F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

2023 ROUND 2 SAUDI ARABIAN GP

2023年03月26日 07時29分06秒 | Weblog
1位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
3位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
4位 G.ラッセル メルセデスAMG
5位 L.ハミルトン メルセデスAMG
6位 C.サインツ フェラーリ
7位 C.ルクレール フェラーリ
8位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
9位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー
10位 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ

 サウジアラビアGPです。スタートは2番グリッドのアロンソの出だしが良くポールのペレスを抑えてホールショット。レースはアロンソが先頭になって後続を引っ張って行く展開となります。しかし早くも4周目、ターン1でペレスがアロンソをオーバーテイク、首位に返り咲きます。とはいえアロンソ、ペレスのリードを許すこと無く、後ろに後に張り付いて周回を重ねます。23周目、ターン25でフェルスタッペンがラッセルをオーバーテイク、15番グリッドスタートながら表彰台圏内まで上り詰めてきました。25周目、ターン1でフェルスタッペンはアロンソをオーバーテイク、これでレッドブルのワンツー体制となります。尚、この時アロンソは悪あがきをすることなく、すんなりとフェルスタッペンを前に行かせました。さすが、達観してるというか、抜かれるのがわかっているのなら無駄にマシンを左右に振ってタイヤを消耗させる必要は無い、と判断したのでしょう。破竹の勢いのフェルスタッペン、残るターゲットはチームメイトのペレスだけという状況です。しかしペレスもさる者、ペースを上げてフェルスタッペンの追随を許しません。ていうことは何ですか?今まではマシンを温存する為にペースを抑えていたということになりますね。三味線を弾いていたペレス、フェルスタッペンの猛追によりペースを上げて逃げにかかります。そして、レースの方はペレスが逃げ切ってトップチェッカー。自身のキャリア初となるポール・トゥ・フィニッシュです。「今までは本気を出していなかっただけ」という感のあるペレス。本気を出したペレスのフェルスタッペンとのタイトル争いの今後の展開が楽しみになってきました。そして、3位はアロンソ。レッドブルに次ぐこのポジションが定位置となりつつあるのは、もはや誰もが認めるところ。アロンソの実力をもってすればアストンマーチン初の優勝も十分あり得るでしょう。タイトル争いにどう絡んでくるかも見所ですね。伏兵で最年長のアロンソがレースを引っ掻き回しています。昨シーズンの時点で誰がこの展開を予想し得たでしょうか?レギュレーションが大きく変わった昨シーズン同様の地殻変動が起こっているとも言える今シーズンの展開。アロンソとペレス、二人のベテランがタイトル争いを引っ張っていくのでしょうか?乞うご期待です。

2023 ROUND 1 BAHRAIN GP

2023年03月12日 09時56分16秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
3位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
4位 C.サインツ フェラーリ
5位 L.ハミルトン メルセデスAMG
6位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
7位 G.ラッセル メルセデスAMG
8位 V.ボッタス アルファロメオ・フェラーリ
9位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー
10位 A.アルボン ウイリアムズ・メルセデス

 NICO IS BACK! ニコ・ヒュルケンベルグ。遂にあの男が帰ってきました。ルノーを離れた2020年以降は代打屋としてスポット参戦していましたが、そんな不遇もこれまでです。ハースから正ドライバーとして復帰。奇しくも、マグヌッセンとベテランの復帰組同士でのコンビを組むことになりました。復帰後のヒュルケンベルグがどこまでやれるか注目ですね。さて、開幕戦のバーレーンGPです。スタートはフェルスタッペンの出だしが良くホールショット。ペレスは僅かに出遅れルクレールに先行されます。13周目、アロンソはターン4でラッセルをオーバーテイク。ブロックするラッセルに対して、手前のターン1~3をクロス気味に通過した後前に出ました。その後もラッセルは食らいついて来ますが、アロンソはこれを振り払い5番手にジャンプアップです。17周目、アロンソはブロックするボッタスをターン4でアウト側からオーバーテイク。26周目、ターン1でペレスがルクレールをオーバーテイク。ポジションを奪い返し、レッドブルのワンツー体制となります。37周目、アロンソはターン4でハミルトンの前に出ますが、ブレーキングで突っ込み過ぎて立ち上がりが苦しくなったのか、すぐさまハミルトンに抜き返されます。38周目、アロンソはハミルトンに再びアタックをかけます。ターン9に向けてブロックするハミルトンに対してアロンソはターン9でラインをクロスさせて続くターン10でイン側からオーバーテイク。難敵ハミルトンを仕留めることに成功しました。41周目、ルクレールがマシントラブルでマシンを止めます。45周目、アロンソが必死に逃げるサインツを追い詰めます。後ろから左右にマシン並びかけさせ揺さぶりをかけます。そんなアロンソのプレッシャーに屈したのか、サインツはターン9でブレーキをロックさせました。これを見逃さなかったアロンソ。ターン10の立ち上がりで並びかけターン11でオーバーテイク。遂にポディウム圏内の3番手にジャンプアップです。そして、レースの方はフェルスタッペンは余裕の一人旅で開幕戦を制しました。2位にはペレスが続きレッドブル、開幕戦でワンツーフィニッシュと幸先の良いスタートを切れました。そして3位はアロンソ。バトル巧者のベテランらしい、巧みなオーバーテイクを繰り返しこのポジションまで這い上がってきました。アロンソ祭りとも言えそうな、今回のレースでは戦い切った感があり、また自力でもぎ取ったリザルトということもあり、ポディウムでは本当に嬉しそうでした。チームメイトのストロールも、コース上でラッセルをオーバーテイクするなど活躍をみせています。今シーズン、アストンマーチン旋風が吹くのでしょうか?乞うご期待です。