山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

老爺への贈り物

2021-03-08 23:36:25 | 特産品・モノ

 先日、娘から贈り物が届いた。というのは、今年オイラが後期高齢者になったということでそれを記念してのものだ。とにかく、わが首から上の機能のトラブルが発生している。つまり、海馬がときどきストライキを起こすし、耳が遠くなったと和宮様から叱正が飛ぶし、目はますますかすみがちになるし、歯は手を抜くと血が出たり痛みが奔ったりと、さんざんだ。

        

 そんな事情を察してか、娘からまずはオムロンの「電動歯ブラシ」が宅急便で届く。生まれて初めての電動歯ブラシだった。さっそく使ってみると、確かに歯の表面はツルツルになる。まだ扱いに慣れてはいないがまじめに使用すれば効果は期待できそうだ。

        

 電動歯ブラシが贈られる前には、ライオンが発売している「クリニカ」の「しなる」歯ブラシが届いた。歯ブラシを強くブラッシングすると歯ブラシの真ん中が「カチッ」と音がして「しなる」のだ。強く磨くと歯茎を傷めたり、歯そのものを削ったりしてしまうのを警告する機能を持つ。

                     

 以前、歯医者から「歯磨きが強すぎて歯が削れていますよ」と指摘されたことがあった。そんなヒミツの情報を娘は知ってしまったのかもしれない。歯医者からは「次は入れ歯しか方法はありませんよ」と脅されているので、歯ブラシはなるべく「柔らかめ」にして、歯医者には定期的にいくようにしているが。

      

 おまけに、「不織布マスク」も届いた。表面に模様があるのがしゃれている。三層の不織布でウィルスを防御する狙いだが、「made in china」の表記はあったものの、カバーには製造元・販売元カンパニーの表記がないのがちょっぴり残念。これもすぐに使ってみたがしっかりフィットするので捨てるのはもったいない。

 オイラも初老ではなく長老になってしまったが、それをまったく認知できていない。海馬はいつもどおり正常だと言い張っているが体はかなりガタがきているのは確かだ。最近、自動車学校で「認知機能検査」を受けたところ総合点でボーダーラインすれすれだった。とりわけ、記憶力の衰えに愕然とする。

 内臓の疾患も口中のウィルスから侵されるという結果もあるので、これからは丁寧な歯磨きは必須の「ルーチンワーク」としなければならない。そんな意味からも、娘の思いやりはありがたい。好々爺にはとてもなれないけどね。

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