の「統一」は進むことになる。
ただ、「4-1番」「29-1番」は名島から都心向けでも枝番が外れなかったりで、いろんなルールが混乱しているのが現状だ(時を経るにつれ整理されていくとは思うけど)。
(つづく)
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2010年3月27日ダイヤ改正(3)

2010年03月16日 |   ┣ ダイヤ改正2010
(つづき)
昨日に引き続き、自分の目で確かめてきた情報を追加していく。

なお、ダイヤ改正に関して、皆さまから貴重な情報を続々お寄せいただきありがたい限りです。
「自分の目で確かめてきた情報を追加」していくというのは、お寄せいただいた情報を信頼していないという訳では決してないので(むしろ圧倒的に感謝しています)、誤解のないようお願いします。

・「1番」(姪浜地区~都心方面)の縮小
「姪浜(折り返し場)~天神~県庁~月見町」は、西部の起点が福岡タワー南口となることにより(番号も「20番」に)、地行以西が廃止。
「姪浜駅南口~天神~博多駅」も、都心部が天神までの運行に打ち切りとなる(ただ、これについては他地区との絡みで、「再び博多駅まで延長」というのは十分あり得る気がする)。

・「24番」廃止
前回の記事の「24N」新設のところで、「今回の改正の全貌を把握していないため、この路線がどのような意図で開設されるのかはよくわからない」と書いたが、これで意図がわかった気がする。
「22N」の海岸通り経由と「24番」の3号線以外の部分を統合して合理化を図るということのようだ。
「24番」はなくなるが、既存の「24C」と新設の「24N」が走ることとなり、「28B」同様、アルファベット系統のみが存在する路線となる。
行先表示を工夫しないと「24C」と「24N」の誤乗が起きそうである。

・「4-3番」の新設
【天神~蔵本~箱崎浜~西鉄名島駅前~千早駅前~火の見下~流通センター】
上記「24番廃止」に伴い、流通センターへの足を維持する意味があるもよう。
「4-1番」に引き続き、「4番」二つ目の枝番である。
「4-2番」ではなく「4-3番」なのは、現行の香椎ローカル「3番」を意識しているものと思われる。
でも「4番」のオリジナリティって、天神や西公園(大濠公園)よりも西に向かってタワーまで行くということにあるような気がするのだが、こうも枝番が増えるとそういった印象が薄れてしまう…。
今回いっそのこと、「4番」を「24番」にしてしまってもよかったのではないだろうか。

・「17番」の系統新設と減便
脇山小学校前経由早良高校行きが新設される。
脇山小学校前に「17番」が久々に「復活」である。
また、都心部向けの扇町行きが一日三本のみに大幅減便される。
扇町系統については、廃止候補にも挙がっており、その「布石」といえそうだ。

・「24C」
「22N」同様、大部分を天神北ランプ経由の循環系統に変更。

・「快速29番」の新設
【博多駅~吉塚駅前~箱崎駅西口~箱崎ふ頭~リサイクルプラザ~名島~城浜団地~香椎浜南公園前~香椎浜営業所】
博多駅から箱崎ふ頭地区への通勤用という位置付けのようであり、「固定客」がつかめれば「勝ち」なのだろう。
天神からの「22-1番」「23-1番」も通勤時はかなり増便されるようであり、一定の「勝算」はあるのかもしれない。
博多駅~吉塚駅前間は、昨年廃止された「41番」の吉塚営業所系統のルートを通るのだろうか?

・「41番」に大野城サティ発着便が新設
以前、大野城サティに福岡市側からも路線乗り入れを検討してもよいのでは?と書いたことがあったが、「41番」というある意味一番オーソドックスなカタチで実現となった。
このような、ルートの「微修正」により、利用者を増やす余地があるのであれば、他でももっと積極的に検討してもらいたいものである。

・「46番」の郊外部の延長
一部の便が、井尻六ツ角から旧「50番」のルートを通って、JR南福岡駅~雑餉隈営業所まで延長となる(途中、桜ヶ丘公民館前と精華女子短大前バス停が新設)。
春日市コミュニティバス「やよい」(桜ヶ丘線)があるので、井尻六ツ角~寿町交差点方面にはもう西鉄バスは走らないんだろうなぁと思っていただけに意外であった。
このような回送ルートの営業化を検討できそうなところは他にもたくさんありそうだ。
このところ低下傾向にあった電話局南口の「IIK」が再びアップすることになる(笑)。

・「48番」の「再編」
従来の「48番」のうち、一日数本走っている「駅南三丁目経由」の便が「48-2番」に変更となる。
また、レークヒルズ野多目ではなく、老司団地を起終点とするものが新設され「48-1番」が付く。
枝番が付きすぎて逆にわかりにくくなった気もする。
もし、老司団地発着の駅南三丁目経由ができたら何番になるのだろうか…。

・「66番」が大幅減便
朝夕のラッシュ時のみの運行となる。
野間四角~那の川の間で乗り換えてくれ、ということなのだろうが、普段から利用していた方にとっては気の毒な話である。
例えば、清水四ツ角を直進して、きよみ通り~筑紫通り経由で博多駅に向かうルートを通るなど、「64番」「67番」などとの「差別化」を検討してみるとか(上記「17番」の扇町系統の補完としても機能しそう)、いろいろ選択肢もあったと思うのだが、「需給バランス」という意味では仕方ないのだろうか…。

・「73番」の「再編」
従来の「73番」の2系統を「73-1番」に変更のうえ減便。
新たに、流通センターを通らず、八田小学校から八田~土井団地~みどりが丘団地に向かうものを「73番」として新設。
この流れで行けば、従来の2系統(「八田団地経由土井営業所」と「八田小学校経由土井団地」)にも、別の枝番を付けてもよさそうな気がして、このあたりの「基準」がよくわからない…。
昨年の経路変更に続き、「73番」の意欲は伝わってくる。

・「140番」の博多駅系統の廃止と金山団地起終点便の新設
経営資源の「選択と集中」ということだろうか。
ついでに「140番」を「14番」に改番することも検討してほしかった…。

・前回お伝えした以外の停留所名変更
九州女子高校前→福大若葉高校前
横手三丁目→横手四丁目
長野町→西片江一丁目
倉瀬戸→西片江二丁目

まだまだありそうですが…。
あ、あと、バス停の時刻表の「フォント」も変わりそうだ。
(つづく)
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2010年3月27日ダイヤ改正(2)

2010年03月15日 |   ┣ ダイヤ改正2010
(つづき)
前回の記事で、今回の春の改正は減便がメインとなるので、あまり記事として書くことがないかも、と書いていたのだが、フタを開けてみると書くことがたくさん出てきそうな感じである。
ただ、まだ「フタ」はほとんど開けることができていないため、バス停でチラッと見てきた情報をとりあえずお伝えして、詳細がわかれば後から補足していきたいと思う。

・「西公園」バス停が「大濠公園」に改称
…ということである。
市内に大量に走っている「西公園行き」のバスが、3月27日を境に「大濠公園行き」に変わるということであり、かなり混乱が起きそうだ。
ただ、「西公園」よりも「大濠公園」のほうが、名称としては適切であり、長い目で見れば正しい選択ではあるのかもしれない。

・「2番」の室住団地、野方行きが「2-3番」に変更
「2番」の室住団地系統については別番号にすべきと以前から何度も書いてきたが、今回ようやく実現される。
ただ、番号が変わるのは郊外向けのみで、都心方面は従来通り「2番」のまま、次郎丸経由と田隈経由の別番号化も今回は見送りのようだ(田隈経由を「2-2番」にしてもよかったのでは?)。

・「4番」の経路変更
名島~千早駅前間が、名島駅前の新道経由に変更され、西鉄名島駅前、千早四丁目、東消防署前の3つのバス停が新設される(下りは名島に非停車)。
これも以前に提案していたが、今回実現の運びとなった。

・「10番」の縮小
土日祝日の九大病院行きの運行が取りやめとなる。

・「20番」の新設
姪浜(折り返し場)及び姪浜駅南口からの「1番」が大幅に縮小され、西の郊外部の終点を福岡タワー南口とした新路線が開設される。
ルートは、 
【福岡タワー南口~地行~大濠公園~赤坂門~天神~呉服町~警察本部前~吉塚駅前~~吉塚営業所(新たに停車するようになる)~巴町~箱崎駅東口月見町
というもので、吉塚営業所止め、大濠公園止めなどの区間便も運行されるもよう。
区間便の、月見町→大濠公園は「1番」として運行されるようである。
また、月見町行き(赤坂門から都心側のみ?)も「1番」として運行されるようだ。
現行の月見町行きは、九大前経由と巴町経由の2系統が運行されているが、今回の改正で前者は廃止となる。
バス停の掲示では「路線維持のため、月見町系統を減便し、運行系統を見直しさせて頂くことになりました。」という表現がなされていた。
なお、「20番」は西公園行き(今後は大濠公園行き)の統一番号として使われるのでは?と考えていたのだが、予想が外れた。

・「22N」の見直し
大部分を天神北ランプ経由の循環系統に変更。

・「24N」の新設
ルートは、
【大濠公園~天神~都市高速~香椎浜海岸通~香椎参道~舞松原~八田団地~土井営業所
今回の改正の全貌を把握していないため、この路線がどのような意図で開設されるのかはよくわからないのだが、香椎参道を通る都市高速系統をこれ以上増やしても、定時性はあまり期待できないのではないだろうか…。

・「27B」「72番」に「古賀橋トリアス行き」を新設
来年春の上山田~猪野間廃止(予定)の布石ということだろうか。

・「29番」「29-1」番の減便
2年前の春の改正で「29番」から分割された「29-1番」は、一日一本の運行になるようだ(郊外向けについて。都心向けは未確認)。

・「59-1番」を「54番」に変更
もともと「54番」の廃止を受けて「59-1番」が走りだした経緯があるので、番号だけ元に戻った感じである。
「54番」は一日数本のみの運行であり、小笹から南に向かう「59番」のほうもかなり減便されるようだ。

・「54-1番」の新設
ルートは、
九大前~県庁~呉服町~天神~渡辺通一丁目~薬院大通~平尾~山荘通り~小笹~(この間の経由地未確認)~福岡タワー南口】
乗り応えはありそうだが、定時運行は期待できなさそうなルートである。
目的としては、「59番」が減便されるのを受け、小笹~平尾地区から都心への利便性を維持することがあると思うのだが、福岡タワーまで運行するのはどういう利用を想定しているのだろうか。

・「62番」の那珂川ハイツ系統を「62-1番」に変更
「62番」についても、那珂川営業所系統と那珂川ハイツ系統で番号を分けたほうがよいのでは?と以前書いたことがあった。
今回の変更は、「2-3番」のように郊外向けのみなのか、双方向ともなのかは不明。
いずれにせよ、そのへんのルールははっきりしておいてほしいものだ。

・「大濠公園」以外の停留所名の変更
ピアジェ久山→ヘルスC&Cセンター前
土井三ツ角→土井四丁目
千代文化スポーツセンターパピオ前→千代一丁目
土井は「三差路」から「四差路」になってからずいぶんと時が経って満を持して(?)の改称である。

…情報としてはまだまだ不完全なので、随時補足していくつもりです。
(つづく)
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愛をください(27)

2010年03月14日 |    ┣ 愛をください
(つづき)
キリン」「」「」「」「」「鹿」「」「」「」「なまず」「」「」「」「」「」「ライオン」「鮟鱇」「千鳥」「」「ハブ」「海老」「かわせみ」「アマガエル」「怪獣」「」に引き続き、福岡市博多区を走っていた(飛んでいた?)「チキン」。

「チキン」の友達として、「ひよ子」も走っている(飛んでいる?)ので、またいつかご紹介します…。
(つづく)
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チラシのオモテ(55)

2010年03月13日 |    ┣ チラシとキロク
(つづき)
福岡市西部と博多駅地区を都市高速経由で結ぶ「514番」と「515番」の増便を知らせるチラシ。
ただし現在は再び減便され、通勤通学&帰宅時間帯のみの運行に逆戻りしている。

福岡市西部地区からの都市高速路線のチラシには、都市高速道路や車窓からの景色のイラストが描かれる傾向が強く、地下鉄への「対抗意識」を反映したものといえそうである。

本日もまた実のない考察を…。

「514」「515」という番号の、
百の位の「5」は、郊外では都市高速の百道よりも西のランプを利用するという意味、
十の位の「1」は、都心では呉服町ランプを利用するという意味、
一の位の「4」は、壱岐農協前、橋本を経由するという意味、
同じく一の位の「5」は拾六町団地を経由するという意味であり、
一応「法則」がある。

百の位が「3」であれば、郊外で西公園ランプか百道ランプを経由するのが原則だが、愛宕ランプを通る「304番」という例外もある。
また、十の位が「0」であれば、都心では天神北ランプを経由するのが原則だが、呉服町ランプを通る「306番」という例外もある。

「310番」は、福岡市中心部と篠栗方面を結ぶ路線の番号「31」の末尾に、都市高速経由であることを意味する「0」を付けたものなので、「法則」の外にあり、西公園ランプも百道ランプも通らない。

百の位が「2」、十の位が「0」であれば、西区、早良区方面から国体道路経由で都心に向かうという意味である(「にひゃくなんばん」というのは、当初、202号バイパス(当時)を走るバスという意味で付けられたと思われる)。
204番」の「20」は国体道路経由、「4」は壱岐農協前、橋本経由という意味になる。
十の位を「0」から「1」に変えた「214番」は、国体道路経由ではなく「城南線」経由である。
この「法則」に従えば、現在の「17番」は「210番」、「19番」は「211番」でないといけなくなるのだが、「法則」を厳格に適用することだけを目的として番号を変え出したら大混乱になりそうだ。

なお、「210番」は、福岡市中心部と志賀島を結ぶ路線の番号の「21」の末尾に、「0」を付けた番号として既に存在する。

というわけで、「法則」といっても、かなりゆる~いものなので、あまり気にしないほうがよいと思われる。
(つづく)
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