F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

2024 ROUND 5 CHINESE GP

2024年04月28日 06時15分16秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
3位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 C.サインツ フェラーリ
6位 G.ラッセル メルセデスAMG
7位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
8位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
9位 L.ハミルトン メルセデスAMG
10位 N.ヒュルケンベルグ ハース・フェラーリ

 中国GPです。何と2019年以来、実に5年振りの開催となります。新型コロナウイルスの影響で、延期に次ぐ延期を行っていた訳ですが遂に復活の運びと相成りました。そして、中国人初のF1ドライバー、周冠宇(ジョウ・グアンユー)にとって初の母国GPとなります。周冠宇にとってはデビュー3年目にして遂に実現した念願の母国GP。地元のファンを前にいいところを見せることが出来るでしょうか?スターティンググリッドですが、ポールがフェルスタッペン。以下、ペレス、アロンソ、ノリス、ピアストリ、ルクレール、サインツ、ラッセル、ヒュルケンベルグ、ボッタスと続きます。フロントロウは前回の日本GPに続きレッドブルが独占。その背後にアロンソが着けております。マクラーレン勢、フェラーリ勢を退けてこのポジションに着けたアロンソ。波乱の展開を予感させるグリッドとなっております。そして、ハミルトンが18番グリッド。スプリントで2位になったものの、予選ではまさかのQ1敗退。緊急事態の7冠王者、ここから巻き返しなるでしょうか?スタートはフェルスタッペンが順当にホールショット。ペレスが続きますが、アロンソがターン1の大回り部分で大外まくりのオーバーテイク。2番手にジャンプアップです。5周目、ヘアピンになっているターン6でペレスがアロンソをオーバーテイク。2番手になりポジションを取り戻します。50周目、ターン14でピアストリを仕留めるアロンソ。7番手にジャンプアップです。最後のピットストップの後11番手まで後退しましたがオーバーテイクショーを繰り広げ、ここまで挽回してきました。そして、レースの方はまたしてもフェルスタッペンの独走。レッドブル、というよりフェルスタッペンの優位が増々鮮明になってきました。2位はノリス。好調のマクラーレン、今シーズンベストのリザルトです。そして、14位は周冠宇。母国GPであり地元のここ、上海インターナショナル・サーキットで完走を果たしました。特別にホームストレートでマシンを停めることを許され、スタンドに詰めかけた大勢のファンの前で声援に応えます。本当に大勢のファンがスタンドに詰めかけています。FIAも中々粋な計らいをしますね。残念ながら入賞には至りませんでしたが、大勢のファンの声援を直接受けたことに周は大満足だったんじゃないでしょうか。

2024 ROUND 4 JAPANESE GP

2024年04月14日 07時44分34秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
3位 C.サインツ フェラーリ
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
6位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
7位 G.ラッセル メルセデスAMG
8位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
9位 L.ハミルトン メルセデスAMG
10位 角田裕毅 RB・ホンダ

 日本GPです。例年、秋に開催されていた日本GP。シーズンも終盤に差し掛かり、タイトルが鈴鹿で決まることも多く盛り上がりを見せるレースがありました。只、実際のところ、秋口というのは台風シーズンに当たり、何もそんな時期にやらなくても、と思っていたのも事実です。実際、台風の影響で日曜日に予選と決勝を行うという慌ただしいスケジュールを組まれたこともありました。そう考えると、春に日本GPを行うのはいい選択だと思います。気候が安定しているというのもあるし、何しろ桜の開花時期ですからね。桜が満開のこの時期なら、海外から来た観客も喜ぶでしょう。まさにおもてなし!日本を象徴する満開の桜の花は最高のおもてなしになるのではないでしょうか。さて、スターティンググリッドですが、ポールはフェルスタッペン。以下、ペレス、ノリス、サインツ、アロンソ、ピアストリ、ハミルトン、ルクレール、ラッセル、角田裕毅と続きます。前回勝利を逃したものの、やはりレッドブルが優勢でフロントロウ独占です。昨シーズン後半からの好調を維持するマクラーレンのノリスが3番グリッド。ダークホース。アストンマーチンのアロンソが5番グリッドに着けているのが注目すべきポイントでしょうか。母国GP、意地でQ3に進出した角田裕毅は10番グリッドです。スタートはフェルスタッペンが飛び出しホールショット。大きな混乱も無く後続のマシンがターン1、ターン2を通過していきます。と、思いきやS字の侵入でアルボンとリチャルドが接触、コースアウトしてバリアに両車とも激突しました。このアクシデントにより、オープニングラップ早々、赤旗で中断となります。再スタートもフェルスタッペンが飛び出しホールショット。後続のマシンが次々と通過していきます。「え、これリプレイですか?」と聞き返したくなるぐらい2回目のスタートも綺麗に決めたフェルスタッペン。後続を引き離して一人旅、といきたいところですがチームメイトのペレスが喰らいついていきます。26周目、背後から迫り来るペレスのプレッシャーで集中力を乱したのでしょうか。ルクレールはデグナーの出口で縁石からはみ出してコースアウト。ペレスにあっさりと先行を許します。46周目、ルクレールはストレートでチームメイトのサインツに追い付かれポジションを譲ります。ハミルトンの来シーズン、フェラーリの加入が決まりサインツが放出されることになりました。しかし、その放出されるサインツよりも残留するルクレールの成績が振るわないというのも何とも皮肉なものですね。何しろ、ここ2回のフェラーリの勝利はサインツが挙げている訳ですから。そして、レースの方はフェルスタッペンが余裕のトップチェッカー。2位にはペレスが入りレッドブルのワンツーです。前回のオーストラリアGPでの惨敗を帳消しにする様な勝利です。10位には角田裕毅が入りました。S字での果敢なオーバーテイクなど果敢な走りが観客を賑わせました。通常、鈴鹿でのオーバーテイクといえばターン1やスプーン、最終シケインがセオリーですが、予想もしないS字で仕掛けられては相手もたまったもんじゃありませんね(汗)。そして、最初のピットストップで4台のマシンを従えてピットアウトする場面が見受けられました。これで、大幅ポジションアップ。総括すると、今回の入賞はオーバーテイク、ピットのタイミングとどれか一つの要素でも欠けていたら成立していなかった訳で、全身全霊を懸けてもぎ取った入賞といえるでしょう。関係者が大絶賛するのも頷ける素晴らしい内容のレースでした。