F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

ROUND 13 SINGAPOREAN GP

2013年09月28日 23時48分26秒 | Weblog
1位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
2位 F.アロンソ フェラーリ
3位 K.ライコネン ロータス・ルノー
4位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
5位 L.ハミルトン メルセデスAMG
6位 F.マッサ フェラーリ
7位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
8位 S.ペレス マクラーレン・メルセデス
9位 N.ヒュルケンベルグ ザウバー・フェラーリ
10位 A.スーティル フォースインディア・メルセデス

 「ねえねえ、チョット聞いてよ奥さん!」と、主婦の井戸端会議で盛り上がること請け合いなビッグニュースが相次ぎました、F1のストーブリーグ!(爆)まずは、トロロッソのリチャルドがレッドブルに移籍!引退を表明したウェーバーの後釜に誰がつくのかが長らく注目されてきましたが、ようやく決着が着きました。ちなみに、リチャルドはウェーバーと同じくオーストラリア人であります。ジュニアチームのトロロッソからレッドブルというルートはベッテルと同じですが、トロロッソ時代のベッテル程は目立った活躍はしていない様に思われます。しかし、着実にポイントを重ねる安定感はなかなかのもの。戦闘力のあるマシンに乗って、どう大化けするのか楽しみですね。続いてのビッグニュースはライコネン、フェラーリ復帰!ライコネンは2009年シーズンを最後にフェラーリを半ば追い出される形で離脱したのですが、その辺のわだかまりは解消しているんでしょうか、ていうか解消しているから復帰となったのでしょうが。一方アロンソの方は心中穏やかではない筈。マッサをナンバーツーとして従え、フェラーリの中に自分の王国を築いてきたのに、それが崩されることになるのですからね。ライコネン相手ではさすがのアロンソも、そう簡単に打ち負かすことはできないでしょう。このライコネン復帰は、アロンソのことを快く思っていないモンテゼモーロ会長の差し金ともいわれています。フェラーリ批判を繰り返すアロンソを公の場でモンテゼモーロ会長がたしなめるということがたびたび起こっているという事実からも、両者の関係は到底良好とは程遠い状態にあることは間違いないでしょう。アロンソはどうもジョイント・ナンバーワン体制には馴染まない性格の気がするんですよ。マクラーレン在籍時はハミルトンとの確執がありましたし。性格が全く正反対の二人のタイトル経験者が起こす化学反応が楽しみといえば楽しみですが、核反応とか起こさなければいいんですけどね(爆)。フェラーリ、来シーズン大丈夫か?さて、シンガポールGPです。ベッテルがポールポジション。序盤から後続を引き離す展開です。フィニッシュ時には2位のアロンソに30秒以上の差をつけ、圧倒的な横綱相撲を披露しました。4度目のタイトルに向けて大きく前進です。さて、ここの表彰式でまたもベッテルに対するブーイングが起こりました。前回のイタリアGPでもブーイングは起こったのですが、そこはフェラーリのお膝元のモンツァですから優勝したライバルチームに対してのブーイングは、ティフォジ達からの褒め言葉的な意味合いとして受け取ることも可能でしょう。しかし、ここシンガポールは有力チームの地元という訳でもなく、勝ちまくっているベッテルに対する見当違いなやっかみとしか思えません。あるいは、イタリアGPでのブーイングを間違った解釈の上で真似をしてしまったのでしょうか?ベッテルがダーティーな走りをしたならともかく、正々堂々レースをして勝っているに過ぎません。以前起こったハミルトンに対する人種差別的なブーイングよりはましだとは思いますが。ベッテルはそれ程気にしていない旨のコメントをしていますが、それでもこのブーイングを快くは思っていない筈。観客として以前に、一人の人間として不用意に人の心を傷付ける様な行動は厳に慎むべきだと思います。

ROUND 12 ITALIAN GP

2013年09月14日 03時03分38秒 | Weblog
1位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
2位 F.アロンソ フェラーリ
3位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
4位 F.マッサ フェラーリ
5位 N.ヒュルケンベルグ ザウバー・フェラーリ
6位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
7位 D.リチャルド トロロッソ・フェラーリ
8位 R.グロジャン ロータス・ルノー
9位 L.ハミルトン メルセデスAMG
10位 J.バトン マクラーレン・メルセデス

 イタリアGPです。ベッテル勝ちましたね~。ポール・トゥ・フィニッシュです。ベッテルは2番手のアロンソを上回るペースで走り続け、大量リードを築きます。しかし、ギアボックスに不安を抱えた為、ショートシフトを余儀なくされるという事態に。ストレート・スピードは落ちますが、その分コーナリングで取り返すしかありません。一時の大量リードは削られましたが、安全圏内でトップ・チェッカー、今シーズン6勝目です。ここモンツァはベッテルがトロロッソ時代に自身のキャリア初となる優勝を決めたゲンのいいサーキット。その時の活躍のおかげでレッドブルに移籍することができ、現在のベッテルの地位があるといっても過言ではないでしょう。まあ、何より戦闘力の劣るトロロッソのマシンで優勝したということ自体が驚愕に値します。才能のあるドライバーというのは、それ相応の活躍をするということなんでしょうね。そして、2位はアロンソ。ポディウムにフェラーリドライバーがいたということでティフォジたちの暴動は起こらずに済みました(爆)。フェラーリとしても何とか面子を保てた訳で「団の面目丸つぶれ~」という事態にならなくで良かったですね!(このネタが判る人は50歳前後の人でしょう)アロンソは今回ミスは無かったのですが、ベッテルが速過ぎた為に成す術無し。ポティウムでもちょっと渋い表情でしたね。そして3位はウェーバー。今シーズン限りでの引退を表明しています。デビュー当初は将来のチャンピオンとの呼び名も高かったのですが、遂に頂点に立つことはありませんでした。とはいえ、ランキングは最高3位。優勝回数も9回を数えており、その他大勢の1人になっていないことは明らかです。アラン・ジョーンズ以来のオーストラリア人チャンピオンにはなれませんでしたが、いぶし銀の活躍は多くの人の記憶に残ることでしょう。残念なのはベッテルと仲違いのままキャリアを終えるということでしょうか。ウェーバーのヨーロッパラウンドお別れパーティーにベッテルは欠席。もはや2人の関係は修復不可能なところにきている様です。