山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

原木シイタケの群生に悲鳴

2021-03-13 23:25:39 | 食彩・山菜・きのこ

 長雨がひょっこり止んだ合間にしいたけのほだ木を見に行く。するとなんと、つい数日前までは寒さに耐えるだけの様子だったシイタケがあっという間に群生していた。雨が突然だったためかシイタケの形も内容もいま一つのようだ。雨で濡れていたがシカに食べられてはいけないと目立つシイタケだけをまずは収穫する。

      

 これはほんの一部だが、ドンコのような厚みのあるつまり旨そうなものが少ない気がする。とはいっても、冬越ししたシイタケは旨いのはもちろんなので、少しの間乾燥させる。和宮様にはシイタケの一斉の群生をご報告すると「こりゃー収穫してからが大変だぞえー」と悲鳴をあげる。

               

 すぐに和宮様があまり形のよくないシイタケを炒めてくれた。しかし、食べてみるとじつに旨いのだ。シンプルに醤油と味醂で炒めたようだが、「これはけっこういけますでござりまする」と、和宮様の腕を褒める。やっぱり、採りたての旬のものはうまい。コロナの閉塞空間の中でもじっと旨味を熟成してくれたシイタケに感謝。都会ではこの経験はむずいでガスね。書を捨てスマホを捨て田舎に行くッきゃない。

コメント
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