F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

2022 ROUND 16 ITALIAN GP

2022年09月18日 02時33分28秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル
2位 C.ルクレール フェラーリ
3位 G.ラッセル メルセデスAMG
4位 C.サインツ フェラーリ
5位 L.ハミルトン メルセデスAMG
6位 S.ペレス レッドブル
7位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
8位 P.ガスリー アルファタウリ・レッドブル
9位 N.デ・フリース ウイリアムズ・メルセデス
10位 周冠宇 アルファロメオ・フェラーリ

 イタリアGPです。スターティンググリッドですが、ポールはルクレール。以下、ラッセル、ノリス、リチャルド、ガスリー、アロンソ、フェルスタッペン、デ・フリース、周冠宇、ラティフィと続きます。何とフェラーリのルクレールがポール!フェラーリの聖地、モンツァでのポールですからいやがおうにもティフォシ達の期待はレベルMAXまで上がろうってものですよ。また、アルボンの代役で出走したデ・フリースですが、戦闘力の劣るウイリアムズのマシンでQ3進出どころか、レギュラードライバーのラティフィを抑えての8番グリッド。このルーキーの走りにも注目したいところですね。スタートはポールのルクレールが無難にスタートを切ってホールショット。しかし、ターン1でアウト側から並びかけてきたラッセルがターン1の立ち上がりで軽く接触します。中盤から後方でも何台かの接触があり、ターン1シケインのエスケープゾーンを走行するマシンが続出。やや荒れた展開となっております。2周目、メインストレートでリチャルドのイン側に並んだフェルスタッペンは、ターン1でオーバーテイク。3番手にジャンプアップです。ていうか何と7番手スタートのフェルスタッペン、オープニングラップで3番手まで這い上がってきました。5周目、ターン1でフェルスタッペンはラッセルをオーバーテイク、2番手にジャンプアップ。後は首位のルクレールを追いかけるだけとなりました。34周目、ルクレールがピットイン、タイヤ交換を済ませます。フェルスタッペンの18秒後方でコースに復帰。今度はルクレールが首位のフェルスタッペンを追いかける展開となります。1ストップのフェルスタッペンに対して2ストップのルクレール。見どころは、タイヤが苦しくなるフェルスタッペンに対して、ルクレールがどこまで迫れるかということになりますね。47周目、レズモでリチャルドのマシンがストップ。これにてセーフティーカーの導入となります。マシンの撤去に時間がかかったのか、結局セーフティーカー先導のままチェッカーです。ズコーッ!結局、フェルスタッペンとルクレールのマッチレースの展開にはならなかった訳ですが、あれだけギャップが開いていたことを考慮すると、セーフティーカーが入らなかったとしてもフェルスタッペンが逃げ切ったのは間違いないでしょう。これにて、フェルスタッペンの6連勝が決まったとい訳です。セーフティーカー先導でのレース終了となんともつまらない終わり方になりましたが、インディーカーのレースでは良くあるケースであることを忘れてはいけません。さて、ここで引き合いに出されるのが2021年、最終戦のアブダビGPです。あの時も終盤にセーフティーカーが入り、レースディレクターはハミルトンとフェルスタッペンの対決のお膳立てをしてファイナルラップにレースを再開。結果、絶望的に不利だったフェルスタッペンが大逆転でタイトルを獲得したのです。この采配には批判が殺到し、レースディレクターの殺人予告まで出る騒動となりました。この騒動を受けて最終的にレースディレクターのマイケル・マシは辞任することとなったのです。この時のマシの心情としては、つまらない終わり方(セーフティーカー先導のまま)にするよりは見ごたえのある状況で終わらせたかったのでしょう。要するに、つまらない終わり方をさせて批判を受けるよりは、最後まで競争をさせた状態で終わらせた方が批判を受けずに済むのではないかと思ったのではないかと。しかし、その采配が予想以上にハミルトンに不利に働き、タイトルを左右する事態にまで発展してしまった訳です。マシの判断の成否は意見の分かれるところでしょうが、レースを面白くしようと奮闘した結果であることは認めるべきでしょう。今回は、セーフティーカー先導でレースが終了したことに対して観客がが不満に思ったことは明らかで、ポディウムではフェルスタッペンにブーイングが浴びせられる事態に発展しています。ティフォシの心情(ポールポジションスタートしたフェラーリのルクレールをフェルスタッペンが下した)を考慮すると理解できなくもないですが、フェルスタッペンにとっては心外は仕打ちを受けたことになります。結局、セーフティーカー先導でフィニッシュでも、そうでなくても批判を受けるんかい!ということになってしまうのですが、人間とは何ともわがままな生き物でありますね。

2022 ROUND 15 DUTCH GP

2022年09月11日 06時14分18秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル
2位 G.ラッセル メルセデスAMG
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 L.ハミルトン メルセデスAMG
5位 S.ペレス レッドブル
6位 F.アロンソ アルピーヌ・ルノー
7位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
8位 C.サインツ フェラーリ
9位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
10位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス

 オランダGPです。スターティンググリッドはポールがフェルスタッペン。以下ルクレール、サインツ、ハミルトン、ペレス、ラッセル、ノリス、シューマッハ、角田裕毅、ストロールと続きます。ポールのフェルスタッペン。昨年に続き、母国GP優勝への準備は万端といったところでしょうか。そのフェルスタッペンを取り囲む様にフェラーリの2台が続きます。角田裕毅は久々のシングルグリッド。これは期待を抱かせますね。スタートはポールのフェルスタッペンの出だしが良く、後方のルクレールを意識してイン側をブロックしつつターン1に突入、ホールショットです。後方ではサインツのインに侵入したハミルトンが接触。サインツのサイドポンツーンに左フロントタイヤをぶつけました。サインツは若干挙動が乱れましたが何事もなく走行を続けます。55周目、ボッタスがエンジントラブルでターン1手前でマシンを停めます。これでセーフティーカーの出動です。レースは残り17周、首位のフェルスタッペンはすかさずピットイン、タイや交換を済ませます。そして、3番手のラッセルもタイヤ交換を行います。これで、首位からハミルトン、フェルスタッペン、ラッセルのオーダーとなり60周目にレースは再開。開始直後にフェルスタッペンはターン1でハミルトンをアウト側から一気にオーバーテイク。新品タイヤのアドバンテージを見せつけます。63周目、最終コーナーでハミルトンの背後に付いたラッセルはストレートで一気に加速。ターン1でハミルトンをオーバーテイクし2番手にジャンプアップ、フェルスタッペンを追いかけます。66周目、ルクレールがホームストレートでハミルトンに追い付きアウト側からアッサリとオーバーテイクしていきました。これで立て続けに3台に抜かれたハミルトン。もうタイヤが半分終わっているのでどうしようもありません。先のセーフティーカーのタイミングでタイヤ交換しなかったばかりにジリ貧となってしまいました。そして、レースの方はフェルスタッペンがポールトゥフィニッシュ。一面オレンジ色に染まったスタンドに出迎えられ、最高の演出となりましたね。オランダGPではこれで2年連続ポールトゥフィニッシュで、これ以上無い強さを発揮。選手権争いでは2位のルクレールに100ポイント以上の差をつけており圧倒的有利に立っております。4位はハミルトン。最低でも2位は確保できるポジションにいましたが、ピット戦略のミスにより4位に陥落。内心は不満タラタラでしょうが、スタッフを気遣った言葉をかけるなど気丈に振る舞っていました。ハミルトンのタイトル獲得の可能性はほぼゼロといっていいでしょう。昨シーズン、タイトルを争ったフェルスタッペンとハミルトン。レギュレーションが大きく変わったとはいえ、ここまで大きな差が着くとはだれが想像したでしょうか。何はともあれフェルスタッペン。昨シーズンのタイトルはフロックだったと言わせないためにもこのペースでポイントを重ね、圧倒的優位でタイトルを獲りたいところですね。

2022 ROUND 14 BELGIAN GP

2022年09月04日 07時01分57秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル
2位 S.ペレス レッドブル
3位 C.サインツ フェラーリ
4位 G.ラッセル メルセデスAMG
5位 F.アロンソ アルピーヌ・ルノー
6位 C.ルクレール フェラーリ
7位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
8位 S.ベッテル アストンマーチン・メルセデス
9位 P.ガスリー アルファタウリ・レッドブル
10位 A.アルボン ウイリアムズ・メルセデス

 ベルギーGPです。長いサマーブレイクを経ての開催です。休みボケは大丈夫でしょうか。DRSって何?とかいうボケは無しですよ(笑)。スターティンググリッドはポールがサインツ。以下、ペレス、アロンソ、ハミルトン、ラッセル、アルボン、リチャルド、ガスリー、ストロール、ベッテルと続きます。何と3番グリッドにアロンソ、6番グリッドにアルボンが鎮座しています。珍しいですね。まあ、これは6人のドライバーがグリッド降格の憂き目に遭ったからに他ならないのですが。とはいえ、アロンソはメルセデスの前、アルボンにいたっては非力なマシンでこの位置ですからグリッド降格を抜きにしても称賛に値しますね。スタートはポールのサインツの出だしが良くホールショット。マシンを左右に振りながらターン1に飛び込みます。一方2番グリッドのペレスは出遅れます。マシンをイン側に振ってアロンソを牽制しますが5番手まで後退です。大きな混乱はなくオールージュをマシンが次々と駆け上がって行きます。坂を上り切った所にあるレ・コームでハミルトンがアロンソのアウト側から仕掛けます。しかし、ハミルトンがインに寄せ過ぎた為に接触。ハミルトンのマシンは右リアを起点に大きく浮き上がります。無事に着地しますが大きく順位を落とすことに。そのまま走行を続けますが、マシンにダメージを負っており、ピットからの指示でマシンを停めリタイアとなります。後方では、そのあおりを受けたのか、ストロールがガスリーに押し出される形でアウト側に飛び出します。混乱はあったもののイエローフラッグは出ず、レースは続行されます。7周目、オールージュを駆け上がるフェルスタッペン。続く上り坂のストレートでアロンソにあっという間に追い付きオーバーテイク。4番手にジャンプアップです。何とフェルスタッペン、わずか7周でここまで上り詰めてきました。驚異のハイペースです。そして、12周目にはペレスに追い付きポジションを入れ替え、遂に首位に上り詰めました。そしてレースの方はフェルスタッペンが危なげなくトップチェッカー。今シーズン10勝目、選手権争いでは盤石なリードを築き上げました。14番グリッドと後方からのスタートでしたが、フタを開けてみればフェルスタッペンの一人相撲でレースは展開。誰一人として脅かす存在は無く、やりいたい放題といった感じでしたね(褒めてますよ?)。次はフェルスタッペンの母国であるオランダGP。スタンド一面がオレンジ色に染まる光景が目に浮かぶ様ですね。