INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

LED REAL(3)

2008年10月30日 |    ┣ LEDに位置図
(つづき)
「21番」志賀島小学校前行きの側面表示。

11月1日のダイヤ改正により、志賀島の島内を走る「1番」は減便となる。
この「21番」も、以前は志賀島の奥深くまで乗り入れていたが、現在は「付け根」付近に位置する小学校前までの運行となっている。

天神から3号線経由で香椎方面に向かう路線の中で、この「21番」だけが、石堂大橋経由ではなく石城町経由となっている。
もともとは博多駅からの「29番」が石城町を経由していたが、県庁の移転で「29番」が県庁経由となったのを機に、代わりに「21番」が石城町経由になったと思う。

LEDでは「志賀島小学校前」と表示されているが、かなりギチギチに詰め込まれていて、見やすいとは言い難い。
「志賀島小学校」「志賀島小前」「志賀島小」など、字数を削ることはできると思うのだが、そういった発想はあまりなかったのだろうか…?
(つづく)

追伸
全く話題は変わるが、西鉄のサイトにおける「春日市コミュニティバスやよい」の時刻検索の適当さについて、これまで何度か取り上げた。
先日ふと確認してみると、「経由地」の欄に路線名と左・右回りの別が表示されるようになっていた。
以前は経由地欄には「()」としか表示されず、区別のつかない「バスセンター行き」が大量に並ぶという、かなりシュールな表示だったのだが、ようやく「使える」ものになったようだ。
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愛をください(4)

2008年10月29日 |    ┣ 愛をください
(つづき)
キリン」「」「」に引き続き、福岡市東区の「馬」。

「まえだし」と呼ぶ人も多いが、「うまがいづる」なので正確には「まいだし」である。
ここには、月見町から来た西鉄の「1番」と、直方・久山方面から来たJR九州バスが停車する。

西鉄バスはここからすぐ先の交差点(馬出小学校前)を左折し、「警察本部前」から「県庁九大病院前」へと広い道路を進む。
一方、JR九州バスのほうは、ひとつ先の交差点(馬出二丁目)まで行って左折し、九大病院の塀沿いの狭い道を走るのだが、この区間は非常に「乗りごたえ」がある。

馬出小学校前交差点を右折すると、市内電車の軌道跡であるバス専用道路の入口もあり、独特の風景が広がっている。
現在工事中の、馬出四丁目交差点から妙見通り方面に抜ける道路が供用開始になると、このバス専用道路はどうなってしまうのだろうか…。
(つづく)
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2008年11月1日ダイヤ改正

2008年10月28日 |   ┣ ダイヤ改正2008
志賀島を走るローカル線の「1番」に福岡市の補助金が入る件、及び、この「1番」が西鉄本体から子会社の西鉄バス宗像に移管される件については、9月のはじめ頃の記事で取り上げた。

いよいよ来る11月1日からこれらが実施され、合わせてダイヤ改正も行われる。
改正後はかなり大胆に本数が減ってしまう…。
「金印塚」や、本日の写真の「休暇村志賀島」から福岡市中心部までのバスがあった時代は遠い過去となりつつある(ただし当時は「休暇村志賀島」ではなく「志賀島国民休暇村」)。

なお先日の記事では、この移管に合わせて「東部地区で大きな改正が行われる可能性もありそうな感じ」などと勝手なことを書いていたが、読みがはずれてしまったようだ。
もし期待していた方がいたら、申し訳ありませんでした…。
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イミカヨミカ(6)

2008年10月27日 |   ┣ イミカヨミカ
(つづき)
福岡市博多区の「合同庁舎」のバス停。
お役所前の風景」でもある。

バス停の英字表記にあたり、「意味」を重視するか「読み」を重視するかということをテーマにしてきたこのシリーズだが、このバス停の英字表記は「GOVERNMENT OFFICE BUILDING」となっており、「意味」を重視したものとなっている。
一方で、「合同庁舎前」交差点の信号の英字表記は「Public Office Building」となっていた。
両者のどちらが正式なのかと、合同庁舎の建物に表示してある表記を見てみると「National Government Building」となっていて、バス停、交差点のいずれとも異なる表記であった…。

以前、「博多埠頭」の英字表記が「HAKATA WHARF」「HAKATA PIER」などバラバラな件についても書いたことがある。
こういうのって、正式な英字表記は何なのかを当事者に確認すればいいだけのことだと思うのだが、こうもバラバラになってしまうというのは、そういった確認作業を怠っているからなのだろうか、それとも諸説あるということ??

この「合同庁舎」のバス停には、かつては「300番」「301番」「302番」が停車していたが、現在は「300番」のうち「駅東ランプ経由」の便が平日一日一本のみとなっている(「301番」「302番」は現在のものとは異なる。詳しくはこちらを参照)。
仕事帰りに利用するバスの車窓から、都市高速を走るこの「300番」をたまに見かけることがあるのだが、そこそこ座席が埋まっているように見えることが多い気がする。
一日一本という本数、博多駅交通センターや筑紫口での乗り場が特殊なこと等を考慮すれば、実質免許維持路線であっても固定客はいると言えるのかもしれない。

この「合同庁舎」のバス停、博多駅筑紫口から十分歩ける距離にあるとはいえ、「一日一本」というのはあまりに寂しい。
「41番」の一部やどうせ少ない「38番」を比恵大橋越えで引っ張ってくるとか(途中「比恵大橋」「中比恵公園前」のバス停を新設?)、山王一丁目・扇町系統や「48番」の駅南三丁目経由を合同庁舎経由にしてみるとか、「3-3N番」を駅東ランプ経由にするとか…いろいろと勝手な活用策を妄想をしてしまうが、ルートが分散して逆に利便性が低下してしまうかな?(先日書いた「選択と集中」の流れに逆行するのは確かである…)。
(つづく)
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お役所前の風景(66)

2008年10月24日 |   ┣ お役所前の風景
(つづき)
熊本まで行ってきた。
村役場を取り上げるのは久しぶりかもしれない…。
(つづく)
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ぐりーんぐりーん(6)

2008年10月22日 |    ┣ colors&ぐりーん
(つづき)
前回に続き、「福岡シティループバス『ぐりーん』」とは直接関係ないのだが…。

先日の昼間、天神から乗った「507番」博多駅行き(スマートループ)の車内右前方に、写真のようなカラーモニターが設置されていた。

毎日通勤で利用している路線にもスマートループ車が来ることが多いのだが、モニターは導入されておらず、今回初めて遭遇した。
今後、このようなモニターが増えてくるのだろうか。

先日の記事では、一般路線バスの車内にもモニターを設置して、「経由地や行先、次の停留所、天神での停車停留所などを表示させれば利便性が向上すると思われる」と書いたが、この日見たモニターは、ほとんどの時間CMを流していて、バス停を出て次の停留所のアナウンスが行われている時間だけ写真のような画面が表示されるというものであった。

今回は短い区間しか乗っておらず、全容をつかんでいないので何とも言えないが、もっともっと工夫の余地はありそうな感じである。
(つづく)
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LED REAL(2)

2008年10月21日 |    ┣ LEDに位置図
(つづき)
「88番」の側面表示。

今年の3月のダイヤ改正時から、「11番」「19番」「50番」の中央ふ頭行きは、薬院駅前の手前で番号を「88番」に変えるようになり、番号と行先がより直感的に結びつくようになった。

「中央ふ頭」と「博多港国際ターミナル」は同じバス停なので、厳密にはこの表示はおかしいのだが、スペースの制約とわかりやすさを考えればこの表示も「あり」と言えると思う。

博多港国際ターミナルからは、韓国プサンへの高速船が就航しているため、表示にも(アラビア語ではなく)ハングルが入っている。
能古島へ行く船が出るターミナルに行くバスは「能古渡船場行き」なので、この「博多港国際ターミナル行き」も「釜山渡船場行き」にしてしまえば、韓国が一気に近く感じられるかも…??
(つづく)
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チラシのオモテ(33)

2008年10月17日 |    ┣ チラシとキロク
(つづき)
平成13年3月1日当時の「野芥三丁目」バス停(都心向け)の時刻表の一部である。
当時と現在の行先と平日の運行本数を比較してみると…

--------------------------------------
(当時)
「2番」
・田隈新町経由西新行き 4本

「3番」
・西新行き 37本
・西新、明治通り経由天神行き 25本
・西新、明治通り、天神経由博多駅行き 122本
・特別快速 博多駅行き 41本
 …「3番」合計 225本

「3-1番」
・快速 六本松、昭和通り経由博多駅行き 20本

「3-3N番」
・脇山口、よかトピア通り、都市高速、呉服町経由博多駅行き 4本

「93番」
・脇山口経由藤崎行き 15本

「12番」
・福大、六本松、天神経由吉塚営業所行き 15本

「14番」
・福大病院、六本松経由天神方面行き 4本
・福大病院、六本松、天神経由那の津四丁目行き 21本
干隈一丁目、六本松経由天神方面行き 16本
・干隈一丁目、六本松経由天神行き 14本
・干隈一丁目、金山団地城南区役所、六本松、天神経由那の津四丁目行き 3本
 …「14番」合計 58本

「114番」
・福大病院、六本松、国体道路、博多駅経由山王一丁目行き 11本
・急行 山王一丁目行き 5本
 …「114番」合計 16本

「17番」
・六本松、城南線経由博多駅行き 52本
・六本松、城南線、博多駅経由山王一丁目行き 17本
・六本松、城南線、博多駅経由扇町行き 17本
・快速 博多駅行き 8本
 …「17番」合計 94本

「200番」
・六本松、国体道路経由天神方面行き 24本
・六本松、国体道路経由天神行き 7本
・六本松、国体道路経由博多駅行き 32本
・急行 天神方面行き 6本
 …「200番」合計 69本

--------------------------------------
(現在)
「3番」
・西新行き 15本
・西南中高前経由福岡タワー南口行き 17本
・西新、明治通り経由天神行き 21本
・西新、明治通り、天神経由博多駅行き 110本(うち、博多駅前博多口行き1本)
・特別快速 博多駅行き 4本
・快速 博多駅行き 50本
 …「3番」合計 217本

「3-1番」
・快速 六本松、昭和通り経由博多駅行き 14本

「3-3N番」
・脇山口、よかトピア通り、都市高速、呉服町経由博多駅行き 2本

「93番」
・脇山口経由藤崎行き 10本

「14番」
・福大病院、六本松、天神経由那の津四丁目行き 2本

「114番」
・福大病院、六本松、国体道路経由博多駅行き 13本
・福大病院、六本松、国体道路、博多駅経由山王一丁目行き 34本
・急行 山王一丁目行き 2本
 …「114番」合計 49本

「17番」
・六本松、城南線経由博多駅行き 66本
・六本松、城南線、博多駅経由山王一丁目行き 8本
・六本松、城南線、博多駅経由扇町行き 13本
・特別快速 博多駅行き 2本
・特別快速 山王一丁目行き 2本
 …「17番」合計 91本

「200番」
・六本松、国体道路経由天神方面行き 27本
・六本松、国体道路経由博多駅行き 35本
・快速 博多駅行き 6本
 …「200番」合計 68本
--------------------------------------

となっている(なお、「天神方面行き」とは、天神北ランプから都市高速に乗って百道浜地区に向かうものである)。

番号ごとに、増減率をみてみたのが以下である。
 「2番」   -100%
 「3番」   -3.6%
 「3-1番」  -30.0%
 「3-3N番」  -50.0%
 「93番」   -33.3%
 「14番」   -96.6%
 「114番」  +206.3%
 「17番」   -3.2%
 「200番」  -1.4%

「3番」の快速を除き、全体的に「快速」「急行」などの速達便は縮小傾向にある。
当時は快速の「3-1番」や「114番」「200番」の急行が、土曜日にも運行されていたが、現在は平日のみの運行であり、ライフスタイルの変化を反映しているといえるかもしれない。

アジア太平洋博覧会(よかトピア)開催を機に運行を開始した「3-3N番」だが、現在も一日2本になりながら細々と運行を継続している。
主に西福岡高校などへの通学用路線であった「2番」は廃止となっている。
「12番」も、福大病院から西の廃止により、現在はゼロである。
地下鉄七隈線開業に伴う路線再編により、七隈・茶山方面に向かう「14番」と「114番」を合わせた本数は減少している。
当時の「14番」はいろいろとバリエーションがあったが、現在は一種類のみである。
いつも思うのだが、「3番」の福岡タワー南口行きは、別の番号にしたほうがよいのではないだろうか…。

幹線である「3番」、準幹線といえる「17番」「200番」については、この7年半の間に運行本数の水準自体は変わっておらず、「微減」といったところだ。
ただ、もっと昔は、平日の15時台の「3番」博多駅行きが「4分間隔」と表示されていた時期もあり、その頃から比べると本数は減っている。
また、野芥三丁目よりも郊外に目を移すと、この7年半の間に、かなり本数は減っているはずである。

郊外向けでも都心向けでも、もともと利用者があまり多くなく、運行本数が少ない路線をさらに大胆に減らす傾向(「17番」の扇町方面や「93番」など)を見てとることができ、経営資源の「選択と集中」が行われていると言えそうだ。
需給バランスを考慮すれば仕方ないことなのだが、交通機関の場合、さらなる利便性の低下→バス離れにつながる原因にもなり、過度の「選択と集中」は考えものである。
(つづく)
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LED REAL(1)

2008年10月16日 |    ┣ LEDに位置図
LEDにまつわるエトセトラ」「LEDであそぼう」に続くLEDシリーズの第3弾。
このシリーズでは、実際の表示を取り上げてみようと思う。

画像は「48番」郊外向けの博多駅における側面表示

「48番」の博多駅からの主な停留所は、
駅前四丁目→パナソニック前→美野島南公園前→西鉄大橋駅→三宅本町→九州がんセンター→福翔高校→レークヒルズ野多目(終点)
である。
LEDのマスは限られているため、この中から、厳選して表示しないといけないのだが、実際の表示にはかなり苦心の跡がうかがえる。
「駅南三丁目経由」ではないことを示すために「駅前四丁目」は入れないといけないし、
「47番」(清水二丁目経由)との違いを示すため「美野島南公園」は入れないといけないし、
ターミナルである「大橋駅」は入れないといけないし、
沿線の主要な施設である「九州がんセンター」や「福翔高校」も入れないといけないし、
終点である「レークヒルズ野多目」も入れないといけないし…
…ということで、取捨選択がなかなか難しい(他の地区では、本来入れるべきと思われる経由地を大胆に削っている例も多く見られるため、絶対に「入れないといけない」という訳ではないのだが)。
また、沿線の停留所には長い名前のものが多いことも相俟って、かなりテンコ盛りな表示となってしまっている。

「LH野多目」が「レークヒルズ野多目」の略だというのは、一般の人にはわからないであろう。
かといって、九州がんセンターと福翔高校の間に「野多目」というバス停があるため、「LH」を取ってしまってもまたややこしいし、逆に「LH」だけでも意味がわからない。
いっそのこと、美野島南公園前は「MMK」、九州がんセンターは「KGC」とでも表示すれば、たくさん表示に盛り込めそうである(笑)。

ちなみに、この「48番」とは対照的に、
370番」の“「上宇美」←「志免」←「坂瀬」←「蔵本」”、
23番」の“「下原」←「香椎」←「名島」←「昭和通」”
などは、文字数が少なく、かなりスッキリして見える。
(つづく)
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愛をください(3)

2008年10月14日 |    ┣ 愛をください
(つづき)
キリン」「」に引き続き、福岡県古賀市の「熊」、そしてまた「鶴」。
このバス停は「鷺白(さぎしろ)」と「米多比(ねたび)」の間にある。

バス停の写真を撮る際、なるべくバックに「」を入れるようにしているのだが、今回はいかにも「秋の空」である。

撤退の方向にある西鉄の古賀市内線だが、このバス停の風景はいつまで見られるのだろうか…。
ルートの見直しなど、工夫の余地はもっとありそうな気はするのだが、「撤退ありき」で進んでいて、秋の空のようにどこか寂しい。
(つづく)
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愛をください(2)

2008年10月11日 |    ┣ 愛をください
(つづき)
前回の「キリン」に引き続き、今回は福岡市中央区の「鶴」。

西鉄に限らず、バス停や電停には「スポンサー」が付いていることが多いが、この「舞鶴一丁目」も、以前は「琴・三味線のみつや前」であり、車内アナウンスのテープでもそのように紹介されていた。

ずっと前に、「3番」沿線のかつての「スポンサー」を思い出してみたことがあったが、今回はそれ以外に思い出せるものを列記してみた。

 防塁前    … Gパンセンター三和貿易前
 歴史資料館前 … 日本債券信用銀行前
 博多五町   … 石原内科循環器科前
 渡辺通二丁目 … RKB
 今泉一丁目  … 味処一条前
 警固町    … レンタルブティックザ・パーティ前
 別府橋    … スーパー丸衆前
 田隈新町   … 博多人形にしとう前
 千代五丁目  … 西鉄モータース前

「Gパンセンター三和貿易前」「日本債券信用銀行前」「石原内科循環器科前」などは、語調というかリズムがどこか心地よく、意味はよくわからなくても、言葉としては子供ながらに鮮明に記憶していた。
幼い頃に覚えた言葉や漢字は、ほとんどが地名やバス停からだったと言っても過言ではないかもしれない…(笑)。

ちなみに、RKBは百道浜に移転して跡地はBiVi福岡となり、スーパー丸衆はドラッグストアになっている。
西鉄モータースは西鉄エムテック、日債銀はあおぞら銀行に、それぞれ名称が変わっている。

10年くらい前に、福岡銀行がスポンサーを降り、「天神・福岡銀行本店前」が「天神・メリルリンチ証券前」に変わったことがあった。
車内のデジタル運賃表の停留所名の部分にも、「天神メリル」という、かなりシュールな表示がされるようになった。
ただ、この変更は福銀、西鉄の双方にクレームが多く寄せられたそうで、ほどなく福銀がスポンサーに復活して現在に至っている。  

そういえば、かつての昭和バス野河内線では、「有田」のバス停で「佐賀共栄銀行飯倉支店にお越しの方は次でお降りください」という案内をしていた。
当時の昭和バスのバス停の中では一応「最寄り」ではあるのだが、「有田」から店舗までは、徒歩で20分以上かかると思われ、かなり無理があるなぁと思ったものだった。

みなさんにも、印象に残っている「スポンサー」はありますか?
(つづく)
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colors(12)

2008年10月10日 |    ┣ colors&ぐりーん
(つづき)
色付きのバス停、12色目は福岡市城南区の「金色」。

このバス停には「18番」と「140番」のうち、「金山団地経由」のバスが停車するが、金山団地に用がない人にとっては遠回りとなってしまうこともあり、これらのバスのLEDの行先表示では「金山団地」の文字が四角で囲まれている

以前取り上げた「若久団地」とは違って団地内の道路が駐車場化していないことから、団地の奥のほうまでバスが乗り入れており、日中や休日も運行されている。
団地内は一方通行運行で、また、以前はここが終点・始発であったことから、前後のバス停がどちらも「金山団地口」となっている。

ここから下った「金山団地口」のバス停付近には地下鉄七隈線の「金山駅」もある。
七隈線の開業で、七隈・茶山地区の路線は全体的に減便されたが、この金山団地系統については、駅まで歩くのを敬遠する層を取り込めるという判断からか、開業後に逆に増強されている
しかし「駅まで歩くのを敬遠する層を取り込もう」という考えがもし本当にあるのであれば、七隈四角~干隈間を一日2.5往復にまで削減するようなことはないだろうし、現在バスが走っていない荒江団地~菊池橋交差点間、茶山~田島間、七隈小西交差点~梅林駅間などに路線の展開を検討する余地もあると思われる。

金山団地のように、本線から少し離れたところに立ち寄るために、途中で本線を外れて「寄り道」したあとにまた同じところに戻るというのは「バスならでは」のルート設定と言えるかもしれない。 
個人的には「寄り道」をする路線に乗ると少し得した気分になる(その分、時間はかかるのだけど…)。
このような例は他にも、「1番」の橋本駅、「1-5番」などの拾六町団地、「3番」神の原経由の脇山小学校、「42番」「45番」の福岡女学院、「48番」のがんセンター&福翔高校などにあり(「より速く」よりも「よりきめ細かく」が追求されるコミュニティバスでは、さらに数多くの例がある)、かつては「12番」野芥方面の福大病院、「34番」の新生、「36番」の恵山閣などでもみることができた。

バス路線を新たに展開していくという「攻め」の姿勢から、現存する路線だけはなんとかして維持するという「守り」の姿勢への転換傾向がより強くなれば、少ない本数でより多くの場所を結ぶ必要が出てくるため、このような「寄り道」路線はまた増えていくものと思われる。
福岡市郊外の人口減少がもし顕著になれば、何十年か先には、都心から来た「3番」が星の原団地やさわら台団地に「寄り道」してから脇山方面に向かうような時代がやって来るかもしれない。
(つづく)
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チラシのオモテ(32)

2008年10月09日 |    ┣ チラシとキロク
(つづき)
市内電車の代替路線のうち、城南線、九大前を通る「10番」と「20番」に関する昭和59年4月27日時点の時刻表の一部である。
当時のこの路線は以下のような経路であった。

「10番」
姪浜~藤崎~西新~六本松~渡辺通一丁目~博多駅~呉服町~県庁~九大前
「20番」
西新~六本松~渡辺通一丁目~天神~呉服町~県庁~九大前

「10番」の郊外向けには、西新や藤崎までのものがあり、都心向けでは博多駅止めもあった。
また、都心向けは「10番」「20番」ともに警察本部前止めがあった。
警察本部前止めは他の路線にもたくさんあったが、吉塚営業所の開設とともになくなっている。

「10番」はその後、郊外部にのこ渡船場行きや原北中学校行き、都心部に九大病院行きなどができ、複雑化し始めたため、「8番」「9番」「10番」に分割・再編された。

一方の「20番」は、その後、「ドーム・タワー循環線」のあとを受け、「25番」とともに、西新から福岡タワー南口まで延長が行われたりもしたが、他の路線で十分代替がきくという判断からか、路線自体が廃止となり、現在は欠番となっている。

現在、西新~六本松~渡辺通一丁目~博多駅間には、「9番」「10番」「15番」が走っているが、「85番」の廃止により復活した「15番」(タワー~西新~博多駅~ゆめタウン博多)が博多駅で分断されてしまったこともあり、これらの線引きがかなりあいまいになっている。
個人的には無駄に番号を消費しているように見えてしまい、もっと整理できるのではないかと思うのだが…。

ちなみに、「10番」の分割を機に、これらのバスの方向幕の経由地表記は「城南」から「薬院駅」へと更新が進んだ。
六本松から城南線に入ってくるバスには「城南」という表記のままのものも多かったが、いずれはすべて「薬院駅」に統一していく方針なのだろうと思っていた。
しかし、行先表示のLED化に伴い、「城南線」(「線」が付くようになった)と「薬院駅」の2つを一緒に表記したものがみられるようになり、再び混沌としてきている。
方向幕に比べてただでさえ情報量が少ないLEDなので、「博多座」と「明治通」、「国体道路」と「キャナルシティ」、そして「城南線」と「薬院駅」などについては、このうちどちらか一つだけの表示に統一して、そのかわり、それ以外の経由地表示を充実してもらいたいものである。

表示の問題はこれまでいろいろと書いてきた。
私自身、街をゆくバスの行先表示を見るたびに、ついつい頭の中でいろいろと添削してしまっている(笑)のだが、現実には、あまり改善は進んでいない。
実際のところ利用者の人たちはそこまで真剣に表示を見ている訳ではなく、表示を考えるほうも真剣に考えるだけ損だと考えている面もあるのかもしれない…。

なお、この時刻表では「渡辺通一丁目」のことを「一丁目」と表記している。
たしかに昔の人には「渡辺通一丁目」のことを「一丁目」という人がなぜか多い…。
(つづく)
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愛をください(1)

2008年10月08日 |    ┣ 愛をください
福岡市城南区の「堤」の「12番」「61番」と大橋ローカル6番」が停車するバス停。
首がなが~くてキリンのようだ。

この近辺では道路工事が続いており、それに伴いバス停もいろいろと動くので、遠くからでも分かりやすいようにということだろうか。
その割には、「堤」の下に書かれている路線は、現存しない「60番」だったりして、何だかねぇといった感じである。

このシリーズでは動物に関連する話題を取り上げていこうかなと思っている。
タイトルは「愛をください」にするか「Animal Kingdom Jeria」にするかでかなり迷ったが、相対的にメジャーと思われる前者にしてみた。
(つづく)
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ぐりーんぐりーん(5)

2008年10月07日 |    ┣ colors&ぐりーん
(つづき)
JR九州バスが福津市の旧福間町域で運行している「駅バスふくま~る」の「グリーンタウン」バス停。

福岡シティループバス『ぐりーん』」とは全く何の関係もないのだが、かなり「グリーン度」が高い写真が撮れたため、ここで公開…。
(つづくかも)
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