F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

2022 ROUND 19 UNITED STATES GP

2022年10月30日 09時06分44秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 S.ペレス レッドブル
5位 G.ラッセル メルセデスAMG
6位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
7位 F.アロンソ アルピーヌ・ルノー
8位 S.ベッテル アストンマーチン・メルセデス
9位 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ
10位 角田裕毅 アルファタウリ・レッドブル

 アメリカGPです。スターティンググリッドはポールがサインツ。以下、フェルスタッペン、ハミルトン、ラッセル、ストロール、ノリス、ボッタス、アルボン、ペレス、ベッテルと続きます。サインツが久々のポールポジション。いいところを見せされるでしょうか?そして、7番グリッドにボッタス、8番グリッドにはアルボンというダークホースが。こちらの動きもきになるところですね。スタートは2番グリッドのフェルスタッペンの伸びが良くホールショット。遅れたポールのサインツ、アウト側から続いて行きますがターン1でスピンを喫してしまいます。どうやらラッセルに追突された様です。ラッセルはペレスの後方でハミルトンのイン側に入り込んだのですが、勢い余ってサインツに突っ込んでしまいました。サインツは何とか戦線に復帰するものの、ピットに入りそのままリタイアとなっております。期待のかかるポールポジションからのスタートでしたが、失意の結果に終わってしまいました。22周目、バックストレートでアロンソがストロールの背後に迫ります。スリップを使って横に移動し並ぼうとした瞬間、ストロールが僅かに横に移動。その瞬間、アロンソの右フロントとストロールの左リアが接触。タイヤに乗り上げたアロンソのマシンはフロントが浮き上がり、数秒後に着地。バイクがウイリーしている様にフロントが浮き上がっていました。その後、サイドウォールにぶつかりながら直進。何とか自走してピットインして戦線に復帰します。一方のストロールは追突された衝撃でコントロールを失いスピン、サイドウォールに激突しクラッシュ、リタイアとなっております。41周目、ハミルトンがターン1でベッテルをオーバーテイク、首位に立ちます。このまま久々の優勝なるでしょうか。ていうかベッテル、首位を走って走っていたんですね。一時的とはいえ、アストンマーチンのマシンでリーダーラップを刻んでいました。50周目、ターン12でフェルスタッペンがハミルトンをオーバーテイク。首位に返り咲きました。ピットストップで11秒ものタイムロスを喫するというトラブルに見舞われましたが、執念の猛追でリカバリー。そして、その勢いのままフェルスタッペンがトップチェッカー。この勝利によりレッドブルが実に9年ぶりとなるコンストラクターズタイトルを獲得しました。長らく続いたメルセデスの牙城を遂に崩すことになった訳です。このレースの直前に亡くなったディートリッヒ・マテシッツへのこの上ない手向けになったのではないでしょうか。2位はハミルトン。久々の優勝に手が届きそうでしたが、強敵フェルスタッペンに阻まれました。まあ、今回はマテシッツの弔いレースであるというう考慮をすれば、少しは腹の虫もおさまるのではないでしょうか。そして、7位はアロンソ。何とあの大クラッシュから無事に生還。入賞までしてみせました。あれだけのアクシデントを見たら誰でもリタイアが頭に浮かぶところですが、オドロキです。さすが、現役最年長の業は伊達じゃないというところでしょうか。来シーズンはアストンマーチンへの移籍が決まっているということで、キングカズを目指して現役を続けてほしいところです(違)。10位は角田裕毅。スペインGP以来久々の入賞です。今回はペースもあり、ピット戦略も上手くいった様ですね。今後、調子が上向きになってくれることを期待しています。

2022 ROUND 18 JAPANESE GP

2022年10月16日 01時54分25秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル
2位 S.ペレス レッドブル
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
5位 L.ハミルトン メルセデスAMG
6位 S.ベッテル アストンマーチン・メルセデス
7位 F.アロンソ アルピーヌ・ルノー
8位 G.ラッセル メルセデスAMG
9位 N.ラティフィ ウイリアムズ・メルセデス
10位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス

 日本GPです。遂に鈴鹿にF1が帰ってきました。3年振りです。ここはドライバーにも人気のあるコース。おそらく、平均速度が高いにもかかわらず、テクニカルなレイアウトが人気の要因なのでしょう。特に後半の高速コーナー、130Rを抜けてから目一杯減速するシケインに繋がるセクションが観ている側からしてもわかり易くて、見どころの一つとなっていると思います。そして、初となる現職首相の参戦………、じゃなくて訪問。サーキット内を視察し、更にはスタート前にスピーチまでしてみせました。まあ、首相として訪ねる以上、何もせずに帰るという訳にはいかないでしょうからね(汗)。今まで現役の首相がF1を訪れたことが無かったというのも、まあ、あまり気にしてなかったので意外という感じがしないでもありません。小泉純一郎氏あたりはこういうイベントが好きそうなので訪れてもおかしくなさそうですが。ポディウムでトロフィーを渡す際に「感動した!おめでそう!」とか言いそうですからね(爆)。尚、首相の案内役は衆議院議員で元F1ドライバーの山本左近氏。これ以上ない、まさにうってつけの案内役といえるでしょう。ていうか、首相に日本GPの訪問を働きかけたのが彼なのですから、まあ案内役になるのは自然な流れですね。余談ですが、彼は公道レースをプッシュしているので、近い将来日本でも公道レースが開催される日がくるかも知れません。現在の日本の法律では、ナンバーの付いていない車は公道を走ってはいけないことになっています。ここをどうクリアするかは彼の手腕にかかっているといえるでしょう。さて、スターティンググリッドですが、ポールはフェルスタッペン。以下、ルクレール、サインツ、ペレス、オコン、ハミルトン、アロンソ、ラッセル、ベッテル、ノリスと続きます。ポールのフェルスタッペン。タイトル獲得への準備は万端といったところでしょうか。そして、4番グリッドまでをレッドブルとフェラーリが分け合う形となっております。決勝レース時の天候は雨。水しぶきが上がる程の雨水がコース上に溜まっているという状況です。スタートは、アウト側のフェルスタッペンが一瞬出遅れますが、ターン1で大外からまくって先行します。ホールショットはフェルスタッペン。ルクレールとの差が開き、このまま逃げ切りの態勢に持ち込もうというところですがイエローフラッグが提示されます。サインツがS字で何の前触れも無く突然スピン。バリアに激突し、リタイアとなりました。その後、雨足が更に強くなり赤旗中断となります。約2時間後にレース再開。全車フルウェットを履いているせいか、走りが安定している様にも感じます。そして、28周目。3時間ルールによりこの周回がファイナルラップとなります。マッチレースで2位争いを繰り広げるルクレールとペレス。ペレスはルクレールを追い詰めます。そのプレッシャーに屈したのかルクレール、シケインを曲がり切れずにショートカットしてしまいます。ペレスは立ち上がりでモタついたルクレールをアウト側からかわそうとしますがスペースが残されておらず、後ろに引きます。そして、ルクレールは2位でフィニッシュしますが、シケインをショートカットした過度で5秒可算のペナルティ。ペレスが2位に繰り上がります。尚、一方のフェルスタッペンは先にトップチェッカーを受けており、ルクレールが降格したことによりタイトルが確定。2度目のドライバーズチャンピオンとなりました。昨シーズンのタイトルは、最終戦で外部から大掛かりなお膳立てを整えられたことにより、他人の手助けを受けて獲ったタイトルという感が拭えませんでした。本人としても納得のいく獲り方でなかったのかも知れません。しかし、2度目のタイトルは自身の力を見せつけての獲得。シーズン序盤はルクレールに先行されましたが、ライバルの躓きもありコンスタントに勝利を重ね、誰にも文句を言わせない形でのタイトルの獲得です。シンガポールと日本。2週連続のダブルヘッダーとなりましたが、2戦とも生憎の雨のレースとなってしまいました。2戦連続でこれだけ雨の激しいレースとなるのも珍しいですね。さて、3年振りの開催となった日本GP。フェルスタッペンのタイトル獲得に意外なゲストの参戦と、大いに盛り上がったのは間違いないでしょう。

2022 ROUND 17 SINGAPORE GP

2022年10月09日 09時13分45秒 | Weblog
1位 S.ペレス レッドブル
2位 C.ルクレール フェラーリ
3位 C.サインツ フェラーリ
4位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
5位 D.リチャルド マクラーレン・メルセデス
6位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
7位 M.フェルスタッペン レッドブル
8位 S.ベッテル アストンマーチン・メルセデス
9位 L.ハミルトン メルセデスAMG
10位 P.ガスリー アルファタウリ・レッドブル

 シンガポールGPです。スターティンググリッドはポールがルクレール。以下、ペレス、ハミルトン、サインツ、アロンソ、ノリス、ガスリー、フェルスタッペン、マグヌッセン、角田裕毅と続きます。決勝の路面コンディションはフルウェット。雨は止んでいるものの、ナイトレースということもあり気温の上昇は望めないので、急速に路面コンディションが回復する可能性は殆どないという状況です。スタートはイン側2番グリッドのペレスがスルッと伸びて余裕でホールショット。ルクレール以下を従えて進んでいきます。後方では、サインツのアウト側に並んだハミルトンが押し出されて、ターン2のエスケープゾーンを走行しますが、すぐにコースに復帰。特に大きな混乱は無く隊列が進んでいきます。11周目、鋭角に切れ込んだターン13でフェルスタッペンがガスリーをオーバーテイク。スタートで失敗したフェルスタッペン、ここまで順位を上げてきました。33周目、ターン7でハミルトンが明らかなオーバースピードでクラッシュパッドに突っ込みます。結構な衝撃でしたがハミルトンは再び走り始めます。F1マシンってスゴく繊細そうでしが、意外と結構頑丈なんですね。36周目、ターン10で角田裕毅がオーバースピードで突っ込みます。そして、サスペンションアームが曲がってしまいリタイアです。先程のハミルトンよりもスピードが出ていたのでしょうか。しかし、手前のストレートの長さはターン10の方が短いのでそんなにスピードは出なさそうなのですが。何とも不思議なものですね。そして、レースの方はペレスがフェラーリ勢を抑えきりトップチェッカー。路面コンディションが悪かった為に、ラップタイムがそれ程上がらず、2時間ルールの適用となりました。荒れに荒れた今回のレース。ハミルトンや、フェルスタッペン、ラッセルまでもがミスをするなかペレスは終始安定した走りで首位を守り切りました。こういう荒れたレースでは本当にペレスは強いですね。ここのところ、フェルスタッペンとの成績の差が取り沙汰されていましたが、この勝利でまた株が上がるのは間違いないでしょう。逆転復活のドライバー、ペレスにはこれからも活躍してもらいたいところです。一方安定した走りのチームメイトとは裏腹にミスを連発していたフェルスタッペン。これまで6連勝と破竹の勢いで進んできましたが、ここにきてタイトル獲得のプレッシャーがかかってきたのでしょうか。ともあれ、タイトルは次戦鈴鹿に持ち越しです。