生物見遊散歩

「生物」を「見」て「遊」ぶ「散歩」を「(生)物見遊散(歩)」と呼んで、「自然観察」を楽しんで行こう。

自然観察指導員講習会

2019年12月10日 | 観察会
NACS-J自然観察指導員講習会が、吹田市自然体験交流センターで行われました。

スタッフとして参加して来ました。

千里北公園です。

蓮間池です。



公園内の紅葉・黄葉です。









研修室です。

ここで講義とかが行われました。



野外実習「森を通して自然のしくみを見にいこう」です。

森の遠景をスケッチしました。



森の中に入って行きます。



森の優先種に気付く観察です。



森の遷移や構造について観察しました。



森を支える土について観察しました。

落ち葉の葉っぱは、めくる度に段々と細かくなります。



土の中には菌糸がはびこり、分解が進みます。



土の中で見つかった生き物も色々いました。



観察した森を、もう一度、振り返りました。




2日目の早朝のオプション観察会です。

ケヤキの種の広がりは、葉っぱによって飛んで行く事です。



針葉樹(ラクウショウ)の落ち葉です。



ラクウショウとメタセコイヤの違いを確認しました。



ススキとセイタカアワダチソウの競争の境界です。



シンジュ(ニワウルシ)です。



ヤマナラシです。



コウヨウザンです。




受講生のミニ観察会のための素材探しです。

今いる場所の水(雨水)の流れを土地の状況から考えてみたり。

色見本と自然の色を合わせてみたり。

ルーペで拡大した世界を見てみたり。

キジバトが猛禽に襲われた場所で、色々と推理したり。

アオツヅラフジの実の中の種を見たり。

植物が、この場所で生息している理由や今後について考えたり。



同じ種類の葉っぱを拾って、柄の長さの順番に並べて、この違いを考えてみたり。



そして、実際の葉っぱの付き方を確認したり。



セイタカアワダチソウの葉っぱの感触から毛の生え方を考えたり。

エノコログサの穂をニギニギして移動させてみたり。

そして、仕上げはミニ観察会の実習を体験させて貰いました。


受講生のミニ観察会の一例です。



自然観察の原点を振り返る事ができて、良かったです。
コメント
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