山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ガマの術にかかる

2021-09-15 20:55:21 | 生き物

 台風の影響で週末に雨が降りそうだというので、茶樹の外縁にムラサキハナナ(オオアラセイトウ)の種を蒔いたり、実生で育てたソシンロウバイを植えることにした。ツルハシで穴を掘り、シャベルで肥料を混ぜていく。ソシンロウバイは合計で12本だった。いよいよ植えるときが来たのでシャベルを持とうとしたら、なんと。

        

 シャベルの上に「アズマヒキガエル」が鎮座していた。危うくカエルを掴みそうになった。あわてて手を引っ込めた。いないはずのカエルが突然現れたのでこれはガマの術に違いないと思った次第だ。カエルは色だけの同定は難しい。赤褐色・白・こげ茶・黒色とこんなにカラフルなヒキガエルは初めてだったかもしれない。

   

 なかなか動かないので他の作業をやっていたら突然消えていて、道路に座っていた。それがまるで瞬間移動したかのようだった。仙術か妖術か、ヤードラット星人の秘伝か。こんな短時間で移動するなんて考えられない。なかなかの達人とみた。ヒキガエルが歩いている姿は一度も見ていない。これは間違いなくガマの忍法に違いないとみた。

 ちなみに、眉毛に当たるところに「耳線」がある。ここから毒をだすのだが、いわゆる「ガマの油」はこれを言うらしい。実際は、「我馬の油」で「馬油(バーユ)」のことだったらしい。

 

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