山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ヒヨドリは渡り鳥!? 

2021-03-15 22:09:49 | 生き物

 そろそろ葉桜が見えてきた「河津ザクラ」にヒヨドリが来ていた。そういえば、樹の下にはかなり花びらが散乱していた理由がヒヨドリのせいだったのがわかった。甘いもの好きなヒヨドリは花の蜜はもちろんのこと、果物も食べてしまう百姓からは嫌われ者だ。1970年代まではヒヨドリは冬鳥の渡り鳥だった。そういえば、物心ついたころはあまりヒヨドリの姿は現在よりも少なかった気がする。それがふつうに見られるようになったのは温暖化のせいなのだろうか。

            

 ヒヨドリの生息が日本・朝鮮・東南アジアの局地範囲なので、世界的に見ればヒヨドリは貴重種ということになる。平安時代には貴族が飼育するのがはやったらしいが、ヒヨドリは飼い主の顔も識別できたということだ。しかし、他の野鳥が来ると脅したり奇声をあげたりして可愛いという声は聞かない。力による支配・脅しによる支配は人間界も同じ現象があるが、外野席から「嫌われるぞ」と言ってやりたくなる。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする