F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

ROUND 13 SINGAPOREAN GP

2015年09月26日 00時30分28秒 | Weblog
1位 S.ベッテル フェラーリ
2位 D.リチャルド レッドブル・ルノー
3位 K.ライコネン フェラーリ
4位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
5位 V.ボッタス ウイリアムズ・メルセデス
6位 D.クビアト レッドブル・ルノー 
7位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
8位 M.フェルスタッペン トロロッソ・ルノー
9位 C.サインツ トロロッソ・ルノー
10位 F.ナッセ ザウバー・フェラーリ

 シンガポールGPです。スターティンググリッドはポールがベッテル、以下リチャルド、ライコネン、クビアトとフェラーリ、レッドブルがセカンド・ロウまでを独占するといういつもの流れ………じゃなくて、あれーっ?!メルセデスはドコデスカー?あっ、いたいた!ちゃんと、5番手にハミルトン、6番手にロズベルグと並んでいます。ハイ、いつもの定位置では当然ありませんね。タイヤが突然機能しなくなったというメルセデス。ハミルトンの連続ポール記録も7でストップというショボーンな結果です。一説によると、規定をギリギリ下回る空気圧設定でこれまで戦ってきたと思われるメルセデスですが、今回からチェックが厳しくなった為に、失速しているのではないかといわれています。先のイタリアGPではスタート時の空気圧が下回っていた為審議の対象になり、あわやポイント取り消しか?ということがありました。タイミング的に非常に信憑性のある話ですが、噂の域を出てはいません。さて、レースの方ですが、フェラーリのベッテルとレッドブルのリチャルドとのマッチレースの展開に。ベッテルとしては仇敵(?)に敗ける訳にはいかないのでガンガン飛ばしていきます。一方、負けじと喰らいついていくリチャルド。両者一歩も譲らず、時にはリチャルドが詰め寄る場面もありましたが、ベッテルがレースを支配しリチャルドとのギャップを完全にコントロール下に置きます。結果、ポール・トゥ・フィニッシュ。ランキング2位のロズベルグに8ポイント差と詰め寄ることができました。さて今回、優勝争いからは全くの蚊帳の外にいたメルセデス。ハミルトンはリタイア。4位にロズベルグが入賞し、ライバルのハミルトンとの差を41に詰めることができましたが、ランキング3位のベッテルが優勝したので8ポイント差に詰め寄られるという事態に。このリザルトはメルセデスにとって衝撃以外の何物でもありませんが、やはり次の日本GPでは復調してくるに違いありません。ええ、メルセデスのチーム力、開発力はハンパじゃないですから。っていうか、ヨーロッパラウンドも終わり、気が付くともう次は鈴鹿なんですね。年とると時間の流れが早いものです(汗)。

ROUND 12 ITALIAN GP

2015年09月11日 23時52分03秒 | Weblog
1位 L.ハミルトン メルセデスAMG
2位 S.ベッテル フェラーリ
3位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
4位 V.ボッタス ウイリアムズ・メルセデス
5位 K.ライコネン フェラーリ
6位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス 
7位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
8位 D.リチャルド レッドブル・ルノー
9位 M.エリクソン ザウバー・フェラーリ
10位 D.クビアト レッドブル・ルノー

 イタリアGPです。ここモンツァはフェラーリのお膝元。そのフェラーリのライコネンは2番グリッド、ベッテルは3番グリッドとかなりいいポジションに陣取っています。これなら、ティフォジ達の期待もいやが上にも高まろうというもの。注目のスタートですが、何とライコネン、スタートダッシュをミスってしまいマシンの流れに取り残されてしまいます。気が付けば最後尾まで転落という展開に。ズコーッ!優勝を狙えるポジションから一気にドベまで落ちてしまい、ライコネンは茫然。でも、それ以上にティフォジ達の方が茫然としていたに違いありません(汗)。それにしても、この状況大変危険でした。1982年のカナダGPでは、ポールポジションのディディエ・ピローニがエンジンストールで立ち往生。手を挙げて合図をし、ピローニを避けていく後続のマシン達。しかし、前車に視界を遮られた最後尾スタートのリカルド・パレッティのマシンはピローニのフェラーリに高速で追突。マシン前部が潰されたパレッティのマシン。しかも、救助作業中に炎が上がり救助作業が長引いてしまいました。その後、病院に運ばれたものの胸部破裂で死亡という結果に。ほとんど即死だったともいわれています。今回のライコネンのケースはこれに似た状況だっただけに、事故にならなくて本当に良かったですね。さて、最後尾にまで下がったライコネン。その後、怒涛の追い上げを見せ最終的に5位入賞。何だか、泣いてから強くなる小学生のケンカみたいですが(汗)、スタートを決めていたら、と思うとホント複雑な気分ですね。一方、チームメイトのベッテルですが、終盤ロズベルグに迫られるもののエンジンプロ―に助けられたこともあり、2位のポジションを堅持。フェラーリドライバーとしての務めを無事に果たしました。予選結果からは、フェラーリのワンツーを期待(妄想?)させるに十分な材料が揃っていましたが、残念ながらポティウムに上がったのはベッテルのみ。でもいいのです。ティフォジ達はポディウムに声援を投げかける相手(もちろんフェラーリドライバー)がいればとりあえず幸せなのです。それにしてもベッテル、数年前はティフォジ達からブーイングを浴びていたのがエライ状況の変わり様ですね。ともあれ、移籍初年度でティフォジ達の喝采を浴びたベッテル。ハミルトンにはかないませんでしたが、気分上々で次のシンガポールGPに臨めるのではないでしょうか。