INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

LED REAL(118)

2019年10月20日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)

27B」トリアス久山行き。

今年4月からの新種。

乗車時や車内の自動アナウンスで、

“~都市高速、香椎浜ランプ、香椎参道、みどりが丘団地経由トリアス久山行きです”

と案内されるのだが、“トリアス久山”のイントネーションに違和感があり、「鳥安」という焼き鳥屋か精肉店か何かのように聞こえる。

なお、現在は商業施設の正式名称は「トリアス」に変更となっているが、公式サイト等も含め、引き続き「トリアス久山」と呼ぶことも許容されている感じであり、バス停の名称もそれを踏襲している。

 

振り返ってみると、「27B」のことはこのブログで過去に数多く取り上げてきた。

華々しい登場篠栗駅への延長猪野への複乗トリアスまでの短縮…と、なかなかダイナミックかつドラマチックな変遷を遂げていて、かつ、「27N」との関連区間便の「無番」親である「27番」JR九州バスとの関係性沿線のバス停名変更に“名子みどりが丘問題”などなど、様々な論点を含んでいることもその要因かも。

今後、さらなるドラマは起きるでしょうか。

(つづく)

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LED REAL(117)

2019年09月27日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)

福岡空港イオンモール福岡を結ぶ「無番」。

大型商業施設がバス路線ネットワークの再構築をもたらした路線の具体例。

ただ、運行開始当初は1時間あたり4本運行されていたが、現状は1時間2本にまで減。

 

久留米の「青少年科学館前」の記事で、

“「西鉄久留米」と「ゆめタウン久留米」の途中にあるおかげで、棚ぼた的に本数が多い場所…というのは個人の勝手な感想。

福岡空港~イオンモール福岡間の片峰地区や、姪浜駅~マリノアシティ間の小戸地区なども似たような印象あり”

と書きましたが、「ネットワークの再構築をもたらす」のと同時に、「棚ぼた的に本数が多い場所を発生させる」のもこのような路線の特徴かも(鳥栖小郡「30番」の「幡崎」とか「姫方」も同じような感じでしょうか)。

 

「空港~イオンモール福岡」は、15年以上も「無番」として運行されており、何らかの番号を付けてもよさそうなのに…とたまに思う。

ルート的には「3-1番」な感じだが、敢えて枝番を使わなくても番号は空いているので「6番」でも「7番」でも「10番」などでも。

ただ、番号が付いていないことで、他の路線と同列で見られて埋没してしまうことを防ぐ、という効果は対外的にはあるのかもしれない(内部的にはまた別の意味があるわけですが)。

路線バスの番号付けに関する記事で、

“西鉄の場合、番号は既に導入されていて、その番号ではもう収拾がつかなくなってきたので、「W」「K」「BRT」「Airport Bus」「キャナルシティラインバス」…のように、わかりやすくしたいときには敢えて番号「ではない」ものを持ってくるということが行われている”

と書いていましたが、こうなってくると「そもそも番号が必要なのか?」という根本的な話にもなっていきそうです(笑)。

(つづく)

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LED REAL(116)

2019年09月24日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)

「13番」。

福岡地区は油山、北九州地区では安部山公園だが、これは直方バスセンターとイオンモール直方を結ぶ「13番」。

“感田電停”というワードは、いつ見ても痺れます。

直方バスセンター~イオンモール直方間には、「13番」のほかにも、番号が付かない「シャトルバス」も走る。

 

過去の記事で、

“「イオンモール福岡ルクル」(開業当初は「ダイヤモンドシティ福岡ルクル」)には、西側から「32番」(現在は「30番」)「空港~ルクルの無番」が、東側から「36番」が乗り入れることにより、バス路線がつながった。

「イオンモール直方」には、北九州市側から「53番」、直方市側から「直方バスセンター~イオンモールのシャトルバス」などが乗り入れることにより、ここでもバス路線がつながった(ルクルのほうは、のりばがかなり離れてますけど)。

「野芥交差点~田隈小学校前交差点」「干隈交差点~東七隈交差点」「東比恵交差点~瑞穂交差点」「中津口交差点~三萩野交差点」…など、路線の廃止や大幅な減便により、路線やバス停単体ではなく、それらを総合体としてみた場合の「使い勝手」が悪くなるという事態(このブログではしばしば「ネットワークの崩壊」という言葉で説明している)が進む中、「イオンモール」のような大型商業施設は、逆に、ネットワークを構築する作用をもたらすといえ、バスが今後生き残っていくための頼みの綱(ネットなので“頼みの網”でしょうか)といえるのかもしれない”

と書いていました(なお現在、粕屋のイオンは「ルクル」とは言いません)。

もともと、北九州市側は星ヶ丘五丁目、直方市側は浄福寺がそれぞれ「狭義の終点」だったものが、イオンモール直方ができたことで、2つの路線がそれぞれイオンまで延びてきた。

最近では「九州大学」などもバス路線のネットワーク維持に大きな役割を果たしているが、でも、このような大きなインパクトがない限りネットワーク維持は厳しいのも事実。

イオンモール福津がもう少し山側にあれば、福丸~福間駅のJR九州バスが廃止にならなかった…可能性も少しはあったかもしれません(10月以降も宮若市のコミュニティバスがほぼ同ルートを運行するため、ネットワークの“崩壊”は免れます。念のため)。

(つづく)

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LED REAL(115)

2019年08月25日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)

「40番」。

北九州では、香月・小嶺と戸畑・若松を結ぶ路線だが、2016年春以降は「香月・小嶺~スペースワールド駅」「八幡駅~戸畑・若松」と、八幡地区で分断されている。

「祇園町」「中央町」と経由地に表示されているものの、「祇園町」「中央町」という名のバス停には停車しない。

「40番」は、他の路線との比較において「中央町」交差点付近で独自の動きを見せる路線でもある。

下上津役経由ではなく馬場経由なのも「40番」の魅力。

日中以外の時間には香月・小嶺から戸畑・若松まで直通するものも残る。

「40番」には6つの系統があって時刻表で幅を利かせているが、それぞれの行先に「熊西局前」に停車するものと停車しないものがあることから、実質的には3つの行先(アイランドシティ照葉の時刻表などでも似たような現象が起こります)。

北九州では、門司港駅恒見営業所を結ぶ全く別の「40番」もあり。

久留米地区では、「40番」は久留米と佐賀をを結ぶ

福岡地区では、博多駅と板付七丁目を結ぶ路線に「40番」が付けられている。

「二日市~甘木~杷木」を走っている「40番」は、かつて博多駅や天神まで運行されており、この「40番」というのは福岡市内線の連番の名残なのだが、板付七丁目線が新たに「40番」となることでその面影が薄れ、ひとつの時代が終わったなぁ…と思ったものだった(ただしその後、甘木から都市高速経由で博多駅に向かう路線が「40」の末尾に「0」を付けた「400番」として新設されており、「40番の本家は私だ」と主張しているようにも見える)…と、10年以上前の記事で書いておりました。

福岡地区の「40番台」については、こちらの記事も参照のこと。

(つづく)

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LED REAL(114)

2019年06月24日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)

23番」香椎照葉五丁目行き。

 

香椎照葉五丁目は、アイランドシティ営業所の最寄りバス停で、前面の行先表示では「アイランドシティ営」の文字もあり。

この春、新宮営業所が廃止となり、アイランドシティ営業所が開設されるのを機に、「26番」の新宮緑ケ浜(新宮営業所の最寄りバス停)行きがなくなり、「23番」に香椎照葉五丁目行きが新設された。

なお、新宮緑ケ浜行きの「26番」は、もともと「23番」として運行されており、反対方向(天神方面行き)に関しては最後まで「23番」として運行されていた。

 

「23番」香椎照葉五丁目行きは、天神中央郵便局前では18A乗り場に停車。

運行開始当初、香椎照葉五丁目行きが18A乗り場に停車するのを目にしたときは、「ほんとは18B乗り場に停車しないといけなかったのに、運転手さんがまだ慣れてなくて停車位置を間違えたのだろう」と思っていたのだが、18A乗り場に停車するのが正式であり、間違っていたのは私のほうでした。

ちなみに、似たようなルートを走っていた「4番」のアイランドシティ行きは18B乗り場に停車していました。

 

18Aと18Bに停車する路線の線引きの基準は非常に難解であり(明快な答えは“ない”のでしょうけど)、福岡でバスの整列乗車の文化があまり醸成しないことの背景の一端を示しているとも言えそう。

 

天神三丁目の17乗り場で、「30番」「31番」「32番」「34番」「39番」と「310番」とで停車する標柱が異なることも長年の謎のひとつ。

明治通り経由の「天神北行き」の停車バス停が「証券ビル前」と「福銀本店前」で分かれていた時代も長かったのですが、これは8年前に統一が図られています。

(つづく) 

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LED REAL(113)

2019年05月21日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)

「170番」。

「70番」の頭に1を付けて「170番」。

70番台は門司(大里)地区で原町経由(90番台は社ノ木二丁目経由)、末尾の0は門司港地区で海岸経由(末尾が5なら山手経由)…という、法則(というより理念、理想といったほうが適切かもしれませんが)がまずあって、そこから出てきた「70番」と「75番」という行先番号の頭に1を付けて出てきたのが都市高速経由の「170番」と「175番」(なお、「75番」は門司港で山手地区しか通らないのに対し、「175番」は山手地区とともに少しだけ海岸地区も通ります)。

福岡地区だと、3桁の行先番号は、

 ① 2桁の行先番号の頭に1を付けるパターン

 ② 2桁の行先番号の末尾に0を付けるパターン

 ③ 2桁の行先番号とは特に関連がないパターン

の概ね3つのパターンが混在しているが、ここ北九州地区では、

 ① 2桁の行先番号の頭に1を付けるパターン

の1つのみである(やや例外の「150番」というのもありますが)…と過去にも書きました

かつて福岡地区で「170番」を考えてみたことがありましたが、それは「17番」の末尾に0を付けたものでした。

その6年後にほぼ同じルートを走る路線が「530番」として登場しましたが、わずか1年で運行を終了しております(笑)。

末尾を0と5で分ける、というのは個人的には好きです。

この記事この記事この記事この記事も参照のこと。

(つづく)

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LED REAL(112)

2019年05月13日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)

「23A」。

この春から運行を開始した路線

「23A」という番号自体は過去にも存在していたことがありました。

「23B」の終点は下原だが、「23A」は西鉄三苫駅が終点。

「23+アルファベット」なので下原のほうに行きそう…と考えると失敗します。

ベースとなる行先番号「23番」自体の行先が広範囲に枝分かれしていることに起因する弊害といえば弊害(なお、「23C」では下原終点を想定しました)。

香椎照葉五丁目が「23番」でよいのなら、現行の「22B」は「23B」でもよいという考えも成り立ちそう(かといって「22B」を「23B」に改番したところで何のメリットもないのですが)。

また、「210番」のうち、三苫駅行き(「雁の巣・和白」行きではないほう)の一部を「23A」と連続運行にして、「210番」の三苫駅行きを「230番」に改番すれば行先番号の整合性もとれ、かつ、美和台地区の利便性向上にもつながりそう…と思ったのだが、じゃあ「220番」はどうするのか?という問題が出てくるし、また、美和台地区以外の場所にとっては「弊害」が拡大するだけかも。

(つづく)

 

 

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LED REAL(111)

2019年04月17日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)

「43番」小倉記念病院行き。

最後の1マスだけに詰め込まれた文字。

ここ小倉駅バスセンター7番乗り場からは、終点までどこにも停まらないので、この表示で何ら問題ないのですが。

無理やり薄めて、

     43

  行 病 記 小

  き 院 念 倉

とかだと逆に戸惑いそう。

なお、小倉記念病院への乗り入れ始まったのは、福大病院とその周辺の乗り場が再編されたのと同じ2011年1月から。

青葉車庫行きが青のライン、赤坂海岸第四行きは赤のラインで書かれている。

私も地名と色は結構意識します、これとかこれとか。

浅野営業所がなくなって、「43番」には青葉車庫行きも。

福岡地区で例えると「7番」に大濠公園行きができたようなイメージ。

「KMI」の観点からはなかなか良い動き(そのような利用が実際になされているかは別として)。

すぐ近くには1番乗り場、

と思いきや、※※「1番乗り場」ではございません

たしかに

(つづく)

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LED REAL(110)

2019年01月01日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)
新年あけましておめでとうございます。

おかげさまで、いろいろと忙しくしておりまして、最近は、掲載する記事も、何か月も前に書いた文章だったり、何年も前に撮った写真だったりで、タイムリーではないものが多くを占めております。

まあ、いろいろと忙しいのはみなさんのおかげという訳でもないのですが(笑)。


いのしし年ということで「猪野経由」。


「猪野」。


鳥居とバスターミナルと。


INOは国際機関の名称ではありません


西鉄バスがやってくるのもあと3ヶ月だけとなりました。


春からは「イコバス」が、「トリアス~上山田~猪野~山の神~篠栗駅」を結びます。

猪野を経由しない「トリアス~上山田~役場~篠栗駅」も運行され、トリアス敷地内には、西鉄バス「27B」と70番台の一部が乗り入れる計画。


これは案内としてでなく、作品としてぜひ遺していただきたい。

なお、10年前の記事にはこのように記述しておりました。

“糟屋郡久山町の「猪野」バス停。

先日の「猪野赤坂」のひとつ先、「学校前」からは3つ先にある。
かなり風格のある「狭義の終点」である。
猪野にやってくるバスは現在「72番」のみであり、その本数も減少傾向にある。
子供の頃、ここに連れてきてもらったときには、現在バスの待合所がある場所に円形のバスターミナルの建物があり、内部には、「72番」の乗り場と、「74番」の乗り場、それに、国鉄バスの乗り場の跡や、シャッターの下りた切符売り場か売店のようなものがあった記憶がある。
また、昔は博多駅行きの西鉄バスもあったと聞いたことがある。
「74番」は最近まで(といっても、無番の免許維持路線土井→上脇田線が走り始めるまでなので、結構時間は経ってるかな?)一日一往復だけ残っており、現在の待合所内には「74番」の路線図もある。
かつては、このバス停の奥にあり「九州の伊勢」と呼ばれる「伊野皇大神宮」への参拝は、バスが定番だったのかもしれない。”


本年もこんな調子かと思いますが、引き続き、よろしくお願い致します。
(つづく)

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LED REAL(109)

2018年12月24日 |    ┣ LEDに位置図
(つづき)

「23番」。



福岡地区の「23番」は、多くの行先を持つ「本線意識高い系路線」だが、北九州の「23番」は、砂津スペースワールド駅を結ぶ1系統のみ

2015年春、「砂津~三萩野~黒崎駅」を結ぶ「22番」の大減便に伴い、その補完のため、「26番」(北九州パレス行き)とともに誕生した路線。



ただし、過去には「浅野小倉駅~三萩野~山田緑地・愛の家」とか、「黒崎折尾遠賀川駅~遠賀高校」とか、「黒崎~四ツ角~大畑~引野口~下上津役~香月営業所」とか、「行橋駅~犀川駅~行橋駅」とか、 北九州地区とその周辺のいろんなところに「23番」が走っていた。





砂津から小倉駅バスセンターまでの間に存在する2つのバス停の停車パターンは、現在はこういう整理。



番号を揃えるため、「24番」は「京町三丁目」じゃなくて「浅香通り」のほうがいいのでは?、と言いたくなるかもしれないが、物理的に?それはできず。

「45番」については、「京町三丁目」のほうに集約することはできそうですが。

(つづく)

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LED REAL(108)

2018年11月29日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)
「66番」。

“若久通り”は、“みやけ通り”などとともに2009年に付いた愛称で、表示されている地名でいくと、「(博多駅→)百年橋通→日赤前→野間四角→若久通り→国立福岡病院」というルート。

「66番」は、国立福岡病院に乗り入れる唯一の路線。
…ではあるものの、国立福岡病院に行かない「66番」もあるため、利用者が“国立福岡病院に行きたかったら66番!”という「割り切り」「単純化」ができないのが難点といえば難点。

同じエリア「九州がんセンター」についても同じ感じでしょうか。

このように、行先番号が行先番号としていまいち機能していないケースは、「32番と33番と34番の問題」「70番と72番の問題」をはじめとして、過去にも数多く取り上げています。

「66番」はもともと、国立福岡病院に行かないほう(那珂川営業所発着)がメインで、過去には桧原営業所行きもあった。

2010年春のダイヤ改正で、朝夕のみの運行に大減便となり影が薄くなっていたが、2017年春に国立福岡病院行きができ日中も運行するようになってやや息を吹き返したカタチ。

国立福岡病院に乗り入れる路線の都心側の起点が天神ではなく博多駅であるのは、天神方面については西鉄天神大牟田線からの乗り換えが可能だという想定があるから…なのかはわからないが、もしそうであるならば、「66番」には西鉄高宮駅東口を複乗させてほしいところ。

そうすることで、「66番」という番号はより独自性が増し、行先番号としての機能も少しは高まる気がします。
(つづく)

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LEDであそぼう(25)

2018年11月15日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)
ここ最近、心ときめくような新路線の話題が少ないので。


53番


23C


411番


270番
(つづく)

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LED REAL(107)

2018年10月28日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)
「72番」。
なお、福岡地区の「72番」は、2011年春以降は欠番となっている(都市高速経由の「72C」は健在)。

小倉から門司方面でみた場合、原町、海岸経由田野浦に行く路線のうち、途中、門司港駅前に寄り道するのが「72番」で、寄り道しないのが「70番」。
ただ、門司港駅前で終点となるものには「70番」も「72番」もあるという初見殺し。
上宇美を取り巻く「32番」と「33番」の問題にも似ているような似ていないような。

門司港駅前から恒見に向かう路線が、門司学園中高前や柄杓田に寄り道しても全て「40番」なのに、門司学園中高前終点は「45番」、柄杓田終点は「43番」というケースもあり。

反対方向も、戸畑方面まで行くのが「70番」で、青葉車庫止めが「72番」かと思いきや、青葉車庫止めの「70番」もあり。

門司港駅前終点の「70番」は戸畑方面からやってきたもの、青葉車庫止めの「70番」は門司港駅に寄り道しなかったもの、と、個々の中では一応理由付けはできるのだが、全体の中ではその個々の主張はあまり意味を持たなかったり足を引っ張ったりするという、社会の縮図のような現象(笑)。

福岡地区の同じ70番台では、県庁前から都心方面で、福岡タワー行きが「77番」、大濠公園行きが「71番」に整理されるようになっているので、北九州の「70番」「72番」も整理すること自体はそんなに困難なことではなさそう。
ただ、整理し始めると、何度も番号を変えないといけないケースも出てきそうで、どこまでやるのか、というのも問題になりそうですが。

まあ、行先表示がLED化される前は、「このバスはどこに行くのか」というのと同時に「どこから来たのか」ということにも今以上に意識が向いていた気がするので(個人の感想です)、そういう意味では、「どこから来たのか」の手がかりが入った行先番号というも趣味的観点からはアリなのかもしれません。
(つづく)

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LED REAL(106)

2018年09月30日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)
「110番」。

福岡地区だと、3桁の行先番号は、
 ① 2桁の行先番号の頭に1を付けるパターン
 ② 2桁の行先番号の末尾に0を付けるパターン
 ③ 2桁の行先番号とは特に関連がないパターン
の概ね3つのパターンが混在しているが、ここ北九州地区では、
 ① 2桁の行先番号の頭に1を付けるパターン
の1つのみである(やや例外の「150番」というのもありますが)。

なので、恒見と小倉を都市高速経由で結ぶこの「110番」のベースは一般道路経由の「10番」であり、恒見と戸畑を都市高速経由で結ぶ「111番」のベースは一般道路経由の「11番」である。

これがもし①ではなく②のパターンを適用すると、「110番」は「100番」、「111番」は「110番」ということになってなんだかややこしくなっていく訳だが、福岡地区ではそのようなことが起こっている現実がある。

先日、以下のような共同通信の記事がありました。
-----
訪日客向け、バスに路線番号導入 目的地探しが便利に、国交省指針
国土交通省は、2020年の東京五輪・パラリンピックに向け訪日外国人にもバスを利用しやすくするため、数字やローマ字を組み合わせた路線番号の全国的な普及に乗り出す。
日本語が分からなくても目的地に行けるようにし、利用者増加や観光振興につなげる。
事業者向けの指針を作成、近く公表する。
バス路線は訪日客以外の利用者からも「分かりにくい」との指摘が出ていた。
指針案によると、路線番号は、3桁以内の数字、もしくはアルファベットと数字の組み合わせ4桁以内を原則とする。
一つの交通圏や生活圏で重複しないよう、事業者間で調整。
車両の行き先表示や停留所、路線図で使用する。
-----
とのこと。

西鉄の場合、番号は既に導入されていて、その番号ではもう収拾がつかなくなってきたので、「」「」「BRT」「Airport Bus」「キャナルシティラインバス」…のように、わかりやすくしたいときには敢えて番号「ではない」ものを持ってくるということが行われている。

国交省の問題意識とは違うステージに居る感じだが、今後、行先番号の0からの振り直しが行われたり…ということはなさそうですかね(「BRT」に番号が付いたりすることはあるかもしれませんが)。
(つづく)

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LED REAL(105)

2018年09月12日 |    ┣ LEDに位置図
(つづき)

「310番」。



西部地区の3桁行先番号の法則に従えば、「のこ渡船場~名柄団地~よかトピア通り~西公園ランプ~都市高速~呉服町ランプ~博多駅」というルートになるのだが、こちらの「310」という数字は、篠栗線の幹線「31番」の末尾に0を付けたもの。



このように、基本となる数字の末尾に0を付けて3桁となった番号「210番」「220番」「230番」「240番」「270番」「310番」「370番」「390番」「400番」「410番」「420番」「610番」「620番」「630番」は、“基本となる路線の都市高速経由版”という位置付けだが、「140番」だけは都市高速を通らない例外的な存在海老津の糠塚循環線「60番」も都市高速は通りませんでしたが)。



なお、「420番」「630番」のベースは「42番」「63番」ではなく、それぞれ「410番」、「610番」「620番」の“次”として与えられた番号(「220番」にも、そういう側面があり)。

また、「400番」のベース「40番」は、「博多駅~板付七丁目」の「40番」ではなく、「JR二日市朝倉街道甘木~杷木」の「40番」である。



西部地区の3桁番号”と“末尾に0を付けた3桁番号”が混在するため、例えば「301番」と「310番」、「201番」と「210番」などのように、似たような番号なのに全く違うところに行く、というケースが出てくる。

「全く違うところに行く」ということは、はなから乗り場も違うので大きな混乱は起きない、という考え方もできるとは思うのだが、「310番」については、2012年春から2016年春まで福岡タワーまで運行されており、「306番」と「310番」と「312番」が同じバス停にやってくるような事態も生じていた。



「31番」の速達版として運行を開始した「310番」。

もともとは貝塚ランプ経由の「31C」という路線が運行されていたが、その廃止後、都市高速が粕屋まで延伸したのを受けカタチを変えて復活した路線である。

運行開始当初は、天神四丁目と博多五町を通過しており、「速そうだ感」を演出していたが、特に「快速」などの表示もないのにバス停を通過することがわかりにくかったようで、程なく2つのバス停にも停車するようになった(なお、現在は、天神日銀前から郊外行きは全路線が次の天神四丁目を通過するようになっている)。



「310番」の運行開始には、JR篠栗線への対抗という意味もあったと思うのだが、県道福岡篠栗線の拡幅もあり、「31番」と比較して速さの面での優位性も低下が続き、ここ数年は減便傾向が続いており、JR香椎線に対抗して、都心直通化・バス停増設・大増便が功を奏した「28B」とは対照的な状況にある。

(つづく)

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