INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2008年11月1日ダイヤ改正

2008年10月28日 |   ┣ ダイヤ改正2008
志賀島を走るローカル線の「1番」に福岡市の補助金が入る件、及び、この「1番」が西鉄本体から子会社の西鉄バス宗像に移管される件については、9月のはじめ頃の記事で取り上げた。

いよいよ来る11月1日からこれらが実施され、合わせてダイヤ改正も行われる。
改正後はかなり大胆に本数が減ってしまう…。
「金印塚」や、本日の写真の「休暇村志賀島」から福岡市中心部までのバスがあった時代は遠い過去となりつつある(ただし当時は「休暇村志賀島」ではなく「志賀島国民休暇村」)。

なお先日の記事では、この移管に合わせて「東部地区で大きな改正が行われる可能性もありそうな感じ」などと勝手なことを書いていたが、読みがはずれてしまったようだ。
もし期待していた方がいたら、申し訳ありませんでした…。
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2008年4月1日ダイヤ改正(2)

2008年03月18日 |   ┣ ダイヤ改正2008
(つづき)
少し脱線するが、この「大山」には、昔は「46番」(竹下線)も来ていたらしい。
「46番」の現在の終点は「井尻六つ角」であるが、以前はその先、昇町、上白水(かみしろうず)、現人橋(あらひとばし)を経由して那珂川営業所まで運行されており、このとてつもない遠回り感が大好きで、当時はよく利用していた。
そしてさらにその前は、もっと郊外の「大山」まで走っていたというから驚きである(このころのことはリアルタイムでは知らないけど)。
大山から「46番」のルートを通って博多駅や天神まで出るとなると相当な時間がかかりそうである。
当時は、老司を通って大橋駅方面に抜ける国道385号も、すれ違うのも苦労するようなせま~い道だったので、遠回り感はそこまで変わらなかったのだろうか…。

さらに脱線するが、以前は、「大山」のひとつ手前の「西畑」行きもあり、二本立てであった。
131番」など(かつては「22番」も)の終点「薦野」とその二つ先の「清滝」(現在は廃止)、「2番」のかつての終点「南金武」と一つ先の「西山」(金武営業所ができてこちらも現在は廃止)など、末端部においては、なぜか終点の間際にもう一つ折り返し場があるケースが多かったように思われ、昔から疑問に思っていた。
凍結による通行止めなどのリスク分散のためなのだろうか、それともただの偶然なのだろうか…。
(つづくかも)
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2008年4月1日ダイヤ改正(1)

2008年03月17日 |   ┣ ダイヤ改正2008
3月末をもって那珂川ローカル線の以下の3つが廃止されるとのこと。
 「9番」の那珂川営業所~佐賀橋
 「無番」の佐賀橋~板屋
 「7番」の大橋駅~今光橋~博多南駅

ちなみに、西鉄のサイトの改正情報には「4月1日をもって廃止いたします」と書いてある。
4月1日の最終便まで走って、2日からなくなるという意味だろうか…?

3路線のうち、上のふたつについては昨年取り上げた
2番目は厳密にいえば「那珂川ローカル線」ではないのかもしれない。

以前から廃止の方針は決まっていたとはいうものの、補助金などでしばらくは延命を図るのかと思っていたので、けっこう唐突な印象を受ける。
代替交通手段についての情報は持ち合わせていないのだが、このままなくなってしまうのだろうか…。
「筑紫耶馬溪」なんて趣のある名前のバス停も消えてしまうと思うとなんだか寂しい。

那珂川町の山奥、佐賀橋の周辺は、五ケ山ダムの建設により水没してしまうところが多く、住民も下梶原地区に既に集団移転してしまって人口は激減しているため、廃止のための「大義名分」は整っていたといえる。
ただ、そのさらに奥の早良区の板屋地区の住民にとってはこの廃止は厳しそうだ(何らかの代替策があるのかもしれないけど)。

同じ那珂川町の山奥に向かうローカル線「9番」のもうひとつの路線である「那珂川営業所~大山」線は、今回廃止にはならないようである。
こちらは佐賀橋線よりもさらに本数が少なく、利用者も少なそうであり廃止になってもおかしくなさそうだが、何か理由があるのだろうか。
ちなみに「大山」から、その先の小笠木峠を越えると、福岡市早良区の脇山地区につながっている。
脇山地区から那珂川町のJR博多南駅への路線を望む声は地元の一部には以前からあったのだが、地下鉄七隈線の開業でその願いも夢と消えたのかと思っていた。
しかし今回大山線を残したということは、まだその可能性がわずかながら残されているということなのだろうか。
(つづく)
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2008年3月15日ダイヤ改正(6)

2008年03月12日 |   ┣ ダイヤ改正2008
(つづき)
まずは、2の補足から。
写真は、新たに「6-1番」のバスが通るのを待つ「鳥飼三丁目」の停留所である。
供用開始前のバス停は黒いビニールに覆われるのが昔からのならわしであり、子供の頃はこれを見ると心がときめいたものだった。
人の親になった今でもそのときめきがあまり変わらないのはやや問題なのだろうか…(笑)。

9.「1番」の藤ヶ丘団地~橋本付近の経路の変更

今回の改正で、「1番」の藤ヶ丘線のルートが再度変更となり、壱岐ヶ丘中学校~橋本間は、以下の3パターンとなる。

A:壱岐ヶ丘中学校~藤ヶ丘団地~壱岐南小学校入口~道隈~柿ノ内~野方~大河原~橋本
B:壱岐ヶ丘中学校~藤ヶ丘団地~戸切三丁目~戸切~橋本駅~橋本二丁目~橋本
C:壱岐ヶ丘中学校~藤ヶ丘団地~戸切三丁目~戸切~橋本駅~戸切~戸切三丁目~藤ヶ丘団地~壱岐南小学校入口~道隈~柿ノ内~野方~大河原~橋本

この地区のルートの試行錯誤はまだ続いているようであり、「1番」の「再複雑化」が加速することになる。
地元ではないので事情はよくわからないが、全体の本数を減らすかわりに、Cで藤ヶ丘~橋本駅間を上下重複運行させることでこの区間の本数を実質的に維持するということなのかな?
(つづく)
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2008年3月15日ダイヤ改正(5)

2008年03月11日 |   ┣ ダイヤ改正2008
(つづき)

7.東部地区からの新たな「直行」の新設

現在、香椎浜地区から都市高速天神北ランプを経由して都心に入る「直行」が運行されているが、同様のパータンで以下の3ルートが加わる。

 新宮緑ヶ浜→雁の巣→アイランドシティ→留学生会館→都市高速→天神北ランプ→天神→呉服町ランプ→「21A」で女子大方面
 土井団地→多々良→松島5丁目→都市高速→天神北ランプ→天神→呉服町ランプ→「72C」で流通センター方面
 土井団地→香椎参道→留学生会館→都市高速→天神北ランプ→天神→呉服町ランプ→「28B」で香椎参道方面

これらはいずれも「直行」として運行されるようだが、いつものごとく、イメージだけの「直行」である。
このように「直行」が乱立してしまうと、「土井団地」「香椎浜営業所」「留学生会館前」などでは、ルートが全く異なるのにどれも「直行」というケースが出てきて、混乱が起きそうな気配である。
「22N直行」「28B直行」「210直行」「72C直行」みたいな表示も必要になってくるのかもしれない。

「都市高速線の都心部内ループ」という手法は、「300番台の黎明期」「宇美・志免地区からの無番」「昭和バスのいと・しま号」(→呉服町ランプ→天神→天神北ランプ)などでも行われたことがあるがどれもすぐに衰退しており、定着は難しいのかな?と思っていたが、都心部での折り返しスペース&タイムの節約の要請とも相俟って、ここにきて息を吹き返しつつある。

8.「3番」の神の原、椎原地区のルート再編

現行の一ツ家経由の椎原行きに下記のルートが加わる。

 早良営業所~内野~西神の原~脇山小学校~椎原

ただし、全体の本数は減っており、上記新ルートも既存の「神の原経由脇山小学校行き」との統合という、「合理化」を絵に描いたようなものであり、「路線は維持してやるから少々不便になってもがまんしてくれ」と言ってるように見える。
「3番」のダイヤがパターン化された当初は椎原行きも一時間あたり2本程度あったのだが、ずいぶんと減ってしまうな…。
(つづく)
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2008年3月15日ダイヤ改正(4)

2008年03月10日 |   ┣ ダイヤ改正2008
(つづき)
6.「無番」(四箇田団地~福大病院線)の廃止

厳密には「実質」廃止であり、土曜の夜に一本だけ免許維持路線として残るようである。

この路線は、「12番」の四箇田団地行きの廃止に伴いできたものである(当初は片江営業所までの運行で、「12番」を掲げて走るバスもあった気がする)。

廃止後、四箇田団地から福大病院に行こうと思えば、「93番」と「114番」を早良妙見西口などで乗り継げば行くことができる。
ただ、田村団地、田隈小学校前などから福大病院まで行くのはかなり不便になってしまう。
利用者が少ないから廃止ということだろうが、「病院への足」という役割を考えると、やや非情に映ってしまう。

南部横断線の構想(?)も幻となってしまった…。

以前、「多くのバスが通る2つの道路に挟まれた地域は、相対的に本数が減る傾向にある」と書いたことがあったが、この路線が通る「野芥2丁目」も、(1)で書いた5番が通る「西南学院大学前」も、いずれもこの例に当てはまり、今後もこういったことは起こり得ると思われる。

ちなみに「野芥2丁目」には、以前は「12番」以外にも「3番」の四箇田団地行き、「2番」の早良営業所行き等が通っており、はじめは「西脇」という名称であった。

「3番」の四箇田団地行きは、その前は「歯科大行き」であり、田隈小学校前を北上し、田隈新町交差点から通称「歯科大通り」に入り、福岡歯科大学の北側の門から構内まで乗り入れていた。
さらにその前は、早良街道の「野芥口」のひとつ北の信号(川浪病院やグルメシティがあるとこ)から歯科大通りに入り、「徳法師」「田隈新町」に停車して歯科大に向かっていた。
「歯科大行き」は「2番」にもあり、県道558号の「歯科大西入口」交差点から、歯科大に向かっていた(「田隈経由」ができる以前の話である)。
(つづく)
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2008年3月15日ダイヤ改正(3)

2008年03月09日 |   ┣ ダイヤ改正2008
(つづき)
4.「4番」と「29番」の分割

香椎地区を通る2路線のうち、「4番」の香椎浜営業所行き及びアイランドシティ行きが「4-1番」に、「29番」の高美台行きが新たに「29-1番」になる。
「4番」は、香椎浜営業所行きが初めにできて、その後土井営業所行きができたのだが、KASHIIさんからもコメントをいただいたように、今回、「本家」である香椎浜行きが支線扱いとなった。
土井営業所行きの「千早駅を通る」というオリジナリティに負けてしまったということだろうか。
ちなみに、「4番」の土井営業所行きは、いつの日か西鉄名島駅前の新道経由になるのではと予測していたのだが、今回はそのような変更はなかった。

それはそうと、同じく香椎地区を通る「23番」は、今回分割の対象とはならなかった。
「4番」や「29番」と比較してもはるかに複雑な路線だと思うのだが、昔からあってそこそこ定着もしているから変えなくてよいという判断なのだろうか。

また今回、「4番」「23番」などが停車する「天神郵便局前」に停車するバスが変更になる。
これまで18C乗り場に停車していた「2番」などの博多駅行きが、日銀前19B乗り場に停車に変更となり、18C乗り場には、これまで18B乗り場に停車していた「22-1番」「23-1番」「23-2番」が停車するようになる。
これまで乗り間違いが多かったからということだろうが、18C乗り場をこの3路線のためだけに使うというのはかなり贅沢な話である。
同じ「23番」で乗り場が異なる状況もついでに改善してほしかった。

なお、18C乗り場に停車する博多駅行きのバスは日銀前19B乗り場に移すべきと以前提案したことがあったが、今回それが認められた(…というわけではなく単なる偶然です)。

5.「502番」の新設

新たな都市高速経由の路線である。

 四箇田団地~田隈新町~原団地~室見3丁目~愛宕ランプ~都市高速~天神北ランプ~天神~国体道路方面(201番)

というもので、地下鉄へ向かう客を掠めとろうとするようなルートになっている。
はたして勝ち目はあるのだろうか…。
イメージ的にかなり遠回りの感があり、「本当に速いのだろうか?」という印象を受けてしまう(速いと判断したから新設されるのだろうけど)。
同じ愛宕ランプ経由でも「503番」が出来たときは、なかなか考えたなぁという感想を持ったものだったが、この「502番」、中途半端に真似て失敗しなければよいのだが…。

「3番」に倣って作った「2番」の「特別快速」といい、今回の「502番」といい、原・金武地区の路線はどうも微妙な感じがする。
(つづく)
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2008年3月15日ダイヤ改正(2)

2008年03月08日 |   ┣ ダイヤ改正2008
(つづき)

2.「6-1番」の新設

久々の「新路線らしい新路線」と言えるのではないだろうか。
ルートは、
 福岡タワー~鳥飼~福大大濠中高前~国体道路~キャナルシティ~博多駅
というもので、「博多駅・天神などの鉄道駅とキャナルシティ博多・大濠公園・ヤフードーム・福岡タワーといった観光地を結びます」ということらしい。
「地行~鳥飼間」や「大濠1丁目交差点~NHK入口」は、今回新たにバスが通ることとなる。
特に後者は、ずっと昔から「バスが通ってそうで通ってない区間」であり、何か理由があってあえて通していないのかな?とさえ思うこともあったのだが、そういう訳ではなかったようだ。

ちなみに、私も子供の頃、「6-1番」を勝手に妄想(笑)していた。
妄想の内容は、
 西新~気象台前~国体道路~博多駅~合同庁舎~板付団地
というルートで、今回のものとは若干異なるが、まさかここに来て現実のものとなるとはおもわなかった…。

3.中央ふ頭&博多ふ頭行きバスの行先番号の変更

現在、天神→中央埠頭間のバスは「80番」に統一されているが、この方式に以下の3パターンが加わる。

 天神→博多埠頭間       …  「90番」
 薬院駅→博多駅→中央埠頭間…  「88番」
 博多駅→博多埠頭間      …  「99番」

となり、今までのように郊外部からやってきたバスに天神から乗る際に、バスの番号で行先を見分けるのが困難な状況がいくぶん改善される。
かつて、博多駅&天神~博多埠頭間については、表示の統一を図るべきでは?とか、LEDの利点を活かして、「80番」の例に倣い、番号と行先を完全対応させることが可能なのでは?などと好き勝手に書いてきたが、そういう方向に進んでいくのは嬉しいことである。

ただ、「90」「88」「99」という数字は、どうも直観的に紛らわしいのではないだろうか…。
本来なら、天神→博多埠頭は「90番」、博多駅→中央埠頭が「85番」、博多駅→博多埠頭が「95番」などのほうがうまく頭の整理ができそうだと思われるが、既に「95番」があるから難しかったのかな…。

ちなみに、このブログを始めて以降、「欠番を訪ねて」で取り上げたきた欠番が「復活」する例はなかったのだが、今回「88番」が復活することになる。
(つづく)
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2008年3月15日ダイヤ改正(1)

2008年03月07日 |   ┣ ダイヤ改正2008
来たる3月15日に西鉄バスのダイヤ改正が行われることが発表された。
いつものごとく、思いつくことを書き連ねてみたい。

1.「5番」(能古渡船場~西新~博多駅線)の廃止

これは結構意外だった。
たくとんさんのブログの記事にもコメントさせていただいたが、この「5番」は、もともと「1番」の能古渡船場行きが「愛宕下経由」から「博物館南口経由」に変更になってしばらくして、「1番」から分離されてできたものである。

愛宕下経由の頃は「1番」でもよかったのだろうが、さすがに脇山口交差点を曲がって北上するようになっても「1番」というのはかなりわかりにくかったらしく(このバスは藤崎方面には行きませんというアナウンスも流れていた)、「1番」から独立して「5番」となり「能古渡船場~博物館南口~西新~天神」の路線となった(のちに博多駅まで再延長)。

ちなみに、「1番」の時代は、博多駅から先、板付7丁目まで運行されていた。
学生時代、山王公園前バス停そばの南近代ビルで、ベネッセの「進研模試」の採点のバイトをしていたのだが、西新や天神から一つ前の瑞穂まで220円で行けるためこの路線をよく利用していた。

「5番」ができた際、この板付7丁目線については「40番」として独立し、「板付7丁目~博多駅~天神~西公園」という路線となった(現在は天神や西公園までは運行されていない)。
現在「二日市~甘木~杷木」を走っている「40番」は、かつて博多駅や天神まで運行されており、この「40番」というのは福岡市内線の連番の名残なのだが、板付7丁目線が新たに「40番」となることでその面影が薄れ、ひとつの時代が終わったなぁ…と思ったものだった(ただしその後、甘木から都市高速経由で博多駅に向かう路線「40」の末尾に「0」を付けた「400番」として新設されており、「40番の本家は私だ」と主張しているようにも見える)。

しかし考えてみれば、現在の「5番」も「40番」も以前はすべて「1番」だったわけで、さらに姪浜駅以南が分割される前のことを考えれば、「1番」がどれだけ複雑な路線であったかがわかる。

なお、「5番」の廃止に伴い「9番」がマリナタウン経由に変更になるとのことなので、愛宕浜地区~西新方面の足は引き続き確保されることになる。
ただ、それ以外は乗り換えが必要な場合も出てくるため、同じ都心部を走る「20番」の廃止のときとは異なり、今回の廃止で不便が生じるケースは多いのではないかと思う。
(つづく)
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