きょうは終日雨天だった。先日畑で畝づくりをしていたら、アリのような生きものが足元でうろうろしていた。1cmもないほどの大きさだったので、珍しいアリかもとよくわからないままカメラでぱちり。ずいぶん目が衰えてしまっている。
ゆっくり画像を見たら、白い模様のある蜘蛛だった。メスは上に卵や子グモを乗せるコモリグモ科の「ヒノマルコモリグモ」だった。
メスは茶褐色で白い斑紋もない目立たないものらしいが、この白い模様はオスだった。毛深い足にも白い模様があるのが特徴のようだ。
1973年までは毒グモ科に分類されていたという。それは、この蜘蛛が「タランチュラコモリグモ」の仲間であったことからだ。しかし、毒はないということで誤解されないよう「コモチグモ科」に分類された。それにしても、「ヒノマル」というネーミングの由来がよくわからないのが気がかりだ。