F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

ROUND 6 MONACO GP

2008年05月29日 22時33分51秒 | Weblog
1位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
2位 R.クビサ BMW
3位 F.マッサ フェラーリ
4位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
5位 S.ベッテル トロロッソ・フェラーリ
6位 R.バリチェロ ホンダ
7位 中嶋一貴 ウイリアムズ・トヨタ
8位 H.コバライネン マクラーレン・メルセデス

 運命のルーレット、モナコGP!今年のモナコウィナーはハミルトンです!序盤、ハミルトンはタイヤトラブルによりピットインを余儀なくされ4位に転落します。しかし、その後セーフティカーが導入されたことにより先頭集団との差を詰めることが出来ました。唯一のピットストップで、ピットインのタイミングを遅らせることでマッサの前に出ることに成功。タイヤトラブル時にピット作業で多目に燃料を積んでいた故に、タイミングをずらすことができました。終盤、再びセーフティカーが導入され先頭を走るハミルトンと後続との40秒もの差が帳消しになります。しかし、レース再開後も見事にレースをコントロールしモナコGP初制覇。運を完全に見方に着けました。昨年はアロンソの後ろで涙を飲んだだけに、喜びもひとしおでしょう。さて、相棒のコバライネンですがピットスタートながら8位に入賞です。この抜きにくいモナコでここまで追い上げるとはスゴいですね。コバライネンはフォーメーションラップのスタート時、ギアを合わせることが出来ずにグリッド上で立ち往生。そのまま、ピットにマシンを引き上げてステアリングホイールを交換することに。スタートしてからは、ひたすらプッシュし続けることになったのですが………。このトラブルが無ければマクラーレンのワン・ツーフィニッシュは間違い無かったでしょうね、実にもったいない。6位にはバリチェロが入りました。スゴい久し振りの様な気がしますガ(汗)。こういう難しいレースでちゃっかり入賞するあたりはベテランの業なんですかね。そういや、バリチェロはパトレーゼの持っていた参戦記録、256を更新しましたね。バリチェロのデビューは1993年で、当時は「フケた顔の新人だなぁ」という印象があったのですが(爆)、まさかもうこんなに月日が経っていたとは………。歳をとるというのはイヤなものですね(笑)。そして、7位には中嶋一貴が入りました。何でもモナコで日本人が入賞したのはこれが初めてだとか。今まで活躍してきた日本人ドライバーは何人もいましたが、案外ここでは振るわなかったということですね。まあ、日本人に馴染みのない市街地コースということもあるのでしょうがないのかも知れないですガ。いってみれば、一貴は日本人の壁を破ったともいえる訳で、そのことは賞賛に値するでしょう。前回のトルコGPではフィジケラの曲乗り(一貴のマシンの頭上をフィジケラのマシンが飛び越えて行きました!)に遭遇するなど不運に見舞われましたが、この入賞で今後に弾みをつけることができるのではないでしょうか。

ROUND 5 TURKISH GP

2008年05月16日 22時51分57秒 | Weblog
1位 F.マッサ フェラーリ
2位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
3位 K.ライコネン フェラーリ
4位 R.クビサ BMW
5位 N.ハイドフェルド BMW
6位 F.アロンソ ルノー
7位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
8位 N.ロズベルグ ウイリアムズ・トヨタ

 マッサ今季2勝目です。フェラーリとしては4連勝。開幕戦の不調はいったいどこへやら、シーズンオフの時の下馬評通りフェラーリ絶好調です。尚、マッサは3年連続トルコで勝っているという、まさに”トルコマイスター”といったところでしょうか。”モナコマイスター”なら聞いたことあるけど、”トルコマイスター”って何?という突っ込みは無しですヨ(笑)。尚、フェラーリはコンストラクターズポイントは2位のザウバーに20ポイント近く差をつけています。さて、マッサとライコネンの間に割って入ったのがハミルトン。ライコネンとの激しいポジション争いを見事制しました。2回ストップのライコネンに対し、3回ストップのハミルトンはピットストップの静止時間の差を利用してライコネンの前に出ることに成功。終盤ライコネンに攻められるも何とかしのぎ切りました。しかし、オーバーテイクのシーンがコース上でなかなか見られないというのはチョット寂しいですね。まあ、前車に近付くと空力が乱れてしまう現代F1では無理な注文でしょうが。さて、残念なことにスーパーアグリは前回のスペインGPが最後のレースとなってしまいました。参戦から3シーズン目、志半ばにしてチームの歴史に幕を閉じることに。撤退発表の記者会見での亜久里代表は、とてもサバサバした感じで、やることは全てやった、悔いはない、といった感じ。ジェントルマンな亜久里代表は、海外のジャーナリスト達にも好感を持たれていました。そういう好人物が率いているチームが撤退してしまうというのは実に残念です。さて、ここで気になるのが突如無職になってしまった佐藤琢磨の動向。どのチームに移籍するのかが気になりますが………。自分としてはフェラーリに電撃移籍するサプライズに期待です(爆)。

ROUND 4 SPANISH GP

2008年05月01日 21時35分48秒 | Weblog
1位 K.ライコネン フェラーリ
2位 F.マッサ フェラーリ
3位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
4位 R.クビサ BMW
5位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
6位 J.バトン ホンダ
7位 中嶋一貴 ウイリアムズ・トヨタ
8位 J.トゥルーリ トヨタ

 フェラーリ、バーレーンに続いてワン・ツーフィニッシュです。但し、今回勝ったのはライコネン。ポールから逃げ切り今シーズン2回目の勝利を挙げました。尚、ここまでの4戦で毎回違うドライバーがポールということで、予選の混戦模様が伺い知れるというものですね。さて、地元のアロンソですが、久々のフロントロウを獲得しました。しかし、レースではタイムが伸び悩み、最後はエンジントラブルでリタイアと残念な結果に終わっています。相変わらず、アロンソ人気は凄い様で、大勢のファンが駆けつけてましたが、その声援に応えることは果たしてできませんでした。6位にはバトンが入賞。ここ暫く低空飛行が続いているホンダですが、新しく監督職に就いたロス・ブラウンの手腕が期待されるところです。長年頂上での戦いを続けてきたロス・ブラウンの経験をどう生かすのが、ある意味要チェックのチームですね。中嶋一貴は7位で開幕戦以来の入賞です。今回は予選でチームメイトのニコ・ロズベルグを上回るなど調子は上々。着々と力をつけている様ですね。今後の活躍が楽しみです。さて、大クラッシュを喫してしまったコバライネン。ヘリコプターで病院に搬送される等、様態が心配されましたが無事に回復している様です。衝突時のスピードは130km/hだったといいいますから、衝撃は相当なものだったでしょうね。まずは無事で何よりでした。ところで、例年ですとこのままヨーロッパ・ラウンドに突入するところですが、トルコ、モナコ、カナダとあちこちに遠征します。アメリカGPが無くなった都合上こうなったのでしょうが、関係者は移動が大変そうですね。まあ、レース毎のインターバルは2週間あるので、それほど苦にはならないのでしょうが。連休明けのトルコGPを期待して待ちましょう。