1位 F.アロンソ フェラーリ
2位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
3位 K.ライコネン ロータス・ルノー
4位 小林可夢偉 ザウバー・フェラーリ
5位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
6位 S.ペレス ザウバー・フェラーリ
7位 M.シューマッハ メルセデスAMG
8位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
9位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
10位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
ドイツGPです。ポールポジションスタートのアロンソが、バトン、ベッテルの猛追を振り切りポール・トゥ・フィニッシュ。今シーズン3勝目でランキング2位のウェーバーに30ポイント以上の差をつけました。さて、今回はこの3つ巴のバトルに思わぬ闖入者、じゃなくて思わぬ刺客が。何と周回遅れのハミルトンが2位を走行していたベッテルをオーバーテイク!これで、頭を押さえられる形となったベッテルは、次のピットストップでバトンに先行されてしまいます。結果として、ベッテルの順位に影響を与えたと思われるハミルトンの不可解なオーバーテイクですが、審議対象にはならなかった模様。ハミルトン的には、ピットアウトした直後に手ごろな相手がいたのでちょっかいを出してみたくなった、というとこなんでしょうか。話は変わりますが1993年の日本GPで、当時ジョーダンをドライブしていたエディ・アーバインが先頭を走っていたセナにラインを譲らなかったこと、そしてレース終盤、勝利を確信してクルージングしているセナを、やはりアーバインがオーバーテイクしたという出来事がありました。この不遜な態度に激昂したセナは、レース後アーバインに詰め寄りクレームを言ったのですが、やはり不遜な態度のアーバインに業を煮やしたセナが、あやうく殴りそうになるという事態にまで発展しています(周囲の懸命な制止で何とか未遂に)。尚、アーバインはこのレースがデビュー戦であり、6位入賞とともに当時最速のドライバーを向こうに回して一歩も引かないという、色々な意味で衝撃的なデビューを飾ったのでした(爆)。ハミルトンとアーバインのケースは、周回遅れが先頭グループのマシンをオーバーテイクするという珍しいハプニングですね。さて、可夢偉ですが久々の入賞、4位です。12番グリッドスタートながら、ライバルとは違うミディアムタイヤでのスタート。第1スティントを引っ張り9位に浮上。レース中盤には先頭グループと遜色の無いタイムで走行。暫定ながらもファステストラップを連発する好走をみせます。残念ながら4位を走行していたライコネンを捕らえることは出来ず、5位でフィニッシュ。しかし、2位フィニッシュのベッテルが、バトンをアウト側からオーバーテイクした過度により、レースタイムにプラス20秒のペナルティ。バトン、ライコネン、可夢偉の順位が繰り上がりました。結果、可夢偉のリザルトは4位に。仮にライコネンを捕らえていたならば表彰台だったのに、と思うと非常に悔しいですね。とはいえ、これで悪い流れを断ち切れたという事実は大きいです。前回のイギリスGPではピットクルーを撥ねてしまうというミステイクの上に、入賞まで逃すという散々な週末でした。それに比べれば正に天国と地獄。今の可夢偉は波に乗っているに違いありません。次週はダブルヘッダーのハンガリーGP。上昇気流に乗った可夢偉の更なる活躍を期待しない訳にはいかないっしょ?(と、調子に乗っていつもと違う語調に)
2位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
3位 K.ライコネン ロータス・ルノー
4位 小林可夢偉 ザウバー・フェラーリ
5位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
6位 S.ペレス ザウバー・フェラーリ
7位 M.シューマッハ メルセデスAMG
8位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
9位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
10位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
ドイツGPです。ポールポジションスタートのアロンソが、バトン、ベッテルの猛追を振り切りポール・トゥ・フィニッシュ。今シーズン3勝目でランキング2位のウェーバーに30ポイント以上の差をつけました。さて、今回はこの3つ巴のバトルに思わぬ闖入者、じゃなくて思わぬ刺客が。何と周回遅れのハミルトンが2位を走行していたベッテルをオーバーテイク!これで、頭を押さえられる形となったベッテルは、次のピットストップでバトンに先行されてしまいます。結果として、ベッテルの順位に影響を与えたと思われるハミルトンの不可解なオーバーテイクですが、審議対象にはならなかった模様。ハミルトン的には、ピットアウトした直後に手ごろな相手がいたのでちょっかいを出してみたくなった、というとこなんでしょうか。話は変わりますが1993年の日本GPで、当時ジョーダンをドライブしていたエディ・アーバインが先頭を走っていたセナにラインを譲らなかったこと、そしてレース終盤、勝利を確信してクルージングしているセナを、やはりアーバインがオーバーテイクしたという出来事がありました。この不遜な態度に激昂したセナは、レース後アーバインに詰め寄りクレームを言ったのですが、やはり不遜な態度のアーバインに業を煮やしたセナが、あやうく殴りそうになるという事態にまで発展しています(周囲の懸命な制止で何とか未遂に)。尚、アーバインはこのレースがデビュー戦であり、6位入賞とともに当時最速のドライバーを向こうに回して一歩も引かないという、色々な意味で衝撃的なデビューを飾ったのでした(爆)。ハミルトンとアーバインのケースは、周回遅れが先頭グループのマシンをオーバーテイクするという珍しいハプニングですね。さて、可夢偉ですが久々の入賞、4位です。12番グリッドスタートながら、ライバルとは違うミディアムタイヤでのスタート。第1スティントを引っ張り9位に浮上。レース中盤には先頭グループと遜色の無いタイムで走行。暫定ながらもファステストラップを連発する好走をみせます。残念ながら4位を走行していたライコネンを捕らえることは出来ず、5位でフィニッシュ。しかし、2位フィニッシュのベッテルが、バトンをアウト側からオーバーテイクした過度により、レースタイムにプラス20秒のペナルティ。バトン、ライコネン、可夢偉の順位が繰り上がりました。結果、可夢偉のリザルトは4位に。仮にライコネンを捕らえていたならば表彰台だったのに、と思うと非常に悔しいですね。とはいえ、これで悪い流れを断ち切れたという事実は大きいです。前回のイギリスGPではピットクルーを撥ねてしまうというミステイクの上に、入賞まで逃すという散々な週末でした。それに比べれば正に天国と地獄。今の可夢偉は波に乗っているに違いありません。次週はダブルヘッダーのハンガリーGP。上昇気流に乗った可夢偉の更なる活躍を期待しない訳にはいかないっしょ?(と、調子に乗っていつもと違う語調に)