F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

2024 ROUND 3 AUSTRALIAN GP

2024年03月31日 06時44分08秒 | Weblog
1位 C.サインツ フェラーリ
2位 C.ルクレール フェラーリ
3位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
4位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
5位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
6位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
7位 角田裕毅 RB・ホンダ
8位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
9位 N.ヒュルケンベルグ ハース・フェラーリ
10位 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ

 オーストラリアGPです。オーストラリアGPといえば、昔は最終戦でお馴染みという立ち位置でしたが、その後、開催地が現在のアルバート・パークになってからは開幕戦として定着していました。しかし、現在は開幕戦はバーレーンに、最終戦はアブダビと中東諸国にそのポジションを譲っております。トワイライトレースが続いたせいか、オーストラリアの陽光が眩しく感じられますね。ここは、公園の池の周りを周回するコースで景観はバツグン。中東の夜景にも劣らない素晴らしい眺めのサーキットではないでしょうか。スターティンググリッドですが、ポールはフェルスタッペン。以下、サインツ、ノリス、ルクレール、ピアストリ、ペレス、ラッセル、角田裕毅、ストロール、アロンソと続きます。角田裕毅は2戦連続でQ3進出。今回は、このポジションを結果に結びつけることができるでしょうか。スタートはフェルスタッペンが上手く加速してホールショット。後続にも大きな混乱は無く、次々とマシンが通過していきます。2周目、ターン10でしょうか。大きく回り込む左の高速コーナーでサインツがアウト側からフェルスタッペンを一気にオーバーテイク。首位に躍り出ます。それにしてもサインツ、思い切り行きましたね。ここで、アウト側から一気に行くのは中々の難易度だと思います。見事なオーバーテイクでした。4周目、フェルスタッペンのマシンに異変が起こります。マシン後部から白煙が噴き出しみるみるペースが落ちていき、後続のマシンに次々と先行されていきます。そして、ピットに入る途中で黒煙が大きく噴き出しました。右リアタイヤ付近から炎が上がっています。フェルスタッペンはマシンを停めてそのままリタイア。原因はブレーキトラブルでした。連続完走記録は43でストップ。これで、足掛け3シーズンにわたって続いていた記録が途絶えることになります。それにしてもフェルスタッペンすごいですね。完走したレース全てで入賞してるってんだからオドロキです。さすが、2023年シーズンを蹂躙した圧倒的王者。すさまじい安定感です。27周目、ペレスがターン10の高速コーナーでアロンソをイン側からオーバーテイク。5番手に浮上です。本来ならばフェルスタッペンの代わりに首位を走っていなければならない立場ですが、なかなかペースが上がらない様です。ファイナルラップ、ターン6でラッセルがクラッシュです。アロンソを追っていたラッセルですが、急に車間距離が詰まって焦ったラッセルはブレーキをロックさせます。アウト側に飛び出してそのままクラッシュしました。ラッセルはグラベルの上で懸命にステアリングを修正しますが、間に合わずバリアに激突します。この件に関しては、アロンソがブレーキテストを行ったとの疑惑が持たれています。ラッセルは「100メートル手前で急ブレーキをかけた」と証言。アロンソも早目にブレーキをかけたことを認めています。ただ、アロンソとしてはラッセルを抑え込む為に早目にブレーキをかけたと主張しています。実際、アロンソは2005年のサンマリノGPでシューマッハを抑え込む為に、同様のことをしていました。只一つ言えるのは、悪意は無いにせよ、この行為がラッセルのアクシデントを誘発したのは間違いありません。アロンソは6位でフィニッシュしたものの、20秒加算のペナルティを受けて8位に降格しました。このアクシデントを受けて、バーチャルセーフティーカーの状態のままチェッカーが降られレースは終了。サインツがトップチェッカーで自身のキャリア3勝目となる勝利を手にしました。フェルスタッペンが勝利を逃した時にはサインツが勝利をもぎ取っていますね。この男、何か持っているに違いありません。その反面、昨シーズンのラスベガスGPではマンホールの蓋が直撃するという不運にも見舞われているのも確かですが(汗)。そして、2位はルクレール。フェラーリは2022年のバーレーンGP以来、2年振りのワンツーとなります。今回、フェラーリにとっては最高の結果となりましたが、序盤のレース展開をみる限り、フェルスタッペンの優位は揺るぎない様に思います。スタート直後からブレーキが引っ掛かった状態だったといいます。その状態でレースをリードしていたのですから、トラブルが無ければフェルスタッペンが勝っていたのは間違い無いでしょう。フェラーリはフェルスタッペンを相手に、今後も厳しい戦いを強いられるのではないでしょうか。

2024 ROUND 2 SAUDI ARABIAN GP

2024年03月24日 07時14分13秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
5位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
6位 G.ラッセル メルセデスAMG
7位 O.ベアマン フェラーリ
8位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
9位 L.ハミルトン メルセデスAMG
10位 N.ヒュルケンベルグ ハース・フェラーリ

 サウジアラビアGPです。スターティンググリッドはポールがフェルスタッペン。以下、ルクレール、ペレス、アロンソ、ピアストリ、ノリス、ラッセル、ハミルトン、角田祐毅、ストロールと続きます。大ベテラン、アロンソがレッドブルのペレスに肉薄する速さをみせ4番グリッド。その背後には、マクラーレン勢とメルセデス勢が続きます。尚、フェラーリのサインツは虫垂炎の手術により欠場。代役としてリザーブドライバーのオリバー・ベアマンが11番グリッドに着けております。スタートはフェルスタッペンが好ダッシュをみせ2番グリッドのルクレールに先行します。イン側をブロックしつつターン1に突入、ホールショットです。行き場を失って加速が鈍ったルクレールに対して3番グリッドのペレスがアウト側から被せてきます。ターン3のアウト側のクッションに接近しながらも並走。ターン4でインを奪い、ルクレールはポジションを死守します。4周目、ストレートでルクレールの後ろに着いたペレスはターン1でルクレールのインに入ってオーバーテイク。ルクレールのブロックにもかまわず突っ込みました。これで2番手にジャンプアップ。早くもレッドブルのワンツー体制となります。オープニングラップでポジションを死守したルクレールですが、ペレスにポジションを受け渡す結果となってしまいました。29周目、角田裕毅はターン1でマグヌッセンのインに入ります。しかし、マグヌッセンンは負けじと横並びでターン1からターン2にかけて進んでいきます。角田裕毅はアウト側に追いやられ後退します。加速の鈍った角田裕毅をオコンがすかさずオーバーテイク。その後、アルボンにも先行を許し、ポジションを大きく後退させることになります。そして、レースの方はフェルスタッペンが余裕のトップチェッカー。2位にはペレスが入りました。これで、レッドブルは開幕戦から続けてワンツーフィニッシュ。今シーズンもレッドブルの優位が揺るぎないことを予想させる結果となっております。

2024 ROUND 1 BAHRAIN GP

2024年03月17日 07時24分28秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
3位 C.サインツ フェラーリ
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 G.ラッセル メルセデスAMG
6位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
7位 L.ハミルトン メルセデスAMG
8位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
9位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
10位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス

 バーレーンGPです。開幕戦です。スターティンググリッドはポールがフェルスタッペン。以下、ルクレール、ラッセル、サインツ、ペレス、アロンソ、ノリス、ピアストリ、ハミルトン、ヒュルケンベルグと続きます。レッドブルやメルセデスはドライバーによって差が出ていますね。アロンソが6番手に着けているのが気になるところです。今シーズンも台風の目となるでしょうか?スタートはフェルスタッペンがダッシュしてイン側に寄って後続を牽制します。アウト側からルクレールが被せてきますが、フェルスタッペンはポジションを守ってホールショット。後方ではストロールとヒュルケンベルグ、ボッタスの3台が絡む接触が発生しています。6周目、ターン6でルクレールはブレーキをロックさせ、アウト側に膨らみます。ペレスはこれを見逃さず、続くバックストレートでルクレールをオーバーテイク。3番手にジャンプアップです。11周目、サインツがルクレールをメインストレートでオーバーテイク。4番手にジャンプアップです。ペースの上がらないルクレール、ジワジワとポジションを下げております。46周目、ターン10でラッセルがコースを外れオーバーラン。エスケープゾーンで加速しながらコースに戻っていきます。背後にいたルクレールが続くホームストレートで加速の鈍ったラッセルをオーバーテイク。4番手にジャンプアップです。タイヤ交換をして状態が良くなったのかルクレール、ペースを上げてきました。そして、レースの方はフェルスタッペンがブッチギリのトップチェッカー。2位のペレスに20秒以上の差をつけています。2位はペレス。5番グリッドスタートながら次々と前車をオーバーテイクし順当にポジションを上げてきました。走りに安定感があり、安心してみていられましたね。レッドブルワンツーとはいえ、フェルスタッペンとの差は歴然。今後、この差を埋めていくことは出来るのでしょうか?レース終了後、角田裕毅が敵意を剥き出しにしてリチャルドをオーバーテイクするという場面がみられました。チームの指示でリチャルドにポジションを譲ったのですが、リチャルドはマグヌッセンを捕らえることができないままレースが終了しました。せっかく譲ったのに抜けなかったんじゃ意味無いじゃん!ということだったのでしょう。あの感じからすると相当イライラしていたのは間違いありません。これが発端となって、リチャルドとの仲が険悪にならなければ良いのですが…。