山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

和宮様の焚き火事始め

2019-09-20 18:37:26 | 野外活動

 畑の残骸が積もりに積もって長らく放置状態だった。オイラがサボタージュしているので、和宮様が「われが焚き火をやるからに手を出さぬように」との指示があった。残骸にはカビ病にかかったキュウリの葉や茎も積もっている。雨で残骸の全体が湿気を含んでいて点火がむずかしい。しかし、和宮様はひとりでそれをクリアして見事に成功させた。太い材木をしっかり燃やして熾火にしたのがよかったようだ。

     

 久しぶりの焚き火だった。前回は6月上旬にやったので梅雨と灼熱のために延び延びになっていたのだった。遅い昼食はニラ入りの「チヂミ」にする。いつもの焚き火だとうどん・焼き芋・サンマ焼き・珈琲というのが定番だったが、今回はそれらをやらないで、残骸を燃やすことに徹したのだった。

          

 おかげで残骸もほぼ燃やし尽くし私設焚き火場の周りもきれいになった。和宮様も自信になったに違いない。ベルギーのスマートなアウトドアライフには及ばないが、アウトドアを楽しむ余裕が日本に定着しなくちゃならないと思う。しかし現実は作業に追われている日々だ。江戸や近代の勤勉革命は行き過ぎてしまったのではないかと思う。暮しを楽しむ余裕は平安時代の貴族に学ばなければならない。

コメント
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