山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

梅肉エキスづくりに助っ人大活躍

2021-06-08 22:10:01 | 食彩・山菜・きのこ

 昨日収穫した梅をきょうは終日娘がかかわることとなった。例年だと和宮様が髪を振り乱して格闘してきた梅仕事だった。体調の悪い和宮様に代わって助っ人が梅仕事・梅肉エキスづくりの主役となった。

     

 きれいに洗った梅を木製の「梅割り器」で砕き、その梅から種を包丁で取り去る。こんどはその実の中身を米国製「クイジナート」のフードプロセッサーで細かく粉砕していく。日本製をしのぐ強力なモーター器具なので梅仕事には欠かせない。以前は陶器製のおろし金で延々とすりつぶしていたのだった。

    

 そして、すりつぶした梅を布に移し、それを絞って果汁を集めていく。いよいよ梅肉エキスへ接近だ。大き目の青梅500個ピッタリを潰した。若い助っ人の素早い活躍で和宮様も安心して目を細めていたご様子だった。

            

 いよいよ最後の行程となり、ホーロー鍋で煮詰めていく。気温は30度を超えている暑さなので急遽扇風機を取り出す。ここまで来ればあとは水分の蒸発を待つのみ。ただしときどき、焦げつかないようかき回したり、アクを取っていく。

 今までは三日ほどかかった梅肉エキスづくりだったが、若い助っ人の活躍で一日でゴール直前までに至った。そのうえさらに、梅仕事だけではなくその合間に洗濯物を畳んだり、食器を片づけたりそれらを進んでやっていく中身の濃さも見逃せない。そうした朝から深夜までの活躍に娘の成長を見る。

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