F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

2023 ROUND 5 MIAMI GP

2023年05月14日 08時15分41秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
3位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
4位 G.ラッセル メルセデスAMG
5位 C.サインツ フェラーリ
6位 L.ハミルトン メルセデスAMG
7位 C.ルクレール フェラーリ
8位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー
9位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
10位 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ

 マイアミGPです。スタートはポールのフェルスタッペンがホールショット。大きな混乱は無く、アロンソを始め、後続のマシンが通過していきます。4周目、マグヌッセンがルクレールを追い立てます。その後方からはフェルスタッペンが迫っており、最終コーターを立ち上がると一気に加速して2台とも抜き去ってしまいます。これでフェルスタッペン、一気に2つ順位を上げて6番手です。逆にルクレールは順位を2つ下げて8番手に後退です。その後もフェルスタッペンの勢いは止まることなく、ガスリー、ラッセル、サインツ、アロンソと次々に料理していきます。ええ、他のマシンがモブキャラに見えるぐらいの勢いで事も無げに抜いていきましたね(汗)。47周目、ついに首位のペレスに追い付いたフェルスタッペン。バックストレートでペレスの背後に付きますが、最終コーナーでイン側にブロックされてオーバーテイクならず。スタート/フィニッシュラインを越えてターン1でもイン側にブロックするペレス。しかし、フェルスタッペンは大外でペレスをオーバーテイク。両者とも譲らないスリリングなバトルでしたが勢いに勝るフェルスタッペンに軍配が上がりました。チームメイトのペレス、ささやかどころではない抵抗をみせましたが、フェルスタッペンを抑え切ることはできず。これで、前回アゼルバイジャンとは逆の、フェルスタッペンが先頭でのレッドブル、ワンツー体制となります。そして、フェルスタッペンはその勢いのままトップチェッカー。今シーズン3勝目、ドライバーズ選手権でも首位をキープしています。2位はペレス。終盤まで首位をキープしていましたが、フェルスタッペンにその座を奪われることに。ここマイアミでヴァイスできずに不完全燃焼で終わってしまいました。3位はアロンソ。何と開幕から5戦中4戦で3位ポディウム。バツグンの安定感です。この調子なら、条件さえ整えば充分に優勝するチャンスはあるでしょう。長らく勝利から遠ざかっているアロンソですから、アロンソ自身が最も勝利を渇望している筈。既に今シーズン、アロンソ旋風が吹き荒れていますが、今後とも活躍が続くことは間違いないでしょう。さて、「フェルスタッペン祭り」とも言える様相を呈していた今回のマイアミGP。予選で9位になったのはオーバーテイクショーを見せるための演出だったんじゃないかと勘繰ってしまうほどですよ。見事ここマイアミでヴァイスしたフェルスタッペン。今後もこの勢いのまま、選手権争いをを席捲することになりそうですね。

2023 ROUND 4 AZERBAIJAN GP

2023年05月06日 07時38分11秒 | Weblog
1位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
5位 C.サインツ フェラーリ
6位 L.ハミルトン メルセデスAMG
7位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
8位 G.ラッセル メルセデスAMG
9位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
10位 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ

 アゼルバイジャンGPです。スタートはルクレールがホールショット。以下、大きな混乱は無く後続車が続いていきます。ルクレールはフェルスタッペンを従えて先頭をひた走りますが、ギャップを広げるまでには至らず。4周目、ターン1に向かうホームストレートでルクレールを射程距離に入れたフェルスタッペンは、ターン1手前でルクレールの前に出て先頭に躍り出ます。6周目、続いてペレスがホームストレートでルクレールのイン側に入りターン1でオーバーテイク。これで、レッドブルのワンツー体制となりました。10周目、ターン6でしょうか。デ・フリースがストップ。どうやら手前のターン5で左フロントをヒット。サスペンションを破損してストップした模様です。SC(セーフティーカー)導入を見越したフェルスタッペンがピットイン。11周目からSCが導入となりペレスを始め上位陣が続々とピットインします。このピットインラッシュでペレスとフェルスタッペンの順位が入れ替わります。再スタート時のオーダーは先頭からペレス、ルクレール、フェルスタッペン、サインツ、アロンソ、ラッセル、ストロールという布陣となります。14周目に再スタート。ペレスを先頭に、牽制し合う場面はあるものの大きな混乱は無く各車通過していきます。そして、ターン3。フェルスタッペンがルクレールをイン側からオーバーテイク。2番手にジャンプアップです。残るはターゲットはチームメイトのペレス。そして、その後方ではアロンソがまさかのターン4でサインツをオーバーテイク。ターン3からターン4にかけてはストレートが短いので、サインツとしても予想外の動きだったのではないでしょうか。これでアロンソ、4番手にジャンプアップです。この模様をモニターで観ていたクルー一同は拍手で盛り上がります。やはり、ドライバーの奮闘でチームの士気は俄然上がるものですね。32周目、ターン15でフェルスタッペンが立ち上がり時に右リアをウォールに軽くヒット。ウォールが微妙に膨らんでいる個所にヒットしました。マシンに支障は無かったのか、そのまま走行を続けます。34周目、同じくターン15でペレスが侵入時に右フロントをヒット。コーナーのアプローチに向けてウォールが狭まってくる個所でヒットしました。こちらもマシンに支障は無かった様でそのまま走行を続けます。ファステストを出し合って競り合っていた2台ですが、順位は変わらずペレスがトップチェッカー。サウジアラビアGPに続き2勝目です。はるばる、アゼルバイジャンまでやって来た(?)ペレスのファンはメキシコの国旗を揺らして大喜びでしたね。2位はフェルスタッペン。序盤は布陣通りフェルスタッペンが先頭でレッドブルのワンツーフィニッシュになると思われましたが、まさかの2位フィニッシュ。SCを見越したピットインでペレスの前で戻れなかったのが最大の敗因。また、ペレスのペースが速かったのも想定外でした。まあ、最大の誤算はチームオーダーが発令されなかったことかもしれませんね(汗)。3位は今シーズン初ポディウムのルクレール。今シーズン、アロンソという伏兵に阻まれて、タイトル争いに全く絡めていません。このままだと、レッドブルのドライバー2人のマッチレースという展開になりそうですが、フェラーリが追い付くことは出来るのでしょうか?