F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

ROUND 12 EUROPEAN GP

2008年08月28日 21時39分25秒 | Weblog
1位 F.マッサ フェラーリ
2位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
3位 R.クビサ BMWザウバー
4位 H.コバライネン マクラーレン・メルセデス
5位 J.トゥルーリ トヨタ
6位 S.ベッテル トロロッソ・フェラーリ
7位 T.グロック トヨタ
8位 N.ロズベルグ ウイリアムズ・トヨタ

 今シーズンのヨーロッパGPは初開催のバレンシア市街です。地中海に面した港町で、クルーザーが所狭しとあちこちに係留されている様子はまんまモナコといった感じですね。コースの様子はというと、海から離れた区間はコンクリートに囲まれた市街地コース。なんか、昔アメリカGPが開催されていたフェニックスを彷彿とさせるものがあります。全く新しいコースなのにどこかで見た覚えがある~、みたいな。これって、デジャヴですか?!まあ、冗談はともかく、これは単に偶然が重なっただけだとは思うんですけどね。さて、レースの方なんですが、中嶋一貴やってもーた!オープニングラップで一貴が地元の英雄アロンソに追突!どうやら前方で混雑していたところに突っ込んでしまった様なのですが。アロンソはピットインして修理を試みますが、程なくして修理不可能だということが判ると、マシンを降りてこのレース第1号のリタイアとなりました。古い話で失礼ですが、自分はこのシーンを観て1990年のブラジルGPで、これまた地元の英雄アイルトン・セナと中嶋悟が接触してしまったシーンを思い出してしまいましたよ。親子して地元の英雄と接触してしまうとは!ちなみにブラジルGPの時、セナは無事完走して3位表初台を獲得しました。しかし、悲願の地元優勝を逃してしまったということで、セナはかなり落ち込んでいた様に思います。さて、レースに勝ったのはマッサなのですが、ピットレーンでスーティルと接触しそうになった過度で、レース後審議の対象となり1万ユーロの罰金処分を食らっています。後味の悪い結果となってしましたが、当の本人はレース後のパルクフェルメで非常に嬉しそうに勝利のポーズを決めていました。パーフェクト・ウィンを飾ったマッサとは対照的に残念な結果となってしまったのがライコネン。ピットストップの際、給油作業が終わっていないにも拘らずスタートしてしまい、ホースマンが引っ張られて転倒するという場面が見られました。フェラーリはロリポップを使用しておらず、これが今回の事故に繋がったというのが大勢の見方です。ライコネンのマシンはその後エンジンから大量に白煙を噴いてリタイア。踏んだり蹴ったりのレース内容となってしまいました。

ROUND 11 HUNGARIAN GP

2008年08月06日 23時56分23秒 | Weblog
1位 H.コバライネン マクラーレン・メルセデス
2位 T.グロック トヨタ
3位 K.ライコネン フェラーリ
4位 F.アロンソ ルノー
5位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
6位 N.ピケJr. ルノー
7位 J.トゥルーリ トヨタ
8位 R.クビサ BMWザウバー

 さて、やってきました。夏の風物詩、ハンガリーGPです。今回、表彰台の真ん中には見慣れない人物が………。そう、ついにやりました、コバライネン初優勝です!終盤、先頭を走っていたマッサがエンジントラブルでリタイアするという、ぶっちゃけタナボタの優勝なのですが、そんなことは気にしちゃいけません。その時、勝てる位置を走っていたドライバーが偉いのです。喜びを噛み締める様に右手でガッツポーズを決めるコバライネン、本当に嬉しそうです。そして、表彰台にはさらに見慣れない顔が………(またかい)!トヨタのグロック、F1復帰直後のシーズンで初の表彰台をゲットです。序盤から常に入賞圏内を走行。終盤、ファステスト・ラップを連発するライコネンに迫られるもポジションを守り切りました。さてこのレース、一番ツイてなかったのはフェラーリですね。ラスト3周、それまで先頭を走っていたマッサがエンジンブローでまさかのリタイア。ライコネンはファステストを叩き出すも、予選順位が祟ってか思う様に順位を上げられず。まあ、追い越しが困難なこのオンガロリンクではしょうがないんですけどね。それでも、終盤2番手を走行するグロックに迫ることは出来たのですが、車体後部にトラブルが出てペースを落とさざるを得なくなりました。フェラーリの2台は、その速さを生かし切ることなく、不本意な形でレースを終えることになってしまい実に残念な結果となっております。