F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

ROUND 10 GERMAN GP

2008年07月26日 21時51分14秒 | Weblog
1位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
2位 N.ピケJr. ルノー
3位 F.マッサ フェラーリ
4位 N.ハイドフェルド BMWザウバー
5位 H.コバライネン マクラーレン・メルセデス
6位 K.ライコネン フェラーリ
7位 R.クビサ BMWザウバー
8位 S.ベッテル トロロッソ・フェラーリ

 さて2年振り、ホッケンハイムに戻ってきたドイツGPです。しかし、改修前のホッケンハイムを知っている人にとっては、現在のレイアウトは何ともビミョーな形をしていますね。以前は、細長い楕円をシケインで繋いだ様なレイアウトで、超ハイスピードサーキットでした。2001年、ヘルマン・ティルケの手により現在のレイアウトに変更されることに。そのレイアウトなんですが、簡単に表現しますと細長い楕円を斜めにスパーン!と切断した様な形になっています。ハイスピード・セクションもスッパリ切り捨てられてしまいました。オストカーブでの競り合いが懐かしいですね、トホホ………。さて、そのドイツGPですが、ハミルトンがきました!前回のイギリスGPに続き2連勝、ランキングトップに返り咲きです。マクラーレンとしてみれば2戦連続母国GPが続く様なもので、ハミルトンは見事にチームの期待に応えたという訳です。なかなかオイシイところを持っていきますね(笑)。さて、2位には何と!ピケJr.が入りました!今まで親の七光り野郎とか、さんざん言われてきましたが、今回の表彰台ゲットで周りを見返すことが出来そうです。さて、喜びに沸くピケJr.ですが、そこに水を差す人物が。それは誰であろう、チームメイトのアロンソその人です(爆)。「ピケJr.の表彰台は運が良かっただけ」とアッサリ切り捨てております。まあ、確かにセーフティーカー導入のタイミングや、チームの好判断等ピケJr.を助けたファクターは多々ありますが、もう少し後輩の活躍を祝ってやってもいいのではないかと。とはいえ、他にも同じ様な見解の人がいたりしまして、ウェーバーなんかはピケJr.の表彰台に好意的な見方をしてはいるものの、「セーフティーカーのルールはジョーク」と、こちらもバッサリと切り捨てております(爆)。つまり、運が結果を大きく左右させる様なルールはケシカランという訳なんですね。初表彰台の喜びに沸くピケJr.ですが、皮肉にもセーフティーカーのルールに一石を投じる結果になってしまいそうです。

ROUND 9 BRITISH GP

2008年07月10日 23時15分05秒 | Weblog
1位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
2位 N.ハイドフェルド BMWザウバー
3位 R.バリチェロ ホンダ
4位 K.ライコネン フェラーリ
5位 H.コバライネン マクラーレン・メルセデス
6位 F.アロンソ ルノー
7位 J.トゥルーリ トヨタ
8位 中嶋一貴 ウイリアムズ・トヨタ

 いや~スゴかったですね、イギリスGP!モナコGP以来のウェットのレースとなりましたが、荒れに荒れました。そんな荒れたレースを制したのはハミルトン!スタートは4番グリッドでしたが完璧なスタートを決め、ポールシッターのコバライネンの前に躍り出ます。直後、コバライネンに抜き返されますが、明らかにハミルトンのペースの方が速く、程なくして先頭に踊り出ました。その後、ライコネンが後方から猛チャージをかけてきます。最初のピットインでは2台同時に入りますが、タイヤ交換をしなかったライコネンがハミルトンの前に出られてしまいました。これはイタい!更にイタかったのが直後に強さを増してきた雨。タイヤ交換をしていなかったライコネンはズルズルと後退していきます。ここでのタイヤ交換の有無が勝負を左右したといっていいでしょう。ハミルトンは最終的に2位のハイドフェルドに1分以上の大差をつけて先頭でチェッカー。一方チームメイトのコバライネンは自身のキャリア初となるポールポジションからのスタートでしたが、2回のスピンでズルズルと後退、4位入賞と残念な結果に終わっています。さて、このイギリスGPで一番目立ったのはバリチェロではないでしょうか?雨の強まった中盤にエクストリームウェットに交換。スタンダードウェットのマシンよりも10秒以上速いラップタイムで一気に3番手に浮上!その後も変化する雨脚に上手く対応しながら、実に2年半振りにの表彰台をキメました。バリチェロは雨のモナコでも入賞しており、いかにもベテランらしい巧いレース運びをみせていますね。そして、もう一人忘れてならないのが中嶋一貴!こちらも雨のモナコと今回のイギリスGPにもキッチリ入賞しているんですね。さすが、「雨の中嶋」の息子だけありますね(爆)。今シーズンからトラクション・コントロールが無くなったせいかスピンするマシンが多かったですね。まるでレーシング・カートのレースを観ているかの様でした。こういう状況の中で、本当に上手いドライバーというのが見えてくるのかも知れませんね。