生物見遊散歩

「生物」を「見」て「遊」ぶ「散歩」を「(生)物見遊散(歩)」と呼んで、「自然観察」を楽しんで行こう。

三内丸山遺跡

2016年02月21日 | 日記
このブログは「生物見遊散歩」で、「生き物を見ながら、楽しく遊び、散歩する」のが主旨です。
最近、歴史的な方に傾いていますが、言い訳しておきます。
遊ぶ中には、歴史的な人の営みなどにも興味を持ち、その時々の人と自然や生き物との関わりに思いを馳せる事も含まれると言う事です。

さて、今日は2/17の池上曽根(大阪府和泉市)の弥生遺跡から関連して、少し反則ですが、4年前に訪れた青森県の三内丸山(青森県青森市)の縄文遺跡を載せます。

池上曽根遺跡が約2300~1800年前に営まれたのに対して、三内丸山遺跡は約5500年前~4000年前に営まれたものです。
弥生時代に灌漑による稲作栽培が始まったとされますが、縄文時代にも堅果類(クリ・クルミ・トチなど)の殻、さらには一年草のエゴマ、ヒョウタン、ゴボウ、マメなどといった栽培植物も出土していると言います。

三内丸山遺跡の復元建物です。








池上曽根遺跡の全体は、60ha程で、その内11.5haが史跡に指定されています。
三内丸山遺跡も約40haの広範囲に広がっています。



一際目立つ、六本柱建物です。

住居の規模も大きいです。



三内丸山の人たちは、自然の恵みのみに依存した採取活動ではなく、集落の周辺に堅果類の樹木を多数植栽しており、一年草も栽培していたと見られています。

コメント
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