F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

ROUND 8 BRITISH GP

2009年06月25日 23時27分32秒 | Weblog
1位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
2位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
3位 R.バリチェロ ブラウン・メルセデス
4位 F.マッサ フェラーリ
5位 N.ロズベルグ ウイリアムズ・トヨタ
6位 J.バトン ブラウン・メルセデス
7位 J.トゥルーリ トヨタ
8位 K.ライコネン フェラーリ

 イギリスGPです。今シーズン絶好調だったバトンですが失速、母国GPを6位という不本意な成績で終えることになりました。気温が低いとタイヤが温まりにくいというBGP001の悪い癖が出てしまいました。後半、ソフトタイヤに履き替えた後は調子を取り戻しましたが、時すでに遅し。とはいえ、不調にもかかわらずキチンとポイントを獲得する辺りはさすがという感じです。全レースでポイントを獲得しているのはバトンただ一人。この安定感がバトンの今シーズンの好調を裏付けているという気がします。シーズン終盤、この3ポイントが大きな意味を持ってくるかも知れません。さて、バトンに代わって表彰台に立ったのは我らがルビーニョです。予選2番手ながらピットストップのタイミングでウェーバーの先行を許してしまい3位フニッシュ。「シルバーストーンは得意なコースだ」と、語っていた通りの活躍で表彰台をゲットしましたが、やはりバトンと比べると力量の差を感じてしまうという表現は言い過ぎでしょうか?スペインGPでは序盤先頭を走っていたルビーニョでしたが、ピット戦略の違いによりバトンの勝利を許しました。このことに対してルビーニョは「バトンってば優遇されてね?」と不満を口にしていましたが、「獅子身中の虫」という言葉の様に内部抗争に発展しなければいいんですけどねっ。さて、今回は躍進著しいレッドブルがワンツーフィニッシュを決めました。若手のベッテルとベテランのウェーバーは、バランスが取れてていいコンビだと思います。ダークホースとなって、今後のレースを引っ掻き回すことになりそうな予感………!

ROUND 7 TURKISH GP

2009年06月11日 23時21分39秒 | Weblog
1位 J.バトン ブラウン・メルセデス
2位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
3位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
4位 J.トゥルーリ トヨタ
5位 N.ロズベルグ ウイリアムズ・トヨタ
6位 F.マッサ フェラーリ
7位 R.クビサ BMWザウバー
8位 T.グロック トヨタ

 きたきたきたきたキターッ、日刊アルバイトニュース!(爆)今時このコマーシャル覚えている人いるんでしょーか?確か1970年代後半によくTVで流れてた様な気がするのですが(汗)。週刊でも大変そうなのに、日刊で雑誌を発行するなんてスゲー!と小学生(当時)ながらに、理解しているのか、理解していないのか、あやふやながらも勢いで驚いていたのを記憶しています。まあ、現在だったらケータイサイトで十分事足りてしまいそうですけど。と、みもふたも無い言い方をしてみたりして。さてさて、トルコGPです。バーレーンから2戦空けて再び中東に戻ってまいりました。冒頭の日刊アルバイトニュースの件ですが、何が「きたきたきたきたキターッ」なのかっていうと(しつこい)、勿論バトンのことです。7戦中6勝を挙げ、もう早くもマジック点灯しそうな勢いです。1991年のマンセルは第10戦でタイトルを決めてしまいました。現在は当時とはポイントシステムが違うので、さすがに第10戦でタイトル確定なんてことはありえませんが。何しろ当時は優勝=10ポイント、2位=6ポイントでしたからね。4ポイント差があるのは大きいです。おまけに今シーズンは、当時よりも1戦多い全17戦です。タイトル確定は早くても第12~13戦位になるのではないでしょうか?(この時点でタイトルのことを云々するのもアレですが)さて、好調のバトンとは対照的な結果になってしまったのがバリチェロ。予選はバトンに次ぐ3番手だったものの、スタートでクラッチトラブルにより大きく出遅れてしまいました。ポジションを挽回しようとの焦りからか、コバライネンやスーティルと接触。最後はギアボックスのダメージが悪化してリタイアという結果に。ブラウンGP、第7戦目にして初のリタイアです。ていうか、第7戦目で初のリタイアとは驚異的な信頼性ですね。今シーズンはテストが禁止されていることもあり、例年ほどマシンの開発が進んでいない様に思われます。シミュレーターもあるのでしょうが、やはり実際に走らせるのに比べて得られるデータは限られてきます。15ヶ月もの長い時間をかけて開発したBGP001のアドバンテージは大きいですね。物議を醸した例のダブルデッカーディフューザーですが、そう簡単に真似できる代物ではないとあって、ますますブラウンGPの優位性は際立っているのではないでしょうか。それでも、他チームの追い上げが無い訳もなく、開幕戦ほどのアドバンテージはさすがに無くなっています。新しごとづくめのレギューレーションが採用された今シーズン、そして大活躍する新しいチーム。今シーズンほど変化の激しいシーズンは、近年無かった様に思います。