亡き作家の城山三郎氏の生前このご夫妻の情愛を描くテレビ・ドラマが、
今宵の9時過ぎからTBSで放映されると知ったのは、
過日7日の読売新聞の夕刊であった。
http://www.tbs.co.jp/mou-kimiwa/
私は日頃から、城山三郎氏の遺された小説、特に随筆に感銘を受けて、
敬愛しているひとりであるので、
ドラマは脚色が多いと思われるが、視聴しようかしらと思ったりしている。
私もたびたび城山三郎氏に関しては綴っているが、
【齢を重ねると、深化するか、或いは退廃か・・♪】と題して、
このサイトに私自身の誕生日記念に投稿しているが、あえて再掲載をする。
【・・
私は恥ずかしながら、満64歳の誕生日を迎えた。
私は民間会社に35年ばかり勤め定年退職後、
残された人生の日々を自身の趣味で過ごしたく、
年金生活とした。
数多くの人たちと同様に多忙だった現役時代であったので、
せめて人生の後半戦ぐらいは、読書と散策などをし、
ときには国内旅行で各地の四季折々の情景に心を寄せれば、
本望かしらと思っていた。
そして、私の何よりの望みは、こうした日常生活をし、
心の発露として散文を綴ることである。
幸い退職後まもなくして、ブログの世界を知り、
四つばかりのサイトに書き散らかしてきた。
私の根底には、退職後の1年を過ぎた頃、
作家・城山三郎氏の『無所属の時間に生きる』の随筆集を読んでいた時、
『この日、この空、この私』の一節を教訓としている。
【・・
人生の持ち時間に大差はない。
問題はいかに深く生きるか、である。
深く生きた記憶をどれほど持ったかで、
その人の人生は豊かなものにも、貧しいものになるし、
深く生きるためには、ただ受け身なだけでなく、
あえて挑むとか、打って出ることも、
肝要となろう。
・・】
年金生活の4年生の身であるが、
果たして振り返った時、私自身は深化したか、
或いは身体の衰えに甘えて、退廃したか解からない。
私は先ほど、自身の過去に綴った投稿文を読み返していたりしたが、
この人生に微笑みをと、微苦笑するしかないのである。
・・】
今宵の9時過ぎからTBSで放映されると知ったのは、
過日7日の読売新聞の夕刊であった。
http://www.tbs.co.jp/mou-kimiwa/
私は日頃から、城山三郎氏の遺された小説、特に随筆に感銘を受けて、
敬愛しているひとりであるので、
ドラマは脚色が多いと思われるが、視聴しようかしらと思ったりしている。
私もたびたび城山三郎氏に関しては綴っているが、
【齢を重ねると、深化するか、或いは退廃か・・♪】と題して、
このサイトに私自身の誕生日記念に投稿しているが、あえて再掲載をする。
【・・
私は恥ずかしながら、満64歳の誕生日を迎えた。
私は民間会社に35年ばかり勤め定年退職後、
残された人生の日々を自身の趣味で過ごしたく、
年金生活とした。
数多くの人たちと同様に多忙だった現役時代であったので、
せめて人生の後半戦ぐらいは、読書と散策などをし、
ときには国内旅行で各地の四季折々の情景に心を寄せれば、
本望かしらと思っていた。
そして、私の何よりの望みは、こうした日常生活をし、
心の発露として散文を綴ることである。
幸い退職後まもなくして、ブログの世界を知り、
四つばかりのサイトに書き散らかしてきた。
私の根底には、退職後の1年を過ぎた頃、
作家・城山三郎氏の『無所属の時間に生きる』の随筆集を読んでいた時、
『この日、この空、この私』の一節を教訓としている。
【・・
人生の持ち時間に大差はない。
問題はいかに深く生きるか、である。
深く生きた記憶をどれほど持ったかで、
その人の人生は豊かなものにも、貧しいものになるし、
深く生きるためには、ただ受け身なだけでなく、
あえて挑むとか、打って出ることも、
肝要となろう。
・・】
年金生活の4年生の身であるが、
果たして振り返った時、私自身は深化したか、
或いは身体の衰えに甘えて、退廃したか解からない。
私は先ほど、自身の過去に綴った投稿文を読み返していたりしたが、
この人生に微笑みをと、微苦笑するしかないのである。
・・】