山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

茶摘みに定植に風強し

2017-05-11 21:04:15 | 農作業・野菜
 栗原市の山火事は強風が原因だが、おんなじような強風が全てをなびかせる一日だった。
 そんな中でも、朝早くから茶摘みの機械音が山々に響いてくる。
 わが家の茶園はやっと新芽が出てきて間もない。
 来週には刈込作業が始まるに違いない。

                            
 見上げる山の斜面では夫婦の新茶の刈込作業が目視できる。
 陽当たりがいいので、わが家より1~2週間ほど早い。
 山の麓側にあるわが家の茶園はどうしても陽当たりが悪いので、収穫が遅れるというわけだ。
 それは野菜でも花木でも同じことが言える。

     
 ネギ苗を早く定植させたいので、促成で苗床を急きょつくる。
 ところが土の底に石がざくざくぶつかってしまう。

                            
 久しぶりに石の軍団に出会う。
 入植した時の畑はすべてがこんな石との葛藤だった。
 日々を生きるとはこんな遠回りの世界だった。
 心に余裕がないととても期日までに作業は終わらない。
 だから、農作業とはぐーたらながら修行や運動のようなものだった。
   
                            
 夕方近くになってやっとネギの定植を終わらせることができた。
 小さいながら一歩前進させることが目標や希望が近づいてくる。

 大きな茶園からの茶摘みの依頼があったが、とても体力がついていけないので不参加にしてもらった。
 きょうも低血糖症状が出て目の前がくらくらしたのであわてて黒砂糖を舐める。
 すると間もなくもとにもどる。
道草山の隣でフクロウのツツドリがしばらく啼いている。  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする