F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

2024 ROUND 7 EMILIA ROMAGNA GP

2024年05月26日 08時17分33秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
5位 C.サインツ フェラーリ
6位 L.ハミルトン メルセデスAMG
7位 G.ラッセル メルセデスAMG
8位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
9位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
10位 角田裕毅 RB・ホンダ

 エミリアロマーニャGPです。かつて、サンマリノGPの名で行われていた、ここイモラサーキットのレース中の事故でアイルトン・セナが逝去してから30年。メモリアル・イヤーということもあり追悼のデモランなどのイベントが行われました。中でも感慨深かったのは、ベッテルが追悼デモランでブラジルとオーストリアの国旗を掲げて走ったということでしょうか。前日の予選の事故で死亡したラッツェンバーガーを弔う為に、セナはオーストリアの国旗をウイリアムズのマシンに持ち込んでいたのですが、それを実行することなく、セナ自身も事故で逝ってしまいました。そして、そういういきさつを知っていたベッテルがオーストリア国旗を掲げたという訳です。つまり、セナがやり残したことをベッテルが代わりに成し終えたということで、ベッテルもなかなか粋なことをやりますね。さて、スターティンググリッドですが、ポールはフェルスタッペン。以下、ノリス、ルクレール、サインツ、ピアストリ、ラッセル、角田裕毅、ハミルトン、リチャルド、ヒュルケンベルグと続きます。相変わらず速いフェルスタッペンがポールですが、前回優勝のノリスがコンマ1秒回にまで迫っています。一方、フェルスタッペンのチームメイトであるペレスはQ2敗退で11番グリッドという屈辱的なポジション。スタートはフェルスタッペンが順当にダッシュを決めホールショット。2番グリッドのノリスはやや遅れ、ルクレールにインを取られそうになりますがポジションを守ります。47周目、ルクレールがオーバースピードでブレーキをロックさせたのでしょうか、ヴァリアンテ・アルタのシケインでコースアウト。ショートカットする形でコースに戻りました。17周目、左コーナーが連続するリヴァッツァでのペレスや、26周目、トリッキーな右コーナーが連続するアックエ・ミネラーリでのハミルトンなどいずれもコースアウトを喫しています。ここイモラはシケインが多いとはいえ基本的に高速サーキットなので、やはりブレーキングミスによるコースアウトが多い傾向にあるのでしょうか。58周目、フェルスタッペンの1.5秒差にまで迫ってきたノリス。首位のフェルスタッペンの姿がはっきりと視界に入ってきています。ファイナルラップ、1秒を切るところまでフェルスタッペンに迫ってきたノリス。DRS圏内までもう少しというところ。しかし、フェルスタッペンも必死に逃げます。両者ともタイヤが限界にきているなか迎えたレースの結末はフェルスタッペンの逃げ切りで決着が着きました。辛くも優勝したフェルスタッペン。ミラーに映るノリスの影が次第に大きくなってくることに焦りを感じていたことでしょう。1つのミスが命取りという状況の中、王者フェルスタッペンが意地で勝利をもぎ取りました。2位はノリス。終盤フェルスタッペンとの差が詰まっていることに気が付いた時に俄然、闘志が沸いたに違いありません。王者フェルスタッペンを追い詰めましたが惜しくも捕らえることはできませんでした。もう1周あったらおそらくDRS圏内に入って逆転していたことでしょう。アップデートの効果が出てきたのか、俄然調子を上げてきたノリス。チームメイトのペレスが不振をかこっている中、今シーズンも独走と思われたフェルスタッペンですが、突如のライバルの出現に、うかうかしていられない状況となってきました。

2024 ROUND 6 MIAMI GP

2024年05月12日 07時57分25秒 | Weblog
1位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 C.サインツ フェラーリ
5位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
6位 L.ハミルトン メルセデスAMG
7位 角田裕毅 RB・ホンダ
8位 G.ラッセル メルセデスAMG
9位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
10位 E.オコン アルピーヌ・ルノー

 マイアミGPです。今年もマイアミでバイスする季節がやってきました(謎)。ところで思ったんですけど、石田純一って絶対マイアミ・バイスの真似してますよね?素足で革靴履くってあんまりしないじゃないですか。裸足で履いたら何か匂ってきそうだし、靴が傷みそうだし。相当強い憧れでもない限り、そんな非衛生的で合理的でもないことをやる必要はありませんから。と、自分の憶測で勝手な想像をしてみました。さて、スターティンググリッドですが、ポールはフェルスタッペン。以下、ルクレール、サインツ、ペレス、ノリス、ピアストリ、ラッセル、ハミルトン、ヒュルケンベルグ、角田裕毅と続きます。9番グリッドには好調のヒュルケンベルグ。スプリントでも7位入賞と一人気を吐いております。決勝での入賞に繋げることができるでしょうか?スタートはフェルスタッペンが上手くダッシュを決めてホールショット。その後ろではアウト側のサインツが伸びてきてルクレールの横から前に出てきました。更にその後ろから一発逆転を狙ったペレスがフェラーリ2台を出し抜こうとインに飛び込みます。しかし、オーバースピードで曲がり切れずにコースアウト。一方ルクレールはサインツに前に出られそうになりましたが、ポジションを取り戻しフェルスタッペンに続いて走行を続けます。そして、ターン1の立ち上がりでピアストリが加速の鈍ったサインツの隙を突いて前に出ます。ここでのオーダーは先頭がフェルスタッペン、以下ルクレール、ピアストリ、サインツ、ペレス、ノリスと続きます。2番手以下、目まぐるしく順位が入れ替わりましたが大きな混乱は無くレースは続いていきます。21周目、フェルスタッペンはシケインの出口になっているターン15を曲がり切れずにポールを弾き飛ばします。どうやらターン14の侵入でインに寄せ過ぎた為、リズムが乱れたのが原因の様です。このアクシデントでVSCの導入となり、フェルスタッペンはピットインを行いポジションを落とします。28周目、ストレートでアウト側から並びかけたマグヌッセンはラインをクロスさせてターン2でサージェントに並びかけますがサージェントが通常のラインを取ってきた為に接触。サージェントは弾き飛ばされコースアウト、ウォールに衝突し、そのままリタイアとなりました。久々のアメリカ人F1ドライバーとなるサージェントですが、残念ながらここ母国GPで完走を果たすことができませんでした。一方のマグヌッセンは再び走り始めますが10秒加算のペナルティとなります。それにしても、接触の多いマグヌッセン。このアクシデントで増々「危険なドライバー」としての負のイメージが強くなってしまったんじゃないでしょうか。このアクシデントでSCの導入となります。このタイミングでピットに入ったノリスが首位に立ちます。33周目にレース再開。ノリスは冷静にポジションを守り首位でレースを引っ張って行きます。その後、ノリスがフェルスタッペンをジワジワ引き離していく展開に。ペースの上がらないフェルスタッペン。どうやら先程シケインをショートカットした際にフロアにダメージを受けたのかも知れませんね。そして、ノリスがトップチェッカー。悲願の初優勝を遂に成し遂げました。レース中盤にピアストリが首位を走っていた際には、今回の主役はピアストリと思われましたが、まさか、この時4番手を走行していたノリスが優勝をかっさらうとは想像もしませんでした。レースっていうものは本当に面白いですね。ノリスは、これまで2位が8回。セカンドプレイスフィニッシャーというありがたくない称号とも、今回の優勝でオサラバです。レースを分析してみると、フェルスタッペンのドライビングミス、セーフティーカーの絶妙なタイミングと、自身の力が及ぶ範囲以外のところで状況が好転した訳ですが、そのチャンスを見事ものにしてポディウムの頂点に上り詰めたノリスは、優勝に値する実力のあるドライバーだったということができるでしょう。

2024 ROUND 5 CHINESE GP

2024年04月28日 06時15分16秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
3位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 C.サインツ フェラーリ
6位 G.ラッセル メルセデスAMG
7位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
8位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
9位 L.ハミルトン メルセデスAMG
10位 N.ヒュルケンベルグ ハース・フェラーリ

 中国GPです。何と2019年以来、実に5年振りの開催となります。新型コロナウイルスの影響で、延期に次ぐ延期を行っていた訳ですが遂に復活の運びと相成りました。そして、中国人初のF1ドライバー、周冠宇(ジョウ・グアンユー)にとって初の母国GPとなります。周冠宇にとってはデビュー3年目にして遂に実現した念願の母国GP。地元のファンを前にいいところを見せることが出来るでしょうか?スターティンググリッドですが、ポールがフェルスタッペン。以下、ペレス、アロンソ、ノリス、ピアストリ、ルクレール、サインツ、ラッセル、ヒュルケンベルグ、ボッタスと続きます。フロントロウは前回の日本GPに続きレッドブルが独占。その背後にアロンソが着けております。マクラーレン勢、フェラーリ勢を退けてこのポジションに着けたアロンソ。波乱の展開を予感させるグリッドとなっております。そして、ハミルトンが18番グリッド。スプリントで2位になったものの、予選ではまさかのQ1敗退。緊急事態の7冠王者、ここから巻き返しなるでしょうか?スタートはフェルスタッペンが順当にホールショット。ペレスが続きますが、アロンソがターン1の大回り部分で大外まくりのオーバーテイク。2番手にジャンプアップです。5周目、ヘアピンになっているターン6でペレスがアロンソをオーバーテイク。2番手になりポジションを取り戻します。50周目、ターン14でピアストリを仕留めるアロンソ。7番手にジャンプアップです。最後のピットストップの後11番手まで後退しましたがオーバーテイクショーを繰り広げ、ここまで挽回してきました。そして、レースの方はまたしてもフェルスタッペンの独走。レッドブル、というよりフェルスタッペンの優位が増々鮮明になってきました。2位はノリス。好調のマクラーレン、今シーズンベストのリザルトです。そして、14位は周冠宇。母国GPであり地元のここ、上海インターナショナル・サーキットで完走を果たしました。特別にホームストレートでマシンを停めることを許され、スタンドに詰めかけた大勢のファンの前で声援に応えます。本当に大勢のファンがスタンドに詰めかけています。FIAも中々粋な計らいをしますね。残念ながら入賞には至りませんでしたが、大勢のファンの声援を直接受けたことに周は大満足だったんじゃないでしょうか。

2024 ROUND 4 JAPANESE GP

2024年04月14日 07時44分34秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
3位 C.サインツ フェラーリ
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
6位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
7位 G.ラッセル メルセデスAMG
8位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
9位 L.ハミルトン メルセデスAMG
10位 角田裕毅 RB・ホンダ

 日本GPです。例年、秋に開催されていた日本GP。シーズンも終盤に差し掛かり、タイトルが鈴鹿で決まることも多く盛り上がりを見せるレースがありました。只、実際のところ、秋口というのは台風シーズンに当たり、何もそんな時期にやらなくても、と思っていたのも事実です。実際、台風の影響で日曜日に予選と決勝を行うという慌ただしいスケジュールを組まれたこともありました。そう考えると、春に日本GPを行うのはいい選択だと思います。気候が安定しているというのもあるし、何しろ桜の開花時期ですからね。桜が満開のこの時期なら、海外から来た観客も喜ぶでしょう。まさにおもてなし!日本を象徴する満開の桜の花は最高のおもてなしになるのではないでしょうか。さて、スターティンググリッドですが、ポールはフェルスタッペン。以下、ペレス、ノリス、サインツ、アロンソ、ピアストリ、ハミルトン、ルクレール、ラッセル、角田裕毅と続きます。前回勝利を逃したものの、やはりレッドブルが優勢でフロントロウ独占です。昨シーズン後半からの好調を維持するマクラーレンのノリスが3番グリッド。ダークホース。アストンマーチンのアロンソが5番グリッドに着けているのが注目すべきポイントでしょうか。母国GP、意地でQ3に進出した角田裕毅は10番グリッドです。スタートはフェルスタッペンが飛び出しホールショット。大きな混乱も無く後続のマシンがターン1、ターン2を通過していきます。と、思いきやS字の侵入でアルボンとリチャルドが接触、コースアウトしてバリアに両車とも激突しました。このアクシデントにより、オープニングラップ早々、赤旗で中断となります。再スタートもフェルスタッペンが飛び出しホールショット。後続のマシンが次々と通過していきます。「え、これリプレイですか?」と聞き返したくなるぐらい2回目のスタートも綺麗に決めたフェルスタッペン。後続を引き離して一人旅、といきたいところですがチームメイトのペレスが喰らいついていきます。26周目、背後から迫り来るペレスのプレッシャーで集中力を乱したのでしょうか。ルクレールはデグナーの出口で縁石からはみ出してコースアウト。ペレスにあっさりと先行を許します。46周目、ルクレールはストレートでチームメイトのサインツに追い付かれポジションを譲ります。ハミルトンの来シーズン、フェラーリの加入が決まりサインツが放出されることになりました。しかし、その放出されるサインツよりも残留するルクレールの成績が振るわないというのも何とも皮肉なものですね。何しろ、ここ2回のフェラーリの勝利はサインツが挙げている訳ですから。そして、レースの方はフェルスタッペンが余裕のトップチェッカー。2位にはペレスが入りレッドブルのワンツーです。前回のオーストラリアGPでの惨敗を帳消しにする様な勝利です。10位には角田裕毅が入りました。S字での果敢なオーバーテイクなど果敢な走りが観客を賑わせました。通常、鈴鹿でのオーバーテイクといえばターン1やスプーン、最終シケインがセオリーですが、予想もしないS字で仕掛けられては相手もたまったもんじゃありませんね(汗)。そして、最初のピットストップで4台のマシンを従えてピットアウトする場面が見受けられました。これで、大幅ポジションアップ。総括すると、今回の入賞はオーバーテイク、ピットのタイミングとどれか一つの要素でも欠けていたら成立していなかった訳で、全身全霊を懸けてもぎ取った入賞といえるでしょう。関係者が大絶賛するのも頷ける素晴らしい内容のレースでした。

2024 ROUND 3 AUSTRALIAN GP

2024年03月31日 06時44分08秒 | Weblog
1位 C.サインツ フェラーリ
2位 C.ルクレール フェラーリ
3位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
4位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
5位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
6位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
7位 角田裕毅 RB・ホンダ
8位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
9位 N.ヒュルケンベルグ ハース・フェラーリ
10位 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ

 オーストラリアGPです。オーストラリアGPといえば、昔は最終戦でお馴染みという立ち位置でしたが、その後、開催地が現在のアルバート・パークになってからは開幕戦として定着していました。しかし、現在は開幕戦はバーレーンに、最終戦はアブダビと中東諸国にそのポジションを譲っております。トワイライトレースが続いたせいか、オーストラリアの陽光が眩しく感じられますね。ここは、公園の池の周りを周回するコースで景観はバツグン。中東の夜景にも劣らない素晴らしい眺めのサーキットではないでしょうか。スターティンググリッドですが、ポールはフェルスタッペン。以下、サインツ、ノリス、ルクレール、ピアストリ、ペレス、ラッセル、角田裕毅、ストロール、アロンソと続きます。角田裕毅は2戦連続でQ3進出。今回は、このポジションを結果に結びつけることができるでしょうか。スタートはフェルスタッペンが上手く加速してホールショット。後続にも大きな混乱は無く、次々とマシンが通過していきます。2周目、ターン10でしょうか。大きく回り込む左の高速コーナーでサインツがアウト側からフェルスタッペンを一気にオーバーテイク。首位に躍り出ます。それにしてもサインツ、思い切り行きましたね。ここで、アウト側から一気に行くのは中々の難易度だと思います。見事なオーバーテイクでした。4周目、フェルスタッペンのマシンに異変が起こります。マシン後部から白煙が噴き出しみるみるペースが落ちていき、後続のマシンに次々と先行されていきます。そして、ピットに入る途中で黒煙が大きく噴き出しました。右リアタイヤ付近から炎が上がっています。フェルスタッペンはマシンを停めてそのままリタイア。原因はブレーキトラブルでした。連続完走記録は43でストップ。これで、足掛け3シーズンにわたって続いていた記録が途絶えることになります。それにしてもフェルスタッペンすごいですね。完走したレース全てで入賞してるってんだからオドロキです。さすが、2023年シーズンを蹂躙した圧倒的王者。すさまじい安定感です。27周目、ペレスがターン10の高速コーナーでアロンソをイン側からオーバーテイク。5番手に浮上です。本来ならばフェルスタッペンの代わりに首位を走っていなければならない立場ですが、なかなかペースが上がらない様です。ファイナルラップ、ターン6でラッセルがクラッシュです。アロンソを追っていたラッセルですが、急に車間距離が詰まって焦ったラッセルはブレーキをロックさせます。アウト側に飛び出してそのままクラッシュしました。ラッセルはグラベルの上で懸命にステアリングを修正しますが、間に合わずバリアに激突します。この件に関しては、アロンソがブレーキテストを行ったとの疑惑が持たれています。ラッセルは「100メートル手前で急ブレーキをかけた」と証言。アロンソも早目にブレーキをかけたことを認めています。ただ、アロンソとしてはラッセルを抑え込む為に早目にブレーキをかけたと主張しています。実際、アロンソは2005年のサンマリノGPでシューマッハを抑え込む為に、同様のことをしていました。只一つ言えるのは、悪意は無いにせよ、この行為がラッセルのアクシデントを誘発したのは間違いありません。アロンソは6位でフィニッシュしたものの、20秒加算のペナルティを受けて8位に降格しました。このアクシデントを受けて、バーチャルセーフティーカーの状態のままチェッカーが降られレースは終了。サインツがトップチェッカーで自身のキャリア3勝目となる勝利を手にしました。フェルスタッペンが勝利を逃した時にはサインツが勝利をもぎ取っていますね。この男、何か持っているに違いありません。その反面、昨シーズンのラスベガスGPではマンホールの蓋が直撃するという不運にも見舞われているのも確かですが(汗)。そして、2位はルクレール。フェラーリは2022年のバーレーンGP以来、2年振りのワンツーとなります。今回、フェラーリにとっては最高の結果となりましたが、序盤のレース展開をみる限り、フェルスタッペンの優位は揺るぎない様に思います。スタート直後からブレーキが引っ掛かった状態だったといいます。その状態でレースをリードしていたのですから、トラブルが無ければフェルスタッペンが勝っていたのは間違い無いでしょう。フェラーリはフェルスタッペンを相手に、今後も厳しい戦いを強いられるのではないでしょうか。

2024 ROUND 2 SAUDI ARABIAN GP

2024年03月24日 07時14分13秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
5位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
6位 G.ラッセル メルセデスAMG
7位 O.ベアマン フェラーリ
8位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
9位 L.ハミルトン メルセデスAMG
10位 N.ヒュルケンベルグ ハース・フェラーリ

 サウジアラビアGPです。スターティンググリッドはポールがフェルスタッペン。以下、ルクレール、ペレス、アロンソ、ピアストリ、ノリス、ラッセル、ハミルトン、角田祐毅、ストロールと続きます。大ベテラン、アロンソがレッドブルのペレスに肉薄する速さをみせ4番グリッド。その背後には、マクラーレン勢とメルセデス勢が続きます。尚、フェラーリのサインツは虫垂炎の手術により欠場。代役としてリザーブドライバーのオリバー・ベアマンが11番グリッドに着けております。スタートはフェルスタッペンが好ダッシュをみせ2番グリッドのルクレールに先行します。イン側をブロックしつつターン1に突入、ホールショットです。行き場を失って加速が鈍ったルクレールに対して3番グリッドのペレスがアウト側から被せてきます。ターン3のアウト側のクッションに接近しながらも並走。ターン4でインを奪い、ルクレールはポジションを死守します。4周目、ストレートでルクレールの後ろに着いたペレスはターン1でルクレールのインに入ってオーバーテイク。ルクレールのブロックにもかまわず突っ込みました。これで2番手にジャンプアップ。早くもレッドブルのワンツー体制となります。オープニングラップでポジションを死守したルクレールですが、ペレスにポジションを受け渡す結果となってしまいました。29周目、角田裕毅はターン1でマグヌッセンのインに入ります。しかし、マグヌッセンンは負けじと横並びでターン1からターン2にかけて進んでいきます。角田裕毅はアウト側に追いやられ後退します。加速の鈍った角田裕毅をオコンがすかさずオーバーテイク。その後、アルボンにも先行を許し、ポジションを大きく後退させることになります。そして、レースの方はフェルスタッペンが余裕のトップチェッカー。2位にはペレスが入りました。これで、レッドブルは開幕戦から続けてワンツーフィニッシュ。今シーズンもレッドブルの優位が揺るぎないことを予想させる結果となっております。

2024 ROUND 1 BAHRAIN GP

2024年03月17日 07時24分28秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
3位 C.サインツ フェラーリ
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 G.ラッセル メルセデスAMG
6位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
7位 L.ハミルトン メルセデスAMG
8位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
9位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
10位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス

 バーレーンGPです。開幕戦です。スターティンググリッドはポールがフェルスタッペン。以下、ルクレール、ラッセル、サインツ、ペレス、アロンソ、ノリス、ピアストリ、ハミルトン、ヒュルケンベルグと続きます。レッドブルやメルセデスはドライバーによって差が出ていますね。アロンソが6番手に着けているのが気になるところです。今シーズンも台風の目となるでしょうか?スタートはフェルスタッペンがダッシュしてイン側に寄って後続を牽制します。アウト側からルクレールが被せてきますが、フェルスタッペンはポジションを守ってホールショット。後方ではストロールとヒュルケンベルグ、ボッタスの3台が絡む接触が発生しています。6周目、ターン6でルクレールはブレーキをロックさせ、アウト側に膨らみます。ペレスはこれを見逃さず、続くバックストレートでルクレールをオーバーテイク。3番手にジャンプアップです。11周目、サインツがルクレールをメインストレートでオーバーテイク。4番手にジャンプアップです。ペースの上がらないルクレール、ジワジワとポジションを下げております。46周目、ターン10でラッセルがコースを外れオーバーラン。エスケープゾーンで加速しながらコースに戻っていきます。背後にいたルクレールが続くホームストレートで加速の鈍ったラッセルをオーバーテイク。4番手にジャンプアップです。タイヤ交換をして状態が良くなったのかルクレール、ペースを上げてきました。そして、レースの方はフェルスタッペンがブッチギリのトップチェッカー。2位のペレスに20秒以上の差をつけています。2位はペレス。5番グリッドスタートながら次々と前車をオーバーテイクし順当にポジションを上げてきました。走りに安定感があり、安心してみていられましたね。レッドブルワンツーとはいえ、フェルスタッペンとの差は歴然。今後、この差を埋めていくことは出来るのでしょうか?レース終了後、角田裕毅が敵意を剥き出しにしてリチャルドをオーバーテイクするという場面がみられました。チームの指示でリチャルドにポジションを譲ったのですが、リチャルドはマグヌッセンを捕らえることができないままレースが終了しました。せっかく譲ったのに抜けなかったんじゃ意味無いじゃん!ということだったのでしょう。あの感じからすると相当イライラしていたのは間違いありません。これが発端となって、リチャルドとの仲が険悪にならなければ良いのですが…。

2023 ROUND 22 ABU DHABI GP

2023年12月03日 07時16分52秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 C.ルクレール フェラーリ
3位 G.ラッセル メルセデスAMG
4位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
5位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
6位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
7位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
8位 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ
9位 L.ハミルトン メルセデスAMG
10位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス

 アブダビGPです。最終戦です。スターティンググリッドはポールがフェルスタッペン。以下、ルクレール、ピアストリ、ラッセル、ノリス、角田裕毅、アロンソ、ヒュルケンベルグ、ペレス、ガスリーと続きます。何とデビューイヤーのピアストリが3番グリッド。角田裕毅は自己ベストの6番グリッド、8番グリッドにはQ3進出を果たしたヒュルケンベルグが着いております。上位入賞で”SUPER NICO”の称号を得ることができるでしょうか?スタートはイン側を窺うルクレールをフェルスタッペンがアウト側から一気に被せてホールショット。このままフェルスタッペンのリードになるかと思われましたが、今日のルクレールは一味違います。フェルスタッペンの後ろに食い下がって何度も攻め立てます。しかし、フェルスタッペンは冷静に対処。決定打を得られず、フェルスタッペン、ルクレールのオーダーでレースは進行していきます。ファイナルラップ、左のきつ目のコーナーでハミルトンは角田裕紀のインに入りオバーテイクします。が、その時にハミルトンは、アウト側にマシンを膨ませます。その隙を突いて角田裕紀が抜き返しポジションを取り戻しました。この攻防戦が目に留まったのか、角田裕紀は初のドライバー・オブ・ザ・デーを獲得します。そして、レースの方はフェルスタッペンがブッチギリのトップチェッカー。フィニッシュ後は打ち上げ花火を背景にドーナツターンを披露する余裕を見せつけました。2位はルクレール。序盤、首位のフェルスタッペンを攻め立てるも今一つスピードに欠け、攻略はなりませんでした。終盤、ラインを譲ってペレスを先行させるという謎の行動に出ましたが、ペレスのペナルティのおかげでリザルトは2位となっております。序盤でフェルスタッペンの前に出ていたら、また違った展開となっていたことでしょう。3位はラッセル。序盤ピアストリを攻略し上位に進出。終盤、ペレスにオーバーテイクされますが、ペレスのペナルティの関係で3位フィニッシュ扱いとなっております。同僚(ハミルトン)が不振をかこう中、一人奮闘しました。4位はペレス。9番グリッドながらバトルを展開しオーバーテイクを連発。2番手でフィニッシュしましたが、ノリスをオーバーテイクする際に接触し、課された5秒ペナルティにより4位フィニッシュの扱いとなっております。ペレスは来シーズンの去就が取り沙汰されていますが、今回の闘争心溢れるバトルを見る限りでは、全然心配無い様に思います。さて、今シーズンの総括とまいりましょう。まずフェルスタッペン。序盤戦のサウジアラビアGPとアゼルバイジャンGPはペレスに譲ったものの、その後は強さを発揮。連勝街道を突っ走ります。シンガポールGPで突然失速しますが、その後は速さを取り戻し最終戦まで連勝を続けます。全22戦中19勝。何と勝率は8割を越えています。圧倒的強さでシーズンを席捲したフェルスタッペン。文句なしのチャンピオンです。続いてペレス。序盤に2勝したもののその後はフェルスタッペンに後れを取ることが多くなり、次シーズンに向けてペレスの続投を疑問視する声が出始めました。が、最終戦のレース内容をみる限り、ペレスにはまだまだ闘争心があり、レッドブルにのシートに収まる資格はある様に思います。次はハミルトン。要所要所で強さを発揮するあたりはハミルトンの底力を感じさせるものでした。ポディウム登壇回数もそこそこあるものの、勝利に絡むこともなく、地味な印象のシーズンに終わってしまった感があります。そしてアロンソ。シーズン開幕から6戦連続でポディウムに登壇するという活躍振り。ランキングも2番手に着け、これはシーズンを席捲するのか?と思われましたが、中盤戦から失速。開発力に差がある故でしょうか。他チームの後塵を拝する様になります。とはいえ、フェラーリドライバー2人を抑えてのランキング4位は立派。2位フィニッシュも3回とアロンソの存在感を感じさせるシーズンとなりました。ルクレール。序盤戦はイマイチでしたが、中盤戦から速さを取り戻し、ポールポジションを獲得するなど優勝争いに絡むことが多くなりました。ですが、一歩及ばず。今シーズン未勝利に終わっております。ノリス。中盤戦のアップデートが効いたのか、突如上位グリッドの常連となります。2位フィニッシュが6回と大活躍。残すは優勝、なのは自身が一番理解しているところでありましょう。自身のベストシーズンとなりました。サインツ。今シーズン、レッドブル以外で勝利した唯一のドライバーです。レッドブルが失速した機を逃さず見事勝利をものにしました。ランキングでは上位にいるルクレールは未勝利に終わった訳ですが、サインツがオイシイところをかっさらっていった、というところでしょうか。ヒュルケンベルグ。NICO IS BACK! 3シーズン振りのフル参戦となりました。ミック・シューマッハに代わってベテランの起用として抜擢です。ミックはクラッシュしてマシンを大破させることが多く、特にハースの様な予算の厳しいチームでは大打撃となるので、放出せざるを得なかったのでしょう。シューマッハの名がF1から消えるのは惜しいですが仕方ありません。ともかく、フル参戦ドライバーとして復帰したヒュルケンベルグ。もちろん、目指すはアレ、ポディウムでしょう。ヒュルケンベルグは100戦以上参戦していてポディウム登壇をしていないという不名誉な記録を持っています。しかし、いかんせんハースの戦闘力が不足しており苦戦を強いられます。ハイライトは、オーストリアGP。雨のスプリントレースで一時2番手を走行、ファステストラップを獲得した時でしょうか。この時の決勝はリタイア。残念ながら悲願達成はなりませんでした。そして、日本期待の星、角田裕毅!今シーズンはファステストラップ獲得に、ドライバー・オブ・ザ・デーを受賞と大いに躍進したシーズンとなりました。バトルの際も、例えオーバーテイクされたとしても隙あらば抜き返す等、ドライバーとしても成長している様に思います。さて、レッドブル、ていうかフェルスタッペンが席捲した2023年シーズン。1戦を除いてレッドブルが勝利するという未曽有の強さを発揮しました。もう、「席捲」というよりは「蹂躙」という表現がピッタリきそうですね(汗)。2021年まではメルセデスが圧倒的な強さを誇っていた訳ですが、誰がこの展開を予想しえたでしょうか?まあ、それでもアロンソやノリスの躍進等、見どころはありましたので、退屈ということにはならなかったのが救いでしょうか。

2023 ROUND 21 LAS VEGAS GP

2023年11月26日 06時57分26秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 C.ルクレール フェラーリ
3位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
4位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
5位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
6位 C.サインツ フェラーリ
7位 L.ハミルトン メルセデスAMG
8位 G.ラッセル メルセデスAMG
9位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
10位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス

 ラスベガスGPです。スターティンググリッドはポールがルクレール。以下、フェルスタッペン、ラッセル、ガスリー、アルボン、サージェント、ボッタス、マグヌッセン、アロンソ、ハミルトンと続きます。何とアルピーヌのガスリーが4番グリッド。ウイリアムズのアルボンとサージェントが5番、6番グリッドと続きます。珍しい面子が上位に進出しています。コーストの相性が良かったのでしょうか。いつもとは違うレース展開に期待を持たせます。スタートは2番グリッドのフェルスタッペンがインからルクレールの横に並び2台揃ってターン1に向かっていきます。一歩も引かない2台は揃ってコースアウト。イン側のフェルスタッペンはすぐにコースに復帰。ルクレールも続いてコースに復帰。フェルスタッペンがホールショットで、レースをリードしていきます。後方ではアロンソが単独スピン。更に、その後方ではサインツとハミルトンが接触。サインツがスピンを喫しております。16周目、ルクレールがターン14でフェルスタッペンをオーバーテイク。首位に返り咲きです。タイヤが限界を迎えたフェルスタッペンはそのままピットイン。同時に、スタート時にルクレールを押し出した過度で課された5秒のペナルティを消化します。32周目、ターン14でペレスがルクレールをオーバーテイク。スタートの混乱で最後方に下がったペレスですが、何と首位にまで上り詰めてきました。35周目、同じくターン14でルクレールがペレスをオーバーテイク。首位を奪い返します。37周目、ペレスをオーバーテイクして2番手に上がっていたフェルスタッペンがルクレールを同じくターン14でオーバーテイク。首位に返り咲きます。43周目、ルクレールがターン14でブレーキをロックさせてオーバーラン。その隙にペレスが2番手にジャンプアップ、レッドブルのワンツー態勢となりました。レースはこのまま終わるかと思われましたが、ファイナルラップの50周目、ストレートでペレスの背後に着いたルクレールは一気に加速してターン14でペレスをオーバーテイク。虚を突かれたのかペレス、ブロックをする暇もありませんでした。そして、ルクレールはレッドブルのワンツーを阻止する形で2位でフィニッシュ。3位のペレスは2レース連続でファイナルラップに順位を落とすことになり、悔しい結果となりました。一時は順位を落としていたフェルスタッペンが結局のところ貫禄勝ちとなったラスベガスGP。とはいえ、カジノのルーレットの中で回転するボールの様にコロコロと首位が入れ替わる展開に、久々に首位争いを引っ掻き回す存在となったルクレールと、レースの展開自体は面白いものとなったのではないでしょうか。

2023 ROUND 20 SAO PAULO GP

2023年11月12日 07時52分52秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
3位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
4位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
5位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
6位 C.サインツ フェラーリ
7位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー
8位 L.ハミルトン メルセデスAMG
9位 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ
10位 E.オコン アルピーヌ・ルノー

 ブラジルGPです。スターティンググリッドはポールがフェルスタッペン。以下、ルクレール、ストロール、アロンソ、ハミルトン、ノリス、サインツ、ラッセル、ペレス、ピアストリと続きます。フォーメーションラップ、ルクレールが油圧トラブルからコントロールを失いスピンしてコースアウト、クラッシュ。レースを走らずしてリタイアという波乱の幕開けです。スタートはフェルスタッペンが大きくダッシュしてホールショット。後方ではヒュルケンベルグとアルボンが接触。そのあおりでコントロールを失ったアルボンがマグヌッセンと接触。アルボンとマグヌッセンはコースアウトしてクラッシュ、リタイアとなります。このアクシデントを受けてセーフティーカーの導入後、赤旗中断。再スタートはまたもフェルスタッペンが好ダッシュを見せてホールショット。後方に混乱は無くフェルスタッペンがレースをリードしていきます。レースも終盤に差し掛かった70周目、ペレスがターン1でアロンソをオーバーテイク。普通ならこれで順位は確定するところですが、今回はそうはいきません。続く71周目、ファイナルラップ。アロンソは最終コーナー立ち上がりから一気にストレートで差を詰めます。ターン4でイン側にブロックするペレスをアウト側から大外まくり。ポジションを取り返します。もう決まりだと思い油断したのでしょうかペレス。アロンソの先行を許しました。ポジションを取り戻すべくペレスは最後の最後までアロンソを攻め立てます。フィニッシュ直前にストレートで並びかけたものの0.05秒差でアロンソに及びませんでした。レースの方はフェルスタッペンがノリスの追撃を振り切りトップチェッカー。今シーズン17勝目を挙げました。2位はノリス。序盤フェルスタッペンに迫る場面があったものの、その後はフェルスタッペンにペースをコントロールされ追い付くことはできませんでした。3位はアロンソ。終盤ペレスにオーバーテイクされたもののベテランの意地を見せ抜き返し、久々のポディウム登壇となりました。