天保山は、天保2年(1831年)から翌年にかけて安治川浚渫工事が行われた際に、積み上げられた土砂で出来た山だったそうです。
山上や水辺からの眺めが抜群で人気を博したとあります。
今の天保山は日本一低い山です。
慶応2年(1866年)、坂本龍馬がお龍と日本初の新婚旅行に出発した場所でもあるそうです。
明治天皇観艦之所の碑です。
江戸幕府が倒れ、慶応4年(1868年)、最後の将軍徳川慶喜が天保山から敗走すると、明治天皇自らが軍を率いて大阪に来られ、天保山台場から各藩の軍艦をご覧にななった所だそうです。
これが日本で最初の観艦式となったと言う事です。
この他にも、江戸時代の天保山の風景が紹介されています。
安治川の大浚(浚渫工事)の絵です。
天保山を背景とした遊覧の絵です。
天保山の沖に立つ澪標の絵です。
景勝の地、天保山をパノラマ風に描いた絵です。
さて、天保山公園の近くにある天保山渡船場です。
この渡船から見た天保山公園です。
安治川を渡った対岸の桜島の渡船場です。
背景に見えるのは天保山大橋で、橋長640m、橋塔高152m、桁下高45mの大きな橋です。