八丈島のおいしい暮らし

毎日のごはん作りと島暮らしに役立つ情報を
八丈島のスーパーあさぬまからお届けしています

御蔵島のおいしい暮らし

2007年08月31日 12時29分19秒 | 旅レポ
みなさま、こんにちは!海風おねいさんです。
昨日の「三宅島のおいしい暮らし」に引き続き、
番外編にて「御蔵島のおいしい暮らし」をお届けいたします。



 御蔵島  クリック

御蔵島は坂道と階段の島でした。
人口約260人、総面積約20.58km² 想像よりずっと小さな島でした。
映画で見た青ヶ島と似ている気がしました。
青ヶ島は、人口約200人、総面積約5.98km²ですから、
島の大きさは4倍ほどありますが、暮らしている人口はさほど変わりません。

青ヶ島映画「アイランドタイムス」では、急勾配な坂道を
主人公が自転車で走り回るシーンが印象的でしたが、
御蔵島では自転車は全面的に禁止されています。
レンタカーもなく、観光客の移動手段は徒歩のみです。
(宿への送迎はしてくれます)



こんな小さな御蔵島を一躍有名にしてくれたのは、このこたち。
御蔵島は、イルカの島、イルカと一緒に泳げる島として非常に人気がありますよ。
おねいさんも船上よりイルカウォッチングを楽しみました。
かわいいイルカたちが、船の周りをぐるぐると泳ぎまわってくれました。



御蔵島には、スーパーマーケットというほどの規模のお店はありません。
個人商店にお肉や野菜などが少しある程度です。
お肉は冷凍品が多く、野菜はあまり売っていませんでした。
野菜はたぶん自家菜園が多いのでしょうか?



島唐を育ててるのを発見しました
八丈島のと少し形が違いますね。種類が違うのでしょうか?



別のお店ではウコッケイの卵が売ってました。
島の規模を考えると、商品の豊富なスーパーは望めないでしょうが、
島の人たちはきっと昔からの知恵で、こうして自分で鶏を飼ったりして
自然のおいしいものを食べてるんじゃないかしら?



食堂は島に2軒だけです。
夕方にかき氷を注文して、海を見ながら食べました。



御蔵島名物「ほうろく焼き」です。
これは、明治初期に養蚕の研修に群馬県に行った村の女子2名が
群馬名物お焼きの作り方を覚えて帰り、村に伝えたものだそうです。



御蔵島に食べ物のお土産品は2種類しかありません。
「ほうろく焼き」と「御蔵島飴」です。
このイルカの焼印のあるほうろく焼きは、イルカツアーのお客様向けに、
島の食堂の方が手作りで作られているものです。
中に明日葉パウダーが入っており、これを混ぜた作り方は、
八丈島の「やたけ」さんに研修に行かれたそうですよ。



民宿の晩ごはんです。
アオゼ(青鯛)のお刺身とあら汁がおいしかったです。


さて、2日間に渡りお届けしました三宅島と御蔵島の食レポート、いかがでしたか?
八丈島の食生活は、やはり三宅島や御蔵島に比べると格段便利ですね。
しかし、物がなければないなりに自分たちで育てたり工夫して作ったり、
島の恵みを中心にありがたく食べ物をいただく島の心は、
きっとどの島にも共通のことかと思います。

またいつか訪れたい三宅島と御蔵島
今回のレポートはこれでオシマイです。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする