生物見遊散歩

「生物」を「見」て「遊」ぶ「散歩」を「(生)物見遊散(歩)」と呼んで、「自然観察」を楽しんで行こう。

大神神社

2017年12月30日 | 日記
奈良の桜井市です。

日本最古の神社と言われる大神神社です。

御神体の三輪山です。



大鳥居です。32mもあります。
昭和59年10月13日の昭和天皇ご親拝を記念して、また御在位60年を奉祝して建立され、昭和61年5月28日に竣功とあります。



二の鳥居です。
(一の鳥居は、大鳥居の近くにあります。)



参拝道です。



拝殿に向かう階段の上には、りっぱな「しめ縄」があります。



拝殿です。
国重要文化財で、寛文4年(1664)徳川家綱公により再建されたそうです。
当神社は三輪山をご神体とするために本殿がなく、拝殿を通して三輪山を拝む原初の神まつりの姿を留めると言う事です。



この日は、余り境内を歩くことがありませんでした。
お酒が奉献されている酒栄講が目にとまりました。



大物主大神(大神神社のご祭神)を厚く敬った崇神すじん天皇は神に捧げる御酒を造るために、高橋邑の活日(いくひ)を掌酒(さかひと)に任じ、活日は美酒を醸かもした事が伝わっています。
活日は酒造りの杜氏の祖先にあたると言います。

そんな事から、大和はお酒の発祥の地となっています。
こんな、説明もありました。



大神神社のご神木は杉で、古来神聖なものとされてきました。
時代が下がって、酒の神である大物主大神の霊威れいいが宿る杉の枝を酒屋の看板とする風習が生まれ、軒先に酒ばやし(杉玉)を吊るすようになったと言う事です。

追伸です。
大鳥居の近くにある山和では、大和芋のとろろが美味しいです。



写真は、山和定食です。
この膳の向こうに、とろろの蒲焼があります。

ちなみに、山和定食にとろろの蒲焼が付くと、大鳥居定食になります。
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