山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

幼体はポップアート、成体は枯葉かぁー

2021-06-29 22:39:26 | 生き物

 畑のそばでカラフルなイモムシを発見する。黒地に黄色・赤・白の極めてポップな幼虫だった。似ている模様には「セスジスズメ」という蛾にはときどき会うが、大きさが小さい。調べてみると、「ヒメエグリバ / 姫抉翅」(ヤガ科)だった。幼虫の食草の「アオツヅラフジ」は畑の周囲にいっぱいある。

    

 捕捉しようとしたら丸まってしまって防御態勢に入ってしまった。歩く姿を見たかったがこちらも作業の途中で忙しいのだ。ちょくちょくあることながら全体像は撮れなかった。また、ズーム撮影だとピンボケも少なくない。そのため、ブログに掲載できなかった記事もじつはわんさとある。

               

 成体は枯葉模様だった(画像はweb「奈良市北部・高の原の昆虫」から)。幼体の華麗さとは打って変わって地味な枯葉忍法を選ぶとはただ者ではない。外縁がえぐれているリアルが造形作家みたいだ。しかし、リンゴやナシなどの果汁が好きなので農家からは指名手配の対象にもなっているお尋ね者。このアーティストとどう付き合っていくべきかが悩ましいところだ。(2014.6.26/2019.8.22.blg参照)

コメント
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