INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

春のあしあと(8)

2022年03月28日 | バス━ 未分類

(つづき)

2年ぶりの「春のあしあと」

 

このブログを始める1年前、2004年(平成16年)春ダイヤ改正の告知文をそのまま掲載します。

 

“御幸町~天神間の運行本数は現行の256往復から300往復に増えます”

などという、凄いフレーズも出てきます…。

 

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福岡市内の路線バスダイヤ改正を実施します

西日本鉄道()では、41日に福岡市内の路線バス29路線のダイヤ改正を実施いたします。

今回のダイヤ改正では、福岡市内の各方面~都心部間を福岡都市高速道路経由でより速く、ダイレクトに結ぶバス路線の新設および増便をはじめ、一般道経由の路線新設、運行ルートの見直しなどを行います。

また、ダイヤ改正にあわせて3ヶ所のバス停を新設するほか、2ヶ所のバス停については名称をより分かりやすいものに変更いたします。

ダイヤ改正を行う路線のバス停には告知文の掲出を行うほか、325日からは西鉄グループホームページでも改正内容をお知らせいたしております。

詳細につきましては、下記の通りです。

 

   記

 

◆福岡市内路線バスダイヤ改正の概要

実施日 平成1641日(木)

対象路線 福岡市内の路線バス29路線  

路線新設 3路線 運行本数増便 3路線 運行時刻の見直し15路線 運行ルートの見直し 4路線

運行休止(一部区間休止を含む) 4路線

備考 ダイヤ改正を行う路線のバス停には告知文の掲出を行うほか、325日からは西鉄グループホームページでも改正内容をお知らせしております。

お問い合わせ 西鉄テレホンセンター福岡 電話:092-733-

 

41日実施 福岡市内路線バスダイヤ改正 主な改正内容

 

◎路線の新設

 

行先番号312 シーサイドももち線

福岡市西部のマリナタウン地区・シーサイドももち地区~博多駅間を、福岡都市高速道路経由により最短・最速ルートで結ぶ新路線を開設いたします。

運行ルート 能古渡船場~マリナタウン~福岡タワー南口~医師会館前・SRP前~(百道ランプ)~(呉服町ランプ)~博多駅

運行本数 平日31往復 土曜日24往復 日祝日21往復

所要時間 30分 (マリナタウン第2~博多駅)

運賃 420円 (マリナタウン第2~博多駅)

 

行先番号65 長住~博多駅線

福岡市南部の桧原地区・長住地区から日赤通り・住吉通り経由で博多駅までを結ぶ新路線を開設いたします。

運行ルート 桧原営業所~長住三丁目~野間四角~那の川~渡辺通一丁目~住吉~博多駅

運行本数 平日31往復 土曜日・日祝日28往復

所要時間40分 (桧原営業所~博多駅)

運賃 390円 (桧原営業所~博多駅)

 

行先番号44快速 香椎浜~タワー線

福岡市東部の香椎浜営業所から国道3号線・昭和通り経由で天神、福岡タワーまでを結ぶ新路線を開設するとともに、平日の朝は快速にて運行いたします。

運行ルート 香椎浜営業所~御幸町~(国道3号線)~(昭和通り)~天神~国立医療センター~福岡タワー南口

運行本数 平日44往復、土曜日・日祝日27往復 うち平日8便は快速(朝の天神方面のみ)

所要時間 快速29分 (御幸町~天神) ※現行の各停バスから3分短縮

運賃 360円 (御幸町~天神)

※当路線新設により、御幸町~天神間の運行本数は現行の256往復から300往復に増えます。

※これまで土井営業所から国道3号線・昭和通り経由で天神、福岡タワーまでを結んでいた行先番号24番のバスは、全て天神発着となります。

 

 

◎運行本数の増便

 

行先番号503 室住室見(都市高速)線

室住・室見地区~天神、博多駅間を福岡都市高速道路経由で結ぶ路線につきまして、朝夕のラッシュ時間帯の運行本数を増便し、1015分間隔の運行といたします。

増便時間帯 朝ラッシュ時間帯(上り) 現行9本⇒改正後12本 夕ラッシュ時間帯(下り) 現行6本⇒改正後8

運行本数 平日・・・現行42往復⇒改正後47往復 土曜日・日祝日・・・現行36往復⇒改正後42往復

所要時間 23分 (室住団地~天神)

運賃 300円 (室住団地~天神)

 

行先番号24C 新八田線

土井営業所~天神間を福岡都市高速道路経由で結ぶ路線の増便を行います。(平日のみ)

増便本数 平日・・・現行36往復⇒改正後50往復

所要時間 33分 (土井営業所~天神)

運賃 500円 (土井営業所~天神)

 

 

◎路線の延長

 

行先番号18 茶山(城南)博多駅線

片江営業所と博多駅を城南線経由で結ぶ路線につきまして、平日のみ県庁・九大病院方面まで延長することで、茶山方面から県庁方面へお越しのお客さまの利便性向上を図ります。

運行ルート 片江営業所~福大病院~茶山~六本松~薬院駅~住吉~博多駅~県庁・九大病院前(平日のみ延長)

運行本数 平日61往復

所要時間 52分 (片江営業所~県庁・九大病院前)

運賃 470円 (片江営業所~県庁・九大病院前)

 

 

◎バス停の新設

 

新設バス停名称 所在地〔既存バス停との位置関係〕 停車するバスの行先番号

 

堤二丁目 福岡市城南区堤二丁目〔東油山~堤間〕 121354616494113

東光寺北口 福岡市博多区東光寺一丁目〔山王一丁目~東光寺本町間〕 404445

那の川(九電工前) 福岡市南区那の川一丁目〔百年橋~那の川〕 69

※那の川(九電工前)は下りのみ設置

 

 

◎バス停名称の変更

お客さまにより分かりやすいバス停名称に変更いたします。

 

現行名称 新名称 所在地

 

平和台 平和台・鴻臚館(こうろかん)前 福岡市中央区大手門一丁目

米山町 箱崎駅西口 福岡市東区箱崎三丁目

 

 

◎運行休止路線

ご利用の少ない路線につきまして、41日より運行を休止いたします。

 

行先番号 路線名 運行ルート

 

- 能古渡船場~福岡空港線 能古渡船場~福岡空港国内線ターミナル

240 土井(都市高速)博多駅線 土井営業所~博多駅

 

 

◎運行休止区間

ご利用の少ない区間につきまして、41日より運行を休止いたします。

 

運行休止区間 関係するバスの行先番号

 

西入部~広橋病院(福岡市早良区) 3

乙石~農協前(福岡市西区) 2

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この1年後、2005年春の改正も多くの論点を含むものでしたが、2004年改正もなかなかのもの。

 

18番」の吉塚営業所延長は、地下鉄七隈線開業1年後に控えた狂想曲。

 

全体的に本数を増やす傾向にある中でも廃止されてしまう「240」って、どれだけ利用が少なかったのでしょうか…。

 

4」「65番」「312」は同級生だったんですね。

 

西入部乙石米山町はもっと前になくなった印象だったのですが、結構最近まで存続していたんですね、というのは個人の感想…、というか、これだけじゃなく全てが個人の感想なのですが。

(つづく)

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2022年3月19日ダイヤ改正(3)

2022年03月11日 |   ┣ ダイヤ改正2022

(つづき)

まず、ひとつ訂正から。

先日の記事で、今回廃止になる「507番」について、

“昭和バスの下山門線廃止を受け、その代替として運行を開始した路線”

と書いてましたが、「507番」が昭和バスの代替の役割を担ったのは、運行開始から1年後でした。

自分でもリアルタイムで記事にしていながら、完全に忘れておりました。

 

507番」廃止で姪浜駅南口から天神に都市高速経由で行く便が減りますが、「506」のうち数便が「526」に振り替えられることで一部補完。

 

木の葉モール橋本北口」バス停は廃止になるとのこと。

道路拡幅の関係でしょうか。

また、この行先表示はどう変わるでしょうか。

 

「上和白郵便局前」は「令和健康大学前」に、「カモ池前」は「光と風の広場前」に。

上和白郵便局前」「カモ池前」ともに比較的新しいバス停ではありますが、このタイミングで改称。

 

73番」がみどりが丘団地に行かなくなるとお伝えした件、みどりが丘団地に行かないどころではなく、大半が流通センターまでの運行に。

 

これが、

 

これに。

改正後の経由地の表記は、全くやる気が感じられません

八田小学校若宮一丁目1日上下2本しかやってこないバス停に(若宮一丁目は、土日八田団地経由土井営業所行き1本走るため下り3本)。

でも、そこまで需要ないんですかね?

 

減便でいうと、「310」も平日上り5本、下り3本のみへと大減便。

一方で、「22B」は大増便となり、“アイランドシティランプ経由の路線は新設しないけど、こっちのほうが合理的かつ現実的でしょ?”という感じ。

 

 

ついでに北九州は3月12日にダイヤ改正で、

 

赤坂海岸へは平日片道1本だけの運行に。

61番」若久団地第三や、かつての「17番」東光寺と同じような運行形態ではなくなる。

また、行先番号も「24番」から「45」に。

 

でも帰りはどうするんでしょうか…

(つづく)

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2022年3月19日ダイヤ改正(2)

2022年03月06日 |   ┣ ダイヤ改正2022

(つづき)

福岡地区の春のダイヤ改正、先日お伝えした以外の主な点です。

 

8」が西新発着から藤崎発着となり、「22」「22N」「77」は早良区までやって来なくなる。

 

青が「8番」、黄色が「22番」等、茶色が「77番」等で、点線が廃止区間。

“地下鉄でも行けるんだったら、もうそんなにバスは走らせませんよ”という感じ。

 

点線の区間には、「2」「3」などは依然走るものの、路線のバリエーションとしては非常に寂しくなる。

 

なお、茶色のタワー~明治通り方面の路線は、もともと20番」(福岡タワー~月見町)で2010年春にスタートし、その1年後、70番台」の再編の際に現在の枠組みとなった。

 

また、「22番」等が藤崎にやってくるようになったのは2014年11のことで、福岡市こども病院が唐人町からアイランドシティに移転したことが一つの契機。

その1年前、「W」が登場した際に、このような展開を予測して、それが広がっていくことを期待したのですが、そううまくはいきませんでした・・。

 

あとは、「73」がみどりが丘団地に行かなくなったり、海岸通経由の「29N」が扇町に行かなくなったり、「11番」がのこ渡船場から発車しなくなったり、早良高校と四箇田団地を結ぶ通学路線がなくなったり…と、4月にららぽーと福岡関係の路線新設はあるといえ、明るい話題がほとんどありません。

減便傾向も顕著で、個人的にも頭を抱えています。

 

なお、「馬出」は「博多女子校前」に変更。

7年前に改称予定だったものが(嘘です)、ここにきてようやく実現。

でも、「博多女子高校前」「博多女子高前」「博多女子中高前」…などではないんですね。

 

79」の都心行きは、強引な車線変更をしなくていいように「千代町」を通過するようになるとのこと。

それだったら、千代町交差点は通らずに3号線直進でショートカットすればよいのでは?と一瞬思ったのだが、「千鳥橋」に2回停まるからダメなのか…。

(つづく)

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チラシのオモテ(135)

2022年03月01日 |    ┣ チラシとキロク

(つづき)

福岡青果市場跡地、「ららぽーと福岡」のオープンは、425日に決定とのことで、施設内に設置されるバスターミナルに乗り入れる路線の概要も発表された。

 

資料によると、

JR「博多駅」、西鉄「大橋駅」、JR「竹下駅」、「福岡空港」の主要拠点を結ぶバス路線(4路線)を新設・増強予定”

とのことなので、添付の地図と照らし合わせると、

 

西鉄大橋駅~ららぽーと福岡の「直行」

 

JR竹下駅~ららぽーと福岡の「直行」

 

・福岡空港国内線~福岡空港国際線~ららぽーと福岡の「直行」

 

・(天神~)博多駅~ららぽーと福岡(~雑餉隈車庫?)の「44

 

4つというラインナップになりそうな感じ。

 

なお、3番目の福岡空港線は、プレスリリースの第一報では国内線~国際線間が“点線”だったものが、最新版では“実線”になっており、状況の変化を物語る。

 

待ち時間や渋滞を考えたら、竹下駅からは歩いた方が速いのではないかという気も。

 

44番」以外は「直行」のようなので、片峰地区小戸地区百年公園周辺のような、商業施設アクセス路線が走ることでバスの本数が増える“棚ぼた”バス停があまり発生しないのは残念なところ(「直行」といいながら、何箇所か停車する可能性もありますが)。

 

 

個人的には、施設へのアクセスのみに特化する「直行」中心ではなく、こんな感じで、既存路線との代替性、親和性が発揮されることを期待していたのですが。

(つづく)

 

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