F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

ROUND 7 CANADIAN GP

2013年06月15日 01時28分08秒 | Weblog
1位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
2位 F.アロンソ フェラーリ
3位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
4位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
5位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
6位 J.ベルニュ トロロッソ・フェラーリ
7位 P.ディ・レスタ フォースインディア・メルセデス
8位 F.マッサ フェラーリ
9位 K.ライコネン ロータス・ルノー
10位 A.スーティル フォースインディア・メルセデス

 「疑惑」(え)のモナコGPから明けて2週間 、カナダGPです。ポールを獲ったベッテルが序盤から飛ばしまくり、2位のハミルトンに7秒もの差をつけてしまいます。その後は横綱相撲を展開。後続を全く寄せ付けずポール・トゥ・フィニッシュ。ランキングでも2位のアロンソに26ポイントの差をつけました。さて、横綱相撲と書きましたが、もちろん白鵬や日馬富士とは全く関係無いということは言うまでもありません(爆)。久しぶりの相撲ネタですが、モータースポーツは相撲と全く接点も無く、似ても似つかないスポーツ同士ですが、この様な表現が可能なのも日本語の妙というか、実に面白いですね。まあ、自分一人が勝手に面白がっているだけの気もしますが(汗)。さて、現在最強ドライバーとも言えそうなベッテルですが、まるで白鵬の強さを彷彿とさせる様な………って違うでしょ!そう、かつてのシューマッハを彷彿とさせる様な強さを感じるのです。さすが、ポスト・シューマッハと呼ばれてるだけのことはありますね。そうなると、ベッテルに対抗できるドライバーは、シューマッハを引退に追い込んだアロンソぐらいしかいないでしょう。アロンソは利口でしたたかなドライバーなのですが、ベッテルの若さと勢いにやられている感があります。そのアロンソですが、6番グリッドスタートながら、ウェーバー、ハミルトンを手堅く攻略。ベテランらしい巧みなバトルっぷりでしぶとく2位表彰台を獲得しています。しかし、ランキングで差をつけられてしまったのは残念でしたね。さて、今回チェックしておかなければならないドライバーはウイリアムズのボッタスでしょう。2011年GP3王者の若きフィンランド人です。何故かフィンランド人というだけで期待してしまうのは自分だけではない筈です。何しろ人口が500万人しかいないのに、ワールドチャンピオンを3人も輩出している国ですからね。さて、そのボッタス、雨絡みの荒れた予選とはいえ3番時計を叩き出し、不調のウイリアムズのマシンをセカンドロウに並べました。決勝では残念ながら結果を残せませんでしたが、ここのところ不調続きのチームの士気を上げるには十分な活躍だったのではないでしょうか。あまりにも不調が続いているとチーム全体の士気にも影響しかねません。やはりドライバーが常に上位を争っているのと、そうでないのとでは緊張感が全く違いますからね。トップチーム程タイヤ交換の作業が早いのは多分そういう理論が働いているからだと思います。それにしても、タイヤ交換のタイムが2秒台は当たり前というのも凄まじいですね。昔はフェラーリが5秒台のタイヤ交換をやってのけたのを見て{スゲー!」と思っていたものでしたが、ここまでタイヤ交換の工程が進化するとは思いませんでした。そろそろ2秒台を切るだろうというのだからそら恐ろしいですね………。